株式会社彩京
株式会社彩アート京都
かつて存在したゲーム制作会社。
現在は、会社存続当時に制作した一連のゲーム作品を統合するゲームブランドとなっている。
1992年、
ビデオシステム株式会社がリリースした『
ソニックウィングス』の開発チームが独立する形で設立。
1995年2月、
株式会社彩京(アルファベット表記は「Psikyo」)に社名変更。
以降、アーケードゲーム市場向けにシューティングゲームや麻雀ゲームを多数制作した。
その傍ら、1998年からはアミューズメント施設の運営を手がけ、栃木県、宮城県などに直営店を出店していた。
また2000年頃には、パチンコやパチスロといった遊戯機器の開発等も行っていた。
2002年、社長同士の付き合いがあったクロスノーツに吸収合併され、2003年には京都にあったゲーム開発部署も解散した。
一時期クロスノーツが「彩京」ブランドを用いたが、『対戦ホットギミック 未来永劫』を最後に発売実績が途絶えた。
クロスノーツも2009年にPSP版『ストライカーズ1945 PLUS』の移植を最後に活動を停止した。
一方で2007年、彩京の元ゲーム制作スタッフであった原神敬幸氏がアクワイアの子会社として株式会社ゼロディブを設立。
2019年3月、ゼロディブは株式会社シティコネクションの完全子会社になり、原神氏は同社の執行役員に就任した。
以上のような経緯から、現在、彩京はシティコネクションにおけるゲームブランドのひとつとなっている。
主な作品一覧
戦国シリーズ
ガンバードシリーズ
ストライカーズ19シリーズ
対戦ホットギミックシリーズ
- 対戦ホットギミック
- 対戦ホットギミック 快楽天
- 対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン
- 対戦ホットギミック フォーエバー
- 麻雀ホットギミック インテグラル
- 対戦ホットギミック コスプレ雀 (クロスノーツと共に制作、著作)
- 対戦ホットギミック ミックスパーティー (クロスノーツと共作)
- 対戦ホットギミック アクセス雀 (ゼロディブと共に制作、著作)
- 対戦ホットギミック 未来永劫 (クロスノーツと共作)
ゼロガンナーシリーズ
その他作品
関連するサウンドスタッフ
- Iron Champ(戦国エース、バトルクロードに参加)
- 泉谷雅樹(同社のほとんどの作品でサウンドを担当)
- 谷岡久美(対戦ホットギミック、堕落天使に参加)
- こばやしとしや(ガンバード2(DC版)、ガンスパイクに参加)
- 佐藤研介(対戦ホットギミック3、ストライカーズ1999などに参加)
- 熊倉歌織(ガンスパイク、麻雀G-Tasteなどに参加)
関連項目
- ビデオシステム - ゲーム開発会社。同社の『ソニックウィングス』のスタッフが独立し、株式会社彩アート京都を立ち上げた。
外部リンク
最終更新:2024年12月07日 03:37