アカツキ

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アカツキ - (2020/06/14 (日) 00:53:13) のソース

|登場作品|[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]|
|型式番号|ORB-01|
|全高|18.76m|
|重量|69.6t|
|所属|オーブ軍|
|搭乗者|カガリ・ユラ・アスハ&br()ムウ・ラ・フラガ|
|武装|M2M5D 12.5mm自動近接防御火器&br()72D5式ビームライフル ヒャクライ&br()73J2式 試製双刀型ビームサーベル&br()試製71式防盾&br()73F式改高エネルギービーム砲(オオワシ)&br()M531R誘導機動ビーム砲塔システム(シラヌイ)|
|追加装備|大気圏内航空戦闘装備 オオワシ&br()宇宙戦闘装備 シラヌイ|
|特殊装備|ヤタノカガミ|

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*【設定】
オーブの国家理念を体現するために防御を重視したフラッグシップ機兼カガリ・ユラ・アスハ専用機としてウズミ・ナラ・アスハの指示の下、極秘で開発されたMS。
OSではガンダムタイプに分類されるが劇中での呼称及び正式名はアカツキ。
プラモデルなどでは商標の関係でアカツキガンダムと表記される。

本機最大の特徴として全身が金色の「ヤタノカガミ」と呼ばれる対ビーム装甲が施されている。
また、偶然にも金色はオーブ軍においてフラッグシップ機または[[特別機>ガンダムアストレイゴールドフレーム天]]を示す意味も兼ねている。
全身金一色の塗装や、肩アーマーの「暁」のペイントなどは[[百式]]を思わせる。
左側頭部に“ORB-01 Alba”と刻まれているが、“Alba”はイタリア語で「暁」という意味。

アカツキは[[ストライクガンダム]]を参考にして開発が進められ、本体だけなら[[アークエンジェル]]加入時に完成していたらしい。
ストライクを参考にしたため所々の意匠が酷似している他にもストライカーと類似した換装システムを有しており、2種類のパックを追加装備すれば大気圏内の飛行や、(適正のあるパイロットがいれば)宇宙でのドラグーンの使用が可能となる。
背中のコネクター周りはストライクと全く同形状なため、ストライカーも装備できるのかもしれない。

主力量産機として配備するトンデモ構想もあったが、「1機の装甲分のコスト」だけで[[M1アストレイ]]20機以上を生産できたため、色々と現実的ではないとして量産計画は頓挫して主力機はM1となった。
そして専用武装とOSが用意できていなかった事とMSへのビーム普及率が低かった事からカガリ専用機の座は[[ストライクルージュ]]に譲られ、1機の試作で開発は凍結されてアカツキ島に保管される事となった。
しかしその後も生前のウズミの意向を基に秘匿されたままカガリがルージュに代わる「力を欲する日」まで基礎設計以外は更新・改修・調整が行われていた。
存在はオーブの国家元首・閣僚にすら伏せられており、知っていたのはレドニル・キサカ、エリカ・シモンズと開発に関わったモルゲンレーテのスタッフのみ。
当然オーブ軍のデータベースには載っておらず当初は「アンノウン」と認識された。

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*【武装説明】
**M2M5D 12.5mm自動近接防御火器
[[ムラサメ]]と同じ牽制・防御用の頭部バルカン。ヤタノカガミの弱点を補う上でも大きな役割を持つ。

**72D5式 ビームライフル ヒャクライ
ストライクのものとよく似たビームライフル。
フォアグリップの代わりにスペースがあり、そこに試製双刀型ビームサーベルを装備して銃剣の様に使用できる。
使用しないときは右腰部にマウントされる。

**73J2式 試製双刀型ビームサーベル
柄の形が日本刀、ビームの形が西洋剣の様になっており、連結した状態が標準という一風変わったビームサーベル。
分離して2本としても運用可能。
使用しないときは左腰部にマウントされる。

**試製71式 防盾
唯一アカツキ本体と共に完成した武装。
中央にある黒色の部分は装甲が異なるため、実弾やミサイルを防ぐ事が可能。
デザインの都合で黒い部分は結構小さいため結構テクニカルと思いきや、カガリはこれでミサイルを防いでいる。

**ヤタノカガミ
アカツキをアカツキたらしめる武装で、装甲ともコーティングとも言われる。
性質上フェイズシフト装甲とは両立出来ない。
ビームから機体を保護すると同時に敵機を追尾したセンサー情報を基に自動的に送り返す事によってビームの反射を実現している。
少なくともC.E.73年現在の射撃ビーム兵器は文字通り全て跳ね返し、ビームシールドに干渉しても特にダメージも無く、陽電子砲すらも無効化している。
弱点は実弾とビームサーベル系のビームには無力である事だが、宇宙で運用できる事からデブリの衝突なら何ともない程度の防御力はある模様。

