ジム・カスタム

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|>|CENTER:ジム・カスタム&br()GM CUSTOM| |登場作品|[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]| |型式番号|RGM-79N| |全高|18.0m| |重量|57.6t| |所属|地球連邦軍| |搭乗者|サウス・バニング&br()アルファ・A・ベイト&br()ベルナルド・モンシア| |武装|バルカン砲&br()ジム・マシンガン&br()ジム・ライフル&br()ビーム・サーベル&br()シールド| ---- *【設定】 地球連邦軍の汎用量産型モビルスーツ。 [[ガンダムNT-1>アレックス]]をベースに開発された。 ジェネレーターやアポジモーターの強化された、一年戦争で活躍した[[ジム]]の性能向上型。 高性能でバランスの良い機体のためか、コウ・ウラキには「特長のないのが特徴」と評されている。 なお「特徴がないのが特徴」とよく記載されるが、小説版は上記の表現となっている。 量産型として開発されたが、生産コストが高いため少数の生産に止まっている。 有体に言ってガンダムとの差はそこまではないとされる。 デラーズ紛争終結後はジム・クウェルとなり、機体色と設計を変更しながらティターンズで運用された。 ---- *【武装】 **バルカン砲 60mm口径の機関砲。 頭部に2門が内蔵されている。 **ジム・マシンガン 90mm口径のマシンガン。 ブルパップ・マシンガンとも呼ばれている。 **ジム・ライフル 90mm口径のマシンガン。 実体弾でありながら、ゲルググ・マリーネやドム・トローペンなどを撃破するほどの威力を持つ。 ジム・マシンガンとジム・ライフルは共通規格となっている。 **ビーム・サーベル バックパック右側に装備される。 **シールド 本機用のモデル。 ---- *【劇中での活躍】 サウス・バニング、アルファ・A・ベイト、ベルナルド・モンシアの3名が搭乗。 劇中ではジム・ライフルでドム・トローペンやゲルググMをたやすく撃破するシーンが目立ち、 「単なるやれれ役」であった初代ジムとは違った印象を受ける。 バニング機は[[シーマ・ガラハウ>ガーベラ・テトラ]]との戦闘で損傷。 帰艦中に損傷箇所が誘爆し、機体はそのまま宇宙を流れ爆散、バニングは死亡する。 ベイト機とモンシア機はデラーズ紛争を最後まで戦い抜く。 また、劇場版Zガンダムでは[[ジム・キャノンII]]とともにエゥーゴで運用されている。 ---- *【パイロット説明】 **サウス・バニング CV:菅原正志 主人公コウ・ウラキの上司。 浅黒い肌と年齢(39歳)の割には深いシワが外見の上での特徴。搭乗機はジム・カスタムおよびジム改。 ベルナルド・モンシア、チャップ・アデル、アルファ・A・ベイトとは一年戦争からの長い付き合いで、当時は彼らと共に「不死身の第4小隊」として名を馳せたエースパイロット。 しかし、年齢から来る肉体の衰えは自覚しており、しばしばロートル扱いされることについて言及している。 一年戦争後はオーストラリア・トリントン基地でテストパイロット達の教官をしていたが、[[デラーズ・フリート]]によるガンダム試作2号機強奪劇の後、アルビオンのモビルスーツ部隊隊長に選任され、2号機奪還の為アルビオンに乗艦する。 当初はトリントン基地での戦闘での負傷が元でパイロットとして前線に立つ事は無かったが、後にコウの危機に傷を推して出撃し、それ以降MSパイロットとして復帰した。 年齢に違わぬ彫りの深い見た目とは裏腹に、かなりの女好き。別部隊のベテランから「スケベ野郎」と呼ばれていたり、あるいは美人を見ると任務中に関わらず振り向いたりと若干緩い部分もある。 妻(名前はシルビア)がいるが別居中であり、彼女のスナップを常に持ち歩いている。 