ガンダムMk-II

ガンダムMk-II
GUNDAM Mk-II
登場作品 機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
型式番号 RX-178
全高 18.5m
重量 33.4t
所属 エゥーゴ
武装 バルカン・ポッド
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ハイパー・パズーカ
ロング・ライフル
シールド
搭乗者 カミーユ・ビダン
エマ・シーン
クワトロ・バジーナ
エル・ビアンノ

Gディフェンサー
G-DEFENSER
登場作品 機動戦士Ζガンダム
型式番号 FXA-05D
全長 39.5t
重量 24.7t
所属 エゥーゴ
武装 バルカン砲
ミニ・レーザー砲
14連装ミサイル・ポッド
ロング・ライフル
搭乗者 カツ・コバヤシ

Mk-IIディフェンサー(スーパーガンダム)
Mk-II DEFENSER (SUPER GUNDAM)
登場作品 機動戦士Zガンダム
型式番号 FXA-05D+RX-178
全高 18.5m
重量 96.0t
所属 エゥーゴ
武装 バルカン・ポッド
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ハイパー・パズーカ
14連装ミサイル・ポッド
ロング・ライフル
シールド
搭乗者 エマ・シーン


【設定】

ティターンズが次期主力機としてガンダムをベースに純連邦系技術で開発した試作型モビルスーツ。
グリーン・ノア1内部での運用試験中に3号機が開発者フランクリン・ビダンの息子カミーユ・ビダンによって奪取され、同時に2号機もエゥーゴに強奪される。
一度は3機ともティターンズに取り戻されたが、後にエマ・シーンの離反によって3機全てがエゥーゴの手に渡っている。

奪取した3機の内1機は月面のアナハイム・エレクトロニクス本社工場に技術解析の研究素材として送られ、もう1機は鹵獲MSということで当面の予備パーツ確保のために解体、残る3号機はRX-78-2ガンダムを意識して、白く塗り替えられてカミーユ・ビダン用の戦力としてアーガマに配属され実戦に投入されている*1
色合いは後年のνガンダムに近い白メインで胴体はティターンズの頃と同じ黒のツートンカラー。
本機がもたらしたムーバブル・フレームはアナハイム・エレクトロニクス社に多大な衝撃と技術革新をもたらしている。

当時の一般的な大気圏突入の方法はバリュートを取り付けてのものなのだが、Mk-IIはカミーユ考案・AE開発のSFSである「フライングアーマー」を利用して突入している。
これはZガンダムのウェイブ・ライダーの大気圏突入能力のテストを兼ねて実戦投入された物で、第一次ネオ・ジオン抗争での大気圏突入の際も利用された。
上述の通りガンダムMk-IIは鹵獲してきたMSなので、エゥーゴ側にガンダムMk-IIの規格にあったバリュート装備が無かった事やMk-IIのバックパック規格が特殊だった事、フライングアーマーがグリプス戦争期に全喪失せずまだ健在だった事、大気圏突入時完全に無防備になり危険リスクの高いバリュートよりある程度迎撃や回避行動を採ったりする事ができるフライングアーマーの方が有用だった為とされている。

また、グリプス戦役後期には旧式化およびティターンズの新型機に対する火力の低さを克服するためにアナハイムによって当初Mk-II用の重戦闘用装備として急造した可変支援戦闘機となるGディフェンサーが開発された。
Gディフェンサー単独でもMSに匹敵しうる戦闘力を持っており、ガンダムMk-IIとドッキングすることで、機体を高速で運搬できる。
この形態は「Gフライヤー」と呼ばれ、機動力はΖガンダムのウェイブ・ライダーに匹敵する。
Gディフェンサーを変形させ装着したままMS戦闘もでき、この状態を「RX-178+FXA-05D Mk-IIディフェンサー(通称:スーパーガンダム)」と呼称する。
ティターンズの最新型MSと互角以上の機動力とハイパー・メガ・ランチャーに匹敵する高威力のロング・ライフル、2基の14連装ミサイル・ポッドによる高い火力を併せ持つ。
しかもビーム・サーベルとバルカン・ポッドはそのまま使える上、Gディフェンサーのサイドについているポンツーンをクローとして使った近接戦闘もできる。
ただしそのポンツーンのおかげでMk-IIの強みであった高い運動性が殺されてしまうのが欠点である。

