TERRA CRESTA
ビデオゲームアンソロジーvol.1 テラクレスタ/ムーンクレスタ
機種:AC, FC, X68k, PS2, WinXP, PS4, NS
作曲者:
吉田健志
編曲者(X68k):橋本雅俊
開発・発売元:
日本物産
発売日:1985年10月 (AC)、1986年9月27日 (FC)、1992年11月20日 (X68k)、
2014年10月28日 (WinXP FC)、2014年11月20日 (PS4 AC)、2018年5月10日 (NS AC)
概要
パワーアップアイテムと合体して巨大化する縦STG。
更に一定時間フォーメーションを組んだ広範囲攻撃が可能。
これぞニチブツと言わんばかりの電子音がたまらない。
このゲームには音源チップがYM3526のものと、YM2203のものという大きく分けて2種類のバージョンが存在する。
これは当初YM3526を想定して開発されたものだったがYM3526自体が品不足になったため。
音源部分をYM2203に差し替えたものを急遽作る必要が生じ、3日間ほどでコンバートが行われたらしい。
結果として国内では主にYM2203版が出回ったため、前者を「海外版」、後者を「国内版」としている文献も多い。
YM3526版(通称FM音源版)はいかにもニチブツサウンドのキンキン音全開の音色であり、楽曲をSSG部でのみ演奏しているYM2203版(通称PSG音源版)よりも人気が高い。
FC版やPS2版を除く移植では音源の切り替え機能を実装しており、FM音源版とPSG音源版の両方を収録している。
ビデオゲームアンソロジーとして発売されたX68000版ではFM音源版を「USA」、PSG音源版を「JAPAN」として収録しているほか、同シリーズの『クレイジークライマー1/2』を利用することで『BEEP ビデオゲームミュージック 第2弾』に収録された完全版の音源を「USA CD」として設定することが可能。
2018年にはニンテンドースイッチ版の配信が開始され、完全版の音源も「海外版2」として選択可能になった。
2022年にはPS4版にもこの音源が実装されている。
収録曲
サウンドトラック
テラクレスタ オリジナル・サウンドトラック
通販で発売されていたカセットテープ。
Side-Aには「オリジナル・ヴァージョン」としてFC音源Ver./FM音源Ver.の音色を織り交ぜたメドレーとMIDI音源によるアレンジのメドレー、
Side-Bには「オーケストラ・ヴァージョン」として3Dのもととなるオーケストラバージョンを収録。
アレンジは作曲者本人が行っている。
BEEP ビデオゲームミュージック 第2弾
BEEP 1987年1月号付録。
「ゲームスタート」「
テラクレスタのテーマ」「チューボ」「ゲームオーバー」「マーチング・ラスタ」を収録
ゲームサウンド ニチブツ ―G.S.M. Nichibutsu 1―
レジェンド オブ ゲームミュージック2 ~プラチナムBOX~
Nichibutsu Shooting Sound Box
関連動画
テラクレスタ for FC (1986)
ファミリーコンピュータ版(プロジェクトEGGで配信されているバージョン)の紹介動画。
★NAME Y31Comp 2w
吉田健志氏による「マーチング・ラスタ」のセルフアレンジ。
最終更新:2025年05月23日 08:26