デラーズ・フリートがガンダム試作2号機を用いてコンペイトウで行われる戴艦式を襲撃する事を警戒し、コウらと共に周辺宙域の警備任務に着き、この際にシーマの部隊と遭遇し、被弾しながらもこれを退ける事に成功する。 その際、偶然にも敵の作戦概要が書かれた文書を入手するが、その文書をいざ読み上げようとした瞬間、ショートした回路から出たスパークが被弾した際にわずかに漏れていた推進剤に引火し、機体全体に爆発的に火が回り、乗機共々爆散した。 そのあまりにも理不尽かつ、唐突な死に、コウをはじめショックを受けた者は多い。 ガンダムAで連載されている漫画版では、死に方が変わっており、ヴァル・ヴァロとの交戦で命を落とすこととなる。 しかし、その以前から医師から内蔵の数値が悪くMSから下りるように勧められる、最期の作戦前に妻とまた同居することが決まる、移動中にコウに「戦いが終わったら妻の料理を食べに来い」と誘うといった死亡フラグを立て、その通りになってしまった。 ---- **アルファ・A・ベイト CV:戸谷公次/今村直樹(一部ゲーム作品) ベルナルド・モンシア、チャップ・アデルと共にペガサス級強襲揚陸艦アルビオンに補充パイロットとして配属された地球連邦軍のパイロットで、3人組の中ではリーダー格。階級は中尉、後に戦時大尉に昇進する。搭乗機体はジム・カスタム。28歳。 一年戦争時は前述の二人と共に、バニング率いる『不死身の第四小隊』の一員として各地を転戦して活躍したベテランパイロットで、優れた操縦技量を持つが、油断して行動不能になったりするなど戦場ではしっかり務めるモンシア、アデルに比べると頼りない一面もあった。 傲慢で素行の悪いモンシアに比べて比較的まともな性格をしているが、協調性に欠ける一面があり、配属された当初は女に手を出そうとしてモーラ・バシットに返り討ちに遭うなどトラブルを起こすこともあった。その一方でコウ、キースら若年組との絡みは意外と少ない。 しかし、バニングの戦死後は態度を改め、後任のMS部隊隊長としてメンバーをよくまとめ、最後まで戦い抜き見事生還を果たした。デラーズ紛争後はモンシアらと共にティターンズに入隊している。 ---- **ベルナルド・モンシア CV:茶風林 地球連邦軍中尉。28歳。 一年戦争では「不死身の第4小隊」の一員として、アルファ・A・ベイト、チャップ・アデルと共にバニングの部下として各地を転戦した。 主な搭乗機はジム・カスタム。 バニングの指揮下で経験を積んだ歴戦の優秀なMSパイロットだが、酒好きで女好きな上に素行不良の気が強い不良軍人。劇中では酒を飲んでMSを操縦するシーンもある。 デラーズ・フリートのアナベル・ガトーによるガンダム試作2号機強奪事件の直後、アルビオンに補充パイロットとして着任するも、酒を飲みながら女にナンパしたり、女性メカニックたちにセクハラをしてまわり、モーラ・バシットには「スケベ野郎」と言われ、士官学校出身のコウやキースを見下していびるなど、周囲とのイザコザが絶えなかった。 特にコウに対してはニナに一目惚れした事やコウがバニングに目をかけられている事もあって、彼女とガンダム試作1号機を巡るライバルとして目の敵にし、なにかにつけて彼を虐めるようになる(独断で2人と模擬戦、コアファイター着艦妨害など)。 またスペースノイドを宇宙人と蔑み、捕虜を虐待するなど地球至上主義者でもあり、全編通して悪い素行が目立つ、パイロットとしての技量を除けば、人間的に褒められる部分の少ない人物である。 しかし、一年戦争を共に生き延びた部隊の仲間、特に付き合いの長い上司であるバニングを深く尊敬しており、彼が戦死したときには男泣きをするほどのショックを受けていた。加えてコウがガンダム試作3号機を奪取する際には銃を携えて援護に駆けつけるなど、義理人情に厚い一面も持っている。 デラーズ紛争後は、仲間と共にティターンズに入隊した。 