九日目201~300

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刹那「・・・・カチャカチャ」

マリナ「あら、刹那?・・・ガンダム作ってるのね」

刹那「・・・ダブルオーガンダム、俺のガンダム」

マリナ「刹那は本当にガンダムが好きなのね。・・・あ、そういえば」

刹那「ん?」

マリナ「・・・いいえ、何でもないわ」


翌日

刹那「マリリン、マリリン?」

眼鏡「彼女なら大分前に出掛けたが」

刹那「俺に黙って?・・・何処に行ってるのだろう」

眼鏡「商店街の方に行くと言ってたが」

刹那「商店街?買い物・・まさか荷物が重たいのでは」


タタタタタ…

刹那「くそ、八百屋にも魚屋にも居ない。マリリン・・・・ハッ!」

タタタタタ

刹那「あれ?今姿が見えた筈なんだが・・・ん?」


マリナ「そんな、もう6件も探し回ったのに・・・こちらも無いというのですか」

イアン「すまないね、あれは先週発売されて即完売・・ってやつでさ。再販待ちってトコだ」

マリナ「そこをどうにか、どうにかなりませんか?」

刹那『一体何をそんなに探してたんだろうか・・・』

イアン「ん~・・分かった、他の店舗にも在庫聞いてみてやろう」

マリナ「ありがとう・・・!あの、こちらで待たせて下さい。私何時間でも待ちます」


数時間後

イアン「隣街の店が一つだけあったぞ!今持ってきてやるだと!」

マリナ「・・・本当、本当に!?あ、ありがとうございます・・・!!」

刹那『・・・見つかったのか?』
イアン「ははは、本当に欲しかったんだね。誰かにプレゼントかい?」

マリナ「ええ、とても大事な人に・・・」

イアン「・・・そうかい、じゃあラッピングしないとな。リボンの色はどうする?」

マリナ「じゃあ・・・青で」

刹那「・・・・」

その場を後にする刹那


マリナ「ただいま、遅くなってごめんなさい」

匙「お帰りなさい」

リボンズ「やあお帰り。ウィンドウショッピングでも楽しんでたのかい?」

マリナ「お砂糖がどこも品切れで。すぐにご飯にしますからね」

ブシドー「砂糖が壊滅だと!くっ・・・何処の主婦だ!」

マリナ「あ・・・あの、刹那。これ・・・」

刹那「・・・これは(さっき買い求めていたやつ?)」


マリナ「砂糖を探し回ってたら偶然ね、見つけたのよ」

刹那「誕生日じゃないが、プレゼント?」

マリナ「ううん、そうじゃないわ。だけどきっと刹那が喜ぶと思って」

シュルッ…

刹那「・・・こ、これは!」

ポニテ「おや、先週発売されたオーライザーのプラモデルだね」

匙「うわあ、それ今どこも売り切れらしいけどよく見つけたなぁ」

眼鏡「何たる奇跡!」

刹那「マ・・マリリン」

