ウイングガンダムゼロ(EW版)

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|>|CENTER:ウイングガンダムゼロ(EW版)&br()WING GUNDAM ZERO (Endless Waltz Ver.)| |登場作品|[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]| |型式番号|XXXG-00W0| |全高|16.7m| |重量|8.0t| |所属|無し| |搭乗者|ヒイロ・ユイ| |武装|マシンキャノン&br()ビームサーベル&br()ツインバスターライフル| |特殊機能|ゼロシステム| ---- *【設定】 エンドレスワルツ用にカトキハジメ氏が手がけた、[[ウイングガンダムゼロ]]の新デザイン。 ウイングガンダムゼロそのもの(改修機ではなく、はじめからこの姿だった)という設定。 変形機構が撤廃されるなどデザインに相違点があるが、どちらも同じウイングゼロであり戦闘力の差は無い。 特に背部のウイングは本物の鳥の羽のような4枚の翼(主翼2枚、副翼2枚)になっている。 機体とほぼ同じ大きさという巨大な主翼は、本機に[[トールギス]]をも軽く上回る破格の大推力、機動性、運動性能を与えており、大気圏突入時には主翼が機体を包み込む形で覆う。 また主翼にはシールドとしての役割も持たされているようだが、この設定を採用したゲームはあまり見かけない。((本シリーズではわりと採用されている)) 副翼はバーニアとして特化されており、たとえ主翼を2枚とも失ったとしても本機の機動性が損なわれる事は全くない。 このデザインの1/100MGプラモデルから「ゼロ・フレーム」と呼ばれる設定が追加される。 これは武装・装甲・プロペラント以外の諸機能を全て完備したフレームで人間とまったく同じ動きが可能で、短時間ならこのフレームだけでの稼動も可能。 [[ガンダムMk-II]]のムーバブルフレームのようなものであるが、MSの構造応力を完全にフレームだけでまかなっており、これを装備したウイングゼロは装甲の90%を喪失しても戦闘が継続できるというとんでもないもの。 さらにゼロの場合このフレームのみで[[トールギス]]の性能を凌駕していたと言われており、さらにトールギスもう1機分以上のスペックを持たせてある。 ちなみに背中にツインバスターライフルを格納できる(漫画版EWで確認できる)。 ---- *【武装】 **マシンキャノン 両肩に内蔵された4連式大型機関砲。 TV版とは異なり、カバーが開閉する方式となっている。 **ビームサーベル 接近戦用のビーム兵装。 両副翼のフレーム部分に収納される。 **ツインバスターライフル スペースコロニーを一撃で破壊するほどの威力を持つ大型ビームライフル。 TV版に比べて長大かつ無骨なデザインとなっている。 「敗者達の栄光」ではこれに装着する追加装備「メッサーツバーク」を3つ装着すると「ドライツバークバスター」となる。 それを倍の数、6つ装着した「ゼクスツバークバスター」あるいは「ドッペルト」も存在する。 ドッペルトの方はリーブラ撃ちの時に使用された。FTによると月の形を余波のみで変えるほどの威力がある。 ---- *【原作での活躍】 [[EVE WARS>新機動戦記ガンダムW]]から1年後、[[ガンダムナタク]]を除く他のガンダムたちと共に太陽に向けて廃棄される。 しかしマリーメイア軍が蜂起し、これに対抗すべく回収され、再びヒイロ・ユイの乗機となる。 マリーメイア軍との戦いの中、[[ガンダムナタク]]との対峙を経て、ルクセンブルクの敵司令部の核シェルターの撃破に成功。しかし精密射撃を行っていた為回避行動が出来ず、迎撃した敵の集中砲火及び損傷した状態でのツインバスターライフルの発射の反動にて大破、墜落した。 ゼロシステムの指示を無視しての[[ガンダムナタク]]との無理な格闘戦、強引な大気圏突入及びその状態での海への自由落下などがあったため、戦場に来た時点で機体は損傷が激しかったものと思われる。 余談だが、[[∀ガンダム>∀ガンダム(作品)]]第48話にもカメオ出演している。詳細は[[こちら>コレンカプル]]。 ---- *【パイロット】 **ヒイロ・ユイ CV:緑川光 元コロニーの工作員。 戦争から一年間の間何をしていたかは語られていない(漫画版『BATTLEFIELD OF PACIFIST』、ラジオドラマ『BLIND TARGET』でそれぞれの補完ストーリーが語られている)。 リリーナ・ドーリアンが誘拐されたと聞いて[[デュオ・マックスウェル>ガンダムデスサイズヘル(EW版)]]と共にコロニーX18999に潜入。 その後[[カトル・ラバーバ・ウィナー>ガンダムサンドロック改(EW版)]]から宇宙にてウイングガンダムゼロを回収。大気圏付近にて張五飛の[[ガンダムナタク]]と交戦するが、途中で自ら推力を切り海に墜落。 その後しばらく海底でじっとしていたが、終盤、ウイングゼロの機能を再起動させ、マリーメイア軍司令部に強襲しシェルターの破壊に成功。 内部に侵入し、マリーメイアに向かって空砲を撃ち任務終了と言って倒れた。 事件後はどうなったかは語られていない(漫画版ではリリーナのボディーガードをしている。 また、本作のシリーズ構成・隅沢克之によると、反乱後サンクキングダムキャッスルにて起きた武装蜂起を鎮圧するため再び決起、『プリベンター・5(サンク)』として救出作戦に参加している。 他にもガンダムイボルブでコロニーレーザーのような施設に対して破壊工作を行う姿が描かれている。 また、EWからだいぶ時代の経った時代を描いた「フローズン・ティアドロップ」ではコールドスリープしており、デュオの息子たちと出会うことに。 ***【原作名台詞】 -はじめからお前の技術をアテにしている。 --コロニー突入時、デュオに輸送機の操縦を任せて。なんだかんだで仲良しであり、デュオも「嬉しいこと言ってくれるねぇ」と返している。&br()ちなみに小説版では、直後に(自分の技術「だけ」をアテにしてるんじゃないか?)と邪推している。 -悪く思うな……一回は一回だ。 --デュオに「俺を殴れ」と指示した後デュオのみぞおちをぶん殴って一言。&br()こうしてデュオを殴り、気絶させるため(そしてトロワに鎮圧された振りをするため)の口実として一回殴らせたようだ。&br()もちろんデュオはこのことは聞かされておらず、何のことかさっぱり把握していなかった(そして「気絶していた振り」のヒイロは逃げ出しデュオだけとっつかまった)。&bold(){(いつものことながら)かわいそうなデュオ}。&br()なお、「一度攻撃されたことにより反撃の口実は出来たのだから最大限のダメージを与える」のは実際小学生レベルの論理である。&br()また、NEXT以外のゲームではウイングゼロの「一撃が大きい」という特徴を拡大解釈され、反撃のときやツインバスターライフル使用時などにヒイロが口走ることがある。 -五飛…教えてくれ、俺達はあと何人殺せばいい?俺は後何回あの子とあの子犬を殺せばいいんだ? --ヒイロは昔任務に失敗した際、無関係な人間を多数巻き込んでいた。その中に直前で知り合った少女と子犬がいたため、ヒイロにとっては「戦争のための犠牲」の象徴となっているようである。 -ゼロは俺に何も言ってはくれない。 --バーニアを切り、海に転落しつつ。この一言で五飛のスタンスが変わったといえる。&br()なお、良く勘違いされるが「ゼロは俺に何も教えてくれない」ではない。 -了解した。 --「お前を殺す」に並んでヒイロを代表するセリフ。劇中ではシェルターシールドを完璧に張っているか確認した後に発言。その後、シェルターシールドに対してツインバスターライフルを発射した。&br()なお、ウイングゼロの照準はコンマ二桁まで狂いが無いらしい。 -マリーメイアは殺した…これでもう誰も殺さなくていい…だれも…殺さなくて済む。 --瀕死のマリーメイアに空砲を撃って。「傀儡となっていた『マリーメイア・クシュリナーダ』は殺した」という意味だと思われる。&br()ちなみにマリーメイアは生存している。 -俺は、生まれてからずっと迷子なのさ --件の少女に向かって放った言葉。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **ガンダムVSガンダムNEXT PLUS コスト3000の機体として参戦。 本作では『NEXT PLUS』の発売時期(2009年12月)にしては珍しく、旧呼称である「ウイングガンダムゼロカスタム」名義での参戦であった。 挙動が軽くなり、[[キュベレイ]]のような機動性になっている。 [[TV版ウイングゼロ>ウイングガンダムゼロ]]との大きな違いは変形とシールドガードが削除され、チャージショットがマルチロックに対応している事。また、赤ロック距離が全機体中最長と射程が非常に長い。移動技として「飛翔」も使える。 CSは3段階チャージで、シングルCSはLVが上がるごとに威力UPのほか、レベル2からは着弾地点に爆風追加(≒ウイングゼロの特殊射撃)・レベル3ではスーパーアーマー付加と強化される。マルチCSは威力と射程があがる。 通常のメイン射撃は照射タイプではなくなり、単発ダウンで連射可能、誘導・弾速に優れると高性能だが、弾数が少ないのが難点。 格闘は全体的に優雅で、特に下格はよく動き羽根のエフェクトも相まってかなりエレガント。 アシストはガンダムデスサイズヘル(EW版)((本作では「ガンダムデスサイズヘルカスタム」名義))が敵に目掛けて体当たりをする。 [[ストライクフリーダムガンダム]]のアシスト・[[インフィニットジャスティスガンダム]]に似た感じでヒットすると相手を一定距離引き摺る。 ∞ジャスティスと比べると速度が遅いが誘導が鬼。おまけに追撃もしやすく使い勝手はあちらより大幅に上。 これで敵を撃墜した時にはビームサイズで切り裂いたようなエフェクトと共に敵機が真っ二つになる。 ヒイロの台詞はTV版とほぼ一緒。 **EXVS. 本作から「ウイングガンダムゼロ(EW版:エンドレスワルツ版)」の名で登場。コストは3000。 武装はNEXT PULSのものではなく前作TVアニメ版[[ウイングゼロ>ウイングガンダムゼロ]]から引き継がれ、それにプラスして「飛翔」とウイングによるシールドガードが追加された。 NEXTで猛威を振るった射撃チャージショットのローリングバスターライフルは、大幅にマイナーチェンジ。回転中に誘導がかからなくなり、視点変更追加と発射前に強制的に正面を向くようになった。その代わり発射前に前述のウイングガードと強力な銃口補正が掛かり、回転回数が大幅に増加、回るごとに回転速度があがっていくようになった。前作までは火力は3000コスト中トップクラスだったが、今作ではメイン射撃の威力低下、射撃CS、特殊射撃の弱体化などによりコスト3000でも底辺レベルまでダウン、今までのように後方からまとまったダメージを取ることが難しくなっている。よって、優秀な足回りと平均レベルの耐久値、そして飛翔とダウン属性のメインによる高めの生存力を活かして最前線に出てメインで確実にダウンを奪い、片追いを繰り返しながら少しずつダメージを稼いで、ちょっとした隙に発生が早い特射を当てていけばゼロも君に勝利という未来を見せてくれる。 よって覚醒も一発逆転要素ではなく、弾数回復とリロードアップによる飛翔やメインの回転率上昇が主目的となる。 格闘はオードソックスなものになり、前作と比べるとエレガントさはかなり減った。 覚醒技はツインバスターライフル3射。原作終盤、大統領府のシェルターを撃ちぬいたシーンの再現。 1射ごとに銃口補正が働き、更にロック変えで敵相方を狙うことも可能となっているが、やはり隙の大きさに見合わないダメージ効率、覚醒ゲージとブーストゲージ全消費という部分がネック。ボス相手にも反撃をされるため、もし狙うのなら初撃で止めを刺すつもりで。 出撃デモではトールギスIIIと宇宙でトーラス相手に交戦しているのだが、本編ではそんなシーンはない。 **EXVS.FB (ほぼ)全機アシスト追加に伴い、封印安定だったサブのマシンキャノンが[[トールギスIII]]による照射ビームに変更された。 