パンチアウト!!(AC)

PUNCH-OUT!!

Super PUNCH-OUT!!

Arm Wrestling

機種:AC, NS
作曲者:近藤浩治 *1
発売元:任天堂
発売年:1984年2月 (AC)、1984年10月 (AC Super)、1985年 (AC Arm Wrestling)
   :2018年3月30日 (NS)、2020年8月14日 (NS Super)

概要

ボクシングゲーム『パンチアウト!!』シリーズの第1作。
ファミコン版『パンチアウト!!』とWii版『PUNCH-OUT!!』の源流的作品で、アメリカのアーケードゲーム市場を意識すべく、ニンテンドー・オブ・アメリカの監修を受けて制作された。
後続の作品と違い、3Dの疑似立体画面構成によるリングを舞台とし、主観視点*2でライバルと殴り合う。

近藤浩治氏が作曲に参加しており、記念すべきデビュー作にあたる。*1
近藤氏は入社前に、兼岡行男氏から本作のための「スポーツ番組をテーマとした曲」を課題のようなものとして出されたという。*3*4
このためサウンドプログラムは兼岡氏が担当したと推測され、ジングルの作成や編曲を行った可能性があるとされる。
緊張感を高めるためか、タイトルやネームエントリー以外は効果音やジングルのみ。
その分、司会の実況や観客の歓声などのボイスが頻繁に入ってくるため、なかなかに賑やかである。
音源には初期型ファミコンと同一のRP2A03を採用している。
HAL研究所発売のファミコンソフト『スター・ゲイト』に、本作の一部サウンドが流用されている。
本作のFC移植版にも一部の曲やジングル、効果音が引き継がれているが、音色はやや異なっている。

同年、続編の『スーパーパンチアウト!!』が稼働。
一新された対戦相手と戦い、チャンピオンを目指して戦っていく。
本作は前作のシステムを踏襲しつつ、前作では不可能だったダッキング(しゃがみ)回避が行えるようになった。
また、正統派ボクシングであった前作との差別化のため「反則技を使う選手」が導入されており、トリッキーなアクションを放ってくるキャラが存在している。
サウンドは無印と同一のものとなっている。

日本国外では番外編的作品の『Arm Wrestling』が稼働した。

(FC移植版:パンチアウト!! (FC)

収録曲(仮タイトル)

曲名 作・編曲者 補足 順位
タイトル 作:Mahlon Merrick タイトル画面BGM
原曲:Look Sharp, Be Sharp (Gillette March) / Look Sharp March
試合開始 試合開始ジングル
『スター・ゲイト』にて拡張されゲームスタート時に使用
試合勝利 試合勝利ジングル
試合敗北 試合敗北ジングル
チャンピオンベルト獲得 作:Bill Conti エンディング
原曲:「Gonna Fly Now」
ゲームオーバー 『スター・ゲイト』にてWAVE COMPLETED時に使用
ネームエントリー ネームエントリーBGM
未使用 作:Mahlon Merrick 『Arm Wrestling』ではMoney Bag時に使用
原曲:Look Sharp, Be Sharp (Gillette March) / Look Sharp March

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最終更新:2025年03月19日 15:24

*1 Kikizo | Nintendo Interview: Koji Kondo, May 2007より、Kikizo氏による「初めて作曲した作品は何ですか?」という質問に対し近藤氏は「アーケード版『パンチアウト』のための音楽です。」と回答している

*2 自キャラ自体はワイヤーフレームで描かれており、背中越しの視点で操作する。

*3 A Music Trivia Tour with Nintendo’s Koji Kondo - IGNより

*4 ちなみにタイトルテーマ曲は1942年から1960年の間にアメリカでTV放映されていたスポーツ番組『Gillette Cavalcade of Sports』のテーマ曲『Look Sharp, Be Sharp (Gillette March) 』のアレンジで、この番組は様々な競技を扱いつつとりわけボクシングの放映に力を注いでいたという。