マリナ「偶然よ、きっと刹那の為に神様が運を運んできてくれたのね」

刹那「・・・っ」

ブシドー「目から汁が出ただと!?」

ポニテ「おやおや、感極まったかな?」

刹那「違っ・・・!」

匙「お礼言わないと駄目だよ刹那」

刹那「マリリン・・・ありがとう」

マリナ「ええ、喜んでくれて良かったわ、刹那」


リボンズ「まあ、こんな健全な日もたまには、ね」

眼鏡「何を言ってる貴様・・・」



旦那が時計売って櫛買って、嫁が髪売って時計の鎖買う話を彷彿とさせる

刹那「うん、ネックレスにしよう」

マリリン「ありがとう。この櫛で梳くのが楽しみよ」




ブシドー「ちょっと見てくれないか?どうだ、似合うか?」

ビリー「着ようと思えば着れるものだねぇ。ズボンの腰のところはゴムだし」

刹那「ぶっ…ぶははははははははははは!!
   な、何だそれwwwww何者だよお前らwwwww」

サジ「正直に言わせてもらうよ。うん、気持ち悪い」

眼鏡「まるで昔のアイドルユニットのようだな」

マリナ「その服、リボンズさんとリジェネさんの服よね、どうしたの?」

ブシドー「実は一度着てみたいと思っていてな。彼らに頼んで貸してもらったのだよ」

ビリー「僕もこの服に興味があったからね。研究者としての哀しい性だな…」

マリナ「そうだったのね。それじゃ今、リボンズさん達は何を着てるの?」


リボンズ「これだよ」

刹那「!?…ちょ、な、な、な、何で全裸なんだよ!!」

リボンズ「全裸じゃないさ。腰にタオルを巻いてるじゃないか」

リジェネ「たまにはこういう開放的なのもいいね」

眼鏡「こんな奴らと同族だなんて思いたくない…
   僕ならタオルを全裸にカーディガンを羽織るぞ!」

マリナ「皆さん、風邪を引かない程度にしておいてね」

ブシドー「そんな時は生姜入りホットはぷてぃを飲めば大丈夫だ!」

ビリー「僕はポニーテールを首に巻けばマフラー代わりになるから大丈夫だよ」

サジ「この家って、変な人ばっかり集まるよね。まるで変人ホイホイだね」

刹那「俺の家…マリリンとの愛の巣が…orz」



裸エプロンで

マリリン『お帰りなさい、あ・な・た。チュッ
     ご飯になさいますか?お風呂になさいますか?それとも…わ


リボンズ「おぉ、これが血の海というものか」

リジェネ「凄まじいね。輸血、輸血」




リボンズ「偉大なる時の指導者たちも数十年で寿命を迎え、世の中は再び混沌の時代に戻る。
   今こそ世界には刹マリが必要だ。刹マリに萌えて紛争を止め、また刹マリを語り継ぐ事で
   平和を恒久的なものとし、来るべき対話にそなえる。これこそイオリア・シュヘンベルクの意思。
   そこで僕は今日も刹マリSSをカタカタカタ…」

