戦闘!フラダリ

せんとう!フラダリ


概要

本作に登場する悪の組織「フレア団」のボスであるフラダリとの戦闘で流れるBGM。
ストーリーではフラダリラボとフレア団秘密基地、そしてゼルネアス・イベルタル戦直後の最終決戦での3回にわたって使用される。

「戦闘!フレア団」や「視線!フレア団」などで使われているフレア団関連の共通のメロディーが使用されているが、こちらはよりデジロックっぽい形となっており、いかにも「悪の親玉」のような感じを滲み出させている。
激しいリズムにエレキギターとノイズのような電子音が入り混じった音使いなどが特徴であり、なかなか癖になる音楽として人気がある。
特に最終決戦における変な恰好のフラダリが繰り出してくる、メガシンカさせたメガギャラドスが印象に残っている人は多いのではないだろうか。
余談ではあるが、戦闘直前に入手したゼルネアス・イベルタルの個体値厳選味するために、何回も聴くことになるプレイヤーも多いはずである。

+ F
ポケモンと人が手を取り合う……
これも美しい世界か


Pokémon LEGENDS Z-A』では、ジガルデとともに現れる謎の人物「F」が登場するが、色が抜け落ちても尚存在感のある髪型からも分かる通り、その正体は記憶の大半を失ったフラダリ本人。
エンディング後、ジガルデ戦の直前にホテルZ前で一度だけポケモンバトルを申し出てくる。
要するに今作における裏ボス枠であるのだが、『Pokémon LEGENDS アルセウス』の裏ボス曲が原曲の逆を行くように作られたのと同様に、今回も印象が180度ひっくり返った曲となった。
それどころかイントロとBメロに残されているフレーズも、テクノサウンドからオーケストラになったことによるピアノとギターの旋律で面影が殆ど感じられないほどの変わりようである。
緊迫感を残しつつも、刺々しかった原曲に対して今作では「憑き物が落ちた」と言わんばかりの静寂感と荘厳さとなっている。
ここまでの変貌ぶりは、今作のストーリーを振り返れば分かる通りフラダリの変化そのものであり、戦闘前後の会話もそれが伺えるものとなっている。
また、エンディング後に一介の「ポケモントレーナー」として勝負を申し出る展開は、『XY』でのAZの立ち位置そのものでもある。
サビの熱さを秘めた壮大でメロディアスな旋律も、AZの立場を継ぐものとなったことと、この先でフラダリが出した答えを見れば、きっと理解でき胸が熱くなることだろう。

過去ランキング順位


サウンドトラック

ニンテンドー3DS ポケモン X・Y スーパーミュージックコレクション


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最終更新:2025年10月23日 16:26