加登屋みつる氏のボンボン版では尺の問題でバニングの立ち位置におり((本作のバニングは序盤戦で負傷し、宇宙に上がらないので早々に退場し生存する))、髪にトーンが張っていないため白髪の老け顔になっていたり、素直にコウの成長を認めたり、敵の陽動作戦を見抜く、叱咤激励するなど優秀な隊長にしてベテランになっていたが、最後はシーマの攻撃からコウを庇い戦死してしまう。存在を知るファンからは「綺麗なモンシア」「モンシアの皮を被ったバニング」と評判。 一方近年の夏元雅人氏の「リベリオン」ではおおむね原作通りだったのだが、バニングの敵とはいえコロニー内でコウを助けに来たケリィをエアロックに放り込むという真似をしてしまい、キースが止めなければコウにOVA版でシーマ様がされたデンドロビウムの砲身でゼロ距離射撃をされそうになってしまった。 このシーンに対して一部では「いくらモンシアでもこんなことしない」「モンシアはそういう事やる」「このモンシアは解釈違い(アニメや漫画のキャラクターに対して、見解や行動に対する解釈が違っていること。主に女子人気が高い作品のファン界隈で見かけやすい)」など意見が分かれ、「モンシアでこんな論争を見るとは思わなかった」「モンシアの解釈違いというパワーワード」などおそらく今までで一番モンシアの話題で盛り上がったものと思われる。 ***【原作名台詞】 -へへっ! どこだ、宇宙人め! たっぷりかわいがってやるぜ! --スペースノイドに対する侮蔑発言。 -ガンダムは壊れちまったよ。ヒヨッコパイロットが乗ってたからな!&br()おいウラキ! アナハイムもいい迷惑だよなぁ! 徹夜で修理だぜ! 呑気に酒なんか飲んでる場合でありますかぁ!? --フォンブラウンのパブにて、泥酔した勢いでコウに暴言を吐く。&br()しかし、コウもシーマ艦隊との戦闘で、独断で重力下仕様のままのガンダムで出撃し大破させてしまった為に言い返せず、パブを飛び出してしまう。 ***【その他名台詞】 -こんな数字じゃねェーッ!! おまえにはパイロットにいちばん大事なものがたりねェーんだ --加登屋みつる氏のボンボン版にて、コウとガンダムパイロットの座を争った際に。最近は好成績を収めているコウに対して数字が全てではないと、まるで頑固職人の様な発言だが彼の熱いパイロット魂が伝わってくる。 -しかし…今回の功労者はウラキ少尉です -(成長したな ウラキ) --ここでのモンシアは嫌味なところは鳴りを潜め、後輩の成長を見守り、時には称えるよき先輩としての面を見せる。 -ウラキ……コロニーを地球へ落としてはならんぞ&br()……それができるのは……おまえだけだ --原作と違い最後はコウを庇い戦死。コロニー落としの阻止を託して散っていった。&br()その後のラストシーンでは、他にもこの戦いで散っていったガトーとシーマと共にモンシアが写っている。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **ガンダムVSガンダム ガンダム試作3号機のアシストとして登場。 敵機に向かって2機のジム・カスタムがマシンガンを発射する。 召喚から攻撃までが遅く、誘導もイマイチで使い勝手は悪い。 使用時「キース!」とコウが叫ぶが、キースはジム・カスタムには一度も搭乗していない。 そんなにベイトとモンシアが嫌いなのだろうか。いや、分からんでもないが。 **ガンダムVSガンダムNEXT 前作に比べると召喚と同時に攻撃する為、多少はマシになった。 **GVS プレイアブル機として参戦。 今作ではパイロット乗り換えシステムがあるが、本機のパイロットはバニングのみ。 メイン射撃のジム・ライフルがマシンガン系武装としては中々の性能を持っており、 特射には優秀な突進技のジム・ライフル【移動撃ち】を備える。 