トールギス

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トールギス - (2017/12/02 (土) 09:32:19) のソース

|登場作品|新機動戦記ガンダムW|
|形式番号|OZ-00MS|
|所属|OZ→OZ反乱→ピースミリオン|
|主なパイロット|ゼクス・マーキス オットー|
|主な装備|ドーバーガン ビームサーベル×2 シールド|
|追加?武装|2連装閃光ミサイルポッド|
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*【設定】
MS開発計画の中で「重装甲の機体を超大推力で制御する」というとんでもなく単純で無茶なコンセプトの基で試作された、アフターコロニーの全MSの原型に当たる機体。開発には当時のガンダム開発者5人とハワードも携わった。
MSとしての性能を限界まで追求した機体であるため、総合的な戦闘能力はその後開発された量産機を遥かに凌ぐものである(トールギスを原型としているためある意味当たり前ともいえるが)。
しかし、一瞬で15Gまでの加速が可能でその速度のままでも[[エアリーズ]]の約3倍以上の旋回性を持つ本機の機動性はパイロットに殺人的な負担を及ぼし人間の身体能力では扱いきれなかった(実際、劇中でオットーが死んでいる)。
そのため、性能は劣るものの実用的なMSである[[リーオー]]が開発され、試作機1機を残して開発計画は破棄されている。

なお「トールギス」の名称は降霊術師を表す言葉「トールギスト」が由来。
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*【武装説明】
**ドーバーガン(メイン、CS、特射)
MSと同じぐらいの大きさを持つ巨大な銃。量産機は実弾タイプのものを使用しているが、トールギスのものはビームと実弾を使い分けて撃つ。威力は高く複数のMSを一撃で破壊可能。その分反動が大きくリーオーだと足を止めて撃つ必要があるが、トールギスの場合は出力に物を言わせて、動きながら連射ができる…はずなのだが本作ではなぜか撃つたびに足が止まってしまう。
原作では威力調整が可能なようでビームが細かったり太かったりする。
ちなみに本作で抜刀するとドーバーガンを棄てるように、原作でもある程度撃つとしょっちゅう棄てている。基本的に回収はしていないが、唯一MDとの戦闘で棄てた後もう一回使用していた。

**ミサイルポッド(閃光弾)(サブ)
恐らく多くの人がこんな武装あったっけ?と戸惑ったであろう武器。
…しかし、33話のMD投下作戦オペレーションノヴァにおいて、ゼクスが作戦阻止のためにこの装備を使用し、輸送機を破壊している。

**スーパーバーニア(ND、特格)
トールギスの最大の特徴である巨大なバーニア。重力下でも普通に飛行可能。装甲が厚くなり、質量が増えたのでそれをバーニア出力で全て補うと言う単純にして極めて強引な考えの下に設計された。その加速度、出力は尋常ではなく、パイロット殺し、重力下での急上昇、急加速、急停止、側転、物理法則を無視する勢いの直角軌道をやってのけた。
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*【原作での活躍】
未完成状態のままコルシカ基地の倉庫に20年間放置されていたが、ガンダムタイプMSの高性能に直面したゼクスが試作機を入手。
完成直後は殺人的な加速に振り回され、オットーが加速度で死に、自分も重傷を負うなどしたが、後に完全に乗りこなして愛機にした。以後ゼクス専用機としてガンダムや大量の量産機相手に激闘を繰り広げたが、ゼクスの反応に機体が追いつかなくなりMD[[トーラス]]部隊との戦いで中破、[[ウイングゼロ>ウイングガンダムゼロ]]に乗り換えるためのおとりとして自爆させた。その際ゼクスはトールギスに感謝の言葉を贈って敬礼している。

EWの小説版には、ゼクス機とは別の青色のカラーリングの本機が登場する。張五飛の婚約者、竜妹蘭がコロニー防衛のために搭乗するが、こちらもGに耐えられず死亡する。

ちなみにトールギスは[[II>トールギスII]]とIIIも存在し、トレーズが駆るIIは形状が少し変化しただけのマイナーチェンジ機。
IIIについては[[こちら>トールギスⅢ]]で。
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*【パイロット説明】
**ゼクス・マーキス(本名:ミリアルド・ピースクラフト)

OZ所属の軍人。地球圏統一連合に滅ぼされた母国の復讐のために、名を偽り仮面でサンクキングダムの王子という素性を隠す(トレーズは素性を見抜いていた)。やがてOZ内で頭角を現し、「ライトニング・バロン」(昇進後は「ライトニング・カウント」)と呼ばれるようになる。第一話にて地上戦用のリーオーで[[ウイングガンダム]]の動きを封じたりトールギスを短期間で乗りこなすようになったり(最終的には自身の反応速度に機体が追いつかなくなる)と、MS操縦技術は高く、ヒイロら5人のガンダムパイロットと互角以上に戦い、王族らしいカリスマ性と部下に対する気さくさを持っており部下で彼を信頼する人物は多いが、逆に妬まれることも多い。

