芒種、鼠黐の薫風
概要
ストーリー前半で流れる通常戦闘曲。読み方は
「ぼうしゅ、ねずみもちのくんぷう」。公式サイトでも視聴可能。
曲名の「芒種(ぼうしゅ)」とは昔の季節を表す「二十四節気」の1つで旧暦の5月、現在の暦でいうと6月前半頃に該当。
「芒」は米や麦などの穂先の先端にある棘上の突起のこと。「鼠黐」はモクセイ科の樹木で5月から6月にかけて花を咲かせる。
前作のストーリー後半戦闘曲である「
穀雨、麦の風」の「穀雨」が4月後半頃なので、さらに季節が進んでいることが分かる。
6月前半というちょうど初夏にあたる季節という事で、曲の方もそれをイメージさせるような爽やかな曲に仕上がっている。
アコースティックギターを中心に据えた楽曲で、ギターのスラップ音をベースに笛やピアノなどのメロディーが次々と重なっていく。
特にサビの笛とアコースティックギターのメロディーのハモり具合は絶妙で、あまりの軽快さに思わず自然と笑みがこぼれてしまうほど。
1ループも約2分40秒と通常戦闘曲としてはやや長め。「穀雨、麦の風」の時と違いサントラではちゃんと2ループ分たっぷり収録されてある。
ただし本作は前作と比べ戦闘のバトルスピードが速くなったため、曲を楽しむ前に戦闘が終了してしまうという贅沢な悩みも発生したとか。
作曲者のアサノハヤト氏本人も
ブログにて作曲した本作の楽曲の中でもお気に入りであると明かしている。
今作で書かせていただいた曲の中では「芒種、鼠黐の薫風」がなんだかんだ気に入ってます。
むちゃイケてるベースは前作でご縁ができた、台湾のベーシストの林彦達さんに弾いてもらってます。
個人的に「夏でーす!!!いぇーい!!!」みたいな感じがすげぇ出せたかなって思って、ちょくちょく家で聞いては小躍りしたりしてます。
またちゃんとループさせてくださいとお願いした事が書かれており、「穀雨、麦の風」のループの件はアサノ氏も気になっていたと見られる。
過去ランキング順位
サウンドトラック
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最終更新:2024年11月15日 01:00