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ンゲウォ
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ンゲウォ/Ngewo
シエラレオネのメンデ人が信仰する天空神・創造神。天に住み、大地を妻とする。
メンデ人の伝統的なしきたりをもたらした。ンゲウォは人間界の出来事には関わらず、自然現象として間接的に現れるといい、妻である大地の上に雨を降らせる。
ンゲウォと人間の間には祖先霊や魔神ディンインガがいるとされ、メンデ人はンゲウォとのコミュニケーションを容易にするために祖先霊への祭儀を行う。また、メンデ人の魔術ハレはンゲウォに祈祷して助けを求める。
ンゲウォはかつて、人間に対して「必要なものがあれば自分のところへ来なさい」と言った。しかし人間たちがあまりにも頻繁に要求したため、ンゲウォは遠くに住処を設け、人間が眠っている間に立ち去った。それ以来、ンゲウォは人間たちを見捨てはしないものの、人間が以前ほど自分を頼らないようにしたという。「レヴェ」(高く上にいる者)とも呼ばれる。
メンデ人の伝統的なしきたりをもたらした。ンゲウォは人間界の出来事には関わらず、自然現象として間接的に現れるといい、妻である大地の上に雨を降らせる。
ンゲウォと人間の間には祖先霊や魔神ディンインガがいるとされ、メンデ人はンゲウォとのコミュニケーションを容易にするために祖先霊への祭儀を行う。また、メンデ人の魔術ハレはンゲウォに祈祷して助けを求める。
ンゲウォはかつて、人間に対して「必要なものがあれば自分のところへ来なさい」と言った。しかし人間たちがあまりにも頻繁に要求したため、ンゲウォは遠くに住処を設け、人間が眠っている間に立ち去った。それ以来、ンゲウォは人間たちを見捨てはしないものの、人間が以前ほど自分を頼らないようにしたという。「レヴェ」(高く上にいる者)とも呼ばれる。
別名
参考文献
- 山北篤著『西洋神名事典』新紀元社
- アーサー・コッテル著/左近司祥子,宮元啓一,瀬戸井厚子,伊藤克巳,山口拓夢,左近司彩子訳『世界神話辞典』柏書房