|登場作品|機動戦士ガンダム| |形式番号|MSM-07S| |所属|ジオン公国軍| |主なパイロット|シャア・アズナブル| |主な装備|腕部メガ粒子砲×2、アイアン・ネイル×2、頭部6連装ミサイル| ---- *【設定】 ジオン公国軍が開発した水陸両用モビルスーツ。 モビルアーマーの開発やビーム兵器に定評のあったジオンの軍事企業MIP社が主に開発した。 おなじく水陸両用MSである[[アッガイ]]やゴッグ以上に個性的な外見を持っており、胴体と頭部が一体化した宇宙人のような外見を持つ。 機体動力の冷却に水冷と空冷のハイブリッド方式を採用、機体の推進はロケットとジェットを併用するなどの工夫が施された結果機体の完成度も前述の二機より高く(水中の航行速度はゴッグ以上、陸上でもザクII並みの軽快な運動性)、海戦における主力機となった。 ただ、主戦場が宇宙に上がったこともあって量産されることはあまりなかった。 シャア・アズナブルが搭乗したのはいわゆるS型と呼ばれる指揮官仕様で、機動性などが向上している。なお、大戦末期は通常機も全てS型と同じ仕様で生産されたといわれている。 バリエーションに格闘戦を重視したゾゴック、統合整備計画で根本から見直された[[ズゴックE]]、主戦場が宇宙に移るにあたって不要になったズゴックを大気圏外からの強襲仕様に改修したゼーゴックなどが存在する。 ---- *【原作の活躍】 物語中盤、シャアの乗機として登場。初登場はジャブロー潜入時。ボラスキニフ搭乗の[[ゾック]]と共にジャブローの進入口を発見する成果を挙げ、そのまま潜入。61戦車などいろんなものを投げたりジムをアイアン・ネイルの一突きで撃墜するなど大暴れし、そのカラーリングも相まってアムロを戦慄させた。そしてガンダムとの戦闘に突入、アムロの技量が大幅に上がったこともあり双方互角の戦いぶりを見せるが、連邦軍の激しい抵抗にあい機体を損傷、一時撤退する。 そして今度はジムの工場を破壊するべく[[アッガイ]]隊を率いて再度潜入するもカツ、レツ、キッカたちの活躍もあり作戦は失敗。撤退時にアッガイとそのパイロットを全て失うがなんとか脱出に成功。以降シャアのズゴックは登場しなかった。 ---- *【パイロット説明】 **シャア・アズナブル それまでの活躍は[[こちら>シャア専用ザク]]を参照。 ジオン公国軍突撃機動軍大佐。この時期は特殊工作部隊「マッドアングラー」の指揮官を務めていた。 ガルマを守りきれなかったためドズルから責任を押し付けられ左遷、無所属だったところをキシリア率いる突撃機動軍に編入された。大佐に昇進、世界各地を回っており、その途中インドでララァ・スンと出会ったとされる。そして次第に「ニュータイプによる人類の革新」を目指すようになる。 10話からずっと出ていなかったが26話にて復活。ベルファスト基地周辺にてホワイトベースと感動(?)の再会、再びホワイトベースへの追撃が始まる。 ホワイトベースの追跡を続けていると、ホワイトベースの動きから連邦軍本部のあるジャブローの正確な位置と入り口を発見。ジャブロー攻略戦を提案し、キャルフォルニアベースから戦力を持ってきてまで遂行した。 自身もアカハナら工作部隊を率いてホワイトベースやジム工場を破壊しようとするも、工場のほうはホワイトベースちびっ子隊(カツ、レツ、キッカの3人)に妨害され、ホワイトベースの破壊も失敗に終わる。 [[ジム]]の腹部をズゴックのクロー一突きで撃破する、アムロの憧れであったマチルダの婚約者ウッディの搭乗するファン・ファンを叩き落とす等の名シーンを残し大暴れする。この時点で双方まとまった被弾なしの互角の勝負を繰り広げており、アムロの成長が表現されているといえよう。シャアズゴック単独では戦果を上げたものの、連邦の激しい抵抗にあい、多勢に無勢となった時点で撤退、ジャブロー降下作戦は失敗に終わる。 また、ジャブロー内で2度目のセイラとの再会を果たした。 その後の活躍は[[こちら>シャア専用ゲルググ]]を参照。 **【原作名言集】 -いや、木馬ならこの目で確かめたい。キシリア殿に笑われようが私にも意地というものがあるのでな(TV版第26話) -フフフ、それでいい、ブーン。私はこれだけは私の手で倒したいと思っているくらいなんだ。子供じみているだろ?フフフ、そう、私のプライドを傷つけたモビルスーツだからな(同上) --上の台詞は副官マリガンに対して。下の台詞はマッドアングラー隊をまとめていたフラナガン・ブーンに対して。「赤い彗星」の名に傷をつけたホワイトベース隊とガンダムに対してはかなりご執心だった模様。 -さらにできるようになったな、ガンダム!!(TV版第29話) --アムロも死線を幾度と無く潜り抜け、シャアはその成長を素直に評価した。なお、この時点のシャアはガンダムのパイロットの素性は一切知っていない。 -冗談ではない!!(同上) ---- *【ゲーム内の活躍】 **連邦VSジオンシリーズ **EXVS.MB [[シャア専用ザク]]の「ズゴック乗換え攻撃」という%%スマブラみたいな%%前代未聞の攻撃方法で登場。ザクが一瞬にしてズゴックに早変わり、レバー入力でアイアン・ネイルによる格闘、メガ粒子砲発射、61式戦車投擲のいずれかの行動をとる。 ズゴック乗換え攻撃というよりはズゴック変身攻撃という方がしっくりきそうである。乗り換え中はご丁寧に機体名も「シャア専用ズゴック」に変化する。 バーストアタックでも締めでズゴックに乗り換えてアイアン・ネイルを放つ。 **EXVS.FORCE 今作では僚機専用機としてシャア専用ザクとは別枠参戦した。 武装は一通りそろっているためプレイアブル機と遜色のない動きができる。 ---- *【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.MB) **勝利ポーズ シャア専用ザクIIの勝利ポーズに登場する 右腕のアイアンネイルを突き出す(ズゴック乗換え攻撃使用時のみ) **敗北ポーズ 右腕を失ったズゴックが上空に飛び去る。 乗換え攻撃使用中に敗北で見れる ----