アッガイ

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アッガイ」を以下のとおり復元します。
|登場作品|[[機動戦士ガンダム]]&br()[[機動戦士ガンダムZZ]]&br()[[機動戦士ガンダム第08MS小隊]]|
|型式番号|MSM-04|
|全高|19.2m|
|重量|91.6t|
|所属|ジオン公国軍|
|搭乗者|アカハナ&br()ハマーン・カーン|
|武装|バルカン砲&br()アイアン・ネイル&br()ロケット・ランチャー&br()メガ粒子砲|
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*【設定】
ジオン公国軍の水陸両用MS。
ジェネレーターや基本フレームやコックピットに[[ザクII]]のものを流用・水冷化しており、これにより排熱が少なくなり、ステルス性が高く、偵察用として使われる事が多かった。また、体型から万一感知されてもクジラとして誤認されることもしばしばだったという。
また、メンテナンス性も他の水陸両用MSと比べて格段に優れており、操作体系がザクIIに似ているため水陸両用MSの入門としてパイロットに好まれたという。
結果として、火力では[[ゴッグ]]、[[ズゴック]]、[[ゾック]]など他の水陸両用MSに劣るものの、他の部門では完成度の高い名機として知られることになる。

惜しむらくはこれに乗って活躍したエースパイロットがいなかったことか。

かわいらしいSDのイメージから想像がつきにくいが、実は頭頂高は[[ガンダム]]より1m以上でかい19.2mである。
戦闘開始直後に並び立っている所をみるとわかりやすい。

劇場版公開時に体育座りポーズと共に2頭身化したアッガイ(withその上を歩くカツ、レツ、キッカ)をパンフレットに載せたら女性ファン達に人気が出たらしく、主役MSであるガンダムよりも人気があったとかないとか…(このポーズはMGやROBOT魂のアッガイで再現可能)

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*【武装】
**バルカン砲
頭部に4門を内蔵している105mm口径の機関砲。

**アイアン・ネイル
右腕部に装備される6本の金属刃を持つ格闘武装。
腕部が伸縮式である為、意外と攻撃範囲が広く、意表をついた攻撃を行える。

**ロケット・ランチャー
左腕部に装備された6連装式のロケット砲。

**メガ粒子砲
右腕部に装備されるビーム兵器。
資料によっては機関砲だったとする説もある。

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*【劇中での活躍】
シャア・アズナブル率いる特殊部隊(マッドアングラー隊)の搭乗機として登場。地球連邦軍本部ジャブローへ潜入し、モビルスーツ(ジム)工場の破壊工作を目論むが作戦は失敗。TV版では、撤退したアッガイ隊もガンダムとの交戦により全機撃破されている。
劇場版では、アカハナ機だけが[[61式戦車]]で撃破されるが他の機体は脱出に成功している。

「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」では右腕を失った隻腕のアッガイが登場。
水中から奇襲を仕掛け、シロー・アマダの部下カレン・ジョシュワ曹長の[[陸戦型ガンダム]]の頭部を破壊するも、[[ホバートラック]]と陸戦型ガンダムの撹乱作戦の前に撃破される。

「機動戦士ガンダムZZ」においてはコクピット内部を改装した機体にハマーン・カーンが搭乗し、同じく一年戦争時の水陸両用MSズゴックに乗り込んだジュドーと戦闘を行っている。

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*【パイロット説明】
**アカハナ
CV:宝亀克寿

マッドアングラー隊工作員メンバーでジャブロー侵攻戦にも参加。
アカハナという名前は恐らくコードネームであり本名ではないと思われる…たぶん。
ぶっちゃけモブキャラだが、他にアッガイのパイロットで有名な人物はハマーン・カーンしかおらず、さすがに乗せるとファンの批判も物凄い事になると思われるため、正直アッガイを出したいが為のおまけで出場させられた感の否めない人物。
とはいえ後にハマーン搭乗版が出ることにはなったのだが。
しかしアッガイのパイロットであることに加え、その赤い鼻に全身タイツ(おそらく潜入用のドライスーツの類)といった独特の風貌、シャアの部下であることから、初めてガンダムと戦ったジーンや「減速できません!」と言って大気圏で燃え尽きたクラウンと同じくらいにジオン一般兵の中では比較的有名であり、漫画「機動戦士ガンダムさん」にも度々(主にアッガイ関連やジャブロー潜入ネタで)出演している(漫画内では最低でも2人の年頃の娘がおり、彼女達も全身タイツ)。
ちなみに「ビルドファイターズ」ではコウサカ・チナによるべアッガイⅢ(さん)の設定をまとめたノートに彼の名前が記載されていた。