しかし、ヒイロと決闘したいがためだけに命令違反などの反逆行為を起こす。その結果、処刑させられるためにトレーズに大量の量産機を差し向けられるがすべて撃墜、逃亡する(ただしトレーズは撃墜後OZに戻ることを望んでいた)。その後トールギスの開発に関わった科学者、ハワードに拾われ宇宙に上がり「ミリアルド」の名でコロニーと地球の和解を進め、「ゼクス」の名でロームフェラに対するテロ行為を行っていた。しかし、トールギスが自分の反応速度に追いつかなくなりウイングゼロに乗り換える。

サンクキングダムが降伏した後その場で暴走していたエピオンに乗るヒイロと決闘。システムにコックピットから追い出されて機体を交換する(というかヒイロに一方的にエピオンを押し付けられる)。

その後の活躍は[[こちら>ガンダムエピオン]]を参照。
名前の由来は、ドイツ語で6を意味する『sechs』から。「6人目のガンダムパイロット」という意味合いが込められている

ミリアルドの項にも書いたが明らかにシャアがモチーフとなっている。
しかしミリアルドはシャアでいう逆シャアの部分だけのセリフを使っているのに対し、ゼクスはOZにいるときからOZに反逆する直前のセリフを使っているため(シャアで言うならば1stとクワトロのセリフが混ざっている)自分のことを「OZ(地球側)のゼクス・マーキス」といったり「コロニーに栄光あれ!」(反逆中のセリフ)と言ったりと矛盾があったりする。

第一話にてかなりの操縦技術を持つ主人公のガンダムに量産機で勝つと言う偉業を成し遂げた。
ちなみにどう見てもそう見えないが19歳。シャギア(こっちもそう見えないが)とかバーニィとかコウと同い年。

**【原作名言集】
-すまん…屈辱に付きあってくれ…(第3話)
-安らかに眠れ。怒れるミリアルド・ピースクラフト(第8話)
-無粋なまねをしてくれる。戦えんだろぉ!貴様らはぁ!(第10話)
-この馬鹿共がぁぁぁぁぁぁぁ!(第13話)
-甘いのだ、私は!(第16話)
-私の命の見積もりが甘かったことを証明して見せなければな。(第18話)
-トレーズ…そんなに付きまとうな。過剰な期待にこたえたくなるではないか。元同志のよしみ…仮面砕けるまでの付き合いだぞ!(同上)
-さらばだトールギス!わが愛機よ…安らかに眠れ…。(第34話)
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*【ゲーム内での活躍】
**ガンダムVS.ガンダムシリーズ
NEXTで登場。コスト2000GPの射撃機体。 
機動力に尖りに尖った万能機体で、 やや太目のDG(ドーバーガン)、けん制用のサブ、ここぞというときの特射、ダメージの低い格闘とバランスよく武装が揃っているが、 最大の特徴は 【スーパーバーニア】(SB)の存在。 
これはブーストボタンを押すと発動し、レバーを入れている方向に少し移動する。 
効果はNDと同じだが、こちらの方がNDよりブースト消費が少なく、扱いこなせれば通常の機体より高い回避力と弾幕能力を持つものの、NDと違い慣性がないのですぐに止まるため操作が特殊になっており、メインが足を止めるのも相まってかなりの扱いにくさを誇る。正に「じゃじゃ馬」。 

流石に癖が強すぎたのか、EXVSシリーズに登場するIIとIIIは普通のBDが可能となっているものの、兄弟機らしく(スーパーバーニアを含めて)どこかピーキーな部分を受け継いでいる。

**VERSUS
中コス機として久しぶりの参戦。パイロットは勿論仮面ありのゼクス。
全機体共通のシステムであるブーストダイブとは別に、コマンドによる急降下も持つ。
覚醒技は乱舞系の連続攻撃。「殺人的な加速だ」とかゼクスは言っているが全体的にもっさりしている。
残念ながらEWは参戦していないためトールギスシリーズ勢ぞろい…とはいかなかった。

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*【勝利・敗北ポーズ】 (NEXT)
**勝利ポーズ
両手でビームサーベルを手前へ構える
ドーバーガンは付いている。

**敗北ポーズ
膝をつき、ドーバーガンを担ぐ

*【勝利・敗北ポーズ】(GVS)
**勝利ポーズ
通常時:着地してドーバーガンを構える。 
覚醒中:ドーバーガンを捨ててサーベルを取り出す。第16話の対ヘビーアームズで格闘戦へ移行しようとしたシーンの再現

**敗北ポーズ
右腕が爆発した後に全身が爆散する。 
第34話での自爆シーンを意識していると思われるが、劇中で最初に爆発したのは右腕ではなく右SBだった。 

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