新世界をかけぬけて

しんせかいをかけぬけて

収録作品:星のカービィ ディスカバリー[NS]
作曲者:小笠原雄太

概要

本作『星のカービィ ディスカバリー』のメインテーマの一つとも言える曲。
新世界という新たな舞台を意識させながらもいままでのカービィらしさを失っておらず、新世界でのカービィの新しい冒険を一気に盛り上げる、物語の始まりにぴったりの一曲に仕上がっている。
「はじまりの地」をはじめとして、ワールド1「ネイチェル草原」のステージ1「草原のビルディング」,3「ごろりんロード」,4「行こうよアライブルモール」、他にも公式のPVなどでも使われている。
はるかぜを思わせる流れるような爽やかなメロディーが特徴的で、かつ軽快さや壮大さも併せ持っており思わず口ずさみたくなるような楽曲である。
BGMに関して「星のカービィシリーズは世間からの期待値も高く、今作もその例に漏れなかったが、トップバッターとしての役割をしっかりと果たし、見事期待に応えたと言えよう。

メインシリーズの最初のステージはこれまで石川淳氏と安藤浩和氏の二名が担当していたが、本作において初めて小笠原氏が担当することになった。
サントラのライナーノーツにおいて、ベテランが担当してきたこれまでの体制を変え、新たなチャレンジをしたかったことが明かされている。
とはいえ、作品のメインテーマという重要な役回りということもあり、普段よりも時間をかけ、完成までに一か月以上かかったとのことである。

砂浜に漂着したあとにチュートリアルの森を抜け、目の前に新世界のビル街の景色が広がると同時にこの曲が流れ始めるという演出が心に残っているプレイヤーも多いのではないだろうか。
このステージの展開にピッタリと合わさった演出も、この曲の評価が高い要因の一つであろう。
また、チュートリアルの森の中では、この曲を鳥のさえずりへと変化させたバージョンがうっすら流れている。

アレンジという形でも作中にたくさん顔を出している。はじまりの大陸のステージセレクト曲や、ステージクリア後の「ワイルドリザルト」をはじめとした様々な曲の一節に使用されており、名実ともに今作を代表する曲の一つと言えるだろう。

過去ランキング順位


サウンドトラック

星のカービィ ディスカバリー サウンドセレクション


星のカービィ ディスカバリー コンプリートサウンドトラック(期間限定生産盤)


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楽譜

ピアノで楽しむ 星のカービィ ~ゲーム音楽セレクション~



関連動画

星のカービィ ディスカバリー 紹介映像

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最終更新:2025年05月09日 07:44