生年月日 |
1684年8月20日 |
出生地 |
チャグマ=ダプラ クヌール |
没年月日 |
存命 |
死没地 |
存命 |
所属政党 |
愛国党(ニーネン) エメルダ派(アクース) |
出身校 |
アーフェン総合大学 アイユヴァン分校 |
通称 |
ネッちゃん、政界の裏主人公 |
称号 |
職業省事務長、のち職業大臣 |
配偶者 |
- |
親族 |
- |
エールウィン=ラ=ネジューサウ(
繭語?:
Elvin-la-Neźusau、
檀語?:
Aelbin-la-Nejûsau)は、18世紀の
アクース連合の政治家。最初の
ニーネン=シャプチとの交換政治家であり、アクースに帰化。世界的な影響力を持つ政治家、
エシュマ=ヴィデュマー?の直参として知られ、また彼の指導を受けた最初のアクースの政治家のため、
政界の裏主人公と呼ばれることもある。
生涯
生い立ち
ネジューサウはチャグマ=ダプラのクヌール地方の大都市・クヌールの中流階級の家に生まれた。
幼年学校では、先生に好かれる方法を理解しており、生徒会の役員を務めるなどしていたが、裏の顔はそれほど明るくなく、友人は多くなかったとされる。学業はよくでき、高校なども首席で卒業するなどしている。アーフェン総合大学にも一回で受験に成功したが、友人が作れなかったことや、今まで相対しなかった自らより学力が遥かに優れた存在と出会ったことで、馬鹿正直に勉強することは愚かだという考えを持つようになる。そのことから、大学では学業のできる生徒からノートの写しを購入・販売するなどしていたが、詰めが甘かったためバレ、謹慎処分を下された。このことから、よくないことをするためにどんな準備も怠るべきでないと考えるようになる。
ニーネンでの政治歴
1692年、結党して間もない若い政党である
愛国党が政権を奪取したことはニーネン政界においても驚きを持って迎えられた。当時の星衛主席
シュナヴァウテャーチ?率いる
狐の目党と同じくシャプチ第一主義を掲げ、さらに強い愛国主義を唱えた愛国党は、油断していた狐の目党の支持基盤を奪い取ることに成功した。この選挙の成功の裏には、愛国党党首の
ニスフェルの他に、
エシュマ=ヴィデュマー?という政治家が根回しに奔走したことがよく知られており、
選挙は泥臭いものだという印象を決定づけられたネジューサウは、愛国党に入党し、ヴィデュマーに師事することを決めた。
愛国党では、真っ先にヴィデュマーの政治グループに参加。厳しい薫陶を受け育っていき、ヴィデュマーからの信頼も受けるようになる。ニスフェル政権下では、その若さから星衛参事会に参加はしなかったものの、
シャグマ=ラゴン入植事業や
アクース連邦からの招民といった、特にタシュトヘム宙圏に関わる事業に積極的に携わった。非愛国党政権であるパローヴェグ政権でも、
サッコレ公害事件?に関する特別参考人として積極的に関わった。このことから、党内のみならず、国内でアクース情勢に強い政治家として知られるようになる。また、連絡のつきにくいヴィデュマーであってもネジューサウを取り次げば必ず連絡が取れることから、
ヴィデュマーの電話番とも呼ばれた。
アクースでの政治歴
第二次アクース革命?が発生し、労働者政府
アクース連合が成立すると、アクースとニーネン=シャプチとの友好ムードが俄かに強まった。これによって、政治家を交換して知識ややりかたを共有しようという協定が結ばれる。アクース通として知られ、上記のことからスニャールフィエの信を得ていたネジューサウがこれに選ばれ、アクースに派遣されることとなった。アクースからは、
リュタンテッシャルク・トィスヴャダファル?が派遣された。
アクースに渡ると、
セツ・エメルダによって
職業省(現:
職業調整委員会?)に配属される。職業省は、労働者の人数調整や経済計画の調節など、雑務が極めて多い場所であるが、同時にその持ちうる権力も大きなポテンシャルがある場所であった。ネジューサウは、ヴィデュマーに支えていた頃の雑務処理能力を発揮し、有能な政治家としてその頭角を表しつつあった。また、人当たりのいい性格や、ケモ耳が珍しがられるというところから、同僚にも好かれ、多くの人と交流を持つようになった。その中で多くの人の秘密を知るようになり、本国のヴィデュマーさながらの駆け引きを行うようになる。そのありようは「
座敷政治」として批判されることもある。
評価
「政治は泥臭くあらなければならないが、わざわざ自分で汗をかく必要はない」というスタンスを持ち、それを隠さず憚らないため、良くも悪くも評価が大きく二分される政治家である。特に、どのような仕事でも十分な結果を出す、「仕事屋」としての認識があり、この面での評価は良い。
ヴィデュマーに影響を受けた政治手法は、国民から政治の透明性を奪っていると批判されるが、本人曰く「政治をより円滑に進めようと思ったら、人付き合いなくしては進まない」としている。また、何かあったらいざという時にヴィデュマーを召喚できるという最強の切り札を持っているため、畏怖されている。
人間関係
名言
トリビア
- 海外出身、アクース人種でない、ケモ耳があるなどの理由から、アクース国内では、一般人を含めても最も知られている政治家の一人である。アクース人種は背が低いので、政治家で写真を撮るときは、若干しゃがんであげている。
関連項目
最終更新:2025年02月15日 15:19