|登場作品|機動戦士Vガンダム| |形式番号|LM111E02| |所属|リガ・ミリティア| |主なパイロット|ジュンコ・ジェンコ(EXVS.におけるプレイヤー機体) 以下シュラク隊| |主な装備|ビームライフル、ビームサーベル、バルカン砲×2、2連マルチプルランチャー、ビームシールド、ビームバズーカ| ---- **【設定】 リガ・ミリティアの量産型MS。 生産ラインはVガンダムや連邦軍の量産型MSのほぼ同一の規格を使用しており、 補給が途絶えた場合現地流用が可能な様に作られている。 ジェネレータはVガンダムと同じものを使っている為、出力は高い。 装備もVガンダムと同様の物が使用できるなど、汎用性に優れている。 ---- **【原作での活躍】 女性ばかりの部隊「シュラク隊」の乗機として登場。 リガ・ミリティアの中核として活躍するが、コクピットをビームサーベルで貫かれる、潰されるなど、悲惨な最期を遂げることが多かった。 余談だがシュラク隊は最終話までに全員が死亡している。 カテジナはこれを利用して自らガンイージに搭乗、ネネカ隊との戦闘でナーバスになったウッソに更に不意打ちで止めを刺そうとした。 また、最終決戦においてリガミリティアの老兵達によってリーン・ホースJrのビームラム突撃時に 左腕を失い、まともに立てず、コクピットにも既に穴の開いたガンイージが「砲台の代わりにはなる!」として使用され、 尻餅をつきながらビームライフルで攻撃していたが、リーンホースJrが沈む直前に敵機に撃破された。 ---- **【パイロット説明】 ***シュラク隊 ここではその壮絶な最期を改めて追ってみる。「第○○話」は戦死した話数。 -&bold(){オリファー・イノエ}…「第31話」女性ばかりの部隊の隊長。とはいっているものの彼は作戦中はウッソやマーベットと行動を共にすることが多く、隊そのものはジュンコに任せているようなシーンが多く見られた。戦闘終了時にウッソを一軍人として扱い一喝する場面や戦闘中でも自機のVパーツをウッソに渡してやるなど面倒見もよく、ウッソを人間として成長させた人物の一人といえる。マーベットとは恋仲にあり作品中に挙式をあげることになる。最後はアドラステアにコアファイターV2で特攻をし、その命を散らす。しかしマーベットのお腹に子供がいるということがわかり、命は紡がれていく。余談だがV2のミノフスキードライブシステムはとっても高価で貴重なものでありそれを特攻兵器に使うのは勿体ないというレベルじゃないだろう、など話題になるがそこはワンオフの主人公機という設定を作る為だと思おう。 -&bold(){ヘレン・ジャクソン}…「第11話」輸送機を援護する中、輸送機に接近した敵機のトムリアットの迎撃に向かい、サーベルを突き刺すもカウンターでパンチをもらい、コックピットごと潰され相打ちに。シュラク隊の最初の犠牲者となる。 -&bold(){マヘリア・メリル}…「第13話」マスドライバー公社周辺での戦闘時、戦闘行為はするなと言われているも相手の挑発に乗ってしまい(ビームライフルを構えただけで発砲はしていない)ザンスカールの攻撃の口実をつくることになってしまう。ヘレンの弔い合戦と戦うがウッソのVガンダムを援護する際、敵機をビームサーベルで貫くも相手のビームローター(回転するビームシールド)がコックピットを切り裂き、それが致命傷となり相手を撃破するもコックピットが爆発。ヘレンと仲が良かった彼女も同じような最後となる。なおシュラク隊の中では唯一遺体が紛失せず、丁重に棺で葬られることになる。 -&bold(){ケイト・ブッシュ}…「第15話」マスドライバー周辺での戦闘時、敵機のメッメドーザの攻撃がマスドライバーを直撃、崩れ落ちるマスドライバーを支える為に自身がマスドライバーを支える柱となったが直後にメッメドーザが接近。バルカンで応戦するも身動きがとれずサーベルでコックピットを貫かれ戦死する。