国際連合人類解放戦線(仮)United Nations Front of Humanity Liberation (通称UNFHL)とは、激化するモンスターの侵攻から、領域と人民を守るために結成された国際組織である。
概要
科学技術力の発達で人類の生活は大きく進歩し、活動範囲は大きく拡張されていった。しかし、人類が発達するのと同時期に新種のモンスターが各地を襲うようになる。科学技術や工業が大きく発展した地域が狙われ、財産や生命が脅かされるようになった。人類はこれに対抗すべく、培った技術力を兵器に転用し軍備を増強させていくのであった。
しかし、突如出現したモンスターの大群によって侵攻を受け、人類は活動範囲を大きく狭めることとなってしまった。敗北の要因として、国家間における情報交換不足や、柔軟な運用のできない軍隊組織を痛烈に実感した人類は、国際連合人類解放戦線(仮)を発足し、奪われた領土を奪還する長い戦いに身を投じていくのであった。
組織
国際連合は展開されている戦線を、北方戦線、南方戦線、東方戦線、西方戦線、領域内戦闘の5つに定義しそれぞれに統合方面戦闘群を割り当てることでこれに対処している。各戦線に統合方面戦闘群総司令部を設置し、戦闘に参加している国家及び組織の司令官を駐留させることにより、軍隊組織を超えて統合的な戦闘を行うことが可能になっている。
統合北方戦闘群
カチューシャ連邦と、一部オリエンタルランド帝国が戦線に参加している。主な戦場はカチューシャ連邦領域内の大雪原で、多数出現した敵要塞群の攻略が目下の目標である。総司令部はカチューシャ連邦、雪原飛行場地下のジオフロント内に位置する。
大規模な雪上戦車戦、制空戦が繰り広げられるが、遭難した場合生存率はゼロに近い。
統合南方戦闘群
アレストリア連邦共和国と、一部オリエンタルランド帝国が戦線に参加している。島国であるアレストリア連邦共和国の資源を巡って洋上での戦闘が繰り広げられている。総司令部はアレストリア連邦共和国首都、アレストに設置されている。
アレストリア連邦は海上戦力に乏しいため、実質オリエンタルランド帝国によって制海権が守られている。
統合東方戦闘群
オリエンタルランド帝国の領域が主な戦場であったが、敵の猛攻のため戦闘継続を断念し、大陸から撤退。現在は北方及び南方の戦線に軍備を割いている。この撤退で、多くの生命と軍備の損耗を抑えることに成功したが、オリエンタルランド帝国は領土の大半を敵の手に渡してしまうこととなった。総司令部はオリエンタルランド帝国の海軍拠点、ちんじゅふ内にある。
国連平和維持軍
一部の組織を除いて、ほぼすべての軍隊が所属している。厳密には戦線ではなく、人類領域内で発生するあらゆる暴力から人民の生命と財産を守ることを目的としている。超空間輸送によって出現する敵対モンスターの駆逐が主な任務だが、海賊行為やテロリズムへの対処など、人間同士の衝突を鎮圧、抑止する役割も担っている。
国家と組織
カチューシャ連邦
北方に広大な領土を持つ国家
主な施設
ヘリオストス北限要塞
雪原飛行場及びジオフロント
オリエンタルランド帝国
東方の大陸を統治する
主な施設
海軍基地ちんじゅふ
洋上作戦支援プラント
ミラージュ砂漠基地
アレスト駐屯地
アレストリア連邦共和国
南方の島国。宇宙開発が盛ん
アレストリア国際宇宙センター
軌道エレベーター
SSTO(単弾シャトル)式マスドライバー
洋上油田採掘基地