トールギスIIIはアメキャン・メアキャンに対応しており、近距離自衛や起き攻め、着地ずらしなどに非常に有用。 システムの仕様変更によりメインの銃口補正が下がったものの、前作でありがちだったカス当たりが起きにくくなり、火力の低さが改善された。 また、キャンセル√が増えたり、覚醒時に飛翔の弾数が2になったりと、前作とは段違いに立ち回りの幅が広くなった。 ただし、メインからのキャンセル追加でかなりマシになったとはいえ相変わらず虹格で迫る格闘機が苦手。今作では特に相性の悪いクアンタが上位に君臨することもあり、EWゼロにとっては動き辛い環境にある。 また、[[二ムバス>イフリート改]]から何故か「フローズン・ティアドロップ」に絡めた特殊台詞を振られる。 「参戦の布石か」と期待したファンもいたようだが、XBになっても参戦する気配はない。 **EXVSMB サブのトールギスIIIにメガキャノン三連射(レバー入れ)、イマイチ使いにくかったBD格が標準的な二段斬り抜けに差し替えられた。 また、メイン・サブの弾数増加や格闘火力の全面向上といった強化点があるので、前作の使用感そのままで純粋に強化されているといえる。 ただしメインがダウン属性の照射ビームであることや、格闘の火力がまだまだ低い点が災いし、今作で追加されたオーバードライブとの噛み合いが(火力面において)他の機体に比べて悪いのが悩み所となっている。 覚醒技に高高度からのツインバスターライフルが追加された。要はエクリプス(極限進化)の格闘CS。 前回までの覚醒技(今作ではレバー後)同様、EW終盤のシェルター撃ちの再現となっている。 どうでもいいことだが羽根のエフェクトが増した。 **EXVSMB ON 遂にTV版と同様のゼロシステムが追加された。また下格にトールギス系列のような急降下が追加、機動力が補強され、マルチCS削除によりCSを狙う際の状況確認がしやすくなり、総合的に強化された。 …ように思えたが、BD速度・落下速度低下、ロリバスの射程大幅短縮という強烈な弱体化を受けてしまった。 頼みの下格もBD消費が非常に多く実用性に欠けるため、ゼロシステム発動中以外は前作の下位互換という状態だった。 しかし2度のアップデートで下格のブースト消費が激減し、ロリバスの射程が伸びるなど大きく強化され、3000上位層にも引けを取らない性能に得るに至った。 **EXVS2 射撃CSにNEXTメインのような単発ダウンが追加。3000の武装としては色々と地味だが、発生直前にガード判定があり、高弾速、高ダメージ。 また、ゼロシステムが打ち切りリロードに、サブのリロード中はメインからキャンセル可能な格闘カウンターが追加。 また、アップデートにて全体的に強化された。 EXVSシリーズではかなり強い立ち位置に付けている上、トップ層には少し劣るほどの性能なので憎まれてもいない…とNEXT以来のおいしいポジションにいる…と言えるかもしれない。 なのだがウイングゼロ(TV版)が途中から環境トップなので地味に気になる。 これまでと同じ悩みだが瞬間火力に欠ける点も気になる。 デスサイズヘルなどのアシストとしても登場。格闘攻撃をする。 **EXVS2XB [[高い回避力を持つにもかかわらず、耐久がまさかの+60で3000平均まで上昇。>リボーンズガンダム]] マルチロックゲロビが後特射に復活(弾数はN特射と共有)。 横格が迎撃向けの羽ビンタに変わり、無理をしなければ近接戦にも十分に対抗できるようになった。 今作ではトチ狂った迎撃キャラが跳梁跋扈する環境であり、比較的前に出る本機ではやや向かい風が強いものの、ゲームテンポ自体は前作よりは落ち着いているのは追い風でもある。 やはり個性の強い機動性と移動撃ちゲロビをいかに押し付けられるか、やり込みが肝となる。 アプデで、従来作よりバグに片足を突っ込んでいた、通称「大飛翔」というテクニックが出来なくなった。 が、修正はそれだけで問答無用に相手の覚醒を拒否出来なくなっただけであり、本来の強味は未だ健在。 そのため今作が歴代のEWゼロの中で一番強いとの声も。 ---- *【勝利・敗北ポーズ(NEXT PLUS)】 **勝利ポーズ 二種類存在するが、ランダムの様子。 クルッと回ってエレガント立ち その際に、羽を羽ばたく演出をしている もう一つは羽を閉じた状態で、空を見上げる **敗北ポーズ 両膝を突き、空を見上げている ---- *【勝利・敗北ポーズ(EXVS.シリーズ)】 **勝利ポーズ 通常:一度羽を閉じ、その後羽を撒き散らしながら大きく広げる。 トールギス呼び出し時(FBで追加):トールギスと共に立っている。 **敗北ポーズ 自爆する。余談だがWのガンダム(エピオン除く)はTV版もみんな自爆する。 ---- *【その他の活躍】 **ビルドダイバーズRe:Rise バトローグ 第一話のエキシビションマッチにてSD使いのパルウィーズが使用し、同じくSD使いのアヤメの乗る[[ダブルオークアンタ]]と交戦。どちらも通常の体系。 技量の差もあり追い詰められるもBB戦士のゼロカスタム付属のヒイロのフィギュア(白一色)をトラップとして出し気を取られている間にツインバスターライフル最大出力で撃破する。 が、その後キャプテン・ジオン駆る[[ゴッドガンダム]]の超級覇王幻影弾に対応できずに巻き込まれて撃破される。 ちなみに、フレディが読んでいたガンダム図鑑には「ウイングガンダムゼロ(EW版)」と記載され、フレディからは「ウイングガンダムゼロ」(別の惑星の住民なので「EW版」の字が読めなかったのもあるだろうが)、ヒイロフィギュアを出した際にはアヤメから「ゼロカスタム」(現実に発売されたBB戦士の商品名)と色々な名称が一堂に会した。 **スーパーロボット大戦 初登場した「F完結編」ではパイロット能力としては評価の低かったヒイロが本機に乗るだけで一軍になれるほどのスペックを誇る…と超性能で登場したが、以降の作品ではまちまちでだいたいツインバスターライフル、ローリングバスターライフルといった広範囲のMAP兵器を持ってで大暴れしてくれるが、燃費や立ち上がりが悪い。 