∀ガンダム(作品)

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∀ガンダム(作品) - (2013/07/29 (月) 10:15:18) のソース

|読み|たーんえーがんだむ|
|英訳|∀(Turn A)Gundam|
|媒体|TVアニメ|
|話数|全50話|
|メディア展開|VHS、DVD、小説、コミック、劇場版|
|登場勢力| イングレッサ・ミリシャ 、ディアナ・カウンター、ギンガナム艦隊|
|本シリーズ登場人物|[[ロラン・セアック]]、[[ギム・ギンガナム]]、[[ソシエ・ハイム]]、ジョゼフ・ヨット、スウェッソン・ステロ、[[ポゥ・エイジ]]、[[ハリー・オード]]、ギャバン・グーニー、メシェー・クン、メリーベル・ガジット、コレン・ナンダー|
|本シリーズ登場機体|[[∀ガンダム]]、[[ターンX]]、[[カプル]]、[[フラット]]、[[マヒロー]]、[[ヒップヘビー]]、[[ウォドム]]、[[ゴールドスモー]]、[[シルバースモー>ゴールドスモー]]、[[ボルジャーノン>ザク]]、[[コレンカプル>カプル]]|
|本シリーズ使用BGM|ターンAターン(NEXT)&br()CENTURY COLOR(EXVS.)|
|Gクロスオーバー|月光蝶|
|本シリーズ関連ステージ|ゲンガナム(NEXT)&br()マニューピチ(EXVS.)|
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**【あらすじ】
正暦2343年。
月市民(ムーンレィス)の少年ロラン・セアックは「地球帰還作戦」の潜入調査員として地球の北アメリア大陸に降下。
川に溺れている所をキエルとソシエのハイム姉妹に助けられ、使用人として雇われる。

地球に降下して2年後の夏至の夜。ロラン(理由あって2年遅れ)とソシエは成人式の儀式に参加。
しかし同じ時にムーンレィスの女王部隊「ディアナ・カウンター」が地球帰還作戦を開始。
その時、地響きと共に人々に崇められていた神像「ホワイトドール」が崩れ始め、中から謎のMS「∀ガンダム」が現れた、ロランはそれに搭乗し戦う事になる。

ターンエーの風が吹く…
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**【作品解説】
1999年にガンダム生誕20周年を記念して製作された、ガンダムシリーズの生みの親とも言える富野監督の作品。
ストーリーの内容も「戦争というものがどういうものか」から「兵器の存在」について語られている。
物語後半に「黒歴史」という要素が登場するが、後にこの言葉は「消し去りたい過去、恥ずべき過去」を表すスラングとして今ではすっかり定着している。

ちなみに「∀」とは集合論や論理学で使われる「全ての~」を意味する全称記号である。
黒歴史としてガンダム全てを肯定した上でガンダム全てを否定したこの作品のタイトル及び主役機の名前としてはこれ以上ピッタリなものは無いだろう。
また∀ガンダム側の勢力が歴史を葬り、ターンX側の勢力が歴史を続けようとした事を考えると、ターンさせてもXのままであるターンXも意味深な名前である気がしないでも無い。
更にターンXがギンガナム曰く∀の監視役であるという事と、∀とターンXが干渉している時のマークが∀とAを合わせたものになっている等、本当に上手い名前が付いていると言えるだろう。

当時のインタビュー等から見ても明らかな事だが、富野氏はこの作品で自分が生み出してしまったガンダム(と、富野氏が大嫌いなガンダムを神格化する人々「小説や映画を知らず、物語と言えばアニメばかりに没頭するオタク層」)をぶち壊したかった様である。
殆ど同様の内容の発言をしている事や、過去に何度かガンダムを潰そうとしていた(Ζと逆シャア)事からも潰したがっている事だけは確実と言える。
黒歴史という要素や月光蝶というぶっ飛んだシステムは「今度こそ何が何でもガンダム潰しを成功させる」という決意の表れなのかもしれない。
またこの作品を最後に「ガンダム」そのものを終えるつもりだった様だが、ここまでしたにも係わらず結局ガンダムは生き残ってしまった。
その為富野監督はSEED以降のガンダム作品には否定的な意見を述べている。

今までのガンダムとは打って変わって近代的でのどかな情景が多く、殆ど「ロボットが登場する世界名作劇場」といった趣が強い。
それに付いては冨野氏によれば「『普通の人』向けに作ったんです。オタク達には分からない世界観だと思います」という事である。

シド・ミード氏がデザインしたメカニックもこれまでのガンダムシリーズとは一線を画したラインを持つものが多く、特に髭が特徴的な主役機「∀ガンダム」は賛否両論であった。
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**【本シリーズ関連Gクロスオーバー】
***月光蝶
-[[∀ガンダム]]と[[ターンX]]に搭載されているシステム。機体背部からナノマシンが散布されている姿が蝶の形に見える所からそう呼ばれている。このシステムにより全ての文明と歴史を砂にして破壊した。破壊された文明等は黒歴史と呼ばれている。
-ちなみに全ての文明を砂にした時は世界全土が暗雲と雷に覆われた。つまりただ無機物を分解するだけで無く、出力全開の場合惑星の環境を丸ごと変えてしまう可能性すらある。
-ガンガンにおける「∀ガンダム」枠のGCO。自機を支点として標的に向かって範囲がV字に広がっていく。範囲が限られており、安全エリアに入ればまず当たらないが直撃した時の威力はGCOトップクラス。ちなみに発動中はターンXが見える。
-NEXTでは廃止されたが、ターンタイプのシステム・技として再現されている。
--∀ガンダムに搭載されているシステム。体力が200以下になると発動。発動すると目の色が変わり背中に翅が出現。この状態になると攻撃力がアップする(ゴッドやマスターの明鏡止水にほぼ同じ)。また盾を失いガードが出来なくなる。
--ターンXの格闘CS。自機の後方に月光蝶の翅を出現させる。1機につき1回のみ。フルヒットさせれば威力はあるが発生が遅くカットされ易いと完全に魅せ技。また銃口補正が無い(出した時点でロック対象がどこにいようと背中が向いていた方向に出す)という特徴がある。これを利点と取るか欠点を取るかは人次第。魅せ技になるが…
-EXVS.の∀ガンダム、ターンXの覚醒技として登場。
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**【ガンダムVS.ガンダムにおけるステージタイトルとの関連】
月に吠える(ノーマルコースAルートSTAGE1)…第1話サブタイトル
夜中の夜明け(ノーマルコースCルートSTAGE6)…第27話サブタイトル
地球光 (ノーマルコースBルートSTAGE9EX)…劇場版Iサブタイトル
ボールの機械人形(ハードコースBルートSTAGE3)…おそらくカプルのこと。作中でも何度かボール形などと言われている。
ひげと翼(ハードコースAルートSTAGE7)…ひげは∀ガンダムのこと
貴様とあんたとお父様~ (ハードコースAルートSTAGE8)…ソシエが「お父様~」部分担当
ソシエの戦争(アナザーコースSTAGE8EX)…第19話サブタイトル
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**【本シリーズ関連ステージ】
***ゲンガナム
-月都市の首都。宇宙世紀のグラナダに当たる。王宮である「白の宮殿」とコールドスリープと黒歴史が保管されている「冬の宮殿」が置かれている。 
-NEXTにおけるステージの1つ。背景には黒歴史のビジョンが映されている。
--確認されている映像は、ガンダムVSザク、アレックスVSザク改、ガンダムMk-II(白)、F91、ゴッドガンダム&風雲再起、ガンダムDX、陸戦型ガンダム、∀ガンダム

***マニューピチ
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