初期環境ではこの特射の誘導性、およびダメージ効率が非常に良く、 短時間で大ダメージを奪えるストライカーのドアンザクとの組み合わせが猛威を振るった。 そのために後の修正で特射に弱体化が入り、ダメージと誘導性が低下した。 また、高相性であったストライカーのドアンザクも弱体化した。 しかし、特射の性能自体はまだまだ優秀な部類に入り、 ストライカーも∀やバンシィなどを代役に立てられるので低コストの中ではそこそこ戦える機体である。 ---- *【勝利、敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常:ジム・ライフルを構える 格闘時:サーベル払い **敗北ポーズ 脇腹爆発→体勢を崩して機体丸ごと爆発。劇中誘爆事故で帰らぬ人となったシーンの再現
|>|CENTER:ジム・カスタム&br()GM CUSTOM| |登場作品|[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]| |型式番号|RGM-79N| |全高|18.0m| |重量|57.6t| |所属|地球連邦軍| |搭乗者|サウス・バニング&br()アルファ・A・ベイト&br()ベルナルド・モンシア| |武装|バルカン砲&br()ジム・マシンガン&br()ジム・ライフル&br()ビーム・サーベル&br()シールド| ---- *【設定】 地球連邦軍の汎用量産型モビルスーツ。 [[ガンダムNT-1>アレックス]]をベースに開発された。 ジェネレーターやアポジモーターの強化された、一年戦争で活躍した[[ジム]]の性能向上型。 バランスの良い高性能機体のためか、コウ・ウラキには「特長のないのが特徴」と評されている。 なお「特徴がないのが特徴」とよく記載されるが、小説版は上記の表現となっている。 量産型として開発されたが、生産コストが高いため少数の生産に止まっている。 有体に言ってガンダムとの差はそこまではないとされる。 デラーズ紛争終結後はジム・クウェルに改修され、機体色と設計を変更しながらティターンズで運用された。 ---- *【武装】 **バルカン砲 60mm口径の機関砲。 頭部に2門が内蔵されている。 **ジム・マシンガン 90mm口径のマシンガン。 ブルパップ・マシンガンとも呼ばれている。 **ジム・ライフル 90mm口径のマシンガン。 実体弾でありながらMSを難なく撃破する威力を持つ。 ジム・マシンガンとジム・ライフルは共通規格となっている。 **ビーム・サーベル バックパック右側に装備される。 **シールド 本機用のモデル。 ---- *【劇中での活躍】 サウス・バニング、アルファ・A・ベイト、ベルナルド・モンシアの3名が搭乗。 劇中ではジム・ライフルで[[ドム・トローペン]]や[[ゲルググM]]を容易く撃破するシーンが目立ち、「単なるやられ役」だった初代ジムとは違った印象を受ける。 バニング機は[[シーマ・ガラハウ>ガーベラ・テトラ]]のゲルググMとの戦闘で腹部に被弾して損傷。 被弾時は行動に支障は無かったものの、帰艦中に損傷箇所(動力部分)から放電して誘爆し、機体はそのまま宇宙を流れ爆散、バニングも死亡した。 ベイト機とモンシア機はデラーズ紛争を最後まで戦い抜いた。 また、劇場版Zガンダムでは[[ジム・キャノンII]]とともにエゥーゴで運用されている。 ---- *【パイロット説明】 **サウス・バニング CV:菅原正志 主人公コウ・ウラキの上司。 浅黒い肌と年齢(39歳)の割には深いシワが外見の上での特徴。搭乗機はジム・カスタムおよびジム改。 ベルナルド・モンシア、チャップ・アデル、アルファ・A・ベイトとは一年戦争からの長い付き合いで、当時は彼らと共に「不死身の第4小隊」として名を馳せたエースパイロット。 しかし、年齢から来る肉体の衰えは自覚しており、しばしばロートル扱いされることについて言及している。 