TV版と共演していた時はTV版の上位種として君臨するがEW版単体だとだいたい序盤からフルスペックを発揮できるものの大技や新装備取得イベントがなく火力が少し見劣りすることも。 また、性能に関わらず毎度(第三次Z時獄編除く)ツインバスターライフルの演出がどんどん派手になっていくため、必見。 ストーリーでも毎度話し合えない、ろくでもない異星人や人間らにリリーナが話し合いに行き、結果某キノコ王国の姫のように捕まり、それを伝説の配管工のように助けに行くという流れで仲間になってくれる。 スマホアプリ「DD」では他作品のキャラがロボット同士が組み合わさる%%公式カオスパロボ%%「クロッシングパイロット」第二段として本機に「コードギアス 反逆のルルーシュ」の主人公のルルーシュ(ゼロ)が乗り込むことになった。制作会社は同じサンライズで、名前も「ゼロ」つながりでもある。 ルルーシュが流出させたウイングゼロの設計図によって製作されたもの…いわば二号機を奪取したというガンダムあるあるになっており、機体色も黒と紫のオリジナルとは対照的なザ・闇落ちカラーになっている。名前も「ウイングガンダムゼロ リベリオン」となっている。 ちなみにサンライズに許可とルルーシュがゼロに乗れるのか確認を取に行ったところ「色はどうします?」とノリノリな反応をもらい、本機のデザインをしたカトキハジメに色を決めてもらうなど「公認」となっている。「公式」ではないので注意。 プレイヤーからは原作でルルーシュは妹が死んだと思いこんだときに組織のトップに関わらず立場を忘れ周囲に当たり散らしたことがあったため「勝利のために最悪の未来を見せてくるゼロシステムに耐えられるのか…?」とファンからは疑問視されていたが、その卓越した頭脳で「ゼロシステムの予想を上回る計算を提示し制御する」ことに成功する。 台詞も「自分とお前(ゼロのこと)ならやれる」ウイングゼロに対する信頼を感じさせるものがあり、「ヒイロより大事にしてそう」と言われた。 **Gジェネレーションシリーズ AC系ユニット最上位機体かつ最終到達機体の一つ。設定上は同一機扱いのTV版より高性能である場合が多い。一応シールド装備、可変機、MAP兵器の攻撃範囲が違うなど差別化は図られている。 しかし、「クロスレイズ」ではビーム兵器に強い[[鉄血系ユニット>機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]が登場。バスターライフルの攻撃力こそ高いものの、ナノラミネートアーマーの影響を受けない武器が威力の低いマシンキャノンしかなく、相性がいいとは言えない。逆にエピオンの方はヒートロッドのおかげで対抗しやすいと評価が逆転する事に。 「クロスドライブ」ではニケアがトールギスから本機のレプリカに乗り換える。元々本作はプレイヤーに有利な方向でゲームバランスは悪かったが、本機はオリジナルキャラ含めて4人しかいないがゼロシステム適応者が搭乗すれば全体攻撃が可能とかなり優位性の高い機体。更にニケア機の方は彼女の能力がIDコマンド無しでもクリティカルや先制攻撃が発生しやすい程高すぎる、そのコマンドも強いためヒイロ機以上に猛威を奮った。 **Another Century's Episodeシリーズ 「~2」,「~3」,「~P」に登場。「1」のウイングガンダムを純粋に強化したような性能で、発射時に大きな隙があるものの、それを補って余りある高威力で貫通攻撃のツインバスターライフルと、ACEシリーズ最強の範囲攻撃といわれるローリングバスターライフルで雑魚集団もエース機もなぎ倒していく分かりやすい性能の機体。装弾数の少なさは格闘攻撃派生のツインバスターライフルでカバーできる。射撃のたびに足が止まるので被弾しやすいのが欠点。 「~3」ではエンドレスワルツから唯一の参加となっている((元々はリストラ予定だったようだが、当時のガンダム界隈での人気の高さから続投が決定したらしい。ルート次第では仲間にならないのがその名残だろうか))。2の性能そのままにローリングバスターライフルがリミッター解除に対応する強化を受けてさらに大暴れできるようになるが、フリーズ攻撃でライフルの発射を阻害する一部の敵に注意が必要となる。 このシリーズのウイングゼロで特筆すべき点としてコンビネーションアタック、いわゆる合体攻撃が豊富に用意されていることだろうか。2ではEW組と、単独参加の3では[[ガンダムX]]、ブラックサレナ、[[ミーティア>フリーダムガンダム]][[2機>ジャスティスガンダム]]とで合体攻撃を見せてくれる。 ---- *【余談】 中日ドラゴンズ前監督・現GM落合博満氏お気に入りの機体でもある。この機体の特徴たる翼がお気に召したそうな。 地元スポーツ新聞で取材を受けた際にゼロカスタムとハッキリ回答したのに当の記事ではただの(TV版)ウイングガンダムと書かれてしまい、記者に対して激怒した、という逸話があるほど。 なお初期は「ウイングガンダムゼロカスタム」と呼ばれ、この名はエンドレスワルツ版デザインのプラモデルが発売された際、メーカー側が[[TV版デザイン>ウイングガンダムゼロ]]と区別しやすくするためにつけた呼称であるが、「ウイングガンダムゼロのカスタム機」と誤解を招いてしまった為に、現在はウイングガンダムゼロ(EW版)と統一されるようになり、他のガンダムも(EW版)表記で統一されている。 ファンによってはカスタム名称で呼ぶものも多くいる。発音や文字として発声、入力しやすいのもあるだろうが。 本シリーズでも「NEXT」ではカスタム名義だった。 ただし、漫画「敗者達の栄光」ではTV版に近いデザインのプロトゼロから改修されたという設定になっている為、同作準拠ではあながち間違っていないとも言える。また同作ではシールドおよびネオバード形態への変形機構が追加されている。 近年出たMGver.Kaだとその仕様が再現されている。
