|登場作品|[[機動戦士Zガンダム]] [[機動戦士ガンダムZZ]]| |形式番号|RX-178| |全高|18.5m| |重量|33.4t| |所属|ティターンズ→エゥーゴ(アーガマ→ネェル・アーガマ)| |主なパイロット|カミーユ・ビダン、エマ・シーン、エル・ビアンノ、クワトロ・バジーナ他| |主な装備|頭部バルカンポッド、ビームライフル、ビームサーベル×2、ハイパーパズーカ、伸縮式シールド| |追加武装(Gディフェンサー)|ロングライフル、14連装ミサイル・ポッド×2| ---- *【設定】 ティターンズが次期主力モビルスーツとして初代[[ガンダム]]をベースに純連邦系技術で開発した試作型MS。 グリーンノア1内部での運用試験中に3号機が開発者フランクリン・ビダンの息子カミーユ・ビダンによって奪取され、同時に2号機もエゥーゴに強奪される。(TV版では)一度三機ともティターンズに取り戻されたが、後にエマ・シーンの離反によって3機全てがエゥーゴの手に渡っている。詳しくは[[ガンダムMk-II(ティターンズ)]]を参照。 奪取した3機のうち1機はアナハイム・エレクトロニクス社(以下AE社)に技術解析の研究素材として使用され、1機は鹵獲MSということで当面の予備パーツ確保のために解体。残る1機(3号機)は初代ガンダムを意識して、白く塗り替えられてカミーユ・ビダン用の戦力としてアーガマに配属され実戦に投入されている(劇中では、クワトロが「ティターンズカラーは気に入らない」と発言。あとアナハイムに送られた機体も白塗りになっている)。ただし色合いはνに近い白メインで胴体はティターンズの頃と同じ黒のツートンカラー。 本機がもたらしたムーバブルフレームはAE社に多大な衝撃と技術革新をもたらしている。 余談だが、当時の一般的な大気圏突入の方法はバリュートを取り付けてのものなのだが、Mk-IIはフライングアーマーを利用して突入している。これはΖのWRの大気圏突入能力のテストを兼ねて実戦投入された。 けどなぜか[[Ζガンダム]]はもう開発されたのに第一次ネオジオン抗争(ΖΖ)での大気圏突入の際も利用された。上述の通りガンダムMk-IIは鹵獲してきたMSなので、エゥーゴ側にガンダムMk-IIの規格にあったバリュートが無かったためと考えられる。またMk-IIのバックパックは当時は愚か現代から見ても変わった構造をしているため取り付けられなかったともいえるかもしれない。 ---- **武装説明 **ビーム・ライフル **ハイパー・バズーカ **シールド ---- *Gディフェンサー |登場作品|機動戦士Ζガンダム| |形式番号|FXA-05D| |所属|エゥーゴ| |主なパイロット|カツ・コバヤシ| |主な武装|レーザー砲×2、大型バルカン砲×4、14連装ミサイルポッド×2、ロングライフル| **【設定】 上記のMk-IIの旧式化、ティターンズの新型機に対する火力の低さを克服するためにAE社がMk-II用の重戦闘用装備として急造した可変戦闘機。 単独でもMSに匹敵しうる戦闘力を持っており、Mk-IIとドッキングすることで、機体を高速で運搬できる。この形態は「Gフライヤー」とよばれ、機動力はΖのウェイブライダーに匹敵する。 Gディフェンサーを変形させ装着したままMS戦闘もでき、その形態を「Mk-IIディフェンサー」、通称「スーパーガンダム」となる。型式番号は「RX-178+FXA-05D」。 ティターンズの最新型MSと互角以上の機動力とハイパー・メガランチャーに匹敵する高威力のロングライフル、2基の14連装ミサイルポッドによる高い火力を併せ持つ。しかもサーベルとバルカンはそのまま使える上、Gディフェンサーのサイドについているポンツーンをクローとして使った近接戦闘もできる。ただしそのポンツーンのおかげでMk-IIの強みであった高い運動性が殺されてしまうのが欠点である。 また戦闘機なだけに機動力も高く、遊撃の他にも偵察にも使用できる。あと計算上は大気圏内でも運用が可能。 余談だが、上記の通りMk-IIは「鹵獲してきた」MSであり、開発当初はこんな合体機構なんて想定されてなかったはずである。ある程度解析と研究も進んだとはいえ、そんな機体用に強化パーツを作らせちゃうエゥーゴと、実際に不具合無く運用できるものを作っちゃうアナハイムの技術力は侮れない。 他にもΖ-MSVでは、Gディフェンサー以外にフルアーマー化のプランも上がっていたが、こちらは廃案になった。 ---- **武装説明 **ロングライフル **14連装ミサイルポッド ---- *【原作での活躍】 作品の前期主人公MS。 第1話でエゥーゴがティターンズより強奪。