眼鏡「人類とか平和とかご大層な言葉を並べないと自分の趣味の言い訳も出来ないのか。
   僕は言える。エロゲは人生を賭けた趣味だと!」

ブシドー「何と男らしい。それこそ大和魂」

匙「またの名を開き直り」




リボンズ「いや、計画の内容が……ね。フフフ」

眼鏡「何……?世界の変革、それがイオリアの…」

リボンズ「それは表向きの理由さ。ブラックボックスに厳重にしまわれていた、裏の計画があったんだよ」

眼鏡「なん……だと………?」

リボンズ「それが、刹マリ補完計画。詳しくは言えないけど……ね」

眼鏡「ば、馬鹿な……」



刹那「マリリン、はい、あ~ん」

マリリン「あ~…ん…パクッ……ふふ、美味しい…」


リボンズ「あ、そうそう。クソポニテ君の支援は単なる趣味、一興だよ」

眼鏡「当たり前だ」


ポニテ「はぷてっ!……風邪かな?」

模型子「この間はありがとうございました!楽しかったです」

ポニテ「あ……う、うん。僕も楽しかったよ……(一体誰が……?」

模型子「それで、本日はどういった御用ですか?」

ポニテ「あ、あ、うん……プラカラー薄め液を…」




マリナ「はい。刹那もあーん」

刹那「ボタボタ あぁーん ぱく。 おいしひい… ボタボタ」

リボンズ「うんうん。 ボタボタ」

ブシドー「よーし私も!あーん」

うし「もぉ~んモシャモシャ」


アリー「うんうん。 ボタボタ」

刹那「お前いつの間に。っていうか『ボタボタ』って??」

アリー「実は俺は人X獣萌えだ」




刹那「眠い……昨日夜勤だったし……」

マリリン「ちょっと寝たら?」

刹那「そうする……布団、布団……」

リボンズ「あ、さっきふとんをぜんぶあらってほしちゃったんだ」

リジェネ「それはこまったね。せつなくんが、ねむれないよ」

刹那「(洗ってくれたんだし、怒る訳にはいかないよなぁ)しかたない、ソファで……ん?」

クイクイ。袖を引っ張るマリリン。

何故かエプロンを身につけていた。

刹那「マリリン?」

チョイチョイ。自らのふとももを指差す。

マリリン「ソファで寝たら体が痛くなるわ…ひざ枕してあげる。
     さ?いらっしゃい。柔らかいから寝やすいと思うわ」

刹那「がんだむっ!」


刹那「あ~気持ちいいよ~~~幸せだよ~~~」

マリリン「愛する人をひざ枕出来て、私も幸せよ。ナデナデ」

刹那「歌~~こもり唄歌って~~~~」

マリリン「ふふ…いいわよ……」



リボンズ「フフフ……良い絵だ……ボタボタ」

リジェネ「マイナスイオンが充満しているね」

リボンズ「当然じゃないか……記録、記録」




マリリン「ここで召喚……あら?」

ピピッピュルル~~

マリリン「………」

ガラッ

刹那「マリリン、さっきから何やって……」

マリリン「クポ~くるくるぴゅ~……モーグ……ハッ!?」

刹那「……………!?」

マリリン「あ、あのね、違うの!ほら、このゲーム……」

刹那「あ、さっきからこれをやってたんだ。面白いよね、これ」

マリリン「でしょ?でね、可愛い詠唱だったから、つい……」

刹那「(俺はそんなマリリンが可愛い)……ぷぷ」

リボンズ『口に出さないと伝わらないよ』

マリリン「む~…み、皆には内緒よ……?二人だけのヒミツ……」

刹那「(背徳的な感じがしてそそる……)も、勿論だよ!」

リボンズ『ところがぎっちょん!しっかり撮影させてもらったよ』

リジェネ『良い映像がとれたね、リボンズ。ポーズまで着けてたし』

マリリン「続き、やるわ」

刹那「あ、俺、横で見ててもいいかな」

マリリン「うん。分からない所があったら……教えてね?」

刹那「勿論だよ」




マリリン「か~え~る~の~き~も~ち~」

刹那「マリリン…詠唱せずにはいられないの?可愛いから良いんだけど」

マリリン「良い台詞、好きな台詞は口に出したくなるじゃない?」

刹那「そんな物かな」




一方そのころ

ブシドーは黄金伝説の無人島に居た。

(バシャバシャ。ふんどしで寒中水泳)

