ウイングガンダムフェニーチェ

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ウイングガンダムフェニーチェ - (2023/01/10 (火) 23:40:44) のソース

|>|CENTER:ウイングガンダムフェニーチェ&br()WING GUNDAM FENICE|
|登場作品|[[ガンダムビルドファイターズ]]|
|型式番号|XXXG-01Wf|
|全高|16.3m|
|重量|7.2tt|
|所属|イタリア|
|操縦者|リカルド・フェリーニ|
|武装|バルカン砲&br()マシンキャノン&br()ビームガン&br()ビームレイピア&br()ビームマント&br()バスターライフルカスタム|

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*【設定】
[[新機動戦記ガンダムW]]の主人公機[[ウイングガンダム]]をベースに改造したガンプラ。
改造元はHGウイングガンダムであり、偶然にもイオリ・セイが1話で使用したウイングガンダムも、HGウイングガンダムである。

リカルド・フェリーニが幼少期に組み立てた機体で、当初はイタリア国旗と同じ、トリコローレカラーを施されただけの通常仕様のガンプラだったが、ガンプラバトルで破損する度に改修を繰り返された結果、左右の目の色が違う、アンテナが片側欠けている、ウイングが左のみになっている等の左右非対称となり、バード形態への変形機能がオミットされている。
左右非対称により機体の重心バランスも悪くなっているが、フェリーニはこれを逆手に取る事でトリッキーな動きを可能としている。
また、変形機能を削いだ事による機動力の低下はバイク型のサポートマシン「メテオホッパー」によりカバーしている。

名称のフェニーチェはイタリア語で「不死鳥」を意味する。
破損するたびに改修し、蘇ってきた機体にふさわしい名称と言える。

[[スタービルドストライクガンダム]]や[[ガンダムX魔王]]、戦国アストレイ等、主人公組を中心にプラフスキー粒子を活用する「ニュージェネレーション」が席巻した第7回世界大会において、粒子活用技術を使用せず上位に上り詰めた数少ない機体である。

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*【武装】
**バルカン砲
頭部に2門が内蔵されている機関砲。
主に牽制や迎撃に用いられる。

**マシンキャノン
胸部に2門が内蔵されている機関砲。
バルカン砲より高威力。

**ビームガン
右肩に内蔵されたビーム砲。

**ビームレイピア
細身のビーム刃を形成する格闘専用の武器。
柄部には銃口が付いており、左腕に装着することで即席のビームバルカンとして使用できる。

**ビームマント
左肩に内蔵された防御兵装。
ビームシールドとして使用可能な他、腕に巻きつける事で殴打の威力を増す事が出来る。

**バスターライフルカスタム
原型機のバスターライフルを改造した武装。
銃身の下部は分離する事で、速射性と継戦能力に優れた小型ライフルとして使用できる。
バトルロイヤルでの描写から弾数はオリジナルと同じ3発。

**自爆装置
オリジナル同様に用意されており、アイラ戦で敗北を悟った際に使用しようとしたが、キララによる一喝で使用をやめた。
アイコンのデザインはデスサイズの自爆装置のものとなっている。

**メテオホッパー
バードモードの代わりに用意されたバイク型サポートマシン。
機首にバスターライフルを装着することで安定した姿勢で射撃ができる。
ライフル用のエネルギータンクも装着されている他、変形してサブフライトシステムとしての運用も可能。
後継機の「ガンダムフェニーチェリナーシタ」では宙域戦闘ばかりなので出番がなかったが、リナーシタを一部換装した「ガンダムフェニーチェリベルタ」では本機の機能を内蔵したバイク形態に変形する。
本シリーズでは変形時に使用される。ほぼ間違いなく一番メテオホッパーが輝く作品になっている。

