右大臣(不明〜0026)は、紫式部の物語作品『源氏物語』に登場する架空の人物。別称二条太政大臣、悪大臣。
略歴
人物像
「右大臣家」
「右大臣家」とは、右大臣を始祖とする家系の便宜的な総称である。作中において、登場人物の氏族や本名が明記されることが極めて少なく(皇族を除いたほとんどの登場人物が、源氏あるいは藤原氏と推定される)、『源氏物語古系図』などでは、父系の家系図を置く場合がほとんどだった。「右大臣家」は、源氏や「左大臣家」の政敵となる一族としての活躍が目立つ。
朱雀帝の外戚として権威を振るい、源氏を須磨へ退去させるなどの暴挙に及ぶが、都での天変地異が相次ぎ、朱雀帝は退位。源氏の政界復帰と冷泉帝の即位により、没落の一途をたどる。
朱雀帝の外戚として権威を振るい、源氏を須磨へ退去させるなどの暴挙に及ぶが、都での天変地異が相次ぎ、朱雀帝は退位。源氏の政界復帰と冷泉帝の即位により、没落の一途をたどる。
妻子
- 生母不明
――息子:藤大納言
――息子:右中弁
――息子:四位少将
――長女:弘徽殿太后
――次女:蛍兵部卿宮北方
――四女:右大臣四君
――六女:朧月夜
――息子:右中弁
――息子:四位少将
――長女:弘徽殿太后
――次女:蛍兵部卿宮北方
――四女:右大臣四君
――六女:朧月夜