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〇〇(ふふ、最新刊のはばたきウォッチャー、さっそく屋上で読もう!)
〇〇「あ、付録のピンナップが……」
〇〇(うーん、どこに飛んで行っちゃったんだろう)
???「なんか飛んできた。……コレ、はばチャのじゃん。いけね。」
〇〇「あっ!そのピンナップ、わたしのなんです。今、廊下で落としちゃって……」
???「そ。じゃ、はい。」
〇〇「ありがとう。見つかってよかった。」
???「……」
〇〇「あれ?あなたのその本も、最新のはばたきウォッチャー?」
???「そうだけど。」
〇〇「今着けてるブレスレット、ピンナップの高校生モデルNanaくんと同じものだよね?」
???「べつに。よくあるモノだと思うけど。」
〇〇「同じだよ。ほら、色も形も。石の順番だってそっくり同じだもん!」
???「シーッ!声デカイ!……同じだから、なに?」
〇〇「もしかして、ファンなのかなって。ほらNanaくん、男の子のファンも多いから。」
???「あー……そうそう、ファンなんだよね。」
〇〇「そっか。Nanaくん、カッコいいよね!」
???「まあ、モデルだしな。
〇〇「背も高くて、スタイルもよくて、雰囲気もワイルドだし、顔も……シュッと、して……ん?」
???「………」
〇〇「ねえ、Nanaくんに似てるね?えぇと……」
七ツ森「……七ツ森実。」
〇〇「名前も似てるね。」
七ツ森「………」
〇〇「もしかしてNanaくん、なの?」
七ツ森「シーッ!声!デカイって!」
〇〇「!?ごめんなさい。」
七ツ森「や…悪い。俺も怒鳴ったりして。……なあ。あんたならこの状況、わかってくれてると信じて言うけど。」
七ツ森「モデルの”Nana”と、今ここにいる”七ツ森実”は別々のセカイで生きてんの。」
七ツ森「で、今の俺は”七ツ森実”。はばたき学園に通う、フツーの高校生。OK?」
〇〇「うん、OK!」
七ツ森「大変良くできました。頼みますよ。」
〇〇「ふふ。じゃあまたーー」
七ツ森「ちょっ……あんたの名前は!?」
〇〇「あ、そうだった。わたしは〇〇〇〇。じゃあまたね、Nanaくんーー」
七ツ森「シーッ!今の俺はッ!?」
〇〇「ゴメン、つい……じゃあまたね、七ツ森くん。」
七ツ森「マジで頼みますよ……」
〇〇(高校生モデルのNanaくんが同じ学校にいたなんて……この秘密、ちゃんと守らないと!)
〇〇「今日から新しく入りました、○○です。よろしくお願いします。」
店長「店長 君のシフトは、毎週火曜日と木曜日だったね。よろしく頼むよ。」
〇〇「はい、わかりました。」
〇〇(よーし、がんばろうっと!)
〇〇「いらっしゃいませ!お席にご案内しま――」
???「あ、ダイジョウブっす。席、好きなトコあるんで。」
〇〇「ただいまメニューをお持ちしま――」
???「いえ。ストロベリーパフェと、マカロンスペシャル、ガトーショコラにバナナタルト、あとホットで。」
〇〇「か、かしこまりました。」
???「…………」
〇〇(もしかしてひとりで全部食べるの!?しかも、そらでメニューを言えるなんてかなりの常連さんなのかな?)
〇〇(……というか、あの人。どこかで見たような気がする。たしか、芸能人だったような……)
〇〇「お待たせしました。ストロベリーパフェと……って、あれ?」
〇〇(お客さんが席にいない……どうしよう)
???「あ、スミマセン。電話しに外、行ってました。」
〇〇「え……?あの、こちらに座っていたお客様は――」
???「自分ですけど。」
〇〇「ええっ!?」
???「まあ、仕方ないっすよね……さっきここにいた客と同一人物なんでご心配なく。」
〇〇「は、はい。」
???「ほら、そんなにいっぱい持ってんだから重いでしょ。トレーおろして。自分で取りますんで。」
〇〇「あ……すみません。ありがとうございます。」
???「どういたしまして。」
???「ごちそうさまでした。」
〇〇「ありがとうございました。では、お会計は――」
〇〇(なんだか、いろいろ驚かされるお客さんだったな。食べる量も、姿がすごく変わったのも……)
〇〇「さて、後片付けしなきゃ。……ん?椅子の上に落ちてるの、あの人の忘れ物?」
〇〇「これ、はばたき学園の生徒手帳だ!えぇと……“七ツ森実(ななつもりみのる)”?」
???「スミマセン!ここに忘れ物、したっぽいんですけど、探しても――」
〇〇「あっ、七ツ森くん?」
七ツ森「!なんで、あんた、俺の名前……」
〇〇「忘れ物ってこれだよね?はい。」
七ツ森「あ、ああ。どうも。」
〇〇「ふふ。わたしもはばたき学園の同級生だよ。初めましてだね?」
七ツ森「マジで!?」
〇〇「うん。」
七ツ森「……なあ、あんた。今日ここで見たコト、忘れてくんない?」
〇〇「見たコトって、スイーツをたくさん食べてたコト?」
七ツ森「そうじゃなくて。Nana(ナナ)のコト!」
〇〇「Nana……あっ!」
〇〇「そっか、どこかで見たと思ったら、高校生モデルのNanaくんだ!」
七ツ森「シーッ!声デカイ!」
〇〇「あ、ごめんなさい……」
七ツ森「なんだよ……気づいてなかったのかよ……」
〇〇「ごめんね?」
七ツ森「や、謝られると逆に困るし……単純に自爆したわ。」
〇〇「七ツ森くん、もしかしてモデルのNanaくんだってこと、学校では秘密にしてるの?」
七ツ森「ああ。特殊なシゴトだし、面割れすると何かと面倒でしょ、学校じゃ。」
〇〇「そっか。じゃあ、このことは秘密だね?」
七ツ森「秘密っていうか、忘れてほしいんだけど。」
〇〇「それはムリだよ。忘れることなんてできないよ……」
七ツ森「……あんた、真面目なのな。」
七ツ森「まあ、これで忘れられるようなモデルじゃイミがない。」
〇〇「ふふ!」
七ツ森「あんた、名前は?」
〇〇「○○。学校でもよろしくね?」
七ツ森「ヨロシク。これ、あんたに拾ってもらって助かったよ。サンキュ。」
〇〇(たしか、このお店の近所に有名なモデル事務所があったよね)
〇〇(七ツ森くん、Nanaとしてそこでモデルのお仕事してるんだ。がんばって!)
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