また戦闘機なだけに機動力も高く、遊撃の他にも偵察にも使用できる。あと計算上は大気圏内でも運用が可能。
後に合体部であるバックパックをMk-II規格の物にすればジムIIIやネモでも装着運用可能となっている。
ちなみにMk-IIディフェンサー状態でもフライングアーマーに乗って大気圏突入を行ったりSFS機能の恩恵を受ける事は可能との事。

他にもGディフェンサー以外にフルアーマー化のプランも上がっていたが、こちらはMk-II専用の強化案に留まるなどの難点が見受けられた為、廃案になった。


【武装】

バルカン・ポッド

RX-78ガンダムの頭部に内蔵されていた60mmバルカン砲を外付けにした武装。
外付けにした理由は装弾数を増加する為と、頭部にコ・プロセッサーを搭載した事によりバルカン砲の搭載スペースを確保できなかった為とされている。

ビーム・ライフル

Eパック方式を採用しており、パック内の粒子の使用量を機関部に付いたスイッチで変更する事で出力の切り替え機能が可能となった初のビーム・ライフル。

ビーム・サーベル

バックパックに2基装備される近接戦闘用武装。
当時としては高出力の部類に入る。

ハイパー・バズーカ

通常弾と散弾の撃ち分けが可能となっている。
一年戦争時の物とは異なり、マガジンがカートリッジ式になっている為、継戦能力が向上している。

14連装ミサイル・ポッド

Gディフェンサーのポンツーンの先端に2基装備される。

ロング・ライフル

Mk-IIディフェンサーの主兵装となる大型のビーム・ライフル。
一射で複数の敵機を撃破できる威力を持つが、機体の全高に匹敵する長さ故に取り回しが悪い。
基本はGディフェンサーと連結した状態で使用するが、切り離してMk-II単体で使用する事も可能。

シールド

ガンダム試作1号機で試験採用された伸縮式の盾。
RX-78ガンダムの物と同様に覗き窓が付いている他、グリップがなく腕部のマウントラッチに装着する。
裏面にビーム・ライフルの予備Eパックをマウントしている*2


【原作の活躍】

グリーン・ノア1に潜入したエゥーゴがティターンズから強奪した後、エゥーゴ(アーガマ)の戦力となり、戦闘能力は飛び抜けて高いとはいえないものの、カミーユ・ビダンの資質とムーバブル・フレームによる高い運動性もあり、グリプス戦役中盤頃までの最新機とも互角以上に渡り合っている。
カミーユがZガンダムに乗り換えて以降は、エマ・シーンの乗機となった。

その高い運動性とパイロットの技量のおかげで敵の新鋭機とも互角以上に渡っていたが、ティターンズの投入する高速可変MSに対抗することが難しくなり、さらに武装も標準以下の性能*3になってしまっており、おかげで戦争中盤ごろから劣勢となる。
このためエゥーゴはアナハイムに依頼してGディフェンサーを制作、戦闘能力の底上げを図っている。
そしてGディフェンサーが配備されるものの、しばらくはパイロットがおらず整備だけがされていた。
エマがヤザン・ゲーブルと交戦している際、エマが不利になったところを見かねてカツ・コバヤシが勝手に乗り込みMk-IIとドッキング。
一気に重装甲と高い機動力、さらには強大な火力を得て、ティターンズの最新高速可変MSに対応できる機体へと生まれ変わったが、機体は大型化したことにより近接間合いとなると多少不利となった。
最終決戦時、ヤザン隊との戦闘によりカツとGディフェンサー、さらには左腕を失う。
その後、左腕の代わりにシールドを直接取り付けレコアの駆るパラス・アテネと対決、なんとか撃破に至るがパイロットが傷つき機体は放棄、コロニーレーザーに焼かれる。
メタスによってΖガンダムとともに回収される。