***【原作名言集】
-うわああぁぁ!シャア大佐ああぁぁ!
--撃墜された時の台詞。モブキャラなのでこの程度の台詞しか無い。ちなみにTV版だと「シャア中佐」、劇場版だと「シャア大佐」

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*【ゲーム内での説明】
**連邦VSジオンシリーズ および エゥーゴVSティターンズシリーズ
コスト170(エゥティタでは150)の低コスト水陸両用MSで、VSシリーズの元祖マスコット機体。
火力は極めて低いものの、着地寸前でサブを撃つ事により凶悪な着地キャンセルが可能な為、回避に徹されると極めて厄介。だが本ゲームは2on2である為、他に戦闘力的な利点が無い本機がそれだけで勝てる事は無い。
ただこのシリーズは1on1もかなり好まれる対戦方式である為、その時は圧倒的な猛威を振るう。隙の無さによる面倒臭さだけで言えばだが。
ニュートラル状態で射撃ボタンをタイミングよく押すと可能な通称「アッガイダンス」は有名。
また連邦鹵獲カラーも某ネコ型ロボットに似ていると評判だった。
ちなみにこの頃はまだアカハナ自身は出演していなかった(デフォルトのスコアランキングや家庭用の一人用のモードに名前だけエースとしては出たが)。

連邦VS.ジオンでのコミカルでかわいらしいモーションと、途中で解禁された鹵獲カラーが某ネコ型ロボットに似ていることから一気に人気が高まり、SDガンダムシリーズや機動戦士ガンダムさん(漫画作品)でSDのアッガイのかわいらしさも相まって現在のアイドルMSの始祖となった。
アイドルMS路線は、VS.シリーズでは低コスト水陸両用MSに受け継がれ、グーン(連ザ)・[[カプル]](GVG)へと続いていった。

**ガンダムVSガンダムNEXT
前作では登場せず(家庭版で参戦させる予定があったそうだが)、今作から地走系MSとして参戦をした。
「全機主役!」のコンセプトの逆を行く、まさかのモブキャラ(アカハナ)参戦に誰もが驚いた。
その見た目に反して意外と高火力のバルカンに弾数の多いBZ、そこそこ性能のいい格闘にトリッキーなアッガイ隊突撃、そしてアシストの[[ゾック]]によるビーム攻撃と、安易にネタキャラとは呼べない程度の性能には仕上がっている。
しかしBDの制動が悪くシールドも無いので、耐久値の低さも相俟って1000コスト特有の脆さが重くのしかかる。

クローは本来右腕のみの装備であるが、後の設定(後付けとも)で腕の装備にはメガ粒子砲、マシンガン、ミサイル、クローと
バリエーションが生まれ、換装可能とされた。

上述の理由もあってアカハナの台詞は(ほぼ)全てオリジナルである。
また、本作で復活したことにより、後輩アイドルのカプルと共演を果たした。

PSP版NEXT PLUSモードではハマーンがアッガイに乗って登場するステージもある。

**EXVS.
2月23日に追加。
主力だったサブのロケット・ランチャーが無くなったものの、代わりに兄弟機の[[アッグガイ]]、[[アッグ]]、[[ジュアッグ]]をアシスト武装として呼出できるようになった。ゾゴックはどこへいったのだ?
ミサイルをばらまき、さらにシールド判定もあるジュアッグ、腕を振り回しながら敵に向かうアッグガイ、地面で撃てば地中を進行し、空中で呼べば敵に向かって進行するアッグを使い分け戦う形となる。それぞれ呼んだアシストによりポーズが異なる。可愛い。
さらに1000コストでは珍しく覚醒技を持っており、体育座りの姿勢で転がる3機のアッガイを呼ぶことができる。これもまた可愛い。
呼び出されたアッガイは一定時間ブロック崩しの要領で地面を転がり続け、敵にぶつかるとダメージを与える、ただし自分にも当たるので要注意。
ちなみに、ガンダムと[[シャア専用ゲルググ]]のBGMは「颯爽たるシャア」だが、アッガイのBGMは「窮地に立つガンダム」である。

また、台詞が99%オリジナルであるのは変わらないが今作のアカハナは前作よりも妙に強気な台詞が多い。

なお、今作ではカプルがアシスト武装に降格したため、再び唯一プレイアブル参戦のアイドルMSとなった。

**EXVS.FB
サブが再びロケットランチャーになり、ジュアッグが特射、アッグとアッグガイは特格に統合された。
アメキャン、アサキャンを筆頭とした武装間のキャンセルルートの追加により、敵を追う能力がコスト1000とは思えないレベルに上昇。
後格アメキャンを利用した変則的な移動、そして射撃の雨あられは足が止まりやすい後衛機にとっては非常に厄介。
ただし、相変わらず火力に難有り。

PS3版のDLCにて、ハマーンが搭乗したバージョンが追加された。とうとうバンナムはハマーンをアッガイに乗せてしまった。コストは2000。
こちらの覚醒技は普通のプレッシャー。また、格闘&アシスト呼出のモーションも一部変更されている。
独特の動作により着地の硬直をごまかすことができ、その上追う性能が非常に高い。