|>|CENTER:ウイングガンダムゼロ(EW版)&br()WING GUNDAM ZERO (Endless Waltz Ver.)| |登場作品|[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]| |型式番号|XXXG-00W0| |全高|16.7m| |重量|8.0t| |所属|無し| |武装|マシンキャノン&br()ビームサーベル&br()ツインバスターライフル| |特殊機能|ゼロシステム| |搭乗者|ヒイロ・ユイ| ---- *【設定】 エンドレスワルツ用にカトキハジメ氏が手がけた、[[ウイングガンダムゼロ]]の新デザイン。 ウイングガンダムゼロそのもの(改修機ではなく、はじめからこの姿だった)という設定。 変形機構が撤廃されるなどデザインに相違点があるが、どちらも同じウイングゼロであり戦闘力の差は無い。 特に背部のウイングは本物の鳥の羽のような4枚の翼(主翼2枚、副翼2枚)になっている。 機体とほぼ同じ大きさという巨大な主翼は、本機に[[トールギス]]をも軽く上回る破格の大推力、機動性、運動性能を与えており、大気圏突入時には主翼が機体を包み込む形で覆う。 また主翼にはシールドとしての役割も持たされているようだが、この設定を採用したゲームはあまり見かけない。((本シリーズではわりと採用されている)) 副翼はバーニアとして特化されており、たとえ主翼を2枚とも失ったとしても本機の機動性が損なわれる事は全くない。 このデザインの1/100MGプラモデルから「ゼロ・フレーム」と呼ばれる設定が追加される。 これは武装・装甲・プロペラント以外の諸機能を全て完備したフレームで人間とまったく同じ動きが可能で、短時間ならこのフレームだけでの稼動も可能。 [[ガンダムMk-II]]のムーバブルフレームのようなものであるが、MSの構造応力を完全にフレームだけでまかなっており、これを装備したウイングゼロは装甲の90%を喪失しても戦闘が継続できるというとんでもないもの。 さらにゼロの場合このフレームのみで[[トールギス]]の性能を凌駕していたと言われており、さらにトールギスもう1機分以上のスペックを持たせてある。 ちなみに背中にツインバスターライフルを格納できる(漫画版EWで確認できる)。 ---- *【武装】 **マシンキャノン 両肩に内蔵された4連式大型機関砲。 TV版とは異なり、カバーが開閉する方式となっている。 **ビームサーベル 接近戦用のビーム兵装。 両副翼のフレーム部分に収納される。 **ツインバスターライフル スペースコロニーを一撃で破壊するほどの威力を持つ大型ビームライフル。 TV版に比べて長大かつ無骨なデザインとなっている。 「敗者達の栄光」ではこれに装着する追加装備「メッサーツバーク」を3つ装着すると「ドライツバークバスター」となる。 それを倍の数、6つ装着した「ゼクスツバークバスター」あるいは「ドッペルト」も存在する。 ドッペルトの方はリーブラ撃ちの時に使用された。「敗者達の栄光」作中での描写ではTV版ゼロのリーブラ撃ちとそれほど大差ない破壊力だったが、FT版設定だとエイトケン盆地の破壊という「敗者達の栄光」版の百万倍以上の破壊力を持つことになっており設定矛盾が起きている。 ---- *【原作の活躍】 [[EVE WARS>新機動戦記ガンダムW]]から1年後、[[ガンダムナタク]]を除く他のガンダムたちと共に太陽に向けて廃棄される。 しかしマリーメイア軍が蜂起し、これに対抗すべく回収され、再びヒイロ・ユイの乗機となる。 マリーメイア軍との戦いの中、[[ガンダムナタク]]との対峙を経て、ルクセンブルクの敵司令部の核シェルターの撃破に成功。しかし精密射撃を行っていた為回避行動が出来ず、迎撃した敵の集中砲火及び損傷した状態でのツインバスターライフルの発射の反動にて大破、墜落した。 ゼロシステムの指示を無視しての[[ガンダムナタク]]との無理な格闘戦、強引な大気圏突入及びその状態での海への自由落下などがあったため、戦場に来た時点で機体は損傷が激しかったものと思われる。 ---- *【搭乗者】 **ヒイロ・ユイ CV:緑川 光 元コロニーの工作員。 戦争から一年間の間何をしていたかは語られていない((漫画版『BATTLEFIELD OF PACIFIST』、ラジオドラマ『BLIND TARGET』でそれぞれの補完ストーリーが語られている))。 リリーナ・ドーリアンが誘拐されたと聞いて[[デュオ・マックスウェル>ガンダムデスサイズヘル(EW版)]]と共にコロニーX18999に潜入。 その後[[カトル・ラバーバ・ウィナー>ガンダムサンドロック改(EW版)]]から宇宙にてウイングガンダムゼロを回収。大気圏付近にて張五飛の[[ガンダムナタク]]と交戦するが、途中で自ら推力を切り海に墜落。 その後しばらく海底でじっとしていたが、終盤、ウイングゼロの機能を再起動させ、マリーメイア軍司令部に強襲しシェルターの破壊に成功。 内部に侵入し、マリーメイアに向かって空砲を撃ち任務終了と言って倒れた。 事件後はどうなったかは語られていない((漫画版ではリリーナのボディーガードをしている))。 また、本作のシリーズ構成・隅沢克之によると、反乱後サンクキングダムキャッスルにて起きた武装蜂起を鎮圧するため再び決起、『プリベンター・5(サンク)』として救出作戦に参加している。 他にもガンダムイボルブでコロニーレーザーのような施設に対して破壊工作を行う姿が描かれている。 また、EWからだいぶ時代の経った時代を描いた「フローズン・ティアドロップ」ではコールドスリープしており、デュオの息子たちと出会うことに。 ***【原作名台詞】 -「はじめからお前の技術をアテにしている。」 --コロニー突入時、デュオに輸送機の操縦を任せて。なんだかんだで仲良しであり、デュオも「嬉しいこと言ってくれるねぇ」と返している。&br()ちなみに小説版では、直後に(自分の技術「だけ」をアテにしてるんじゃないか?)と邪推している。 -「悪く思うな……一回は一回だ。」 --デュオに「俺を殴れ」と指示した後デュオのみぞおちをぶん殴って一言。&br()こうしてデュオを殴り、気絶させるため(そしてトロワに鎮圧された振りをするため)の口実として一回殴らせたようだ。&br()もちろんデュオはこのことは聞かされておらず、何のことかさっぱり把握していなかった(そして「気絶していた振り」のヒイロは逃げ出しデュオだけとっつかまった)。