第一次ネオ・ジオン抗争時にはラビアンローズから配備され、第2の初陣では無理やりエル・ビアンノが搭乗、ガザDを1機中破に追い込んだことからMk-IIの性能のバランスや操縦性が優秀なことが確定した。
その後も主にエルがメインパイロットになり、流石に旧式化は否めないが、その高い運動性と操縦性、新型支援機メガライダーとの相性の良さもあって、終盤まで戦い抜いた。
最後はクィン・マンサとの戦いにより中破、放棄される。


【搭乗者】

エマ・シーン

CV:岡本 麻弥

地球連邦軍の中尉で、日本系の9世。
思考も美貌も結構よく、上司としては申し分ないが頭に血が上りやすいところがあり、すぐに手が出る性格。
また、損傷した機体で大気圏突入を敢行しようとする等、無謀とも言えるレベルの無茶をしようとすることもある*4
元はティターンズ所属でジェリド・メサ、カクリコン・カクーラーとともにガンダムMk-IIのテストパイロットを務めていたが、ティターンズおよび司令のバスク・オムのやり方に嫌気が差し、3機のMk-IIを手土産にエゥーゴに投降する。
エゥーゴ投降後は台所事情が厳しい組織の中でも貴重な隊長パイロットとしてリック・ディアスに乗っていたが、カミーユがZガンダムに乗り換えてからはMk-IIを受領する。
母艦であるラーディッシュの艦長ヘンケン・ベッケナーにたびたび恋のアタックを受けるが基本的に仕事一筋のためか、あしらっている*5

戦争終盤にて、ヤザンの駆るハンブラビに落とされそうになるも、それに気づいたヘンケンとその部下たちによりラーディッシュが庇い、彼らの命と引き換えに生還する。
だがアーガマに戻って急ごしらえを受けた後に再び出撃し、そこでエゥーゴからティターンズへ反逆したレコア・ロンドと交戦、相討ちに近いながらもレコアを撃破する。
その後、彼女の最期の言葉の意味の確認のためハッチから出た際にヤザンの攻撃がパラス・アテネを直撃、その破片に当たり致命傷となり、カミーユに見つけてもらえるも、大破状態の戦艦の一室内に弔われ息を引き取った。

【原作名台詞】

  • 「カミーユ・ビダン、やめなさい!男のヒステリーはみっともないわ!」
    • 目の前で母ヒルダを殺されて暴走するカミーユに対して。

  • 「慰めてもらいたいなら無駄よ。あなたと私は恋人でもなんでもないのだから。」

  • 「男って、戦争になると元気で、頭も回るようね。」

  • 「私は見たわ。Ζガンダムは人の意志を吸い込んで自分の力に出来るのよ。だから…私の命を吸って!そして、勝つのよ」

  • 「出来るわ!そして戦いを終わらせる…それを貴男がやるのよ、カミーユ・ビダン!」


カツ・コバヤシ

CV:難波 圭一(テレビアニメ版) / 浪川 大輔(劇場版)

エゥーゴのモビルスーツパイロット。
一年戦争時代は戦災孤児として終戦までホワイトベースに乗り込み、戦後は結婚したハヤトとフラゥに引き取られた。

グリプス戦役時、一年戦争後に危険分子として幽閉されていたアムロのやる気を取り戻させ、クワトロと共に宇宙に旅立った。
しかし、思春期だった事もあってかやたらと大人に反発して勝手に出撃したり、投降して来たサラ・ザビアロフを逃がしたりと問題ばかり起こし、しばしば独房入りを繰り返した。
またサラに対して「こんな悪い子になったのはシロッコのせいだ」などと逆恨みし、Gディフェンサーでシロッコを倒そうとしたが、ビームを放った所でサラの機体がシロッコを庇った為にサラを自らの手で殺める結果まで残しているにも係わらずシロッコをサラの仇と言って更に憎む様になる。
最終決戦ではGディフェンサーに搭乗、エマのMk-IIを換装させて残ったコア・ファイターのバルカンでヤザンを威嚇するも、直後に前方不注意でデブリに衝突し、その傷が元で戦死した。
カミーユとシロッコの最終決戦では精神体として唯一シロッコを庇っていたサラを説得、ウェイブ・ライダー突撃のアシストをした。


