旅への誘い
収録作品:
原神[PS4/PS5/Windows/iOS/Android]
作曲者/編:苑迪萌
編:項柳
フォンテーヌ1の人気者!テイワット大陸「俗世の七執政」の一柱!
あらゆる水、あらゆる土地、あらゆる民と法律の女王!
まずは華々しい前奏が0:24まで続き、そこでようやく旅人が待ちわびた、我らがフリーナの登場となる。
登場と同時に場所はエピクレシス歌劇場の劇場に移り、フリーナらしいマイペースなリアクションと共に、彼女の物語が幕を開ける。
フォンテーヌで最も愛され、最も目立ち、最も古くから国を治めている、
「水神」こと、フリーナの実戦紹介PV曲。
これまでの七神とは違い、複数の章仕立てのような構成となっている、非常に意欲的な楽曲である。
FURINA DE FONTAINE
ACTION
我が臣下たちよ、これは君たちの手に負える相手ではない。
まずは大人しめのイントロから始まり、フリーナがワルツのような華麗な攻撃モーションを披露する。
続けて元素スキルとなるサロンメンバーを召喚する瞬間、曲調は一気にテンションを上げ始める。
途中でフリーナが水面上に立って恭しく礼をするが、これはゲームの仕様通りの特技である。
そして、攻撃が終わったあとにサロンメンバーである「ジェントルマン・アッシャー」「シュヴァルマラン婦人」「クラバレッタさん」の紹介シーンとなる。
紹介を終えるとコーラスが入り、その間フリーナが振り子のようにブランコに揺られながら、観客に向かってパフォーマンスを始める。
そしてここから、ジャズっぽい印象に一気に変化する。
曲調に合わせるように、フリーナの様子も同時に変化する。
これは彼女だけが持つ固有能力、ウーシアからプネウマからの形態変化である。細かい仕様は割愛するが、プネウマ形態になると髪型や元素スキルも大きく変化するのだ。
ここでフォンテーヌの記者であるシャルロットが出てきたかと思うと、急にフリーナが「撮影スタート!」と言い出して新たに何かが始まろうとする。
それは、フォンテーヌの日常を切り取ったシーンだったり、ヌヴィレットが捕縛されているような現実ではまず起こり得ないであろうシーンだったり、それをフリーナが次々に撮影していく。
曲もどこか妖しい雰囲気になっていき、視聴者の頭の中は「?」でいっぱいになること請け合いだが、要するにこれは映影の撮影シーンである。
後に、あるイベントで彼女が映影(映画のこと)監督のメガホンを取ったことを踏まえると、合点がつくシーンとなる。
そして2:35から長い長い旅路の果てに、元素爆発のカットインと共にサビの歌詞が挿入される。
Le monde n'est qu'une scène
Il vaut mieux rire que pleurer
Car le rire est le propre de l'homme
Riez de tout cela, ne vous inquiétez pas
Profitons d'aujourd'hui
終始幸せそうに、そして楽しそうに演劇や撮影をするフリーナを見て、本編(魔神任務)における扱いと比較すると、なんとも言えない想いがこみ上げてくるはずである。ついでに膝蹴りをかますヌヴィレットを見て吹き出してしまうことだろう。
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収録サウンドトラック
輝く星々Vol.4
最終更新:2024年08月09日 12:23