&bold(){(いつものことながら)かわいそうなデュオ}。&br()なお、「一度攻撃されたことにより反撃の口実は出来たのだから最大限のダメージを与える」のは実際小学生レベルの論理である。&br()また、NEXT以外のゲームではウイングゼロの「一撃が大きい」という特徴を拡大解釈され、反撃のときやツインバスターライフル使用時などにヒイロが口走ることがある。 -「五飛…教えてくれ、俺達はあと何人殺せばいい?俺は後何回あの子とあの子犬を殺せばいいんだ?」 --ヒイロは昔任務に失敗した際、無関係な人間を多数巻き込んでいた。その中に直前で知り合った少女と子犬がいたため、ヒイロにとっては「戦争のための犠牲」の象徴となっているようである。 -「ゼロは俺に何も言ってはくれない。」 --バーニアを切り、海に転落しつつ。この一言で五飛のスタンスが変わったといえる。&br()なお、良く勘違いされるが「ゼロは俺に何も教えてくれない」ではない。 -「了解した。」 --「お前を殺す」に並んでヒイロを代表するセリフ。劇中ではシェルターシールドを完璧に張っているか確認した後に発言。その後、シェルターシールドに対してツインバスターライフルを発射した。&br()なお、ウイングゼロの照準はコンマ二桁まで狂いが無いらしい。 -「マリーメイアは殺した…これでもう誰も殺さなくていい…だれも…殺さなくて済む。」 --瀕死のマリーメイアに空砲を撃って。「傀儡となっていた『マリーメイア・クシュリナーダ』は殺した」という意味だと思われる。&br()ちなみにマリーメイアは生存している。 -「俺は、生まれてからずっと迷子なのさ」 --件の少女に向かって放った言葉。 ---- *【VS.シリーズの活躍】 **ガンダムVSガンダムNEXT PLUS コスト3000の機体として参戦。 本作では『NEXT PLUS』の発売時期(2009年12月)にしては珍しく、旧呼称である「ウイングガンダムゼロカスタム」名義での参戦であった。 挙動が軽くなり、[[キュベレイ]]のような機動性になっている。 [[TV版ウイングゼロ>ウイングガンダムゼロ]]との大きな違いは変形とシールドガードが削除され、チャージショットがマルチロックに対応している事。また、赤ロック距離が全機体中最長と射程が非常に長い。移動技として「飛翔」も使える。 CSは3段階チャージで、シングルCSはLVが上がるごとに威力UPのほか、レベル2からは着弾地点に爆風追加(≒ウイングゼロの特殊射撃)・レベル3ではスーパーアーマー付加と強化される。マルチCSは威力と射程があがる。 通常のメイン射撃は照射タイプではなくなり、単発ダウンで連射可能、誘導・弾速に優れると高性能だが、弾数が少ないのが難点。 格闘は全体的に優雅で、特に下格はよく動き羽根のエフェクトも相まってかなりエレガント。 アシストはガンダムデスサイズヘル(EW版)((本作では「ガンダムデスサイズヘルカスタム」名義))が敵に目掛けて体当たりをする。 [[ストライクフリーダムガンダム]]のアシスト・[[インフィニットジャスティスガンダム]]に似た感じでヒットすると相手を一定距離引き摺る。 ∞ジャスティスと比べると速度が遅いが誘導が鬼。おまけに追撃もしやすく使い勝手はあちらより大幅に上。 これで敵を撃墜した時にはビームサイズで切り裂いたようなエフェクトと共に敵機が真っ二つになる。 ヒイロの台詞はTV版とほぼ一緒。 **EXVS. 本作から「ウイングガンダムゼロ(EW版:エンドレスワルツ版)」の名で登場。コストは3000。 武装はNEXT PULSのものではなく前作TVアニメ版[[ウイングゼロ>ウイングガンダムゼロ]]から引き継がれ、それにプラスして「飛翔」とウイングによるシールドガードが追加された。 NEXTで猛威を振るった射撃チャージショットのローリングバスターライフルは、大幅にマイナーチェンジ。回転中に誘導がかからなくなり、視点変更追加と発射前に強制的に正面を向くようになった。その代わり発射前に前述のウイングガードと強力な銃口補正が掛かり、回転回数が大幅に増加、回るごとに回転速度があがっていくようになった。前作までは火力は3000コスト中トップクラスだったが、今作ではメイン射撃の威力低下、射撃CS、特殊射撃の弱体化などによりコスト3000でも底辺レベルまでダウン、今までのように後方からまとまったダメージを取ることが難しくなっている。よって、優秀な足回りと平均レベルの耐久値、そして飛翔とダウン属性のメインによる高めの生存力を活かして最前線に出てメインで確実にダウンを奪い、片追いを繰り返しながら少しずつダメージを稼いで、ちょっとした隙に発生が早い特射を当てていけばゼロも君に勝利という未来を見せてくれる。 よって覚醒も一発逆転要素ではなく、弾数回復とリロードアップによる飛翔やメインの回転率上昇が主目的となる。 格闘はオードソックスなものになり、前作と比べるとエレガントさはかなり減った。 覚醒技はツインバスターライフル3射。原作終盤、大統領府のシェルターを撃ちぬいたシーンの再現。 1射ごとに銃口補正が働き、更にロック変えで敵相方を狙うことも可能となっているが、やはり隙の大きさに見合わないダメージ効率、覚醒ゲージとブーストゲージ全消費という部分がネック。ボス相手にも反撃をされるため、もし狙うのなら初撃で止めを刺すつもりで。 出撃デモではトールギスIIIと宇宙でトーラス相手に交戦しているのだが、本編ではそんなシーンはない。 **EXVS.FB (ほぼ)全機アシスト追加に伴い、封印安定だったサブのマシンキャノンが[[トールギスIII]]による照射ビームに変更された。 トールギスIIIはアメキャン・メアキャンに対応しており、近距離自衛や起き攻め、着地ずらしなどに非常に有用。 システムの仕様変更によりメインの銃口補正が下がったものの、前作でありがちだったカス当たりが起きにくくなり、火力の低さが改善された。 また、キャンセル√が増えたり、覚醒時に飛翔の弾数が2になったりと、前作とは段違いに立ち回りの幅が広くなった。 