**大気圏内航空戦闘装備 オオワシ
ジェットエンジン4基とロケットブースター2基と高出力ビーム砲を備えた高機動パック。
アカツキを亜音速で飛行させられるらしい。
第4クールOPや各種ゲームから普通に宇宙戦も可能と見られる。
オオトリを基に開発され、本体から分離させてジャスティス系列のファトゥムの様に遠隔誘導、もしくはAIによる自律行動が可能な支援戦闘機として運用できるが、劇中では使用されなかった。

**73F式改 高エネルギービーム砲
オオワシに2門搭載されたビーム砲。砲身が展開してグリップで保持して砲撃する事も可能。

**宇宙戦闘装備 シラヌイ
ドラグーンシステムのターミナルを搭載した宇宙戦闘用パック。
M531R誘導機動ビーム砲塔システムを7基装備している。
アカツキ本体の開発凍結後に開発され、誘導機動ビーム砲塔システムの操作は[[プロヴィデンス>プロヴィデンスガンダム]]のドラグーンと同様に特に優れた空間認識力を持つ人間にしか出来ない。
モルゲンレーテのスタッフはルージュを用意した際にカガリの腕前を察しているはずなので、始めから誰かに貸与された時の事を考えられていたパックだと思われる。
ドラグーン系のシステムは運用のための量子通信に膨大なエネルギーを消費する為、搭載は核動力機に限られていたが、アカツキの動力源については特に明言されていない。
しかし[[カオス>カオスガンダム]]やブルーフレームDも同様の問題に直面したはずだが実用化されているため、何らかの解決手段は存在するのかもしれない。
そもそもドラグーン開発技術をどこから手に入れたのかも不明だが、ザフトからの人材流出によるものか、ザフト技術ならセカンドステージシリーズMSの技術すら保有しているクライン派武装組織「ファクトリー」の協力があったと見るのが最も有力な線。
可能性としてはX ASTRAYでロンド・ミナの下で[[Xアストレイ>ドレッドノートガンダム]]のドラグーンシステムを製作した経験のあるロウ由来もありえなくも無いが、純粋な兵器開発の為に軍に協力するとは考えにくいか。

**M531R 誘導機動ビーム砲塔システム
シラヌイに7基搭載されたオーブ製のドラグーン。
こちらも本体同様にヤタノカガミで覆われており、撃ち落とすのは困難といわれている。
そのうち6基を組み合わせる事で、[[νガンダム]]のフィン・ファンネルを思わせるビームによる八面体のバリアを形成可能で、外側からのミサイルやビームを防ぐ事が可能。
内側からは攻撃できるのかは描写が無いため不明だが、各種ゲームでは可能になっている。

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*【原作での活躍】
終盤、元オーブ首長ウズミ・ナラ・アスハの遺言を受けていたレドニル・キサカらによって、録音音声と共にウズミの娘であり現オーブ首長であるカガリ・ユラ・アスハに託され、地下ハンガーよりオオワシ装備で出撃し、ムラサメ12機を引き連れてキサカ共々オーブ軍に加勢する。
ユウナ・ロマ・セイランから権限を奪還しながらバビや[[グフイグナイテッド]]のビームを跳ね返すなど多数撃墜してオーブ軍を立て直すものの、[[デスティニーガンダム]]を駆るシン・アスカにはビームの反射を見切られ、反射の出来ないアロンダイトでシールドを両断され、ビームブーメランによって危うく撃墜されかけるが、直前に大気圏を突破してきたキラ・ヤマトの[[ストライクフリーダムガンダム]]のレールガンによってビームブーメランが撃墜されて難を逃れた。
それから国防本部に向かい、付近に現れた地中潜航MSジオグーンを撃破しつつカガリが機体から降りた事でその戦闘での役目を終えた。

