鳳翔型重航空巡洋艦 | |
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艦種 | 航空巡洋艦 |
命名基準 | 鳥の名前 |
運用者 | 蒼海国海軍、リンベルク帝国海軍、パルスト連邦海軍 |
計画数 | 7隻 |
建造数 | 5隻 |
前級 | 天笠型 |
次級 | 最新 |
来歴
本艦は旧式化という問題が出てきた雲竜型航空母艦を補うことを目的に天笠型の建造経験を活かしながら設計及び建造された経歴を持つ。鳳翔型航空母艦の建造委計画が始まった時代は蒼海国における海軍軍備更新期のものであり、蒼海国内としては戦後初の非原子力空母となった。他国での同型艦としてはパルスト連邦に発注された二隻のほかリンベルク帝国に譲渡された元鳳翔型八番艦のフェーニクスが存在する。現在リンベルク海軍、蒼海連邦海軍から完全に退役している。
設計
船体
本級では04甲板長さ332.9メートル×最大幅78.0メートルで[1]、面積にして約20,000平方メートルと、ニミッツ級より約11パーセント増加した。飛行甲板上にはアングルド・デッキが設定されている。
艦内は23の防水隔壁によって区分されており、また船底は全長にわたってダブル・ハルとされるなど抗堪性には意が払われている。舷側の防雷区画の幅は5.5~6メートル、内部は空間装甲として、空所のほか燃料や清水タンクとして活用されている。これによって、7区画に浸水しても浮力を維持することができる。水上部分の防御には、鋼・ガラス繊維・鋼のサンドイッチ構造による複合装甲が用いられている。
本級では04甲板長さ332.9メートル×最大幅78.0メートルで[1]、面積にして約20,000平方メートルと、ニミッツ級より約11パーセント増加した。飛行甲板上にはアングルド・デッキが設定されている。
艦内は23の防水隔壁によって区分されており、また船底は全長にわたってダブル・ハルとされるなど抗堪性には意が払われている。舷側の防雷区画の幅は5.5~6メートル、内部は空間装甲として、空所のほか燃料や清水タンクとして活用されている。これによって、7区画に浸水しても浮力を維持することができる。水上部分の防御には、鋼・ガラス繊維・鋼のサンドイッチ構造による複合装甲が用いられている。
甲板は竜骨から27層におよび、主船体および上部構造物をあわせて区画総数は4,257室、うち士官居室が487室、シャワールームが50室、食堂が8室に達する
機関
上記の経緯から、現在の鳳翔型の計画段階で検討されていたような原子力空母としての建造は断念され、代わりに大型艦艇用の重油専燃缶を多数搭載した。
電源としては、出力1,500キロワットのタービン発電機9基と、同出力のディーゼル発電機6基を搭載しており、総出力22,500キロワットとなった。
上記の経緯から、現在の鳳翔型の計画段階で検討されていたような原子力空母としての建造は断念され、代わりに大型艦艇用の重油専燃缶を多数搭載した。
電源としては、出力1,500キロワットのタービン発電機9基と、同出力のディーゼル発電機6基を搭載しており、総出力22,500キロワットとなった。
能力
航空運用機能
全通飛行甲板を採用しており、332.9メートル×最大幅78.0メートルで、面積にして約20,000平方メートルの面積を確保した。前端部には、勾配角14度のスキージャンプ勾配が設けられている。艦中部からスキージャンプ勾配に向けて3ヶ所のスタート・ポイントを備えた発艦レーンが設定されており、2本は105メートル長、1本は195メートル長である。一方、着艦レーンは艦首尾線に対して5.5度の開角を付されたアングルド・デッキとなっており、長さ220メートル。艦尾側には、14メートルおきに4本のアレスティング・ワイヤー(着艦制動索)を張ることができる。飛行甲板とハンガーを連絡するエレベータは、アイランドの前後に1基ずつ設けられてのほか、アングルドデッキ部にも1基設けられており、いずれも20メートル×15メートル、耐荷重40トンである
個艦防衛機能
本艦の特徴が、極めて充実した個艦戦闘能力であり、重航空巡洋艦と揶揄されている所以ともなっている。その中核となるのが、飛行甲板前部のVLSに収容された艦対艦ミサイルである。これは600キロメートルという大射程を誇り、人工衛星を含むシステムであるイエーガーと連動することで、極めて強力な対艦火力を発揮することができた。しかしこれを発射する際には艦上機の発着が困難となる問題があり、冷戦終結後の情勢変化に伴ってこのような重厚な対艦火力の必要性が薄れ、イエーガー・システムの運用終了に伴って四号システムの有効性も低下したことから、これを撤去して、航空母艦としての性能を強化する改修が進められている。なお、四号システムのVLS区画は4,500~5,000平方メートルの甲板面積を占めており、これをハンガーと繋げることができれば搭載機数の大幅な増加が見込めるが、機械室、戦闘指揮所、航空指揮所などで四方を囲まれており、ハンガーと隣接していないため、艦内配置を大規模に変更する抜本的な改修となった(3番艦は当時まだ建造中であったことから設計を変更できたため3,4,5,6,7番艦はこれらの設計を変更している)
防空用としては、個艦防空ミサイルおよび複合CIWSが搭載されている。なお個艦防空ミサイルについては、新型の百式個艦防空ミサイルへの換装・更新も検討されている。
対潜・対魚雷用の兵装として、対潜ロケット砲が艦尾両舷に各1基搭載されている。
諸元表
基準排水量 | 軍事機密 | 満排水量 | 59,150トン |
全長 | 32,8メートル | 最大幅 | 78メートル |
航空機 | 78機(常用) | 90機前後 | (最大機数は有事の際のみ) |
武装 | 複合ciws3基 | 連装対空ミサイル発射装置2基 | 対空 |
同 | 対潜迫撃砲2基 | 連装対潜ミサイル発射装置1基 | 対潜 |
同 | vls19セル | 使用ミサイル | 対潜対艦対空 |
発発着艦方式 | スキージャンプ | アレスティング・ワイヤー | 3索 |
エレベーター | 計画時4基 | 修正3基 | フェーニクスは運用面を考えに2基に改修 |
その他147ミリ速射砲3基
同型艦
同型艦一覧
艦名 | 建造 | 起工 | 配備先 |
鳳翔 | 佐世保造船所 | 2022/1/21 | 第一予備艦隊第一航空総隊 |
祥鳳 | 蒼井重工 | 2022/1/22 | 同第二航空総隊 |
白鳳 | 同 | 2022/1/23 | 売却のちに解体 |
大鳳 | 同 | 2022/1/23 | 同 |
隼鷹 | 札幌造船所 | 2022/1/23 | 同 |
飛鷹 | 呉海軍工廠(未作成) | 2021/1/23 | 建造中止 |
瑞鳳 | 山吹造船(未作成) | 2022/1/23 | 起工中止 |




添付ファイル
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