艦級 | 扶桑型重ミサイル巡洋艦 |
同型艦 | 扶桑・山城 |
準同型艦 | 伊勢型航空ミサイル巡洋艦 |
前級 | 青葉型イージス巡洋艦 |
次級 | 伊勢型航空ミサイル巡洋艦 |
運用者 | 蒼海連邦海軍 |
設計・建造背景
本艦級は水上戦闘において高い攻撃力で敵艦隊を壊滅させることを主目的として設計建造されている。また蒼海連邦の巡洋艦としては初めての非ステルス艦艇である。
建造背景には大和第二帝国海軍に所属している出雲型巡洋艦の長距離射程をいかに遠距離で封じるかという議論が海軍内での防衛議論会で出されたことに起因する。当時の蒼海連邦は自身から宣戦布告は絶対に行わないということをモットーにしてきたことから防衛上の理由でこのような議論が頻発していた。特に問題だったのが大和帝国の出雲型巡洋艦と古錦の巡洋艦であった。今でこそ大和帝国と古錦国は安全保障などの観点から重要なパートナーとなってはいるものの以前は同盟関係もなく、蒼海連邦は海洋国家であったこともありこの2国の海軍戦力は十分な脅威といえたそこで建造されたのが本艦でありその後も他国の海軍戦力の急上昇などからこの間を母体とした巡洋艦が多数登場することとなる。
機関
本艦級は主機関にCOGAG方式を採用している艦でありこれは以後建造される非ステルス型ミサイル巡洋艦全艦にも採用される。子の設計思想は赤城型強襲揚陸艦の建造実績を引き継いだものとなっている。
装備
武器システム
本級は上記の理由から対水上戦重視の対艦ミサイル巡洋艦となっている。当時建造が計画されていたType1003型原子力ミサイル重巡洋艦1隻と本級3隻で、ミサイルによる防空力・打撃力を備えたミサイル巡洋艦攻撃隊を組織し、巡航ミサイル原潜攻撃隊と連携して、仮想敵の空母機動部隊に対抗する構想とされていた。
そのための主兵装として搭載されたのが、550kmの長大な射程を誇る超音速艦対艦ミサイルである「タイフーン」であり、これは連装の発射機に収容されて、上部構造物の両脇に各舷4基ずつの計16発が配置された。計画着手当初は搭載数は8発とされる予定であったが、各国海軍の近代化を受けて原案を検討した際に斉射数を8発とするよう指示したことから倍増したという経緯がある。また本艦以降では、射程距離700kmと更に長射程化されたハリケーンに更新され、本艦でものちに発射筒改装の上でその運用に対応した。これらは最大マッハ2という高速を発揮でき、またその長射程を活かすため、偵察衛星や偵察機、レーダー基地なども包括した連邦軍統合情報解析システムと呼ばれる総合誘導システムと連接されていたほか、ある程度の自律性も備えており、1斉射8発を発射すると、うち1発が長機として比較的高い高度を飛翔して索敵し、低高度を飛翔する他のミサイルに対しデータリンクで目標情報を伝達することになっていた。
一方、防空用としては、新型の艦隊防空ミサイル・システムが搭載された。これは宗谷型ヘリ空母において試験を受けていたものであり、従来搭載されていたものと比して、射程距離・同時多目標交戦性能ともに大幅に増強されている。特にその射撃指揮装置は高く評価されており、同時に12の目標を追尾し、うち6目標を攻撃できる多機能レーダーとなっている。その性能から、本システムを3基固定装備すれば、長距離捜索レーダーも3次元レーダーも不要であるとも言われているが、調達とシステム統合の問題から、1基のみの搭載となっている。なおミサイル発射機はVLS化されており、8発入りのドラム式発射装置が8基搭載される。また縦深的な防空火網を構築するため、さらに個艦防空ミサイルの連装発射機も2基搭載される。
なお両用砲としては、原案の時点では100mm単装速射砲を2基、前甲板に背負式に装備する予定であったが、対艦ミサイルの搭載数を倍増した際、あわせて130mm速射砲3基に変更するよう指示された。これにより1発あたりの投射火力は増大したものの、船体拡張工事をする必要性が生じ当初33ノットを想定していたが30ノットに低下してしまった。
要目
船体・乗員
満載排水量 | 25000 t |
全長 | 203m |
全幅 | 26,3m |
吃水 | 8.4 m |
機関方式 | CODLOG方式 |
推進器 | スクリュープロペラ×4軸 |
速力 | 最大30ノット |
乗員 | 478名 |
兵装・電子戦装備
130ミリ速射砲 | 3基 |
複合式近接防御装置 | 4基 |
20ミリCIWS | 3基 |
8連装VLS | 14基 |
個艦防空誘導弾連装発射機 | 3基 |
長射程重対艦誘導弾連装発射機 | 8基 |
12連装対潜ロケット砲 | 4基 |
3連装魚雷発射管 | 2基 |
搭載機
対潜哨戒ヘリ | 1基 |
出雲国
経済規模 201,699(億円)
人口 4,841,294(人)
経済規模 201,699(億円)
人口 4,841,294(人)
伊勢国
経済規模 282,631(億円)
人口 8,577,726(人)
経済規模 282,631(億円)
人口 8,577,726(人)
紀和国
経済規模 645,640(億円)
人口 15,781,040(人)
経済規模 645,640(億円)
人口 15,781,040(人)
添付ファイル
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