その後エゥーゴ(アーガマ)の戦力となり、戦闘能力は飛び抜けて高いとはいえないものの(加速性能は抜群らしい)、カミーユの資質とムーバブルフレームによる高い運動性もあり、グリプス戦役中盤頃までの最新機とも互角以上に渡り合っている。カミーユがZガンダムに乗り換えて以降は、エマの乗機となった。 その高い運動性とパイロットの技量のおかげで敵の新鋭機とも互角以上に渡っていたが、ティターンズの投入する高速可変MSに対抗することが難しくなり、さらに武装も標準以下の性能に(特にライフルの威力はコロニー内戦闘を想定して調整しているため低めになっている)なってしまっている。おかげで中盤ごろから劣勢となる。このためエゥーゴはアナハイムに依頼して上記のGディフェンサーを制作、戦闘能力の底上げを図っている。 そしてGディフェンサーが配備されるものの、しばらくはパイロットがおらず整備だけがされていた。 作品中盤、エマがヤザンと交戦している際、エマが不利になったところを見かねてカツが勝手に乗り込みMk-IIとドッキング。一気に重装甲と高い機動力、さらには強大な火力を得て、ティターンズの最新高速可変MSに対応できる機体へと変った。ただ機体のサイズはでかく、近接間合いとなると多少不利ともいえる。 作品終盤、ヤザン隊との戦闘によりカツとGディフェンサー、さらには左腕を失う。その後左腕の代わりにシールドを直接取り付けレコアの駆る[[パラス・アテネ]]と対決、なんとか撃破に至るがパイロットが傷つき機体は放棄、コロニーレーザーに焼かれる。TV版ではファにΖとともに回収される。 『機動戦士ガンダムZZ』でも継続して登場。ラビアンローズから配備され、第2の初陣では無理やりエル・ビアンノが搭乗、[[ガザD]]を1機中破に追い込む。このことからMk-IIの性能のバランスや操縦性が優秀なことが確定した。その後も主にエルがメインパイロットになる。 流石に旧式化は否めないが、その高い運動性と操縦性、新型支援機[[メガライダー]]との相性の良さもあって、終盤まで戦い抜いた。最後は[[クィン・マンサ]]との戦いにより中破、放棄される。 ちなみに、TV版ではクワトロが白のMk-II(3号機)に乗って出撃していた際、カミーユが解体途中で左腕がない状態のMk-II(ティタンズカラー)を何度か動かし、それなりに戦果を上げた。また、クワトロがサングラスを掛けずに軍服で乗ったこともある。 劇場版Ⅰでは新規カットでガルバルディβを蹴り飛ばしたことが有名。 ---- *【パイロット説明】 **エマ・シーン 地球連邦軍の中尉。日本系の9世。思考も美貌も結構よく、上司としては申し分ないが頭に血が上りやすいところがあり、すぐに手が出る。 また、損傷した機体で大気圏突入を敢行しようとする等、無謀とも言えるレベルの無茶をしようとすることもある(クワトロに怒られて思いとどまったが、帰還後ブライトに修正されたようだ)。 元はティターンズ所属でジェリド、カクリコンとともにガンダムMk-IIのテストパイロットを務めていたが、ティターンズおよび司令のバスク・オムのやり方に嫌気が差し、3機のMk-IIを手土産にエゥーゴに投降する。エゥーゴ投降後は、台所事情が厳しい組織の中でも貴重な隊長パイロットとして[[リック・ディアス]]に乗っていたが、物語中盤よりカミーユのおさがりのMk-IIを受領する。母艦であるラーディッシュの艦長、ヘンケン・ベッケナーにたびたび恋のアタックを受けるが基本的に仕事一筋のためか、あしらっている(もっとも、当人もまんざらでもなかったようだ)。 物語終盤にて、ヤザン駆る[[ハンブラビ]]に落とされそうになるも、それに気づいたヘンケンとその部下たちによりラーディッシュが庇い、彼らの命と引き換えに生還する。だがアーガマに戻って急ごしらえを受けた後再び出撃し、そこでエゥーゴからティターンズへ反逆したレコア・ロンドと交戦、相討ちに近いながらもレコアを撃破する。その後、彼女の最期の言葉の意味の確認のためハッチから出た際に、ヤザンの攻撃がパラス・アテネを直撃。その破片に当たりこれが致命傷となり、カミーユに見つけてもらえるも、大破状態の戦艦の一室内に弔われ息を引き取った。 アーガマクルーの中でも厳しい一面のあるキャラで、カミーユ達をひっぱたたりすることも度々会った。目の前で親を失ったカミーユに「男のヒステリーはみっともないわ!」とまで言った。加えて「私はあなたの恋人じゃない」と言ってつきとばしたが、劇場版では性格ががらりと変わっている。 その髪型から、ガンダム史上でもトップクラスのひどい蔑称を持ち、さらにそれを利用したアスキーアートも存在する。