|登場作品|機動戦士クロスボーンガンダムシリーズ| |英名|GUNDAM FORMULA 91| |形式番号|F91| |所属|地球連邦軍第17機動中隊(本編、スカルハート)→宇宙海賊クロスボーン・バンガード(鋼鉄の七人)| |主なパイロット|ハリソン・マディン、ミノル・スズキ、ミッチェル・ドレック・ナー| |主な装備|バルカン砲×2、メガマシンキャノン×2、可変速ビームライフル(ヴェスバー)×2、ビームシールド×1、予備ビームシールド×1、ビームサーベル×2、ビームライフル、ビームランチャー| |特殊装備|バイオ・コンピューター、MCA(マルチプル・コントラクション・アーマー)、サイコフレーム、M.E.P.E(木星決戦仕様時)| ---- *【設定】 [[ガンダムF91]]のバリエーションの一つである量産型に「連邦の青き閃光」ハリソン・マディン大尉専用に青い塗装を施した機体。 量産型F91は強制排熱を必要とするほどの限界稼動が行われる状況が発生する事が無いと判断され最大稼動モードが搭載されていないが、本機はバイオコンピューターの改良などの改修のおかげで、M.E.P.E.を起こさずにフェイスオープンと放熱フィンのみで限界稼働が可能となっている。 木星戦役後は腕部や大腿部などの一部を白い塗装に変更されている(性能に変化は無い)。 「鋼鉄の七人」作戦においてはハリソンが「神の雷」作戦のために貸し出し、ミノル・スズキ、ミッチェル・ドレック・ナーが搭乗。地上での「影のカリスト」との戦闘後に改修され、量産化の際にオミットされた機能の一部を再度装備。[[試作機>ガンダムF91]]に近い性能を持っている。 ---- *【武装説明】 **ヴェスバー(Variable Speed Beam Rifle:可変速ビームライフル) 開発から10年近く経過した宇宙世紀0130年代に入っても最強クラスの威力を誇る名銃。 余談ではあるが、ハリソンもドレックもビームライフルを装備して出撃しても次のコマではライフルを捨ててヴェスバーを使っている(正確には捨てた描写すら省かれている)。 使わないなら持っていかなきゃいいのに… ---- *【劇中での活躍】 クロスボーンガンダム本編では量産型F91部隊の指揮官機として登場。キンケドゥの[[X1改>クロスボーン・ガンダムX1改]]と激闘を繰り広げるも、ヴェスバーのビームをビームシールド二枚とビームザンバーの3段構えの防御で防がれたところを急接近されビームザンバーに機体を切り裂かれ敗北する。またこのときの戦闘で量産型F91部隊はキンケドゥに一蹴されてしまったためか、以降の戦闘でハリソン機以外の量産型F91は出てこなくなった。 最終決戦時には独断で部隊を動かしキンケドゥとトビアを援護、ジュピトリス9の破壊に貢献している。 「鋼鉄の七人」ではドレックが搭乗し、チームの遠距離支援を担当。トビアとミノルをよく援護していたが、カリスト兄弟との戦闘において中破したミノルのF90を援護するために突撃。その際にM.E.P.Eと見られる現象を発動させ、影のカリストの駆るMSディキトゥスのIフィールドの死角をとって攻撃し致命傷を負わせたが、直後の敵の反撃で機体は爆散している。 ---- *【パイロット説明】 **ハリソン・マディン 階級は大尉。「連邦の青き閃光」の異名をもつエースパイロットでその腕前はキンケドゥにも引けを取らず、キンケドゥに初めてクロスボーンガンダムのビームシールドを使わせた。その戦闘では惜しくも敗れたものの、その勝負は「月刊MS」の名勝負10選に選ばれたらしい。 彼の部隊に志願して入隊する人がいるほど部下からは慕われているが、連邦上層部からは上層部の意図しない行動を取ることが多かったり、好みの女性のタイプがアレ(トゥインクとか…)だったりで危険視されている。本人もそのことを承知しており、出世はあきらめているようだ。 「~鋼鉄の七人」にも引き続き登場。連邦の腐敗具合にあきれ果ててはいるものの、あくまでも今の地球を治めるのは連邦政府なのだからと連邦に所属し続けた。師匠であるミノルと再会し「裁きの雷」作戦のことを知ると連邦軍人としての権限を最大に使ってトビアたちをバックアップした。 しかし木星戦役での海賊への加担等により最終的には連邦軍をクビになってしまい、以降はプラックロー運送にお世話になっている(非合法組織への軍用MSの貸し出し等、普通は銃殺されてもおかしくないので、クビで済んだだけラッキーだったとも言える)。 *【原作名言集】 -ヴェスバーのビームが防げるものか! -為すべきことを為すだけさ! --この一言が操縦桿を握れなくなったドレックを立ち直らせるきっかけとなっている。 **ミッチェル・ドレック・ナー サナリィのF99「レコードブレーカー」テストパイロットチームの一人で大柄な体格だが気弱な青年。ファーストネームの「ミッチェル」と名乗るとその風貌に似合わないためか驚かれてしまうため、普段はミドルネームの「ドレック」を名乗っている。 「影のカリスト」に月基地を襲撃された際、先輩二人を殺され自身も撃墜されてしまったため、恐怖からMSの操縦桿が握れなくなってしまう。しかし地上でのトビアたちの奮闘や何気ない言葉に勇気づけられ、再び戦うことを決意。「鋼鉄の七人」最後の一人に名乗りを上げた。 気弱な性格でなければF99テストチームの中では最も潜在能力が高く、最終決戦においてはF91の最大稼動モードを使いこなし「影のカリスト」のMSディキトゥスに致命傷を与えることに成功している。 ---- *【ゲーム内での活躍】 **EXVS. 家庭版のトライアルミッションに敵として登場。 原作初登場時の状況を再現しているのか、木星軍と一緒に行動してくる。 ----