エル・ビアンノ

CV:原 えりこ

ガンダム・チームのパイロット。
シャングリラにおけるジュドー・アーシタのジャンク屋仲間。
情報集能力に特化しているためか一度ジュドーの妹リィナに買収されている。
ジュドーに気があったため、同じくジュドーに気があったルー・ルカとたびたび喧嘩していたが一方で自分に好意を抱いていたビーチャ・オーレグの気持ちには気づいていなかったが、最終決戦の前にビーチャより告白を受け、そのまま恋人になる。
ラビアンローズにてガンダムMk-IIが再配備された際に勝手に乗り込んでからMk-IIのメインパイロットを務めるようになるが、腕はそこそこで初陣でガザD(ゴットン機)を中破にするほど。
型落ち機の、それもGディフェンサーやフルアーマー化のような目立った改修もないMk-IIでファンネルおよび高機動高火力全盛の第一次ネオ・ジオン抗争を最終的に機体は失われたとはいえ潜り抜けているため、彼女もまた隠れた実力者といえる。

【原作名台詞】

  • 「2人のほうが心強いでしょ?」


【VS.シリーズの活躍】

エゥーゴVSティターンズシリーズ

コスト295と同機でコンビを組める(1落ちずつ可能な)コストになっており、足回りがやや重いがバランスの取れた機体となっている。
メインは機体選択時にビーム・ライフルとハイパー・バズーカの2つから選択。
どちらも任意リロード可能で、バズーカはGvsGシリーズと同じく射程は短いが弾頭が一定距離進むと散弾になる性質を持つ。
エゥーゴカラーとティターンズカラーの違いは使える勢力と色のみで性能は全く同じ。

スーパーガンダムもコスト295で登場。
武装が大威力と引き換えに発生激遅自機固定の照射(MA(戦闘機形態)時は太いBR)にMS時では弾道が山形過ぎてまず当たらないミサイル、更に格闘は2種類(地上1種、空中1種)のみ(しかも両方共単発短リーチ)とバルカン以外は完全に変わっており、慣れていないと文字通り何も出来ないという、初心者完全お断りの玄人機体である。

ガンダムVS.Zガンダム

Gディフェンサーを単体で使用可能で、感覚的には常時MAのスーパーガンダム。
戦闘機なので耐久が異常に少なく、攻撃はMA時のスーパーガンダムと同じ。攻撃を当てるのは極めて難しく反撃のリスクも凄まじいが、本気で逃げと回避に徹した本機を撃墜出来る機体は同じ戦闘機以外には無いと言っても過言では無い。

ガンダムVS.ガンダム

中距離での援護能力に非常に秀でた支援寄り万能機体。パイロットはエマで、コストは2000。
BRと足が止まらず3連射可能の拡散式BZを持ち、これらと追従式アシストのリック・ディアスを合わせた凄まじい弾幕による援護が最大の持ち味。
さらに、BRとBZは任意にリロードができるため適宜行えば弾切れとは無縁。
原作同様にSG形態へ移行可能で、機動力と遠距離攻撃力が強化される。ただし、格闘がなく接近された際の防衛手段がほぼない。
その場合はさっさと逃げるか武装換装しよう。

スーパーガンダム時は変形が可能で、変形中に特射を撃つとGディフェンサーを射出、ロング・ライフルを持ったMk-IIになる。

武装・形態を適切に使い分ければどの距離でも活躍でき、安定した戦果を得られるだろう。

EXVS.

トライアルミッションの敵機体として登場。
武器の換装やスーパーガンダムへの合体はない。

EXVS.FB

7月の全国大会「第1回リリース機体決定戦」の出場馬として登場。
競う相手は同じく『Ζガンダム』に登場するハンブラビ
しかしそのハンブラビに敗北し、9月の全国大会「第2回リリース機体決定戦」に回される事になった。競う相手は『ガンダムX』に登場するガンダムXディバイダー
再度敗北したが10月23日のアップデートでリリースされた。

通常時のガンダムMk-IIと時限式のスーパーガンダムの二つの形態を持つ換装機。
Mk-II形態は撃ち切り手動リロードのBRと3連射可能な拡散式BZのサブで厚い弾幕を張る万能機。
NEXTと違い武装切り替えは無く、バズは足が止まるようになり、またアシストは追従式ではなくなった。
この形態でも機動力がかなり高く、格闘も2000万能機相応の性能がある。