その後アークエンジェル所属機としてオーブ軍第二宇宙艦隊に編入する際に修理され、カガリからネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)に預けられる。
最終決戦ではシラヌイ装備で出撃し、誘導機動ビーム砲塔システムによる敵機の多数撃墜に加えてミネルバの陽電子砲を平然と防御したり、艦を覆うほどのバリアを複数回展開するなどMSとしては規格外の防御性能を発揮した。
最後は巨大ビーム砲レクイエムに展開されていたビームシールドを突破して侵入し、共に侵入した[[∞ジャスティスガンダム]]のファトゥム-01の突撃に合わせた誘導機動ビーム砲塔システムの一斉射撃で破壊する事に成功している。

また、劇中ではデスティニー戦を除いて一切損傷していない。

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*【パイロット説明】
**ムウ・ラ・フラガ
CV:子安武人

それ以前に関しては[[こちら>ウィンダム]]を参照。

アークエンジェル所属のモビルスーツパイロット。
前大戦でアークエンジェルを庇って戦死したと思われていたが、奇跡的に生存していた所を地球連合軍に回収されていた。
五体満足ではあるものの、その能力を欲した地球連合軍に過去の記憶は消されてネオ・ロアノークとしての記憶を植えつけられ、(ついでにあからさまに怪しい仮面をつけて)ファントムペインのロアノーク隊の指揮官として動いていた。
ベルリンにおける戦闘でウィンダムを[[フリーダムガンダム]]に撃墜されアークエンジェルに収容されてからはアークエンジェルと行動を共にする事になる。
なぜか少佐と呼ばれ、知らないはずのブリッジへの内線番号を知っているなど自身も戸惑いを感じていた。
ザフトのオーブ侵攻の際に釈放されるが、「ミネルバが嫌い」という建前でアークエンジェルに戻り、その後はオーブ軍一佐としてアカツキのパイロットをカガリに任せられた。
最終戦でアークエンジェルを守るためにミネルバのタンホイザーの前に飛び出し、前作の最期と似たような状況になったためなのか記憶を完全に取り戻し、今度は普通に機体と一緒に生存した。

***【原作名言集】
-なんたって俺は不可能を可能にする男だからな!
--釈放された直後、ザフトとオーブの戦闘中にアークエンジェルの前に颯爽と現れた時の台詞。&br()ちなみにこの直後に被弾、アークエンジェルに着艦しようとした時にアラスカでの出来事がフラッシュバックした。&br()この出来事でアークエンジェルに残ることを完全に決めたようだ。
-アークエンジェルはやらせん!!
--ミネルバのタンホイザーからアークエンジェルを庇った時の台詞で、やはりSEED時代にムウがとった行動でこの直後に記憶を取り戻す。&br()もちろん今回は爆散してはいない。
-マリュー…俺は…
--エンデュミオンの鷹復活の瞬間。
-なんでこんなもん守るために戦ってるんだ!
--レクイエムを守備するザフト兵に向けて言った言葉。&br()視聴者は思っただろう、「[[あなたがベルリンで守ってたの>デストロイガンダム]]は何ですか」と。&br()しかしネオ時代は植え付けられた記憶の下に行動していたためある意味洗脳されていたと言え、ステラを戦いに巻き込んだ上に死なせてしまった事を悔やんではいた様だ。

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*【ゲーム内での活躍】
**連合VSZ.A.F.T.II
オオワシとシラヌイ(解禁機体)の2機に分かれて参戦。コストは両機共560。

***オオワシ
若干格闘寄りの万能機で、射撃寄りのフリーダムとオオワシ以上に格闘寄りのジャスティスの中間の存在。
…と思いきや実は格闘性能はフリーダムに劣る。
サブもCSも微妙で強みがないように思われるが、落下速度が速く着地の読み合いに強いという利点はあり、上級者ほど(プロヴィデンスは別として)こちらを選ぶ傾向は強かったらしい。
全国大会でも3位という結果を残している。

ビーム属性の攻撃を反射する「ヤタノカガミ」はグリホ砲撃を逆手に取ったり、相手を読めれば着地取り返しが出来る面白い武装だが、扱いの難しさやリスクの大きさ、そして基本性能が十分高い事から「無くても別に」というものであった。