ブシドー「とったど~~! よし。そろそろ帰るか。」

ガサガサ

ブシドー「ん?何だ?」

大蛇「しゃあああああああああーーーー」

ブシドー「何だ大蛇か」


ブシドー「お手!」

大蛇「???」




ブシドー「(パチン!)ハマーーンッ!!」

ハマーン(蛇)「シャアーッ!!」


刹那「じ、地面から蛇が!(゚Д゚;)」




マスラオ「ぶもーーー」

カミーユ「もぉーーーー」


リボンズ「うんうん。」

アリー「うんうん。」

刹那「平和だ…」




ラッセ「おい、ブシドー」

ブシドー「おお。ラッセ。どうしたのだ?」

ラッセ「どうしたも靴下もねぇ。牛が増えてないか?」

ブシドー「あぁ、紹介しよう。牡牛のカミーユだ」

カミーユ「んも」

ラッセ「カミーユぅ?女みてぇな名前だなぁ?」

カミーユ「ぶもっ!?トッシン」

ラッセ「おっと!そう簡単にはやられねぇぜ!ガシッ」

ブシドー「止めろ……で、何か用か?」

ラッセ「おぉ、そうだった。お前な、雌牛はともかく…牡牛はなぁ……」

ブシドー「ぬ………」

ラッセ「種付けする訳でも肉体労働に使う訳でもあるまいし……ちょっとな」

ブシドー「確かにそうだが……チラ」

カミーユ「……んも?」

ブシドー「ヨシヨシ」

ラッセ「……ん~。懐いてるみたいだしな…」

ガラッ

イアン「格闘技を仕込んで、格闘牛にするのはどうだ?」

カミーユ「んもっ!?」

ラッセ「あ、それ良いな。ウェートもあるし、良いトレーニング相手になりそうだぜ!」

カミーユ「………!?」

ブシドー「致し方あるまい……私も鍛えたかった所だ」

カミーユ「んももももも!!!」

イアン「はっはっは!活きがいい奴だ!楽しみだな!」

ラッセ「よぉし、まずはランニング30Kmだ!」

ブシドー「カミーユ。お前を牡牛にしてやる」

カミーユ「(こいつら、脳みそまで筋肉のアホだ!!!」




マリナ「あら。ブシドー。ふんどし一丁でどこへ?」

ブシドー「蘇民祭へ東北までいってくる!袋をとりあう男のまつりだ!マリナも行くか?」

マリナ「お祭りかぁ…なんだか面白そう!つれてってくれる?」

ブシドー「では岩手までいざゆかん!!」

刹那「ちょ、ま
   …危険だ!心配だからオレもいくぞ!」

ブシドー「では全員でいくぞ!!!全員ふんどし用意!!」

ほか「えええええ」



リボンズ「岩手に行くなら南部煎餅を買ってきてくれないかい?」

リジェネ「ついでに仙台に行って牛タンも買ってきてよ」

リボンズ「そうだ、林檎も食べたから青森にも行ってもらおうか」

リジェネ「フフッ、お土産が楽しみだね」


ブシドー「むっ。お前らはいかないのか!」
サジ「僕もいきたくないよ…」




~岩手までの道中の一コマ~

パッカ ポッコ

ブシドー「カミーユ、君はグラハム・エーカーという男を知っているかね?」

カミーユ「ンモー(尊敬してますよ。旧式のフラッグでガンダムと渡り合ったんですから)」

ブシドー「そうかねそうかね」

カミーユ「モーゥ(でも、ガンダムに執着する余り、周りを全て切り捨ててしまった、馬鹿な人です)」

ブシドー「……」

パッカ ポッコ パッカ ポッコ…



リボンズ「僕らがふんどしなんかねぇ」せんべいバリバリ

リジェネ「ねぇ」柿ピーボリボリ

リボンズ「バリバリ。あ、なくなっちゃった。マリナが…居ないからコンビニいかなくちゃ」

リジェネ「はんてん来たままでいいよね~」

リボンズ「なんかやっぱり主婦がいないと男ってダメだね」

リジェネ「こういうときマリナのありがたさを感じるね。」

リボンズ「マリナが帰ってきたらちゃんとお手伝いしよう。」

二人ともはんてんとサイフでコンビニに出かける。


留美「今頃リボンズさまはロマネコンティと一緒にフレンチでも召し上がっている頃かしら」




刹那「明日は節分だ」