時限式となったスーパーガンダム形態は、ロング・ライフルから放つ太いメインと二種のゲロビ、高誘導のミサイルと変形機構を持つ射撃機。
換装により元々高い機動力が更に強化される。またNEXTにはなかった格闘が実装されたが、射撃武装が充実しているため出番が少ない。
武装はNEXTと比べ大きく強化されており、特に高弾速・高威力のメインと移動撃ち可能で銃口補正の良い格CSのゲロビが強力。
高い機動力でメインを連射して追い回し、格CSをねじ込む戦法は単純ながら脅威。
また、同コストの時限換装機と異なり開幕から換装が可能であり、持続時間とクールタイムが良好なこともあって回転率が高い。

覚醒技はロング・ライフル【最大出力】。
スーパーガンダムに換装し、ロング・ライフルから曲げることのできるゲロビを照射する。
換装ゲージを回復できるメリットがあるものの照射時間が長いのでカットや反確をもらい易く、ややリスキー。

解禁以降スーパーガンダムの3000コストを凌駕する攻め性能と高い回転率、Mk-II時の時限換装機としては破格の基本性能の高さから猛威を奮っていたが、
12/18のアップデートで格CSの銃口補正などに下方修正を受けてコスト相応の性能に落ち着いた。

ちなみに換装時にカツの乗るコアファイターが相手に向かって飛んでいく。
当たることはそうないだろうがダメージあり。

家庭版ではDLCとして1000コストに下げられたバージョン違いが登場。パイロットはエル(これに伴い参戦枠もZZになっている)。
換装が無くなった代わりに、イーノのZザクとビーチャの百式がアシストに入っている。

EXVS.MBON

アシストがΖガンダムに変更されたほか、スーパーガンダムの武装にテコ入れが入り、性能はいいが配置(射撃CS)の問題上使われることが少なかったミサイルが後格闘に移って使いやすくなり、サブに単発ダウンのライフルが新規追加。
大きく性能が上がっている。

エル機はエマ機と異なり換装がなく格闘の派生もないが素の機動力や赤ロックは長い。
最大の特徴としてレバサブのバズーカ(散弾)の火力が滅茶苦茶高く、いい感じに当てると単発で220くらいのダメージを稼げる。

EXVS.FORCE

本作の仕様でFBをベースにコマンドが一つ削除され、アシストが消滅。
また、スーパーガンダムの射撃CSのミサイルが消え、そこに射撃CSが配置。
それによりダブルオーライザーのように格闘をCSでキャンセル出来るようになった。
それだけでなくリロード速度も1.5秒(FBだと4秒)と回転率も上昇し、シャア専用ゲルググ同様元になったFBより評価を上げた機体となった。
ミッションモードでは手動リロードのメイン、拡散するバズーカと使い勝手がいい兵装が多く、どこでも使える機体になった。

一部ミッションではカミーユ搭乗の本機が出たり、CPU専用の僚機としてエル機も登場。

GVS

システムの変更でアシストがなくなり、特射がシールドからミサイルを撃つようになった。

EXVS.2 XB

スーパーガンダムが時限強化からNEXT以来の自由換装に。
そのため一部高コスト級だった性能は抑えられ、格闘もなくなった。
その代わり、移動ゲロビの格闘CSがサブに移動し、リボーンズのGサブのような使い方ができるようになった。
格闘CSにミサイル一斉射が入ったのだが、これが強誘導+弾数無限と低コストが持ってはいけないシロモノ。
コスト2000唯一のワンボタンで出せる移動ゲロビ持ちという強烈な個性を得て、瞬く間に2000トップクラスの怪物となった。
一方でMk-2は兵装は大きな変化はないものの、格闘に高火力派生やスーパーガンダムに換装しながらの攻撃、アメキャンと中近距離での自衛や格闘火力に優れた形態となった。

