ザク

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ザク」を以下のとおり復元します。
|登場作品|機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダム0083(以下省略) 機動戦士ガンダムΖΖ&br()∀ガンダム等|
|共通する型式番号|MS-06|
|所属|ジオン公国軍 ミリシャ等|
|主なパイロット|ククルス・ドアン、ジーン、デニム、他ジオン公国軍一般兵 コウ・ウラキ チャック・キース ソシエ・ハイム 他ミリシャ一般兵|
|共通する主な武装|(120mm・MMP-78)ザク・マシンガン、ヒートホーク、280mm(又は240mm)ザク・バズーカ、クラッカー、シュツルム・ファウスト、脚部ミサイルポッド等|
*【設定】
ジオンの量産型モビルスーツ「ザクII」は初の正式量産機MS-05 ザクIの性能向上型であり、オプション装備などにより様々な状況に対応可能な汎用機。初期のモビルスーツだったこともあり動力の出力が低いためビーム兵器を装備していない。

その動力はミノフスキー物理学の発見によって小型、開発されたD-3He反応型(重水素+ヘリウム3=ヘリウム4+陽子)の熱核融合炉(厳密には熱核反応炉)で、簡単に言えば未来の原子力発電所を18m級にまでサイズダウンさせたもの。
これは放射線を放たないためきわめて安全である。ヘリウム3の確保が難しいが、これは木製船団によりクリアされている。

モビルスーツの機動力と汎用性を武器に、戦艦・戦車などが中心であった連邦軍を圧倒。手持ちをかえるだけで射撃戦から格闘戦にすばやく変更でき、さらにC型では核弾頭も装備できた(後に南極条約で禁止に)。宇宙空間では足をAMBACに利用することで推進剤を消費せずに姿勢制御する事に成功し、地上やコロニー、小惑星の表面などあらゆる地形に対応できる。約18mという大型なのでミサイルや長距離砲などで撃墜できると当初は思われていたが、ミノフスキー粒子のレーダーをダウンさせる性質のおかげでそこをカバーしている上たとえレーダーが効いても簡単に迎撃ができるうえ身軽によけることができる。結果、ほとんど昔の有視界戦闘になった状況で最強とも言える存在となった。

一年戦争初期におけるジオン軍の快進撃の立役者となっただけでなく、後の戦闘用モビルスーツの基本コンセプトを決定付けた。
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操縦性、拡張性、機能性、整備性、生産性と非常に高いレベルでバランスが良く、兵器としての総合性能はガンダムより上とする声もある。
派生及び系列機がとんでもなく多く、アバンのコロニー落としに出てきたのは初期のC型、指揮官用のS型(代表が[[シャア専用機>シャア専用ザク]])、一般的に宇宙で良く出てきているのがF型、F型を地上用に改修したJ型、F型の改良型のF2、そして統合整備計画によって開発された最後のFZ型(通称[[ザク改]])がある。さらにキャノン、タンク、マリンタイプ、ダイバー、マリナー、デザートタイプ、ディザート、マインレイヤー、宇宙用高機動試験型、[[高機動型>高機動型ザクII]](改修機含む)、サイコミュ試験型、サイコミュ高機動試験型、スピード。
戦後には本機をベースにして開発されたハイザック系、ザクIII(後期型、改)、ギラ・ドーガ系、RFなどがおり、ザク50、グレーター、シーフ、レディなどゲームオリジナルなどアンオフィシャルも含めればさらに増える。意外な事に狙撃型はザクIIには基本的に公式には存在せず、ガンダムオンラインにおいて狙撃用の大型ビームライフルを持った機体(武器が変わっただけであとはただのJC型)が生み出されていたりする。一応G-NEXTオリジナルでザクスナイパーはいるのだが……