このシーンはVガンダムの中でも有名なシーンの一つだと言える。 -&bold(){ペギー・リー}…「第25、26話」ザンスカール本国からの撤退戦、ウッソらと共に戦うも新型のコンティオに翻弄され機体が中破。同じくペギーも身体を負傷する。その後ウッソと共に敵陣に潜入するもウッソを救う為半壊のガンイージでコンティオに立ち向かうがコックピットを貫かれ戦死する。余談だがVガンダムの作品中コックピットのみを潰されるシーンが多いが機体の爆発による被害を出さない為であって単に痛々しいシーンの演出の為というわけではない。 -&bold(){ジュンコ・ジェンコ}…「第27話」シュラク隊の中でのリーダー格であり、ウッソの面倒もよく見てくれていた。MSパイロットとしての腕も確かで皆に信頼されているパイロットである。カイラスギリー攻防戦、ウッソと共にクロノクルを追い詰めるもカテジナのリグ・シャッコーの妨害により撃破できず、反撃により機体が機能不全に陥る。その後MSを降りてのクロノクルとの白兵戦の中、銃で負傷。その状態でカイラスギリーにセットされた爆弾を解除しようとするも失敗し爆発に巻き込まれ死亡する。彼女は立て続けに死んでいった仲間のこともあって死に急いでいる様だ、と周りに心配され彼女はそんなことはないと言いながらもその後を追うように散っていった。ここからカテジナ・ルースに関わったパイロットが全て死ぬのだが、この時はまだ誰も知らない。 -&bold(){ユカ・マイラス}…「第49話」物語中盤に登場の元連邦軍所属パイロット。その腕を買われシュラク隊に編入されることになる。今まで自分の関わった部隊は全滅する、というジンクスからか「死神」と呼ばれている。パイロットの腕は確かで[[ザンネック]]迎撃時にはウッソ達「ホワイトアーク隊」の隊長を任されるほどである。最終決戦のエンジェルハイロゥ攻防戦まで生き延びるがウッソのV2ガンダムの突破口を開く為に単騎特攻。カテジナのゴトラタンのビームライフルで撃ち抜かれ撃破されるも道を切り開いた。彼女のジンクス通り、その後一人の女によって隊は全滅するのだが死神はむしろ[[撃破した方>カテジナ・ルース]]ではないだろうか…? -&bold(){フランチェスカ・オハラ}…「第50話中盤」参入は遅く後期の補充要員である。愛称はフラニー。最終決戦のエンジェルハイロゥ攻防戦、エンジェルハイロゥに攻撃を加えるカテジナ(エンジェルハイロゥのサイコウェーブによるもの)のゴトラタンを援護する気になったと勘違いし接近、カテジナのゴトラタンのビームキャノンで機体を殴り飛ばされ撃墜される。ここでのカテジナの台詞「トチ狂ってお友達にでもなりに来たのかい?アハッ!」は狂気そのものである。 -&bold(){ミリエラ・カタン}…「第50話中盤」フランチェスカと同じく後期補充要員。フラニーが撃破されたのを見てゴトラタンを墜とそうとするも不意打ちのごとく現れた頭部ビームカッターでコックピットを貫かれ返り討ちとなる。フラニーとは仲が良く一緒に行動していた。二人ともウッソをからかったりしてはいたが面倒見のいいお姉さんたちであった。 -&bold(){コニー・フランシス}…「第50話終盤」初期から登場しているシュラク隊メンバーの一人。そして最後の戦死者。そばかすがトレードマークでジュンコ亡き後は彼女がリーダーとなる。エンジェルハイロゥ攻防戦、ウッソとクロノクルが戦っているところに援護しようと近づくもカテジナによって妨害される。ダッシュパックを破壊され両腕、頭部と破壊された後にコックピットを撃ち抜かれるという嬲り殺し近い形で撃破される。彼女の死をもってシュラク隊は全滅となった。 後半のパイロットは全てカテジナの手によって墜とされている。その後もガンブラスターのパイロットであるオデロも彼女によって撃破されている。 言ってしまえば物語後半のキャラクターを倒したのはカテジナだけ、といっても過言ではない。