***シラヌイ
ドラグーン機だが、他のドラ機と違い味方限定でドラグーンバリアを張れる事が最大の特長。
フワステも全機中トップクラスに鋭く、待機ドラの存在も合わせタイマンではかなり優秀。 
また、N格と横格が出し切り強制ダウンと珍しいものになっており、非BRキャンセル前提の為か、威力が他の機体の格闘+BRキャン並と結構高い。 
だがBD持続が560中最低なことに加え、ドラとバリアの運用タイミングを見極めるのが難しく、連携命過ぎる所があるのでかなり敷居が高いという、やや玄人専用な機体である。 

**NEXT
CSのチャージ速度が速いオーソドックスな性能の「オオワシ」とオールレンジ攻撃やバリアをメインとする「シラヌイ」を換装で使い分け戦う。アシストは[[ムラサメ]]。
コスト2000(中コスト)に落ちたのとシラヌイとオオワシが換装システムで一つになったせいか格闘関連が連ザIIより大幅に弱体化。特にシラヌイではコマンドの都合上格闘が一切できなくなった。
しかし後格に追加された格闘カウンターとNEXTダッシュによるヤタノカガミの隙軽減など自衛力には磨きがかかっている。特にヤタノカガミは強力なビームを繰り出すボス相手に絶大な効果を発揮する。
各機の位置関係や自機・僚機の耐久値などの状況に応じて戦術・装備、立ち回りを変える必要がある万能型支援機で、連ザII時代以上に敷居の高い機体となっている。
その中でも僚機に展開することのできるシラヌイ時のドラグーンバリアはこの機体最大の特徴と言っても過言ではないだろう。
Zガンダム~CCAまでに登場したキャラにはこの機体のモデルとなった[[百式]]とよく見間違われる(カミーユ、アムロ、ハマーンなど)。

**EXVS.
トライアルミッションの敵機体として登場するが、登場しているのはシラヌイ装備のみでオオワシ装備は出てこない。ドラグーンバリアは格闘も防ぐようになった。

**EXVS.MBON
公式サイトにてロケテ情報と共にキービジュアルに登場し、6月のアップデートで参戦。コストは2500にアップ。
MBにおけるレジェンドと同じく、CPU機体からの昇格復活参戦となる。

NEXT同様の換装機であり、オオワシでは新たにビームサーベルの二刀流や銃剣での連撃、シラヌイでは新たに単発ダウンのCSやドラグーンの一斉照射、アシストとしてムラサメが追加されている。ドラグーンバリアはもちろんあるが、ほかの機体と違って射撃しか防げない。
覚醒技はオオワシでの乱舞からのシラヌイでのドラグーンの一斉射撃であり、最後の攻撃が[[プロヴィデンスガンダム]]に似ている。
総じて光る兵装(ヤタノカガミ的な意味ではなく)はあるのだが、オオワシだと手数が足りず、シラヌイだと迎撃能力や火力が低く、勝ち進むにはかなりの熟練が必要な玄人向け機体となっている。しっかりと相方と息を合わせて戦いたい。
弱体化されたとはいえ、間違っても「ステラのところに行ってもらうぞ!」とデスティニー相手に近接戦を挑もうものなら、逆に自分がステラのところに送られてしまいかねないので要注意。
ムウの台詞としてはストライクと違ってDESTENY時代なのでちゃんとステラやシンに対する台詞はもちろん、クルーゼに対しても特殊台詞が用意されている。

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*【勝利・敗北ポーズ】(NEXT)
**勝利ポーズ
***オオワシ時
通常時:ビームサーベルをビームライフル連結させ、展開したまま構える。
格闘時:ビームサーベルを展開させ構える。

***シラヌイ時
シールドを構える

**敗北ポーズ
装備ユニットに関係なく、膝を突きうな垂れる
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*【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.MBON)
**勝利ポーズ
***オオワシ時
連結したビームサーベルを突き出すポーズ
(1/100プラモデルのパッケージの再現)

***シラヌイ時
ドラグーン4機を周りに一斉展開→ライフルとドラグーンを正面に構えつつキメポーズ。 

**敗北ポーズ
オオワシ装備で左腕がない状態で片膝を付く。
原作でカガリが搭乗してデスティニーと交戦した後、オーブ国防本部前に着陸したシーンの再現
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