|登場作品|機動戦士ガンダムSEEDASTRAY、DESTINY ASTRAY| |形式番号|MBF-P01-Re<AMATU>| |所属|オーブ連合首長国| |主なパイロット|ロンド・ギナ・サハク→ロンド・ミナ・サハク、カイト・マディガン| |主な装備|複合攻楯システム「トリケロス改」(50mmレーザーライフル、ビームサーベル、3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」)、75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、マガノイクタチ、マガノシラホコ×2| |特殊装備|ミラージュコロイド&br()フェイズシフト装甲(右腕、マガノシラホコ先端部分)| |天ミナでの追加武装|オキツノカガミ、トツカノツルギ×2、ツムハノタチ| ---- *【設定】 ヘリオポリスにて極秘裏に開発されていたアストレイシリーズの1機、ゴールドのカラーリングはオーブ軍において、五大氏族など特別な人間が乗る機体を表す金色。 レッドフレームを取り返すべく宇宙でロウに襲いかかるが、一発逆転の光雷球で頭部を破壊されてしまう。 このため、モルゲンレーテ本社においてヘリオポリス脱出の際に使用したデュエルガンダムのバズーカの影響で破損し、切り離した右腕と破壊された頭部の修理を兼ねて極秘裏に回収した[[ブリッツ>ブリッツガンダム]]の右腕と新規開発された装備を用いて改修した機体がゴールドフレーム天(未完成型)であり、ギガフロートでの戦闘で得たデータから更に改修したのが本機である(ただし、本機も完成体というわけではない)。 ---- *【原作での活躍】 中立の立場で民間用の物資移動のために建造された、マスドライバー搭載ギガフロートの護衛を行なっていたロウ・ギュールに戦闘を仕掛け、ミラージュコロイドを利用した奇襲・撹乱戦で優位に立つが、ブルーフレームの救援もあり敗北。この時のデータからモルゲンレーテで再改修を受ける。 宇宙に上がったロウ達に再び戦闘を仕掛け、やはりここでも優位に進めガーベラ・ストレートも叩き折るが、救援に来た劾からタクティカルアームズを受け取ったロウに敗北、しかしトドメは刺されずに見逃される。 立ち去るロウを攻撃するが折れたガーベラの刃にビーム攻撃を阻まれ、劾によってコックピットをアーマーシュナイダーで抉られて沈黙。 機体はソキウスに回収され、オーブ所有の宇宙ステーション「アメノミハシラ」でさらなる強化改造を受ける事となる。 その後はミナの居城であるアメノミハシラを守るためにミナとともに活躍している。ジェネシスα照準合わせの事件の時はカイト・マディガンが搭乗したこともある。 *【武装説明】 ***トリケロス改 回収されたブリッツの右腕に装着されていたトリケロスを改修した装備。 ビームサーベルとレーザーライフルの発振機の統一(ただし詳細な資料は現在無し)、シールド先端の鋭角化による実体刃の追加が施されている。 弱点としては、やはり武装が詰め込まれすぎておりこの装備が破壊されると、天の攻撃武装がほぼ壊滅してしまう事。このため、天ミナでは本装備の他に追加武装が施されている。 この「実体盾に複数の武装を取り付ける」というブリッツから得たシステムはザフトでも高い評価を得ており、その後同軍の開発する「ZGMF-600ゲイツ」「ZGMF-X13Aプロヴィデンス」「YMF-X000Aドレッドノート」といった機体に取り込まれる事になった。 ***マガノイクタチ ゴールドフレーム天で装備された試作兵器。機体に取りついて先端のクローで機体のエネルギー(電力)を奪い取ることができる。設計段階では自機の周辺にコロイドを展開し、そのエリアに踏み込んだ敵機全てを対象にバッテリーを強制放電させるはずだったが、コロイドを空間に展開するのは機体表面に定着させるのと違いロストする量が多すぎて正常に作動しなかった為、現在の敵機に直接接触してエネルギーを吸収する仕様に変更された、のちに触れずとも、強制的に放電できるようになった。 ちなみにマガノイクタチは漢字で「禍ノ生太刀」と記述し、「敵に禍をなし、自らを生かす武器」という意味を持つ。 ***マガノシラホコ マガノイクタチに付属する射出武器。射出時に先端がフェイズシフトし強固になる為、通常のシールドなど簡単に貫くことができる。またワイヤーで本体と繋がれている為何度でも使用できる。ただし、射出される先端部はバーニアを持っていない為、射出後の軌道コントロールはできない。だが、ロンド姉弟は優れた使用技術によって射出後のマガノシラホコをある程度コントロールできる。 ***ミラージュコロイド オーブ近海で極秘裏に回収したGAT-X207 ブリッツの右腕を解析することによりその能力を取り込むことに成功した。 