ポニテ「節分…もうそんな季節か…」

眼鏡「そこで、鬼を決めたいと思う」

ブシドー「うむ。鬼役を豆によって払うのだな」

ポニテ「鬼……」


クジョウ『100万円のシャンパンタワー…頼んでほしいな…』

クジョウ『せっ様ったら、他にも女を囲んでるの。
     でも、私が1番大切だって言ってくれるのよ!』

クジョウ『はい、ドンペリ入りました~~』

ポニテ「…………心に棲む鬼退治か」

眼鏡「ポニテ、聞いてるか?」

ポニテ「えっ?あっ!な、何だい?ごめん、聞いてなかった」

刹那「お前、鬼な」

匙「異議なし。話聞いてねーし」

ブシドー「私のお面を貸してやろう」

眼鏡「そういう事だ。よろしく頼むぞ」

ポニテ「穏やかじゃないねぇ!なんで僕なんだい!?」

刹那「1番背が高いの、お前だろ」

匙「それに痛い目に逢うのは慣れてるし?」

ブシドー「本編では復讐鬼だしな」

眼鏡「(それは君もだろう」

ポニテ「だからって!!」

マリリン「カタギリさん、お願いしますねニコニコ」

ポニテ「はい」

刹那「決まりだ、決まり」

匙「よーし、おもいっきりぶつけるぞー」

ブシドー「ふふふ、腕がなる……」

眼鏡「やはり覗き穴から眼鏡を狙うのが常道か…」

ポニテ「いや、待ちたまえよ君達!」


リボンズ「いやぁ、マリリンの笑顔は絶対破壊兵器並だねぇ」

リジェネ「あんな笑顔をされちゃ誰も断れないよ」




マリナ「鬼は~外」

刹那「福は~内(豆を投げるマリリンもかわいい…)」

ティエリア「GN豆鉄砲バーストモード!」バシバシッ

ブシドー「今日の私はッ!」バシィッ

沙慈「ヤられちゃえよ!」ビシッ

刹那「俺が!」バシッ

ブシドー「鬼すら凌駕する存在だッ!」バシッバシッ

刹那「俺達が!(俺とマリリンが…!)」ビシッ

沙慈「クソポニテッ!」バババッ

刹那「ガンダムだっ!」ボタボタ

ビリー「いた、痛っ!痛いよ!?」

眼鏡「ん…?刹那、なぜ豆まきで鼻血が出るんだ?」

刹那「ずびばぜん…」





マリナ「さあ皆。お待ちかねの恵方巻きですよ~」

刹那「わーい、マリリンありがとう」

ブシドー「ほほう、旨そうだな」

匙ポニ眼「「「(しまった!!!)」」」


マリナ「今年の恵方は東南東ですって。えーっと、こっち向きね。では皆で頂きましょう」

ブシドー「(むぐむぐむぐ…)…旨かった。馳走であった」

マリナ「ブシドーさんたら、あっという間ね」

リボンズ「では僕らも頂こう。確か無言で食べるんだよね 」

リジェネ「Σ…人間とは面白いね。こんな非科学的な事で幸せになれると信じているんだから」

リボンズ「Σ…本気で信じているわけではなさそうだけどね。でも行事というだけでそれを毎年続ける…実に興味深いよ」

リジェネ「Σ…そういう君も何だか楽しそうだけど?」

リボンズ「Σ…ふふっ僕には不確定なラッキーではなく、確実な幸せが約束されているからね。
   もうすぐマリナがこの太くて黒いものを咥える瞬間がやってくる」

リジェネ「Σ…なるほど。僕も楽しみだ」

 ジージー、カチャカチャカチャカチャ

ポニテ「(おおっ防犯カメラ、じゃなかった超小型オートマトンが4機スタンバッたぞ)」

リボンズ「(ふふっ我が計画に死角なし)」




刹那「おい、なんで皆食わないんだ?俺は食べるぞ。マリリンの手作り恵方巻き、エヘヘ
  (もぐもぐ)…はぷてぃ!」

匙ポニ眼「「「(やっぱり…)」」」

マリナ「刹那ったら、恵方巻きを食べてる間は何も喋っちゃいけないのよ。…あら?刹那?
   いけない!白眼をむいてるわ!!刹那、しっかりして!!」

刹那「…はぴゅてぃてぃてぃ…」

マリナ「きっと太巻きが喉につまったのね。どうしよう」

匙ポニ眼「「「(違う、違う、違う)」」」

リジェネ「ね、ねえ、そんな事より、マリナさんも恵方巻きを」