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*【原作内での活躍】
レイジの[[ボール]]と戦うガンプラバーの常連達のガンプラを一掃する形で初登場。
それ以降はレイジとの特訓にて使用される。
第7回ガンプラバトル選手権では因縁のライナー・チョマー率いるフェリーニ被害者の会に狙われピンチになったことがあったが、それ以外は問題なく決勝トーナメント進出を決める。
イオリ・セイ達の決勝トーナメント進出をかけた第8ピリオドではセイ&レイジのスタービルドストライクガンダムと対決し、機体の性能差を腕と気合でカバーし、激戦の末引き分ける。
決勝トーナメントでは順当に勝ち進み、セイとレイジが待つ準々決勝にてアイラ・ユルキアイネンのキュベレイパピヨンと対峙する。
持ち前の経験と実力でアイラを一時追い詰めるも、エンボディシステムを発動したパピヨンに圧倒され、最後の手段としてパピヨンごと自爆を敢行しようとするが、キララの叱咤により思い留まり、自ら敗北を認める。
ただ、エンボディに支配されたアイラの暴走により降参後も攻撃され大破してしまう。

その後はガンダムフェニーチェリナーシタに改修された。
エキシビションマッチではサザキ・ススムの[[ギャン]]バルカンを撃破するが、直後に乱入してきたキララの[[ガーベラ・テトラ]]に羽交い締めされ''頬を染めて悶える''というあられもない姿を披露した。

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*【ファイター説明】
**リカルド・フェリーニ
CV. 中村 悠一

第7回ガンプラバトル選手権イタリア代表選手。
ガンプラバトル選手権の常連で「イタリアの伊達男」の異名を持つ。
ガンプラを使ったナンパを趣味としており、その成功率は80%を誇っている。
ガンダム作品だけでなく、富野作品にも精通しており、口説き文句に使うことも。

レイジがガンプラバーで特訓している際に数に押されピンチになったところを助けて以来、特訓相手として嫌々ながらも面倒を見るなど兄貴分な性格ではあるが、美女相手には所構わずナンパをするという、少々だらしない一面を持つ(この様子を見た周りのキャラは劇中で必ず引くような表情を取っていた、とはいえ成功率はなかなか高かった)。
日本でも1名心をビームライフルで撃ち抜かれているが、直後にフェリーニがレイジに特訓に連れていかれたため、失敗している。
また、女性からも言い寄られることも多かったが「来る者は拒まない」主義で結果ガールフレンドを奪う形になってしまい世界大会では被害者の会が結成されることになる。
挙句酒癖も悪く、世界大会にも関わらず二日酔いで出場するといったとんでもないことをしでかしている(それでも4機を瞬殺して、突破したが…)
そのため「イタリアの駄目男」などと言われることも。
世界大会でキララを口説いて以降は彼女と思った以上に接近し、自爆しようとした際には「今日負けても明日フェニーチェと勝て」と一喝されるなど姐さん女房のような関係になる。
また、世界中を旅しており、セイの学校、アメリカなど様々なところに現れる。

彼のライバルであるグレコ・ローガンがニルス・ニールセンに完敗を喫してしまう、数が多かったとはいえ被害者の会にセイ&レイジおよびヤサカ・マオがいなければやられていた、最大火力であるバスターライフルがチョマーのガウに通用しなかった、他に世界大会に出ているガンプラに比べて特殊ギミックがなく性能が控えめに見える…など活躍できるか疑問視されていたが、セイ&レイジ戦では地形を生かし、相手の特性を見切ったスマートさ、武器がなくなっても殴りあい、RGモードを発動したスタービルドストライク相手に唯一引き分けるといった熱い戦いを見せた。

準々決勝で降参後も攻撃を繰り返されフェニーチェが破壊されたことを怒り、憎しみで戦いそうになったレイジを修正しバトルを楽しんでほしいと諭すなどいい男っぷりを見せた。

