ここでは現代4コマの批評家である視力について説明する。

概要
その思考自体を「4コマ化」して発し手側に回ってしまう事も可能なのです。作者が読者であり、読者が作者でもある。批評と表現の相互作用。それ自体が現代4コマと呼べるのではないでしょうか?ーー視力(shi_ryoku)Twitterアカウントより
主にTwitterにて、現代4コマの批評を行っているアカウントのひとつ。たまに現代4コマの創作も行う。
批評と言っても、彼のそれは読書感想文の延長線上に位置していて極めて個人的な感覚の発露が目的の趣味行為でしかなく、単純に現代4コマの読者の一人である存在に過ぎない。しかし上記の発言のように現代4コマという概念そのものが批評と表現の循環的な運動をはらんでおり、感想の延長で創作地点にも重なっている状態である。(これは視力氏だけが該当するわけではない。現代4コマに関わる全ての人物は制作者と批評家の両面を持つ)
元々は大喜利界隈、ネタツイ界隈、お笑いファン界隈、お笑い評論界隈などを漂流していた(現在進行形で)。SNS漫画などへのRTや感想を呟いてゆく行為の一連の流れの中で現代4コマ界隈にも辿り着いている。
なので、言語的なアプローチや空間理解、アートやデザインの歴史的文脈などの視座よりも、俗物的な観点や、雰囲気自体のパロディ、サブカルチャーでのサンプリング、文化領域横断などの曖昧感覚の追求を好んでいる傾向がある。本人いわく「批評ものまね」。
なので、言語的なアプローチや空間理解、アートやデザインの歴史的文脈などの視座よりも、俗物的な観点や、雰囲気自体のパロディ、サブカルチャーでのサンプリング、文化領域横断などの曖昧感覚の追求を好んでいる傾向がある。本人いわく「批評ものまね」。
現代4コマというジャンルそのものがある種の「枠」性を主体として、その変容や触媒そのものを現象学、社会学的にも描いているとも言えるので、その対峙的な方向から「枠の解体(によって結果として脱構築を繰り返してゆく)」という手法で現代4コマへの新しい可能性を追求している、のかもしれない。
主な現代4コマ評論
関連項目
関連リンク
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