コスト2000の中でも非常に高い勝率と、スパガン時の低コストらしかぬ性能の影響でスパガン時のみが下方を受けた。
全体的に弾が細くなり、サブに発射前エフェクトが追加されたためメインと見分けがつくようになった。
この調整による勝率低下は大きく、それまで全機体中最高クラスの勝率を誇っていたが、その座を明け渡す形となった。

EXVS2.OB

前作より更にスーパーガンダムに偏った調整になった。


【勝利・敗北ポーズ】(ガンVSガン、NEXT)

勝利ポーズ

BR:BRに両手を添えて持つ
BZ:バズーカを肩に抱える
SG:アニメOPポーズをしている。
LR:ロング・ライフルを構えている。シールドは持っていない。

敗北ポーズ

BR・HB:立ちすくむ。その際、片足でリズムを取っている。(というよりはイライラしているといった方が良い)
SG:スーパーガンダムのままへたりこむ
LR:ロング・ライフルを持ってへたり込む。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)

勝利ポーズ

通常:片手でBRを構える。
SG:ロング・ライフルを構えた後、相手を睨むような姿勢を取る。
アニメOPのポーズの再現か。

敗北ポーズ

左手、左脚、左のビーム・サーベルを失った状態で漂っている。(MBではシールドが左肩に直接取り付けられている)
コクピットハッチが開いている。
原作でパラス・アテネを撃破した直後の再現と思われる。

【勝利・敗北ポーズ】(エル搭乗)

勝利ポーズ

通常:エマ機と同様。
アシスト出現中:Zザク、百式と並び立つ。

敗北ポーズ

なぜかエマ機と同様。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

第6話の第7回ガンプラバトル選手権第3ブロック日本代表予選決勝戦から大破したビルドストライクガンダムの代打として本機をベースにイオリ・セイがカスタムしたビルドガンダムMk-IIが登場。
GXビットを次々と撃墜し、油断していたガンダムDXも撃墜して勝利した。
その後も世界大会を迎えるまで使用され、スタービルドストライクガンダム完成後も時折使用された。

ガンダムビルドファイターズトライ

第1話のミヤガのホシノ・フミナへの勧誘時に止め絵で登場。ハイザックと共にアムロ・レイのガンダムが初めてザクIIを撃墜したシーンを再現していた。

スーパーロボット大戦

原作再現ありの場合は大抵はカミーユが最初に乗り、後からエマが乗り換えるパターン。
初期の頃はGディフェンサーがユニットとして登場し、Mk-IIと合体してスーパーガンダムになると2人分の精神コマンドが使えるようになる。
『第2次α』以降はGディフェンサーが換装パーツとしてのみの登場かつ一人乗りとなり、『第3次Z』以降はスーパーガンダム自体が登場しなくなったが、Mk-IIの最強武器がロング・ライフルとなっている。
『30』では「Z-MSV」のフルアーマーガンダムMk-IIが初登場した。

『第3次Z』でのエマのボイスは一部EXVSシリーズと共通のものもある。

カツはやはりというべきかリアル系パイロットでも最低クラスの能力値で、ユーザー間や昔の攻略本等ではリアル系底辺の基準として「カツ以下」というあんまりな言葉が使われていた程だった。
近年では扱いや能力値が見直されたり、サラの仲間入りの重要人物になったりと扱いは良くなっていった。
『第3次Z』ではハサウェイの兄貴分となって成長したカツを見る事が出来る。
後編の『天獄篇』では同じ声のリディとの対決もあり、「カツが俺に勝てるものか」というカツネタ声優ネタを振られるが、その気になれば返り討ちにもできる上に下手をするとサポートに向いたカツの方が使いやすかったりもする。


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最終更新:2024年05月19日 01:21
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ヘルプ / FAQ もご覧ください。

*1 塗り替えられた理由はクワトロが「ティターンズカラーは気に入らない」と発言した為で、アナハイムに送られた機体も白塗りになっている。

*2 劇場版ではさらにミサイル・ランチャーも装備している。

*3 特にビーム・ライフルの威力はコロニー内戦闘を想定して調整しているため低めになっている

*4 クワトロに怒られて思いとどまったが、帰還後に不遜な物言いをしたためにブライトの怒りを買っている。

*5 もっとも、エマ当人もまんざらでもなかったようである。