マリナ「刹那が死にそうなのに『そんな事』だなんて酷いわ!刹那、眼を開けて、刹那!!」

匙「(刹那がこうなった原因はマリナさんなんだけどね…)」

リボンズ「完璧なはずの我が計画がメチャクチャだ!」

  わーわーぎゃーぎゃー

ブシドー「皆の者、落ち着きなされい!」

マリナ「ブシドーさん、ぐすっ」

ブシドー「刹那は太巻きが喉に詰まったのであるな?」

マリナ「ええ」

ブシドー「先日私は『白雪姫』という本を読んだ。物語の最後、死んだと思われた白雪姫は生き返る。
  喉につかえていたリンゴが取れたからなのだ。なぜ取れたと思う?」

マリナ「確か…王子様がキスをするのよね」

ブシドー「さよう。喉に食物がつかえて仮死状態になった者は、愛する人からの接吻で眼を覚ますのだ。
  マリナさん、あなたが刹那に接吻すれば大丈夫」

リボリジェ「「(ナイス!!)あなたが神か!ああいやいや、マリナさん、ブシドーさんの言う通りです。
  さあ、せ っ ぷ ん を!」」

 ジージー、カチャカチャ

ポニテ「(オートマトン2機追加)」




電波「みんな~まりぃの作ったはぷてぃ巻持ってきたよ~(ごめん・・・)!」

マリー「皆さんのお口に合えば良いんですが・・・」

電波「あれ?刹那?どうしたの?」

マリー「大変よ、アレルヤ!喉に太巻きが詰まったんだわ!さあっ!」

電波「うんっ!いくよっ刹那っ!」

(刹那の足首を掴んで一気に逆さまに持ち上げる)

電波「まりぃ!!!」

マリー「たあっ!」

(刹那の背中を思いっきり超兵キック)

ブシドー「ついでにソイヤッ!」

(刹那の背中に手刀)

刹那「ぐはっ!!げほおおおっ!」

ポーン!コロコロコロ!(太巻きの欠片)

電波&マリー「「これが超兵の力です!!」」

リボリジェ(ちっ!イライライライライラ・・・・)




電波「ふぅ~~大丈夫かい、刹……

刹那「グデーン」

電波「……刹那?」

マリー「………息、してない……」



ブシドー「わ、私ではないぞ!お前達が蹴り飛ばしたからっ」

マリー「トドメをさしたのはあなたでしょうにっ!」

電波「そうだそうだ!」

眼鏡「見損なったぞ、アレルヤ・はぷてぃズム!」

電波「何か声のトーンがおかしくなかったかい!?」

匙「気のせいだ、気のせい!」

ポニテ「やっぱり、ブシドーがトドメをさしたのが……」

ブシドー「カタギリ!お前までも!」

ギャーギャーギャー

マリリン「せ、刹那!き、救急車呼ばないと……」

リジェネ「いや……今すぐ処置した方がいいね」

マリリン「え…ど、どうしたらいいの?お願い、教えて……」

リボンズ「ボタボタ。いいかい、息が止まったなら、息を送り込めばいいんだよ」

リジェネ「この家は自転車がないから、空気を送り込めるものはない……」

リボンズ「だったら……」

マリリン「ドキドキドキ……ま、まうす・つぅ・マウス……」

リボンズ「それしかないね。さぁ!……あいにく、ぼくはこうないえんなんだ」

リジェネ「きぐうだね。ぼくもしたをかんでくちのなかがいたいんだ」

マリリン「わ……分かったわ……頑張ってみるわ……」


ガチャ ガチャ ジーー……



ブシドー「もののふの鑑として私が責任を取るっ!(ブッチューー)」

刹那「(パチッ)俺に触れるなああああっ!」

(内股乙女走りで泣きながら走り去る)

刹那「うわーーん奪われちゃったあああああ!!!!!」

マリナ「良かった、刹那が無事で」

リボリジェ(ちっ!イライライライライラ・・・・)




マリナ「結局恵方まき、みんなでたべれなかったわ… たべちゃお。ぱく。
    (いつまでも大好きな刹那と大好きなみんなで一緒にいられますように…)
    ん~もぐもぐ 。んっ。ぷはっ。ちょっと太くて大きいわ。コレ…。(すこしずつモグモグ)
    ん…。おいし…。」