とにかくその完成の高さからさまざまなバリエーション機が存在する。またその[[後のシリーズ>ガナーザクウォーリア]]にもけっこうな影響を与えている。
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もともと1話でいなくなるやられ役を想定してデザインされた「ザク」であったが、いわゆる”量産機・やられ役”として番組終期まで活躍したのみならず、そのデザイン(とくにモノアイカメラ[一つ目])は後のシリーズは愚か、他の作品(装甲騎兵ボトムズのスコープドッグ等)の機体デザインにも強く影響を残しており、後継機ないしは意匠を引き継いだ機体が数多く登場。[[ガンダム]]に次ぎガンダムシリーズを代表するメカとなった。

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*【原作での活躍】
第1話から最終話はおろか現代に至るまで、ジオンで最も普及している戦闘用モビルスーツとして頻繁に出演。モブの「やられメカ」として演出に貢献するのみならず、[[ガンダム]]の記念すべき最初の対戦相手という大役も務めた。


一年戦争の中盤までかなりの戦力になっていたが、連邦のMS(ガンダム、[[ジム]]シリーズ)と比べ旧式化していたため劣勢となっている。そのため主戦力がリック・ドムや[[ゲルググ]]に移っていったが、その完成度と汎用性の高さ、愛着などのおかげでゲルググやFZ型が出てきた後もベテランパイロットに好まれ、使用されている。

「0083」ではF2が登場。主兵装は対MS用に貫通力を重視したMMP-78に更新されている。テラーズ・フリートの他、トリントン基地のMSの訓練にも使用されている。やればやれるらしく、キースは頭を破壊されながらも[[ドム・トローペン]]を撃破した。

「ガンダムΖΖ」ではネオジオンの偵察用等の目的でまだ使用されている。また漂流していたザク(F型)の頭部を[[Zガンダム]]にくっつけて、応急ながらも戦闘可能状態にした。

『[[∀ガンダム(作品)]]』ではほぼそっくり・形式番号も同じMS-06の機体が「ボルジャーノン」として登場。どうやら宇宙移民のために勇敢に戦ったと言い伝えられているらしい。『機動戦士ガンダム』とは異なり、アースノイド([[∀ガンダム]])の味方の機体として活躍する。コックピットハッチの形状からMS-06JC、JC型と思われる。主に密林などで使用されたJ型の改修型(08小隊にでてきたザク)。だがなぜか、ホバー移動ができる。(ナノマシンで再生するときに変ったのか、後に作られたレプリカなのかは不明)
なお、FZ、いわゆるザク改は原作において中腰姿勢でホバー移動をしていた。もしかするとJC型もその後ホバー移動できるようになったのかもしれない。だが少なくともそういう模写はない。
あいかわらずの実弾主体で高汎用である。

MS IGLOOでは第一話でルウム戦役の艦隊戦に割り込んでドッグファイトに持ち込むことにより、大戦果を挙げている。赤いシャア専用C型も登場しており、マイら603評価試験隊に道を譲るように通達した。これがシャアの「通常の三倍」といわれる所以を映像化されたものである。
第二話ではフェデリコ・ツァリアーノ中佐率いる鹵獲ザク部隊が物資集積所を次々襲っている。最終的には[[ヒルドルブ]]との交戦により全滅する。
第三話にてオデッサの敗北から脱出するも宇宙でAMBACが効かず「溺れている」J型系列が登場、姿勢制御用スラスターがないにもかかわらずAMBACのみで照準を合わせる離れ業をするもボールに次々撃墜されている。
いくつかはヅダに「手をつながれて」救助された。

ちなみに宇宙世紀MS全般で言えることだが、よくやられたときとんでもない大爆発を起こすして回りにかなり迷惑をかけるが、熱核融合炉ではそんな核爆発は起こさない上放射能漏れもIフィールドとその核融合の方式で二重にクリア済みである。
そのため、大爆発の原因は推進剤への引火となっている模様。さすが宇宙世紀、環境にもよく気が回っているが、『F91』以降はMSの小型化の弊害により核融合炉が爆発する事態になってしまう(なぜなのかは不明)。