本作からアップデートによりカプルがコレンカプルとともにプレイヤー機体として途中参戦したため、再びアイドルMSの共演を果たしたのであった。

**EXVS.MB
コストが1500に上昇し、それにともなって格闘CSが追加された。
その挙動は、体育座りしたアッガイを1機呼び出して蹴り飛ばすというもの。

ハマッガイの方も有料会員限定機体として参戦。相変わらず高い機動力を誇り、非常に鬱陶しい。
ちなみに、こちらも格闘CSが追加されたがなんとコンパチ機でありながらオリジナルの武装(原作でのモーション再現)。

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*【勝利・敗北ポーズ】(NEXT)
**勝利ポーズ
両腕を大きく広げてクローをシャキン!と構える。初期に発売されたガンプラのパッケージのポーズ

**敗北ポーズ
かの有名な体育座り。

*【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)
**勝利ポーズ
アッグガイ、アッグ、ジュアッグと並んで右手を振る。

**敗北ポーズ
NEXTと同じく体育座り。

*【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)
**勝利ポーズ
通常:左腕のクローを突き出す。
アシスト出現中:アッグガイ、アッグ、ジュアッグと並んで右手を振(り続け)る。

**敗北ポーズ
NEXTと同じく体育座り。

*【勝利・敗北ポーズ】(ハマーン搭乗)
**勝利ポーズ
通常:右腕を正面につきだしてからクローを開く
条件不明:右腕のクローを伸ばしてから引いて構える
どちらも覚醒中はキュベレイ同様のオーラ追加

**敗北ポーズ
片膝をついて悔しそうに地面をたたく

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*【その他の活躍】
その愛らしさから人気が高まり漫画や派生作品などで度々登場している。
アニメ放映当時の漫画雑誌、冒険王版の「機動戦士ガンダム」ではまさかの赤い彗星が搭乗してジャブロー潜入を行っていたり、「トニーたけざきのガンダム漫画」ではシャアがすっかり気に入ってしまい、プラモデルを組み立て赤く塗装していたり、その独特なデザインからいろんな所で人気の機体。主にネタ的な方向で。
漫画「機動戦士ガンダムさん」内では主にデフォルメされて登場、どらやきみたいな頭部にずんぐりむっくりな体型がすごくかわいい。
そして作品内ではシャアもアッガイが好きで、宇宙でも戦闘可能な「リック・アッガイ」をキシリアに作ってもらおうと、嘘のデータをでっちあげてまで懇願している。
また、ある漫画では北米大陸を横断したりした。

**アッガイファイト
[[機動武闘伝Gガンダム]]で行われているガンダムファイトのパロディとして登場。
これはガンダムの代わりにアッガイを使用してファイトを行うというもの。
劇中ではドモン・カッシュが[[シャイニングアッガイ>シャイニングガンダム]]に、チボデーが[[アッガイマックスター>ガンダムマックスター]]に搭乗した。

**模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
アッガイを改造してクマのヌイグルミっぽい意匠にしたガンプラ「ベアッガイ」が登場。
赤いランドセル型のバックパックを装備しており、そこからミサイルを発射したり、側面に取り付けてあるリコーダー型のビーム砲(実際に口?元に当てて発射)、極めつけは目から発射する「目が粒子砲」など凄まじいインパクトを持つ。
同年12月にガンプラHGとして発売された。
その後の公式外伝の「模型戦士ガンプラビルダーズJ」と「模型戦士ガンプラビルダーズD」や下記の「ガンダムビルドファイターズ」でもベアッガイ系が登場し、いずれも各作品のヒロインたちが使用している。

**ガンダムビルドファイターズ
上記のベアッガイをベースにしたガンプラ「べアッガイ&ruby(さん){III}」が登場した。
べアッガイと違ってモノアイの代わりに顔に液晶モニターを装着することで豊かな表情を見せる。
手もクローではなく肉球のような装飾がされており、ビーム・サーベルの発振が可能とやはりネタにとどまらない性能を誇る。
胴体はほぼアッガイのままなのだが、まるでテディベアのような見た目になっている。
ちなみに、製作者のコウサカ・チナ曰く「ぬいぐるみがガンプラになった設定」であるため体の中に綿が仕込んでおり、バトルでは実際に口から糸を吐き出した。

**ガンダムビルドファイターズトライ
新たな派生機として「べアッガイ&ruby(ファミリー){F}」が登場した。
こちらは本体の「ママッガイ」と小型の「プチッガイ」で構成されている。

べアッガイシリーズ(初代は除く)はガンプラ以外にも様々なグッズが販売されており、バンダイ的にはアッガイの方がアイドルとして扱われているようだ。

**ガンダムビルドファイターズ バトローグ
HGでべアッガイを作る上で余剰パーツとなってしまったアッガイの頭部の怨念が登場。
ベアベア村に住むベアッガイ達を攫っていた。



**SDガンダム G GENERAITON
「F」と「NEO」の「ガンダムファイトモード」において、上記のアッガイファイトのネタでドモンが機体自体は通常型だが、強化を施したアッガイに乗って勝負を挑んでくるというものもある。
「OVERWORLD」では初期生産が可能で開発先にベアッガイがあり、そこからビギニング30ガンダムやフォーエバーガンダムといった高性能機が序盤から作れる足がかりとなる。

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