ビグ・ザム

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ビグ・ザム - (2018/02/19 (月) 16:52:03) の編集履歴(バックアップ)


登場作品 機動戦士ガンダム
形式番号 MA-08
所属 ジオン公国
主なパイロット ドズル・ザビ、マイヤ
主な装備 大型メガ粒子砲、メガ粒子砲×28、105mmバルカン砲×2、脚部クローミサイル×6
その他の装備 Iフィールド

【設定】

ジオン公国軍の拠点攻略専用に開発した試作モビルアーマー。大量のメガ粒子砲と史上初のIフィールドバリアを装備した機体である。また、護衛用随伴機の行動を前提とし、大量の対空メガ粒子砲で守備を固めるが懐に潜り込まれた際は脚部クローミサイルで迎撃を行う。技術の未発達に加えてこの装備の関係上燃費は最悪に近く、想定戦闘時間はわずか3分程である。
しかしその火力は時代の中で軍を抜いており、連邦軍の一艦隊と互角にやりあえる程のパワーを持つ。

本来はジャブロー攻略作戦に投入される予定であったが配備が間に合わず、ソロモンの防衛に投入される事になる。
発展機として量産されたら?というIF機体の量産型ビグ・ザム、火星独立ジオンが本機のデータを基にリファインしたグランザムが存在する。
ちなみにSEED DESTINYに登場するデストロイガンダムのMA形態はこの機体が元ネタ。


【劇中での活躍】

ソロモンが連邦軍の秘密兵器ソーラーシステムによって壊滅的な打撃を受けた事でドズルが自ら搭乗して出撃する。
Iフィールドでビーム兵器を無効化しつつ大型メガ粒子砲で連邦軍をなぎ倒していくが、スレッガーがGファイター(劇場版ではコア・ブースター)で特攻。直後にガンダムのビーム・サーベルによって切られて大破。しばらくした後に爆散した。その時にビグ・ザムとドズルの背後から禍々しいものが姿を現しているがそれを見ているのはアムロだけの模様。


【パイロット説明】

ドズル・ザビ

ジオン公国軍の中将にてザビ家の一人。非常に大柄で他の兄妹たちとは本当に血の繋がりがあるのか疑問な程似ていない。性格は外見に違わず豪快な武人肌で部下思いでもあり、ザビ家4兄妹でも唯一の妻帯者。指揮官としては確かに有能だが、政治的な才能はなく、本人もその気は無かった。末弟であるガルマを溺愛し、彼の才能に期待していたため彼の死にはショックを受けていた。部下からの支持は厚く、特に白狼ことシン・マツナガとは互いに敬愛し合う仲。また、大型のヒートホークを装備した専用のザクで積極的に前線へ向かい、部下を激励している。連邦軍のチェンバロ作戦を察知した報告を受けて防御を固めるために増援を申請するも送られて来たビグ・ザムには当初懐疑的であり「こんなのを1機送ってくる位ならリックドムの10~20機でも送って欲しい」とブツブツ言っていた。戦闘開始直後にソロモンがソーラ・システムにより壊滅的な被害を受けると敗北を覚悟。女子供から優先的にソロモンより離脱させ、援軍としてくる予定だったキシリア配下の者に自分達の援軍ではなく救助を依頼している。時間を稼ぎ、少しでも連邦の戦力を削ぐために自身もビグ・ザムにて出撃、特攻をかける。この出撃前には自分も残ろうとする妻のゼナに産まれたばかりの愛娘、ミネバを託す。これが家族との最後の会話になった。ビグ・ザムは帰還を考慮せずに戦闘したため、想定戦闘時間を大幅に超過させている。圧倒的なパワーに連邦艦隊は次々に沈められ、ティアンムの戦死が確認された頃には楽勝ムードはおろか大幅に士気の低下を促す程であり、もはやビグ・ザムの存在の有無が戦場の全てを決する程の状態になってしまった。最終的にアムロとスレッガーの連携において機体は破壊されるも、マシンガンを持って生身でガンダムへ攻撃したがビグ・ザムの爆発に飲まれ戦死する。死の間際に見せた気迫によるオーラはアムロを戦慄させた。