彼女のパイロットの素質、センスがどれだけ高いものであったかは作品を見てもらえるとわかる。 因みにユカ以降は死亡時の乗機はVガンダムヘキサである。 **【原作名言集】 -&bold(){オリファー}「これはスリリングだよ!女には教えたくない快感だ!」(第25話) --Vガンダム搭乗時、ウッソのパーツアタックを実践してみての台詞。原作を見てからゲームでやってみると思わず頭をよぎる台詞である。 -&bold(){オリファー}「行かせんと言ったぁぁぁ!!」(第31話) -&bold(){ケイト}「これは…壊しちゃならない…!これは人類全部の宝だってこと…!アンタだって知ってるだろう?!」(第14話) -&bold(){ユカ}「マーベットが…私たちの子供を生んでくれるってことの意味…!アンタ等にはわからないよっ!!」「先に逝った連中に…この事を教えにいってやらないといけないんでね…!」(第49話) -&bold(){コニー}「ウッソ、手を貸すよ!お前を守ってやれるシュラク隊は…アタシ一人になってしまったよ!!」(第50話) --各パイロット散る寸前のセリフ。 ---- **【ゲーム内での活躍】 ***ガンダム VS. ガンダム [[ヴィクトリーガンダム]]のモビルアシストとして登場。 3機のガンイージがビームシールドを展開しながら[[Vガンダム>ヴィクトリーガンダム]]を射撃武器から守る。 性能はいいが、BR1発で消滅する姿は原作を彷彿とさせる…。 ***ガンダム VS. ガンダム NEXT 使用回数が減少し、シュラク隊の人数を再現するには至らなくなったが、高い防御性能は依然健在。 家庭用の『NEXT PLUS』ではCPU機体としても参戦、アシストの使いまわしだが動くガンイージを見ることができる。 8頭身のガンイージが動く姿を見ることができる、ビデオゲームでは貴重な機会。 ***EXTREME VS. まさかのプレイヤー機体への昇格を果たす。コスト1000、パイロットはジュンコ・ジェンコ。 前作のモビルアシスト機能(シュラク隊召喚)を武装として持ち、更には味方へも展開を可能とする。 その他の武装もバランスがとれており、パンチ力はないものの、メインとサブ、ブースト速度はコスト以上の物を持っており、援護機体としてはまずまずの性能。 弱点はコスト1000相応の控えめなブースト持続力と、原作を悲しいほどに再現した低耐久度。 扱いは難しくないものの、活躍するにはプレイヤーの地力そのものと援護スキルが問われる機体といえる。 ***EXTREME VS.FULL BOOST 前作に引き続き続投。 シュラク隊攻撃の全武装が強化されリロードされるようになった。また、耐久の強化やロック距離の延長など全体的に上昇修正を受け、援護機として頼もしくなったと言える。 また、EXバーストを発動するとVガンダムヘキサを呼び出す事が出来る。 バーストアタックは5機のガンイージを呼び出し、シュラク隊が次々に攻撃を仕掛けるコンビネーション技。 尖ったタイプの多いコスト1000組の中では癖が無い方なので初心者が1000に触れる際には丁度いいと思われる。 特別優れている何かは無く、基本性能でゴリ押しできる機体ではないので前作と同じくプレイヤーの地力を純粋に求められる。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.) **勝利ポーズ -ビームシールドとライフルを脇に構え立つ **敗北ポーズ -左腕を失い、横たわっている。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB) **勝利ポーズ -通常時:ビームシールドとライフルを脇に構え立つ -アシスト展開時:5機のガンイージがそれぞれ決めポーズ **敗北ポーズ -左腕を失い、横たわっている。 ----
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