ただし、メインからのキャンセル追加でかなりマシになったとはいえ相変わらず虹格で迫る格闘機が苦手。今作では特に相性の悪いクアンタが上位に君臨することもあり、EWゼロにとっては動き辛い環境にある。 また、[[二ムバス>イフリート改]]から何故か「フローズン・ティアドロップ」に絡めた特殊台詞を振られる。 「参戦の布石か」と期待したファンもいたようだが、XBになっても参戦する気配はない。 **EXVS.MB サブのトールギスIIIにメガキャノン三連射(レバー入れ)、イマイチ使いにくかったBD格が標準的な二段斬り抜けに差し替えられた。 また、メイン・サブの弾数増加や格闘火力の全面向上といった強化点があるので、前作の使用感そのままで純粋に強化されているといえる。 ただしメインがダウン属性の照射ビームであることや、格闘の火力がまだまだ低い点が災いし、今作で追加されたオーバードライブとの噛み合いが(火力面において)他の機体に比べて悪いのが悩み所となっている。 覚醒技に高高度からのツインバスターライフルが追加された。要はエクリプス(極限進化)の格闘CS。 前回までの覚醒技(今作ではレバー後)同様、EW終盤のシェルター撃ちの再現となっている。 どうでもいいことだが羽根のエフェクトが増した。 **EXVS.MBON 遂にTV版と同様のゼロシステムが追加された。また下格にトールギス系列のような急降下が追加、機動力が補強され、マルチCS削除によりCSを狙う際の状況確認がしやすくなり、総合的に強化された。 …ように思えたが、BD速度・落下速度低下、ロリバスの射程大幅短縮という強烈な弱体化を受けてしまった。 頼みの下格もBD消費が非常に多く実用性に欠けるため、ゼロシステム発動中以外は前作の下位互換という状態だった。 しかし2度のアップデートで下格のブースト消費が激減し、ロリバスの射程が伸びるなど大きく強化され、3000上位層にも引けを取らない性能に得るに至った。 **EXVS.2 射撃CSにNEXTメインのような単発ダウンが追加。3000の武装としては色々と地味だが、発生直前にガード判定があり、高弾速、高ダメージ。 また、ゼロシステムが打ち切りリロードに、サブのリロード中はメインからキャンセル可能な格闘カウンターが追加。 また、アップデートにて全体的に強化された。 EXVSシリーズではかなり強い立ち位置に付けている上、トップ層には少し劣るほどの性能なので憎まれてもいない…とNEXT以来のおいしいポジションにいる…と言えるかもしれない。 なのだがウイングゼロ(TV版)が途中から環境トップなので地味に気になる。 これまでと同じ悩みだが瞬間火力に欠ける点も気になる。 デスサイズヘルなどのアシストとしても登場。格闘攻撃をする。 **EXVS.2XB [[高い回避力を持つにもかかわらず、耐久がまさかの+60で3000平均まで上昇。>リボーンズガンダム]] マルチロックゲロビが後特射に復活(弾数はN特射と共有)。 横格が迎撃向けの羽ビンタに変わり、無理をしなければ近接戦にも十分に対抗できるようになった。 今作ではトチ狂った迎撃キャラが跳梁跋扈する環境であり、比較的前に出る本機ではやや向かい風が強いものの、ゲームテンポ自体は前作よりは落ち着いているのは追い風でもある。 やはり個性の強い機動性と移動撃ちゲロビをいかに押し付けられるか、やり込みが肝となる。 アプデで、従来作よりバグに片足を突っ込んでいた、通称「大飛翔」というテクニックが出来なくなった。 が、修正はそれだけで問答無用に相手の覚醒を拒否出来なくなっただけであり、本来の強味は未だ健在。 そのため今作が歴代のEWゼロの中で一番強いとの声も。 **EXVS2OB やはり許されなかったか、片追い要因のデスヘルアシストがギス3の平凡な格闘アシストに変更。 大飛翔は削除されたまま、常時リロードから打ち切り着地リロードに変更となり、覚醒中2回との相性は悪くなった。 ---- *【勝利・敗北ポーズ(NEXT PLUS)】 **勝利ポーズ 二種類存在するが、ランダムの様子。 クルッと回ってエレガント立ち その際に、羽を羽ばたく演出をしている もう一つは羽を閉じた状態で、空を見上げる **敗北ポーズ 両膝を突き、空を見上げている ---- *【勝利・敗北ポーズ(EXVS.シリーズ)】 **勝利ポーズ 通常:一度羽を閉じ、その後羽を撒き散らしながら大きく広げる。 トールギス呼び出し時(FBで追加):トールギスと共に立っている。 **敗北ポーズ 自爆する。余談だがWのガンダム(エピオン除く)はTV版もみんな自爆する。 ---- *【その他の活躍】 **∀ガンダム [[ターンX]]の月光蝶を見た[[コレン・ナンダー>コレンカプル]]の脳裏に浮かんだガンダムとして登場している。 **ビルドダイバーズRe:Rise バトローグ 第一話のエキシビションマッチにてSD使いのパルウィーズが使用し、同じくSD使いのアヤメの乗る[[ダブルオークアンタ]]と交戦。どちらも通常の体系。 技量の差もあり追い詰められるもBB戦士のゼロカスタム付属のヒイロのフィギュア(白一色)をトラップとして出し気を取られている間にツインバスターライフル最大出力で撃破する。 が、その後キャプテン・ジオン駆る[[ゴッドガンダム]]の超級覇王幻影弾に対応できずに巻き込まれて撃破される。 ちなみに、フレディが読んでいたガンダム図鑑には「ウイングガンダムゼロ(EW版)」と記載され、フレディからは「ウイングガンダムゼロ」(別の惑星の住民なので「EW版」の字が読めなかったのもあるだろうが)、ヒイロフィギュアを出した際にはアヤメから「ゼロカスタム」(現実に発売されたBB戦士の商品名)と色々な名称が一堂に会した。 **スーパーロボット大戦 初登場した『F完結編』ではパイロット能力としては評価の低かったヒイロが本機に乗るだけで一軍になれるほどのスペックを誇る…と超性能で登場したが、以降の作品ではまちまちでだいたいツインバスターライフル、ローリングバスターライフルといった広範囲のMAP兵器を持ってで大暴れしてくれるが、燃費や立ち上がりが悪い。 