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ロープライト
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gensousyusyu
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ロープライト/Roperite
アメリカで語られる怪物。
19世紀から20世紀初頭にかけ、ウィスコンシン州、ミネソタ州で伝承され、カリフォルニア州で目撃されたとされる。馬くらいの大きさで、ロープのように長く先端が輪になった形状の嘴を持ち、その輪で獲物を捕らえて引きずり回し、「チャパラル」という棘のある植物の間を走って獲物を殺す。主に兎を獲物とするが、近くにいる若い木こりを捕まえることもある。ロープライト自身は体が非常に硬いため、チャパラルで傷つくことはない。卵生か胎生か不明で、洞窟の中で自然発生するのではないかと言われる。アメリカ開拓期の人々が語ったトール・テール(ほら話)に登場する。
19世紀から20世紀初頭にかけ、ウィスコンシン州、ミネソタ州で伝承され、カリフォルニア州で目撃されたとされる。馬くらいの大きさで、ロープのように長く先端が輪になった形状の嘴を持ち、その輪で獲物を捕らえて引きずり回し、「チャパラル」という棘のある植物の間を走って獲物を殺す。主に兎を獲物とするが、近くにいる若い木こりを捕まえることもある。ロープライト自身は体が非常に硬いため、チャパラルで傷つくことはない。卵生か胎生か不明で、洞窟の中で自然発生するのではないかと言われる。アメリカ開拓期の人々が語ったトール・テール(ほら話)に登場する。
参考文献
- キャロル・ローズ著/松村一男監訳『世界の怪物・神獣事典』原書房
- 朝里樹著『世界現代怪異事典』笠間書院