それでもファンが怒らないところを見ると、いかにエマが愛されているかが分かる。 余談だがエマの設定年齢は24歳だが、声優岡本氏は当時17歳(現役の高校生)の新人だったという。そしてΖΖのリィナ役も前々から決まっていたとのこと(本人は知らなかった)。 ちなみにU.C.0083(物語開始の4年前)にアムロとあっている。 **【原作名言集】 -男って、戦争になると元気で、頭も回るようね。 -私は見たわ。Ζガンダムは人の意志を吸い込んで自分の力に出来るのよ。だから…私の命を吸って!そして、勝つのよ(アニメ第50話) -出来るわ!そして戦いを終わらせる…それを貴男がやるのよ、カミーユ・ビダン!(同上) **カツ・コバヤシ 初代においてはまだ幼児でサイド7の住人だったが、シャアの部下の襲撃によりアムロ達と同様にホワイトベースへと逃げ込む事になり、その際家族を失った。歳が近いキッカ、レツと一緒に戦争という苦しい作中を和ませていた。途中、連邦軍本部ジャブローで養護施設に引き取られたものの、先程の2人と共に脱走。潜入したシャアの部隊が[[ジム]]の格納庫に取り付けた時限爆弾を取り除き、その後アムロ達の軍への説得もありホワイトベースのクルー?として残る事となった。最終話ではシャアとの決戦を終えたアムロをニュータイプ同士の共感でもって脱出艇まで誘導した。戦後は結婚したハヤトとフラゥに引き取られた。 続編のZガンダムでは最初の地球降下後に登場。一年戦争後危険分子として幽閉されていたアムロのやる気を取り戻させ、クワトロと共に宇宙に旅立った。 しかし再登場以降は思春期だった事もあってかやたらと大人に反発して勝手に出撃したり、投降して来たサラを逃がしたりと問題ばかり起こし、しばしば独房入りを繰り返した。前作の自分の立ち居地にいるシンタ&クムよりもアーガマにとってお荷物だったのは間違い無い。また前述のサラに対し「こんな悪い子になったのはシロッコのせいだ」などと逆恨みし、Gディフェンサーでシロッコに一撃かまそうとしたがビームを放った所でサラの機体がシロッコを庇った為、恋人(但しサラはシロッコに陶酔している)を自らの手で殺める結果まで残している。にも係わらずシロッコをサラの仇と言って更に憎む様になる(本来はカツが憎まれるべきなのだが)。内心シロッコも閉口したに違いない。 最終決戦時はGディフェンサーに搭乗。エマのMk-IIを換装させ残ったコア・ファイターのバルカンでヤザンを威嚇するも、直後に前方不注意でデブリに衝突し、その傷が元で戦死、というガンダム全体を通しても珍しい死に方をした。 これらの駄目にも程がある所業の数々と初代での和み+意外な活躍ぶりもあって、色々な意味でガンダム史上トップクラスに劣化したキャラであると言われる事が多い。良くも悪くも「若さ」が表に出てしまっていたキャラクターである。もっとも、「腐抜けていたアムロの奮起を促す」という後のことを考えれば相当な貢献をしたと言えるのかもしれない。 カミーユとシロッコの最終決戦では精神体として登場、唯一シロッコを庇っていたサラを説得してスイカバーのアシストをした。 **エル・ビアンノ ---- *【ゲーム内での活躍】 **エゥーゴVSティターンズシリーズ コスト295と同機でコンビを組める(1落ちずつ可能な)コストになっており、足回りがやや重いがバランスの取れた機体となっている。 メインは機体選択時にビームライフルとハイパーバズーカの2つから選択。 どちらも任意リロード可能で、バズーカはGvsGシリーズと同じく射程は短いが弾頭が一定距離進むと散弾になる性質を持つ。 エゥーゴカラーとティターンズカラーの違いは使える勢力と色のみで性能は全く同じ。 スーパーガンダムもコスト295で登場。 武装が大威力と引き換えに発生激遅自機固定の照射(MA(戦闘機形態)時は太いBR)にMS時では弾道が山形過ぎてまず当たらないミサイル、更に格闘は2種類(地上1種、空中1種)のみ(しかも両方共単発短リーチ)とバルカン以外は完全に変わっており、慣れていないと文字通り何も出来ないという、初心者完全お断りの玄人機体である。 尚、家庭版(ガンダムVS.Zガンダム)ではGディフェンサーを単体で使用可能。感覚的には常時MAのスーパーガンダム。 戦闘機なので耐久が異常に少なく、攻撃はMA時のスーパーガンダムと同じ。攻撃を当てるのは極めて難しく反撃のリスクも凄まじいが、本気で逃げと回避に徹した本機を撃墜出来る機体は同じ戦闘機以外には無いと言っても過言では無い。 **ガンVSガン、NEXT 中距離での援護能力に非常に秀でた支援寄り万能機体。パイロットはエマで、コストは2000。 