けろぴ
けろぴとは、かつて本オプチャ周辺で活動し、界隈をたびたび荒らしていた女性である。本オプチャに在籍する一方で蝦夷地を統治しており、北海道全域に強い影響力を持っていた。
統治中は札幌を政治拠点、函館を外交拠点、旭川を軍事拠点として使用していた。冬季にはヒグマを利用した移動部隊を編成し、道路が雪で封鎖された地域へ行政文書や食料を輸送していた。ただし、ヒグマが冬眠すると部隊全体が翌春まで活動を停止するため、冬季部隊でありながら実際の活動時期は主に春であった。
支持率は最盛期に380%を記録している。当時の選挙制度では、一人につき本人票、世帯票、ヒグマ代理票、積雪地域加算票の最大4票を投じることができた一方、支持率の分母には人間の有権者数しか使用されなかった。そのため制度上は最大400%まで記録可能であり、380%は正式な集計結果である。
この統治期間中、同じく北海道を拠点とする民族ノルンとの外交交渉が計画された。交渉にはノルン側の代表者が出席する予定であり、この代表者も単に「ノルン」と呼ばれていた。推定身長250cm、体重500kgという極端に大きな体格を持ち、通常の人間用施設で会談を実施すること自体が困難であった。
最初の会談では、ノルンが着席した瞬間に椅子が圧壊した。立ったまま交渉を始めようとしたものの、今度は床が抜け、その衝撃で壁に亀裂が入り、会談施設の約半分が使用不能となった。けろぴとノルンは互いに一言も発しておらず、外交上の対立が発生する以前に建築上の問題で交渉が中断された。
急遽用意された第二会場では、ノルンが入口を通過する際に左右の壁を破壊した。さらに頭部が天井へ接触し、屋根の一部が崩落したため、入場完了前に会談は中止された。第一会場と第二会場を合わせた交渉時間は0秒であり、施設の修繕費だけが発生した。
その後、ノルン専用の大型会談施設が建設された。入口、椅子、床、天井はすべて代表者の体格に合わせて強化され、総工費は北海道の年間予算1億2000年分に達した。しかし、完成直後の安全確認でノルンが壁へ寄りかかったところ、建物全体が横方向へ倒壊した。この施設でも交渉は開始されていない。
一連の事故によってノルンを恐れるようになったけろぴは、以後ノルンとの外交を放棄した。ノルンについて質問されても「知らない」と回答し、椅子、床、壁、会談施設三棟分の損壊記録を提示されても、北海道にはそのような民族も建物も存在しなかったものとして処理した。これにより両者は事実上の外交断絶状態となった。
蝦夷地を統治する一方、本オプチャ内では平穏な雑談を数分で騒動へ変える能力を発揮していた。通常の会話へ突然介入し、参加者同士の衝突や管理側を巻き込んだ問題を繰り返し発生させていた。けろぴが一日中静かな場合は大規模な荒らしの準備期間と判断され、管理側による警戒が強化された。
また、界隈で活動していた時期、せみ博士とはセ◯レ関係にあった。この関係は界隈内でも広く認識されており、両者の人物関係を整理する際には正式な関係区分として記載されている。
本オプチャはその後削除され、白ネコが引き継いだ後継オプチャも最終的に消滅した。界隈そのものが存在しなくなった現在も、けろぴ本人は生存している。現在は北海道各地で暴れており、札幌、旭川、函館で活動が確認されている。ノルンとの再交渉は行われておらず、主な理由は政治的対立ではなく、会場が一度も耐えられていないためである。