【呪文名】 |
ラウザルク |
【読み方】 |
らうざるく |
【使用者】 |
ガッシュ・ベル |
【属性】 |
肉体強化 |
【法則】 |
ラウ+ザ(電撃、ザケル?)+ルク(肉体強化) |
【分類】 |
ガッシュ第6の術 |
【詳細】
発動と共に上空に暗雲が出現し、そこから放たれた落雷がガッシュに当たると共にその身体が虹色に輝き始め、身体能力が大幅に強化される。
数あるガッシュの習得呪文の中でも数少ない「
発動してもガッシュの意識が失われない術」であり、パワーアップした身体能力で接近戦を仕掛ける。
魔物の子を掴んで遠くに投げ捨てる力、
強力な攻撃呪文を受けてもびくともしない耐久力、あっという間に敵との距離を詰め接近するスピードと、かなりのレベルで身体強化されている。
劇中でも至近距離から放たれた
アルムの
ネシルガを発動後回避し、
ガルデルクを発動した
ゲリュオスを受け止め地面に叩きつけると肉体強化呪文の中では強力な部類に見える…が、戦いも終盤になってくると素の身体能力がラウザルクをかけたガッシュと同等、あるいはそれすら上回る相手も登場し、さらに後述するラウザルク発動中の痛すぎるデメリットが響いてくるようになったため劇中終盤の戦いでは使用頻度が低下したものの、石板魔物編では重要な戦力として活躍し、
ウマゴンの
ゴウ・シュドルクと同レベルの機動力を活かす場面も見られた。
ガッシュの呪文の中では唯一の肉体強化ということもあり有用度が高いラウザルクだが、この呪文一度発動すると効果が切れるまで他の呪文が一切使えなくなるというデメリットがある。
パティとの戦いにおいて
アクロウクを発動した彼女とラウザルク状態のガッシュが取っ組み合っている際に
ザケルガを唱えようとした清麿だったが、本は光らず呪文は発動しなかった。
一応清麿側で術を解くことが出来るようだが、発動中他の呪文が使えないというのはかなり痛い。
そのため
ザグルゼムでラウザルクの強化が出来ず(電撃のエネルギーを倍加させる
ザグルゼムで、そもそもラウザルクが強化できるか不明だが)、一度使ったらガッシュは呪文で強化された身体能力のみで戦わなければならなくなる。
ある程度の呪文ならこれといったダメージを受けない耐久力は得られるが、それでも
キース&
ブザライとの戦いでは
キャンチョメを残して単身戦うもその怒涛の攻撃を捌ききれずダメージを受けていた。
耐えられる攻撃も「~ガ系」、「ラージア~系」までは確定だが、それらは初級呪文に分類される呪文であり、中級以上の攻撃が直撃したことがないため、
ギガノ級の威力を持った攻撃に耐えられるかは定かではない。
1度
アルムの
エグドリス・ネシルガに対し清麿が「あれはラウザルクでは、受けきれん!!」として
バオウ・ザケルガでの迎撃を選んだことがあり、それも踏まえると
ギガノ級に対しては耐えられない可能性も高い(当時のバオウは
ギガノ級がせいぜい、ディオガ未満の威力しか無かった)。
一応
ゼオン・ベルの
ソルド・ザケルガに対しては「ラウザルクをかけていたおかげで辛うじて耐えられたか」という発言があり、攻撃呪文に対する防御としてはある程度役に立ってくれる。
ちなみに身体強化呪文のため、術名に「ルク」が入るが、その前の「ラウザ」の部分の成り立ちがよくわからないことになっている。
かろうじて「ザ」が
ザケル等の電撃系を示すのはわかるが、ラウとつく術が他に無いあたり、かなり特殊な習得だったのかもしれない。
最終更新:2025年02月17日 04:18