決勝後のプラフスキー粒子が暴走した際に改修したフェニーチェ「リナーシタ」でセイ達の道を切り開くべく戦った。

最終決戦後はキララのライブを後方彼氏面のポーズで見守っていた。…名言こそされていないものの外伝ではデートしていたし実際に彼氏みたいなものだが。

「トライ」には出てこなかったが、アドウの発言から未だ現役の世界でも有数のファイターであるようだ。

***【原作名台詞】
-「ときめくお名前です。」
--キララ相手の口説き文句。元は富野作品の∀の次回作「OVERMAN キングゲイナー」のもう一人の主人公、ゲインの台詞。

-「痛いか、フェニーチェ。すまねぇ…でもな、俺がお前を作ったのは棚に飾って愛でる為じゃねぇ、勝つ為だ!&br()俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、一番強いんだと世界に向かって叫ぶ為だ。&br()だから、もう少し付き合ってもらうぜ、相棒!勝利をこの手に掴む為に!」
--6話の[[ザクアメイジング]]戦に続き、最終回(2回目)と名高い15話より。スタービルドストライクガンダムとの戦いでボロボロになったフェニーチェに語り掛ける。&br()作ったウイングガンダムを手に走り回った幼き日、初めてガンプラを動かしたあの日、バトルに負けて悔しい思いをしたあの日…フェリーニは、数えきれない敗北にも諦めず、自分とフェニーチェが世界一強い事を証明するためにフェニーチェを改修し、共に戦ってきた。&br()フェリーニの言葉に応えるかの様に立ち上がったフェニーチェの姿を見て、セイもまた覚悟を決める。&br()自分のガンプラを作った事があり、プラモ狂四郎から始まった各世代のガンプラ作品を見ていた人なら、一度は夢見た事を実際に成し遂げようとしているフェリーニの姿は、劇中の、そしてテレビの前の視聴者の心に火をつけるには十分だった。

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*【ゲーム内での活躍】
**EXVS2
2020年2月13日のアップデートで13体目の追加機体として登場。「ビルドファイターズ」において初の2500コスト機体。
ウイングガンダムの改修機らしく高機動となっており、すでに参戦しているウイングガンダム…の元となったウイングゼロに似た武装をいくつか有している。
MS形態は扱いやすい機体でウイングゼロ同様CSで移動ゲロビを撃てるようになっている。
変形入力をするとメテオホッパーに乗り、トリッキーな地走機体へと姿を変える。
変形中はCS後メインで前作の猛威を振るった変形ゲロビ、大きく慣性を残した縦横選べるローリングバスターライフル、バイクを乗り捨て突撃させる変形解除…と「ビルドファイターズ」枠では派手な武装が多い。
格闘ではスタービルドストライクとの決戦で使用したマントを腕に巻いてぶん殴る、X魔王同様大会で使用したガチャ武器のハサミも使用するなど、原作再現も豊富になっている。

初期PVでは何故か「トライ」のロゴになっていた。(が、後に修正されたバージョンで公開されている)

余談ではあるが、[[ベース機が>ビルドストライクガンダム]][[存在>ザクアメイジング]][[して>ガンダムX魔王]][[いる>ライトニングガンダムフルバーニアン]][[ガンプラ>ガンダムダブルオーダイバーエース]]は[[ベース機が>ストライクガンダム]][[既に>高機動型ザクII]][[プレイアブル>ガンダムX]][[機体として>リ・ガズィ]][[参戦しているが>ダブルオーライザー]]、本機はベース機より先にプレイアブル機体として参戦した初のガンプラとなった。

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*【勝利・敗北ポーズ】
**勝利ポーズ
通常:オッドアイが発光した後、左腕を外側に伸ばす。4話に披露された、原典を彷彿とさせるポージング。
(この際、左側のウイングが既に展開されているが、劇中ではこの後にウイングが展開している)
メテオホッパー搭乗時:急ブレーキをかけた後、バスターライフルカスタムを構える。

**敗北ポーズ
半壊した状態で倒れ伏している。
20話の降参後、暴走したアイラのキュベレイパピヨンに破壊された際の再現。

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*【余談】
15話におけるスタービルドストライクとのバトルではあまりにも視聴者の心をつかんだ結果、かつての[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]のように店頭からフェニーチェの姿が消えることとなった。
偶然にも声優と脚本家が一致していることから「阿修羅すら凌駕するガンプラ売り切れ事件の再来」と称された。
ヒイロからの扱いとまるで違うと話題にもなっており、ヒイロのテーマをもじって「''思春期を殺さなかった少年の翼''」と呼ばれネタにされている。

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