一年戦争後はオーストラリア・トリントン基地でテストパイロット達の教官をしていたが、デラーズ・フリートによる[[ガンダム試作2号機]]強奪劇の後、[[アルビオン]]のモビルスーツ部隊隊長に選任され、試作2号機奪還の為アルビオンに乗艦する。 当初はトリントン基地での戦闘での負傷が元でパイロットとして前線に立つ事は無かったが、後にコウの危機に傷を推して出撃し、それ以降MSパイロットとして復帰した。 年齢に違わぬ彫りの深い見た目とは裏腹に、かなりの女好き。別部隊のベテランから「スケベ野郎」と呼ばれていたり、あるいは美人を見ると任務中に関わらず振り向いたりと若干緩い部分もある。 妻のシルビア)とは別居中だが、彼女のスナップを常に持ち歩いている。 デラーズ・フリートが試作2号機を用いてコンペイトウで行われる戴艦式を襲撃する事を警戒し、コウらと共に周辺宙域の警備任務に着き、この際にシーマの部隊と遭遇。一般機を撃破し、シーマ機との戦闘で被弾しながらもこれを退ける事に成功する。 その際、偶然にも敵の作戦概要が書かれた文書を入手するが、その文書をいざ読み上げようとした瞬間、ショートした回路から出たスパークが被弾した際にわずかに漏れていた推進剤に引火し、機体全体に爆発的に火が回り、乗機共々爆散した。 そのあまりにも理不尽かつ唐突な死に、コウをはじめショックを受けた者は多い。 モンシアに至っては大泣きした程である。 ガンダムAで連載されている漫画版では、死に方が変わっており、ヴァル・ヴァロとの交戦で命を落とすこととなる。 しかし、その以前から医師から内蔵の数値が悪くMSから下りるように勧められる、最期の作戦前に妻とまた同居することが決まる、移動中にコウに「戦いが終わったら妻の料理を食べに来い」と誘うといったいくつも死亡フラグを立て、その通りになってしまった。 ***【原作名台詞】 -戦いはお前達がいつまでもピーピーやかましいヒヨッコかどうかで決まる! --ガトーの追跡の際、不安がるコウとキースを叱咤激励する。 -そういう時は身を隠すんだ! --ゲーム作品でもよく聞くであろう台詞。敵機の捜索に躍起になり隙を見せたゲルググMを撃墜する。 ---- **アルファ・A・ベイト CV:戸谷公次/今村直樹(一部ゲーム作品) ベルナルド・モンシア、チャップ・アデルと共にペガサス級強襲揚陸艦アルビオンに補充パイロットとして配属された地球連邦軍のパイロットで、3人組の中ではリーダー格。階級は中尉、後に戦時大尉に昇進する。搭乗機体はジム・カスタム。28歳。 一年戦争時は前述の二人と共に、バニング率いる『不死身の第四小隊』の一員として各地を転戦して活躍したベテランパイロットで、優れた操縦技量を持つが、油断して行動不能になったりするなど戦場ではしっかり務めるモンシア、アデルに比べると頼りない一面もあった。 傲慢で素行の悪いモンシアに比べて比較的まともな性格をしているが、協調性に欠ける一面があり、配属された当初は女に手を出そうとしてモーラ・バシットに返り討ちに遭うなどトラブルを起こすこともあった。その一方でコウ、キースら若年組との絡みは意外と少ない。 しかし、バニングの戦死後は態度を改め、後任のMS部隊隊長としてメンバーをよくまとめ、最後まで戦い抜き見事生還を果たした。デラーズ紛争後はモンシアらと共にティターンズに入隊している。 ***【原作名台詞】 -この石頭野郎共! さっさと銃を捨てな! --[[ガンダム試作3号機]]の利用を巡って、コウを射殺しようとしたナカッハ・ナカト少佐率いる憲兵達を制止して。 -まったく、メシ喰う暇もねえのかい! --戦闘の連続で休憩も出来ない状況を愚痴る。 ---- **ベルナルド・モンシア CV:茶風林 地球連邦軍中尉。28歳。 一年戦争では「不死身の第4小隊」の一員として、アルファ・A・ベイト、チャップ・アデルと共にバニングの部下として各地を転戦した。 主な搭乗機はジム・カスタム。 