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*【パイロット説明】
**ククルス・ドアン
第15話「ククルス・ドアンの島」で登場したジオン公国軍の一般兵士。
任務の最中、自身の攻撃で孤児となってしまったロランたち少年少女をも殺すよう上から命令されたがこれに背き、子供たちを連れて軍を脱走した。以降、脱走兵として九州地方の無人島で子供たちと共に生活しながら、自身の保有するザクIIで連邦、ジオン問わず接近する兵器に攻撃を加えていた。
脱走時のことがトラウマとなっており、追っ手の恐怖と戦う生活を続けている。

アムロとはコア・ファイターを撃墜した時に知り合った。敵軍の兵士ながらドアンはアムロに一目置いており、「青臭いところが取れたらいい兵士になれる」と評していた。
追っ手のザクが現れた際にはアムロと共闘、アムロに「モビルスーツの格闘技」を実戦を以て教え込んだ。戦いが終わった後、アムロはドアンに染みついた戦いの匂いが追っ手を引き付けていると断定、ザクを海に沈めた。子供たちは猛抗議したが、ドアンはアムロに対して感謝していた。
モビルスーツの操縦はエースパイロットにも引けを取らない腕を誇り、投石でアムロのコア・ファイターを撃墜したり、武装の無い状態でザクを撃破するほど。
ドアンの登場するエピソードは「敵も同じ人間」というガンダムのテーマを特に強調した回といえる。

ちなみに「Gジェネアドバンス」では、専用のザクと共にWB隊に加入。
そのゲーム内の設定ではあるがかつて上司がニムバスだったらしい。
東方不敗には「見どころがある」と評されている。
その後BD2号機を駆るニムバスとの決戦時になんと明鏡止水の境地を会得するイベントが存在し、
その際、専用のザクが金色に変わる。

**原作名言集
-君と戦うつもりはない。大人しく武器を渡してくれれば危害は加えない。
-まて、こいつは俺に任せろ。モビルスーツの格闘技というのを見せてやる。よぉーく見て覚えておけ!
-教えてやる、少年たち。子供たちの親を殺したのはこの俺さ。俺の撃った流れ弾のためにな。
-ジオンは子供達まで殺すように命じた。だが、俺にはできなかった。俺は子供達を連れて逃げた。俺の命に代えてもこの子供達を殺させはしない。俺は、子供たちを殺させはしない!

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*【ゲーム中の活躍】
**連邦VS.ジオンシリーズ

**エゥーゴVS.ティターンズシリーズ

**NEXT PLUS
CPU専用機として登場し、ボルジャーノンも一緒に出てくる。

**EXVS.
NEXT PLUS同様、CPU専用機として登場。

**EXVS.FB
CPU専用機の他に&bold(){敵だった}[[ヒルドルブ]]のアシストとしても登場。

PS3版のDLCにてまさかのプレイアブル化。
パイロットは劇場版ではなかった事にされているククルス・ドアン。原作同様武器を持たず、格闘と投石、そしてコア・ファイターの支援を受けながら戦う格闘機となっている。
TV放送当時の声優である徳丸完氏が既に故人となっているため、本作では乃村健治氏(ガンダムAGEでイワークを演じている)が代役を務める。
イワークとドアンとは孤児を養っているMS乗りという共通点を持っており、この配役はある意味で打ってつけと言えよう。

**EXVS.MB
プレイ日数キャンペーン第4弾のエクストラ機体として登場。
本作では同じく素手による格闘・投石・アシストを持つAGE-1(タイタス)がいる。
全く違う機体でコンパチでも何でもないのに、ここまで武装構成が似通っているのはある意味ですごい。

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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利ポーズ
右手で正拳突き。

**敗北ポーズ
脇腹を押さえて屈み込む。(ドアンのザクが)追手のザクのマシンガンを受けた場面の再現。
MSにわざわざ痛がるポーズを取らせるという当時の作風が見て取れる。
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