地獄めぐり / BONZE ADVENTURE
機種:AC, PCE, PS2, Wii, NS, PS4
サウンドディレクション (AC):
小倉久佳
サウンドディレクション アシスタント (AC):
渡部恭久 ('YACK')、大橋義典、市川ちさ
サウンド (PCE):草津きよし (K.KUSATU)
作曲者:
ピンチパンチ
開発元:
タイトー (AC)、I.T.L. (PCE)
発売元:
タイトー
発売日:1988年6月20日 (AC)、1990年8月3日 (PCE)、2023年3月23日 (NS, PS4)
概要
タイトーが1988年に発表した横スクロールアクションゲーム。
乱心した閻魔大王を改心させる為、
覚蓮坊 (1P) と
東仙坊 (2P) の二人が戦いを挑むというストーリー。
ゲームデザイナーの海道賢仁氏が
タイトーに入社して初めて作ったゲームで、海道氏がTwitter上で語った制作秘話が
Togetterにまとめられている。
ちなみに開発時の名称は『冥府魔道伝』だった。
サウンドには
ピンチパンチのメンバーが参加。特に市川ちさ氏はメインで担当したかのような記述が見られる。
やや盛り上がりに欠けるものの、落ち着いた純和風のサウンドはゲームの雰囲気にかなりマッチしている。
ピンチパンチの秘密のアジトでは、「THEME ROUND 1」のデモ版を
聴くことが出来る。
PCエンジン版では、一人プレイ専用となりステージの構造がアーケード版とは若干異なるものの、概ね忠実な移植がされている。
サウンド面もアーケード版と遜色ない仕上がりだが、スタッフロールに役職が明記されていないため正確な担当者は不明。
ただ、開発作品であるI.T.L.にサウンドスタッフとして所属していた草津きよし氏と思われるクレジット表記はある。
なお「ROUND START」と「MESSAGE」の使用シーンがAC版と入れ替わっている。
サウンドトラックの曲名は
PCエンジン版に準拠したような曲があり、上記の入れ替わりもあってアーケード版は実際のゲーム進行と若干の齟齬が発生している。
収録曲 (ゲーム進行順)
曲名 |
作・編曲者 |
補足 |
順位 |
COIN IN |
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(PCE) RUN PUSH ジングル |
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MESSAGE |
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ゲームスタートシーン (PCE) ラウンド終了時 地蔵メッセージシーン |
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START |
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面スタート音 (PCE版でも使用) 終 表示 PCエンジン版サントラにて曲名判明 |
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THEME ROUND 1 |
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一丁目 荒寺の墓場 PCE版でも使用 |
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TOUCH ZIZO |
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一丁目のみ「地蔵に触れる」ではなく「井戸に入る」 (PCE) 地蔵に触れる (一丁目含む) |
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ROUND START |
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ラウンド終了時 地蔵メッセージシーン 一丁目開始時では使用されない (PCE) ゲームスタートシーン |
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THEME ROUND 2, 5 |
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二丁目 三途の川 五丁目 氷地獄 (PCE)「THEME ROUND 2, 4, 5」 PCE版では四丁目 血の池地獄でも使用 |
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INVINCIBILITY |
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PCE版でも使用 |
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THEME ROUND 3, 6 |
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三丁目 火炎地獄 六丁目 迷い地獄 PCE版でも使用 |
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EXTEND |
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PCE版でも使用 |
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THEME ROUND 4 |
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四丁目 血の池地獄 |
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THEME ROUND 7 |
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七丁目 閻魔の洞窟 PCE版でも使用 |
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THEME ROUND 8, 9 |
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三丁目 ボス ラストボス前部屋 ラストボス PCE版でも使用 |
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ALL ROUND CLEAR |
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エンディング~STAFF PCE版でも使用 |
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WAIT CONTINUE |
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PCE版でも使用 |
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GAME OVER |
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オールクリア時も使用 PCE版では非オールクリア時に使用 |
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NAME SET |
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ENTER YOUR INITIALS ! |
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サウンドトラック
タイトーデジタルサウンドアーカイブス ~ARCADE~ Vol.2
Disc 1にアーケード版を収録
HuCARD Disc In TAITO Vol.1
PV
アーケードアーカイブス 地獄めぐり
最終更新:2023年05月17日 20:32