バニングの指揮下で経験を積んだ歴戦の優秀なMSパイロットだが、酒好きで女好きな上に素行不良の気が強い不良軍人。劇中では酒を飲んでMSを操縦するシーンもある。 デラーズ・フリートのアナベル・ガトーによる試作2号機強奪事件の直後、アルビオンに補充パイロットとして着任するも、酒を飲みながら女にナンパしたり、女性メカニックたちにセクハラをしてまわり、モーラ・バシットには「スケベ野郎」と言われ、士官学校出身のコウやキースを見下していびるなど、周囲とのイザコザが絶えなかった。 特にコウに対してはニナに一目惚れした事やコウがバニングに目をかけられている事もあって、彼女と[[ガンダム試作1号機]]を巡るライバルとして目の敵にし、なにかにつけて彼を虐めるようになる(独断で2人と模擬戦、[[コア・ファイター]]着艦妨害など)。 またスペースノイドを宇宙人と蔑み、捕虜を虐待するなど地球至上主義者でもあり、全編通して悪い素行が目立ちパイロットとしての技量を除けば、人間的に褒められる部分の少ない人物である。 しかし、一年戦争を共に生き延びた部隊の仲間、特に付き合いの長い上司であるバニングを深く尊敬しており、彼が戦死したときには男泣きをするほどのショックを受けていた。加えてコウが試作3号機を奪取する際には銃を携えて援護に駆けつけるなど、義理人情に厚い一面も持っている。 デラーズ紛争後は、仲間と共にティターンズに入隊した。 加登屋みつる氏のボンボン版では尺の問題でバニングの立ち位置におり((本作のバニングは序盤戦で負傷し、宇宙に上がらないので早々に退場し生存する))、髪にトーンが張っていないため白髪の老け顔になっていたり、相手の作戦を見抜く戦術眼をもっていたり、素直にコウの成長を認め、時には叱咤激励するなど優秀な隊長にしてベテランになっていたが、最後はシーマの攻撃からコウを庇い戦死してしまう。存在を知るファンからは「綺麗なモンシア」「モンシアの皮を被ったバニング」と評判。 一方近年の夏元雅人氏の「リベリオン」ではおおむね原作通りだったのだが、終盤にバニングの敵とはいえコロニー内でコウを助けに来たケリィ(コロニー落としを阻止するため協力関係にある)をエアロックに放り込むという真似をしてしまい、キースが止めなければコウにOVA版でシーマ様がされたデンドロビウムの砲身でゼロ距離射撃をされそうになってしまった。 このシーンに対して一部では「いくらモンシアでもこんなことしない」「モンシアはそういう事やる」「このモンシアは解釈違い(アニメや漫画のキャラクターに対して、見解や行動に対する解釈が違っていること。主に女子人気が高い作品のファン界隈で見かけやすい)」など意見が分かれ、「モンシアでこんな論争を見るとは思わなかった」「モンシアの解釈違いというパワーワード」などおそらく今までで一番モンシアの話題で盛り上がったものと思われる。 ***【原作名台詞】 -へへっ! どこだ、宇宙人め! たっぷりかわいがってやるぜ! --スペースノイドに対する侮蔑発言。 -ガンダムは壊れちまったよ。ヒヨッコパイロットが乗ってたからな!&br()おいウラキ! アナハイムもいい迷惑だよなぁ! 徹夜で修理だぜ! 呑気に酒なんか飲んでる場合でありますかぁ!? --フォンブラウンのパブにて、泥酔した勢いでコウに暴言を吐く。&br()しかし、コウもシーマ艦隊との戦闘で、独断で重力下仕様のままのガンダムで出撃し大破させてしまった為に言い返せず、パブを飛び出してしまう。 ***【その他名台詞】 -こんな数字じゃねェーッ!! おまえにはパイロットにいちばん大事なものがたりねェーんだ --加登屋みつる氏のボンボン版にて、コウとガンダムパイロットの座を争った際に。最近は好成績を収めているコウに対して数字が全てではないと、まるで頑固職人の様な発言だが彼の熱いパイロット魂が伝わってくる。 -しかし…今回の功労者はウラキ少尉です -(成長したな ウラキ) --ここでのモンシアは嫌味なところは鳴りを潜め、後輩の成長を見守り、時には称えるよき先輩としての面を見せる。 -ウラキ……コロニーを地球へ落としてはならんぞ&br()……それができるのは……おまえだけだ --原作と違い最後はコウを庇い戦死。コロニー落としの阻止を託して散っていった。&br()その後のラストシーンでは、他にもこの戦いで散っていったガトーとシーマと共にモンシアが写っている。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **ガンダムVSガンダム ガンダム試作3号機のアシストとして登場。 敵機に向かって2機のジム・カスタムがマシンガンを発射する。 召喚から攻撃までが遅く、誘導もイマイチで使い勝手は悪い。 使用時「キース!」とコウが叫ぶが、キースはジム・カスタムには一度も搭乗していない。 更に言うなら「バニング大尉!」の台詞も、コウが試作3号機に乗っている時系列ではバニングは既に戦死している。 そんなにベイトとモンシアが嫌いなのだろうか。……無理もないか…… **ガンダムVSガンダムNEXT 前作に比べると召喚と同時に攻撃する為、多少はマシになった。 **GVS プレイアブル機として参戦。 今作ではパイロット乗り換えシステムがあるが、本機のパイロットはバニングのみ。 メイン射撃のジム・ライフルがマシンガン系武装としては中々の性能を持っており、 特射には優秀な突進技のジム・ライフル【移動撃ち】を備える。 初期環境ではこの特射の誘導性、およびダメージ効率が非常に良く、 短時間で大ダメージを奪えるストライカーのドアンザクとの組み合わせが猛威を振るった。 そのために後の修正で特射に弱体化が入り、ダメージと誘導性が低下した。 また、高相性であったストライカーのドアンザクも弱体化した。 しかし、特射の性能自体はまだまだ優秀な部類に入り、 ストライカーも∀やバンシィなどを代役に立てられるので低コストの中ではそこそこ戦える機体である。 ---- *【勝利、敗北ポーズ】 **勝利ポーズ 通常:ジム・ライフルを構える 格闘時:サーベル払い **敗北ポーズ 脇腹爆発→体勢を崩して機体丸ごと爆発。劇中誘爆事故で帰らぬ人となったシーンの再現 ---- *【その他の活躍】 **ガンダムビルドファイターズ 第1話のイオリ・セイの夢の中で登場した。 **ガンダムビルドファイターズトライ 第16話の第13回全日本ガンプラバトル選手権全国大会の1回戦2日目ではブルパップ・マシンガン2挺を装備した機体が登場。使用者は福島県代表朝日台中学校。 洞窟内でEXAMを発動してマシンガン2挺を乱射したが、[[ヴァイエイト]]にビームキャノンで砲撃されて撃破された。 **スーパーロボット大戦 大抵はバニングやモンシアの機体として参戦。 基本的に[[ジェガン]]に近いポジションで大した性能はないが、実弾武器がメインなので一部ビームが効かない相手には有効。 ジム・カスタムがもっとも活躍したと思われるのは「AP」。改造費が安く、攻撃した相手の気力を大幅に下げるボーナスを持つ。ラスボスよりも強い敵が待ち構える難所の攻略の為に、本機の世話になったプレイヤーも多かったとか。 バニングは[[アムロ>νガンダム]]に次ぐまとめ役として手腕を発揮する。取得スキルの面から能力はオールドタイプとしては最強格だが専用機がないのが欠点。 ただ、「第3次α」では菅原氏が別役で新録があったおかげで、コウを差し置いてラスボスに対して特殊台詞がある。 モンシアは能力はまずまず程度。口は悪いが原作のような嫌味な部分は形を潜めて、作品によってはティターンズを嫌っていたりボンボン版の様な面倒見の良さやリーダーシップを発揮する事も。俗に言う「スパロボ補正」の好例か。 ----

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