BRと足が止まらず3連射可能の拡散式BZを持ち、これらと追従式アシストのリック・ディアスを合わせた凄まじい弾幕による援護が最大の持ち味。 さらに、BRとBZは任意にリロードができるため適宜行えば弾切れとは無縁。 原作同様にSG形態へ移行可能で、機動力と遠距離攻撃力が強化される。ただし、接近されたさいの防衛手段がほぼない。 その場合はさっさと逃げるか武装換装しよう。 武装・形態を適切に使い分ければどの距離でも活躍でき、安定した戦果を得られるだろう。 **EXVS. トライアルミッションの敵機体として登場。 武器の換装やスーパーガンダムへの合体はない。 **EXVS.FB 7月の全国大会「第1回リリース機体決定戦」の出場馬として登場。 競う相手は同じく『Ζガンダム』に登場する[[ハンブラビ]]。 しかしそのハンブラビに敗北し、9月の全国大会「第2回リリース機体決定戦」に回される事になった。競う相手は『ガンダムX』に登場する[[ガンダムX ディバイダー>ガンダムX]]。 再度敗北したが10月23日のアップデートでリリースされた。 通常時のガンダムMk-IIと時限式のスーパーガンダムの二つの形態を持つ換装機。 Mk-II形態は撃ち切り手動リロードのBRと3連射可能な拡散式BZのサブで厚い弾幕を張る万能機。 NEXTと違い武装切り替えは無く、バズは足が止まるようになり、またアシストは追従式ではなくなった。 この形態でも機動力がかなり高く、格闘も2000万能機相応の性能がある。 時限式となったスーパーガンダム形態は、ロング・ライフルから放つ太いメインと二種のゲロビ、高誘導のミサイルと変形機構を持つ射撃機。 換装により元々高い機動力が更に強化される。またNEXTにはなかった格闘が実装されたが、射撃武装が充実しているため出番が少ない。 武装はNEXTと比べ大きく強化されており、特に高弾速・高威力のメインと移動撃ち可能で銃口補正の良い格CSのゲロビが強力。 高い機動力でメインを連射して追い回し、格CSをねじ込む戦法は単純ながら脅威。 また、同コストの時限換装機と異なり開幕から換装が可能であり、持続時間とクールタイムが良好なこともあって回転率が高い。 覚醒技はロング・ライフル【最大出力】。 スーパーガンダムに換装し、ロング・ライフルから曲げることのできるゲロビを照射する。 換装ゲージを回復できるメリットがあるものの照射時間が長いのでカットや反確をもらい易く、ややリスキー。 解禁以降スーパーガンダムの3000コストを凌駕する攻め性能と高い回転率、Mk-II時の時限換装機としては破格の基本性能の高さから猛威を奮っていたが、 12/18のアップデートで格CSの銃口補正などに下方修正を受けてコスト相応の性能に落ち着いた。 家庭版ではDLCとして1000コストに下げられたバージョン違いが登場。パイロットはエル(これに伴い参戦枠もZZになっている)。 換装が無くなった代わりに、イーノのZザクとビーチャの百式がアシストに入っている。 **EXVS.MBON アシストがΖガンダムに変更された。 **GVS システムの変更でアシストがなくなり、特射がシールドからミサイルを撃つようになった。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】(ガンVSガン、NEXT) **勝利ポーズ BR:BRに両手を添えて持つ BZ:バズーカを肩に抱える SG:アニメOPポーズをしている。 LR:ロングライフルを構えている。シールドは持っていない。 **敗北ポーズ BR・HB:立ちすくむ。その際、片足でリズムを取っている。(というよりはイライラしているといった方が良い) SG:スーパーガンダムのままへたりこむ LR:ロングライフルを持ってへたり込む。 *【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降) **勝利ポーズ 通常:片手でBRを構える。 SG:ロングライフルを構えた後、相手を睨むような姿勢を取る。 アニメOPのポーズの再現か。 **敗北ポーズ 左手、左脚、左のビームサーベルを失った状態で漂っている。(MBではシールドが左肩に直接取り付けられている) コクピットハッチが開いている。 原作でパラス・アテネを撃破した直後の再現と思われる。 *【勝利・敗北ポーズ】(エル搭乗) **勝利ポーズ 通常:エマ機と同様。 アシスト出現中:Zザク、百式と並び立つ。 **敗北ポーズ なぜかエマ機と同様。 ----
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