TV版と共演していた時はTV版の上位種として君臨するがEW版単体だとだいたい序盤からフルスペックを発揮できるものの大技や新装備取得イベントがなく火力が少し見劣りすることも。 また、性能に関わらず毎度(第三次Z時獄編除く)ツインバスターライフルの演出がどんどん派手になっていくため、必見。 ストーリーでも毎度話し合えない、ろくでもない異星人や人間らにリリーナが話し合いに行った結果捕まり、囚われの姫を助ける騎士のように現れて仲間になってくれる。 スマホアプリ『DD』では他作品のキャラがロボット同士が組み合わさる%%公式カオスパロボ%%「クロッシングパイロット」第二弾として本機に『コードギアス 反逆のルルーシュ』((MBS・TVS系で放映されたTVアニメ。アニメーション制作はガンダムと同じサンライズ))の主人公「ルルーシュ・ランペルージ」が乗り込むことになった。制作会社・「ゼロ」((ルルーシュが黒の騎士団として活動する際、「ゼロ」と名乗っているため))つながりでもある。 ルルーシュが流出させたウイングゼロの設計図によって製作されたもの…いわば二号機を奪取したというガンダムあるあるになっており、機体色も黒と紫のオリジナルとは対照的なザ・闇落ちカラーになっている。名前も「ウイングガンダムゼロ リベリオン」となっている。 ちなみにサンライズに許可とルルーシュがゼロに乗れるのか確認を取に行ったところ「色はどうします?」とノリノリな反応をもらい、本機のデザインをしたカトキハジメに色を決めてもらうなど「公認」となっている。「公式」ではないので注意。 プレイヤーからは原作でルルーシュは妹・ナナリーが死んだと思いこんだときに組織のトップに関わらず立場を忘れ周囲に当たり散らしたことがあったため「勝利のために最悪の未来を見せてくるゼロシステムに耐えられるのか…?」とファンからは疑問視されていたが、その卓越した頭脳で「ゼロシステムの予想を上回る計算を提示し制御する」ことに成功する。 台詞も「自分とお前(ゼロのこと)ならやれる」ウイングゼロに対する信頼を感じさせるものがあり、「ヒイロより大事にしてそう」と言われた。 **Gジェネレーションシリーズ AC系ユニット最上位機体かつ最終到達機体の一つ。設定上は同一機扱いのTV版より高性能である場合が多い。一応シールド装備、可変機、MAP兵器の攻撃範囲が違うなど差別化は図られている。 しかし、『クロスレイズ』ではビーム兵器に強い[[鉄血系ユニット>機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]が登場。バスターライフルの攻撃力こそ高いものの、ナノラミネートアーマーの影響を受けない武器が威力の低いマシンキャノンしかなく、相性がいいとは言えない。逆にエピオンの方はヒートロッドのおかげで対抗しやすいと評価が逆転する事に。 『クロスドライブ』ではとあるキャラがトールギスから本機のレプリカに乗り換える。元々本作はプレイヤーに有利な方向でゲームバランスは悪かったが、本機はオリジナルキャラ含めて4人しかいないがゼロシステム適応者が搭乗すれば全体攻撃が可能とかなり優位性の高い機体。更に彼女が乗る方は彼女の能力がIDコマンド無しでもクリティカルや先制攻撃が発生しやすい程高すぎる、そのコマンドも強いためヒイロ機以上に猛威を奮った。 **Another Century's Episodeシリーズ 『2』、『3』、『P』に登場。「 『1』のウイングガンダムを純粋に強化したような性能で、発射時に大きな隙があるものの、それを補って余りある高威力で貫通攻撃のツインバスターライフルと、ACEシリーズ最強の範囲攻撃といわれるローリングバスターライフルで雑魚集団もエース機もなぎ倒していく分かりやすい性能の機体。装弾数の少なさは格闘攻撃派生のツインバスターライフルでカバーできる。射撃のたびに足が止まるので被弾しやすいのが欠点。 『3』ではエンドレスワルツから唯一の参加となっている((元々はリストラ予定だったようだが、当時のガンダム界隈での人気の高さから続投が決定したらしい。ルート次第では仲間にならないのがその名残だろうか))。2の性能そのままにローリングバスターライフルがリミッター解除に対応する強化を受けてさらに大暴れできるようになるが、フリーズ攻撃でライフルの発射を阻害する一部の敵に注意が必要となる。 このシリーズのウイングゼロで特筆すべき点としてコンビネーションアタック、いわゆる合体攻撃が豊富に用意されていることだろうか。2ではEW組と、単独参加の3では[[ガンダムX]]、ブラックサレナ((『劇場版 機動戦艦ナデシコ』に登場する黒いエステバリス))、[[ミーティア>フリーダムガンダム]][[2機>ジャスティスガンダム]]とで合体攻撃を見せてくれる。 ---- *【余談】 中日ドラゴンズ前監督・現GM落合博満氏お気に入りの機体でもある。この機体の特徴たる翼がお気に召したそうな。 地元スポーツ新聞で取材を受けた際にゼロカスタムとハッキリ回答したのに当の記事ではただの(TV版)ウイングガンダムと書かれてしまい、記者に対して激怒した、という逸話があるほど。 なお初期は「ウイングガンダムゼロカスタム」と呼ばれ、この名はエンドレスワルツ版デザインのプラモデルが発売された際、メーカー側が[[TV版デザイン>ウイングガンダムゼロ]]と区別しやすくするためにつけた呼称であるが、「ウイングガンダムゼロのカスタム機」と誤解を招いてしまった為に、現在はウイングガンダムゼロ(EW版)と統一されるようになり、他のガンダムも(EW版)表記で統一されている。 ファンによってはカスタム名称で呼ぶものも多くいる。発音や文字として発声、入力しやすいのもあるだろうが。 本シリーズでも「NEXT」ではカスタム名義だった。 ただし、漫画「敗者達の栄光」ではTV版に近いデザインのプロトゼロから改修されたという設定になっている為、同作準拠ではあながち間違っていないとも言える。また同作ではシールドおよびネオバード形態への変形機構が追加されている。 近年出たMGver.Kaだとその仕様が再現されている。

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