リボンズ「せっかくの接吻パーティーなんなら彼らの接吻を見れないと気がすまないよ」ムカムカ

リジェネ「奇遇だね、僕もだよ」ムカムカ

リボンズ「豆捲きに使った豆を床に置いてマリナが転んだ先に刹那がいるてか…
     太巻きを使ってポッキーゲームとか…」







マリリン「おはよ、刹那」

刹那「おはよう。ん~、休みというのはいい、ものだ」

リボンズ「(そういえば暫くえんじぇるに行ってないなぁ」

リジェネ「(その前に刹那君が最近働いてる所を見たことがないよ」

マリリン「刹那。豆まきは終わったから、次は種蒔きしよ?」

刹那「あぁ……………ブッ!?」

リボンズ「おぉっ!!」

刹那「たたたたたた種蒔き?」

マリリン「そっ。種蒔き。ニコニコ」

リジェネ「リボンズ、カメラの用意は良いよ」

リボンズ「フフフ……あの子も随分大胆になったじゃあないか……ボタボタ」

刹那「た、種蒔きなんて……まだ早いし…その…」

マリリン「え~?やらないの?……やろうよ……ね?(服を引っ張りながら上目遣いで」

刹那「はい!やります!ボタボタ」

リボリジェ「クフフフフフフフ……」



マリリン「ご~ろ~ご~ろ~していたい~♪」

刹那「…………」

マリリン「刹那。もうちょっと間隔を空けて」

刹那「あ……ごめん」

マリリン「ジャガ芋、イチゴ、ドングリ、トウモロコシ、カブ……」

刹那「はぁ……綿、セージ、きゅうり、へちま……」

リボンズ「………何だい、これは?」

リジェネ「正真正銘の種蒔きだね」

リボンズ「……よく考えたらあの子が遠回しな表現をするはずがなかったよ……しかし……」

マリリン「ふふっ、楽しみね」

刹那「あ、うん。きちんと育つといいね(三角巾にモンペ姿のマリリンも美しいな…ボタボタ」

マリリン「ブシドーさんに頼まれたんだけど、種蒔きも楽しいわね」

刹那「(こ、今度は違う種蒔……ボタボタボタボタ)ま、また今度蒔こうね」

マリリン「そうね、ありがとう!」

リボンズ「田舎臭い姿のマリナも美しい……ボタボタ
     コーボーはペンを選ばないらしいが、まさしくその通りだ……」

リジェネ「一応、愛の記録として残しておくね」

リボンズ「頼むよ」



刹那「………土産だ」

ライル「サァンキュー。お前、イワテには行かなかったの?」

刹那「よく考えたら有休が切れてたんだ。凄く心配だ……マリリン…」

ライル「ブシドーの奴はあれで頼りになるから大丈夫だろ」

刹那「……そうかな」

ライル「信じろって……で、旅行はどうだったんだ?」

刹那「あぁ……長くなるけど良いか?」

ライル「構わねぇよ。さぁ、話しねぇ話しねぇ」

ハロ「ハナセ、ハナセ」

刹那「よし。確かな……」




親睦旅行編

ポニテ「やぁ。遅かったねぇ」

ブシドー「カタギリ、お前の分の荷物だ」

ポニテ「ありがとう」

模型子「ポニテさん。この旅行中、よろしくお願いしますっ」

ポニテ「あぁ…うん……って…えっ!?な、何故君がっ!?」

模型子「リボンズさんに誘われたんですけど……ご迷惑でしたか?」

ポニテ「ぜぜぜぜぜぜん、どぞう………」

模型子「よかったです!楽しみましょうねっ」

ポニテの腕にしがみつく。

たわわな胸が、腕に押し付けられる。

ポニテ「(おおおおおおだやかじゃないねえええ……エヘヘ」


刹那「あれがポニテの好きな人か……」

マリリン「可愛いし、良い子ね」

刹那「マ、マリリンの方が……いや、なんでもないよ…」

眼鏡「(そこで言えないのが君の限界だ」

匙「…………」

リボンズ「どうしたんだい、匙くん?」

匙「………何でもないです」

リジェネ「ははぁ……ふふっ。いや、何でもないよ?」

ブシドー「では、チェックインするか」

おーーーー



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