アルカノイド リベンジオブDOH

ARKANOID REVENGE OF DOH

ARKANOID II

機種:AC, X68k, FC, MSX2, EGRETII mini
サウンドデザイナー:小倉久佳
スペシャルサンクス:君島正 *1
作曲者小倉久佳
サウンドデザイナー (FC):小倉久佳、越中登
開発・発売元:タイトー
開発元 (FC):大永製作所、タイトー
発売日:1987年5月末 (AC)、1987年 (X68k)、1988年3月8日 (FC)、1988年1月 (MSX2)、2022年3月2日 (EGRETII mini)

概要

タイトーが1987年に発表した、ブロック崩しゲーム『アルカノイド』のシリーズ第二弾。
デザインに大きな変更はないが、操作性の向上に加え、ギミックの追加、アイテムの追加や効果の変更がされた。

前作に引き続き、小倉久佳氏がサウンドデザイナーとして参加している。
音源は前作のPSGからFM音源部を搭載したYM2203(OPN)となったが、BGMなしを基本とする硬派なサウンドデザインは変わらず。
FM音源部は主に楽曲で印象的に使用されているほか、一部効果音でも使用されている。

本作の未使用曲は、後に『フリップル』の開発時に仮メインBGMとして割り当てられ、そのままリリースとなってしまったというエピソードがある。

ファミコン版は『アルカノイドII』として発売。
サウンドはアーケード版と同じく小倉氏と、大永製作所に所属していた *2 越中登氏が担当している。

(前作:アルカノイド 家庭用次作:アルカノイド Doh It Again 業務用次作:アルカノイドリターンズ

収録曲

曲名 作・編曲者 補足 順位
クレジット 君島正 効果音
前作から続投
FC版でも使用
スタートデモ 小倉久佳 FC版でも使用
ゲームスタート 通常ROUND READY!
前作より同名曲のアレンジ
FC版でも使用
エクステンド 前作より同名曲のアレンジ
ボスステージ ゲームスタート 小倉久佳 ROUND 17, 34 READY!
(FC) R.00
次元物体製造体/次元要塞DOH *3 ROUND 34 BGM
(FC) L.34
ミス 君島正 効果音
ゲームオーバー 小倉久佳 GAME OVER
前作より同名曲のアレンジ
(FC) GAME OVER、エンディングラスト
ネームエントリー/エンディング PLEASE INPUT YOUR NAME.
FC版でも使用
未使用 (フリップル メインBGM)
FC版収録曲
プロローグ 作:小倉久佳 R.00クリア後デモ
前作より「ネームエントリー/エンディング」のアレンジ
NEXT Round 効果音
エクステンド AC版とは音階が異なる
最終ボスクリア 効果音
未使用曲
(Main BGM (Ver.4) スクランブルフォーメーションより)
作:不詳 スクランブルフォーメーション』より「Main BGM (Ver.4)」のアレンジ

サウンドトラック

GAME SOUND LEGEND SERIES LEGEND OF GAME MUSIC 2 ~PLATINUM BOX~


アーケード版を収録。「ステージスタート」として「ボスステージ ゲームスタート」相当の音源を収録している

タイトーデジタルサウンドアーカイブス ~ARCADE~ Vol.5


アーケード版をデジタル収録

Rom Cassette Disc in TAITO Vol.1


ファミコン版を収録
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  • 小倉久佳
  • 君島正
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  • タイトー
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  • 1988年
  • 越中登
  • 大永製作所
最終更新:2023年12月02日 08:37

*1 前作から引き続き使用されている効果音の制作者としてのクレジットか

*2 越中登氏のLinkedInより

*3 チラシ裏の「遊び方」によれば、次元物体製造体が登場するのはこのBGMが流れないROUND 17のみであるため、厳密にはこの曲の名称は「次元要塞DOH戦BGM」、あるいは『Rom Cassette Disc in TAITO Vol.1』のように単に「次元要塞DOH」のみなどとするのが正しい