レインボーロード
概要
マリオカートシリーズ恒例のスペシャルカップ最終コース「レインボーロード」で流れるBGM。
宝石のような硬質で綺麗な音色と優美なメロディーが特徴の非常に美しい曲で、宇宙空間に浮かぶ虹色のコースという過去のレインボーロードの中でもとりわけ美しい背景とよくマッチしている。
また歴代レインボーロードの例に漏れずこのコースも非常に難しいものなので、そういう意味でも印象に残りやすい。
『マリオカートWii』のレインボーロードは所々にスターピースがちりばめられているなど、全体的に『
スーパーマリオギャラクシー』を意識した作りとなっており、BGMにも当作の「
エッグプラネット」のフレーズが入っている。
このフレーズは曲のほんの一部分のみに入っており、しかも主旋律に隠されているので、普通に聞いただけではどこに入っているのか分かりづらい。
曲の前半部分の中頃(Aメロの繰り返し部分)のバックにエッグプラネットのサビのフレーズが流れている。
また、本曲は他作品のレインボーロードのBGMと比較して、落ち着いた印象があるという評価を受けているが、その要因の一つとして、サビにおける転調が挙げられる。
本来、曲を盛り上げる場合にはキーを上げるのが一般的だとされている。しかし本曲のサビでは1度下がっており、16ビートでBPM162という疾走感を含みながら、落ち着きという対立要素を見事に融合させている。
逆に終盤では、元のキーに戻るために1度上がるので、ピアノとストリングスの掛け合いにより盛り上がりながらループするという太田氏の意匠が施されている。以上の点から、後述の通り長年にわたり愛され、音楽性の観点からも高い評価を得ているのだろう。
2023年1月、『
マリオカート ツアー』にて実に約15年越しに収録された。
通常版のBGMは原曲通りだが、
ファイナルラップでは原作のファイナルラップと比べて音程が3度高くなっており、最終周で更に盛り上がるような設計となっている。
そして同年の11月には『
マリオカート8 デラックス』のDLC「コース追加パス」の最後となる第6弾にて、トゲゾーカップの最終コースとして追加された。
最終DLCだけあり、Wii時代の面影を思う存分感じさせるコースだけではなく、Wii時代に大暴れして以降出番のなかったファンキーコングの実装と、当時を知るプレイヤーへのサービス満載の内容となっている。
当然曲も8DXの音源で当時を思い起させるほどの王道アレンジとなっており、申し分ないものとなっている。
WiiU時代に発売されてから9年の長き月日の果てに、DLCの大トリとして満を持して実装された事実こそが、このコースと曲の評価を何よりも表していると言えるだろう。
なおゲーム外においても、『スーパーマリオブラザーズ35周年』を記念して星野源が手掛けたタイアップ曲、「創造」の曲中で大々的にフレーズが使われている。
曲中には他のマリオシリーズからも複数の引用フレーズが含まれるが、中でも『Wii』の「レインボーロード」はCメロ手前の間奏ではっきりとそれが流れるため分かりやすい。
2025年末の『NHK紅白歌合戦』で歌唱された際、同フレーズの場面ではちょうど背景も虹色の道の上に移っていた(場所はニンテンドーミュージアム内)。
過去ランキング順位
マリオカートWii「レインボーロード」
マリオカート8 デラックス「Wii レインボーロード」
サウンドトラック
マリオカートWii プラチナサウンドトラック
関連動画
マリオカート ツアー スペースツアー トレーラー
マリオカート8 デラックス コース追加パス 第6弾コース紹介
最終更新:2026年05月31日 18:55