ちなみに妾が何人かいたらしく、その中にはハマーンの実の姉も含まれていた

【原作名台詞】

  • 戦いは数だよ兄貴!
    • 「ビグ・ザムは一個師団分の戦力に相当する」と言ったギレンへの反論。ザビ家の中では最も現場に近い人間だったこともあり、「数の暴力」の強さと恐ろしさを最も理解していた。

  • やらせはせん……やらせはせんぞ!
    • ガンダムにマシンガンを撃ちながら言った台詞。その姿と気迫もあって、おそらくドズルの台詞の中で最も有名なものとなっているであろう。


【ゲーム内での活躍】

連邦VSジオンシリーズ および エゥーゴVS.ティターンズシリーズ

連邦VSジオンにて、ソロモン表面のモビルアーマーとして登場。このときは敵限定であった。
見上げるような巨体、ビーム兵器を無効化するIフィールド、全方位に発射される拡散ビーム、そして圧倒的な破壊力のメガ粒子砲と、他のモビルアーマーを圧倒する存在感を示していた。密着してビームを撃つとIフィールドを無効化してダメージを与えられるため、格闘も絡めて近距離で戦うという方法もあるが、なんとこのビグ・ザム、歩いた足に攻撃判定があるのである。そのため前に出した足に触れるだけでダメージを受けることから、近づくのも非常に危険なのである。ただし巨体で動きが緩慢であることから、Iフィールドに無効化されない実弾兵器に弱いという弱点があり、ガンキャノンやガンダムのハイパーバズーカなど、機体や武装によっては対処が多少しやすくなった。

家庭版DXではアーケードモードで撃墜後、対戦時のみ操作することが出来るように。アーケードで苦戦したその圧倒的パワーを使えることに喜んだプレイヤーも多いことであろう。武装はメイン射撃がメガ粒子砲、格闘・サブ射撃は拡散ビーム(ボタンによって発射方向が違う)格闘は存在しないが、歩いた足と落下時の足に攻撃判定が存在する。射撃はどちらも強力な武装であるが、メガ粒子砲は射角が狭くて隙が大きく、拡散ビームは直接当てるのが難しいと、武装の長所短所がはっきりとしており、扱いこなすのは難しかった。ビーム砲で牽制し、狙いを読んでメガ粒子砲を撃つという戦い方が必要になってくる。そんな中、最も扱いやすい攻撃は、ジャンプしてそのまま敵に落下するという‘踏みつけ’。歩いて敵を蹴るときよりもダメージが大きい上に多段ヒットするため、その威力は馬鹿にならない。ピョンピョン跳ねるビグ・ザムは可愛らしい(?)が、踏みつけられたモビルスーツ達はたまったもんじゃないであろう。

エゥーゴVSティターンズシリーズでは登場しなかったが、ガンダムvsZガンダムにて他の連邦時代のモビルアーマーとともに再登場。このとき、連邦VSジオンDXで存在しなかった鹵獲カラーも追加された。余談だが、連邦VSジオンDXの時と、メガ粒子砲発射時の音が変わっている。

ちなみにこのシリーズをやっていたプレイヤーには有名かもしれないが、照射ビームの俗称となっている「ゲロビ」の元ネタはこのビグ・ザムのメガ粒子砲が、まるで口からゲロを吐いているように見えることからつけられたらしい(ゲロビーム→ゲロビ)それにしても、ばっちい名前である。

EXVS.FB

12月18日のアップデートでステージ7-E EXに登場。なぜかソロモンではなくア・バオア・クーでプレイヤーを迎え撃つ。
武装はボスの中でもシンプルな方でステージも障害物が大きく、回避はしやすいのだがとにかく火力がとんでもなく高い。どの武装でも1、2発喰らうと低コストは文字通り蒸発しかねない。

EXVS.MB

ステージ7-Aに場所を変えた。そのせいか火力が相当大人しくなり、前作のそれを知る人にとってはかなりあっけない感じがするかも。

GVS

従来通りボス機体として登場するが、2017年9月25日のアップデートで追加されたアルティメットバトルの特殊ルール「プレイアブルボスチャレンジ」で、非正規ツールを使わずともプレイアブル機体として使えるようになった。

【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

直立不動

敗北ポーズ

勝利ポーズと同じく直立不動だが、胴体部が燃えて黒煙も吹いている
ツールボックス

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