|登場作品|機動戦士Zガンダム、機動戦士ZZガンダム、機動戦士ガンダム 第08MS小隊、機動戦士ガンダムUC| |共通する形式番号|MS-06V| |所属|ジオン公国軍等| |主なパイロット|ジオン公国軍一般兵| |共通する主な武装|3連装機銃| *【設定】 一年戦争時、ジオン公国軍によって前線で損傷した機体を組み合わせて急造されたリサイクル兵器。MS・ザクIIの上半身とマゼラアタックの車体部マゼラベースを使用し、両腕を簡易型マニピュレータに交換したもの。おもに運搬・建築・回収作業用として使用されるが、拠点防衛などの実戦にも投入されている。なお、マゼラベースのサイズを考えるとザクIIの上半身とサイズが合わないため、下半身の車体部はマゼラベースを参照してザクIIの大きさに合わせ新規に作成されたもの、という説も存在する。 現地生産のため決まった仕様はなく、様々なバリエーションが存在したとされるが、一般的に知られるザクタンクはアフリカ戦線で確認された「サンドシープ」の愛称を持つ機体である。基本的に武装は貧弱で車体の3連装機銃だけであるが、実戦投入された機体の中には武装強化されたものもあった。 ちなみに初出は雑誌「コミックボンボン」の模型改造企画記事で後に「MSV」シリーズとしてプラモデル化されているが、『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム第08MS小隊』『機動戦士ガンダムUC』のアニメ本編に登場することで、公式の存在となった。 また、漫画『機動戦士ガンダム MSBOYS-ボクたちのジオン独立戦争-』はザクタンクが主役機となっており、作中にて暴走中の[[ブルーディスティニー1号機]]と遭遇するシーンもある。 ---- *【原作での活躍】 『機動戦士Ζガンダム』第12話で、ジャブロー基地で作業任務をしているシーンで登場した。 『機動戦士ガンダムΖΖ』第41話で、スタンパ・ハロイ所有の機体として登場した。スタンパ邸を脱出するジュドー・アーシタ達を2機が追いかけていたが、内1機はビーチャ・オーレグが搭乗したΖガンダムに踏み台にされ中破した。 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』第5話で、ジオン軍に捕まったエレドア・マシスとミケル・ニノリッチがザクタンクを乗っ取って逃げようとする。この機体はザクIを再利用したもので、機銃もなく非武装だが、両腕が大型のクレーンアームに換装されており、車体前面にドーザープレート、アーム後方にカウンターウエイトを装備するなど、工事用建機としての特徴がより強く現れている。 『機動戦士ガンダムUC』ではモーリタニアに潜伏していたジオン軍残党の機体がガランシェールの引き起こしの為に使われている。 ----