移植に伴い右肩アーマーの上部には赤いラインが施され、右腕のマニピュレーターの指先は鋭角化されている。また全身の白い装甲はミラージュコロイドを定着・使用するため黒色の装甲となり、右腕のみPS装甲を展開させられるようになった。 白よりも目立つ金色の部分はそのままでもコロイドの定着に問題がなかったということだろうか? ***ゴールドフレーム天ミナについて ロウとの決戦後、ソキウスに回収されアメノミハシラで改良された機体。型式番号は「MBF-P01-Re2」 前の致命的な欠陥としてブリッツ同様右腕がなくなれば本当に何もできなくなってしまう点だった。そこで機体各所に装備を追加、また内部構造の強化を行い大気圏を単独で飛行可能となる。結果DESTINY終盤機体にも対応できうるものとなった。 追加装備の大半は敵パイロットを殺さないように考えているため極めて癖が強いものが多い。 当初の脚部はギナが搭乗時と同じだったが、テスト運用時にライトクラフト・プロパルジョンで超加速状態のリジェネレイトを回避した際に全損し、新たな脚部に変更されている。 ---- *【パイロット説明】 **ロンド・ギナ・サハク オーブの五代氏族の一つであるサハク家の長男、姉のミナとは双子であり、2人とも養子だがコーディネーターとして高い調整を施されている。(ちなみに姉のミナは身長190cmもあり、作中叢雲劾の喉元を片手で掴み持ち上げていたりする。) 元々中立を貫くウズミに良い感情を持っておらず、ミナと共謀しモルゲンレーテ社を通して連合のモビルスーツ(いわゆる初期GAT-Xシリーズ)の建造の請負いを裏で進める(SEED第1話でカガリがヘリオポリスにいたのもこの事実を確かめるためである)一方で設計データを盗用し、アストレイシリーズの建造も行っていた。オーブ攻防戦でウズミを筆頭とした氏族頭首達の死を期にサハク家を継ぎ、兼ねてから計画していた「支配者による統治世界の構築」を成功させるべく本格的に表舞台に出てくることとなる。 邪魔になるであろうカガリの暗殺や個人的に確執のあるロウを付け狙うもことごとく失敗、最期は見逃されたところを後ろから攻撃するが、ガーベラの刃に阻まれて失敗。錯乱していたところを劾によって殺害された。 VSASTRAYにてとある事情によりまさかの復活を果たすが、自身を殺害した劾を付け狙うようになっている。 中の人が飛田展男さんなのは作者の要望だとか、余談だが同じく声を当てた「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる『ストレイツォ』に似てるため『スト様』と呼ばれたりする。 **ロンド・ミナ・サハク ギナの姉であり、当初はギナと同じ思想を持っていたが、ギナの死から間もない内にロウと出会いロウの考えている事から自身の考えを改め、世界の平和を考えるようになる。 ---- *【ゲーム内の活躍】 **EXVS. 第6弾アップデートでザクIII改と共に参戦。コストは2000。 ミラージュコロイドによる急接近、2500高機動機に迫るブースト性能をもって格闘戦を仕掛ける近接寄り万能機。 初のHP回復攻撃「マガノイクタチ」を装備。これをうまく使って長時間耐え凌ぐかが勝敗を分かれる。 射撃武装の性能は低めで、格闘のかち合い判定も並程度なので見合うと辛い。機体イメージ通り闇討ちを主体にダメージをとることを要求される。 **EXVS.FB 2/26のアップデートに登場。 前作と変わらず、ミラージュコロイドの急接近をいかに使うかが決め手となる。 新たに高威力の乱舞系覚醒技が追加。これにも僅かながら回復効果がある。 PS3のDLCでミナが参戦。コストは2500 基本的には天の上位互換で、カウンターや強力なアンカー追加が主な特徴。 戦闘中のセリフから『DESTINY ASTRAY』での天空の宣言後である。 **EXVS.MB 全機体の耐久が上昇した事に合わせて、特格・覚醒技の回復量も上昇した。 ただし本作から導入された、耐久が一定値を切ると発動するドライブシステムとの噛み合いが良くないという欠点も生まれた。 グラフィックの質が変化した事により、素体部分の金色が前2作より強調されている。(これはストフリの関節部なども同様) ---- *【勝利・敗北ポーズなど】(ゴールドフレーム天) **勝利ポーズ 通常時:ミラージュコロイドを解除して姿を現す。 覚醒時:マガノイクタチ・マガノシラホコを翼の如く掲げて神々しく佇む。 **敗北ポーズ コクピットにナイフが刺さり、トリケロス改・右のマガノイクタチがなくなっているなど原作でブルーフレームセカンドにトドメを刺された状態で宙に漂う。 *【勝利・敗北ポーズなど】(ゴールドフレーム天ミナ) **勝利ポーズ **敗北ポーズ ----