夜。ポンデ獅子は今日も現れる。
ようやくあの歌が流れなくなった。
力を取り戻した今なら、【はぶてぃ】の誘惑することが出来る。
ポンデ獅子「そんな事考えたこの瞬間から、このざまだ!」
『trust you』フルバージョンをBGM代わりにループで流す刹那家。
刹那「…マリリン…俺は…いつも側に…zzzzzz」
ポンデ獅子「側にいるなら、いっちまえよ…寝るなよ…(涙」
ちなみに、匙とかポニテ。
匙「ルイスルイスルイスルイスルイスルイスルイスルイスルイスルイスルイスルイス…」
ポニテ「クジョウ、模型子、クジョウ、模型子、クジョウ、模型子、クジョウ、模型子…」
ベットを涙でぬらしていた。
リボンズ「…煩い」
リジェネ「この曲は人を選ぶんだねぇ…」
ブシドー「たまには私も戦いの孤独をもらってほしいぞ…ガンダム(寝言)」
ネーナ「とらドラんザムライザァァァァッ!」
留美「どうしましたのいきなり」
ネーナ「いえ。なぜか叫びたくなりまして」
紅龍「(店で騒がないで頂きたい……)」
アニュー「おかえりなさい・・・どうしたの?」
ライル「ああいや、兄さんが見当たらないんだが・・・」
アニュー「あら?そういえばお兄さん、どこ行ったのかしら。一人でお出かけなんて珍しいけど」
ライル「まあ、兄さんに限って妙な事に首突っ込む事は無いし、一日見ないところで大丈夫だろ。
人の事は言えんがいい年なんだから(サイズを考えると危険っちゃあ危険が・・・)」
人の事は言えんがいい年なんだから(サイズを考えると危険っちゃあ危険が・・・)」
アニュー「それもそうね。あ、夕食できてるわ」
ライル「おう、着替えてくるから待ってな」
(物陰)
録音inデュナメス(更にinハロ)「ふう・・・なんかこの身体になってから
サイズの都合上この中の方が落ち着くな」
サイズの都合上この中の方が落ち着くな」
ハロ「モガガ、ロックオン。ハロノナカハヒナンジョジャナイ、ヒナンジョジャナイ、
シナンジュデモナケレバユニコーンデモナイ」
シナンジュデモナケレバユニコーンデモナイ」
録音「悪ぃ悪ぃ。でもよ、俺がいたらあいつ達いいムードになれないかと思ってな」
ハロ「・・・イツモ、キニシテナイトオモウ。
モモイロフィールド、モモイロフィールド。ゼッサンテンカイチュウ」
モモイロフィールド、モモイロフィールド。ゼッサンテンカイチュウ」
録音「・・・・・・」
ハロ「・・・・・・」
録音「・・・まあ、ほらアレだ。そうと分かってても気配りは必要だろう。俺は紳士だからな」
ハロ「モシカシテ、ヒガn」
録音「違うぞ?断じて違うぞ?俺は別に『お前ら暑苦しいんだよ』とかましてや『乳繰るんなら他所でやれ』とかあまつさえ『俺だってフェルトとイチャコラしてえんだよ』なんて一片たりとも思ってないからな?
(抑揚をつけず流れるような口調で)」
(抑揚をつけず流れるような口調で)」
ハロ「・・・・・・」
録音「・・・・・・」
ハロ「・・・・・・」
録音「・・・・・・ぐすん」
ハロ「ヨシヨシ」
ハロ「セッカクダカラ、ハロノカメラデフタリノヨウスヲミテミヨウ」
録音「お前なかなかいい趣味してんのな」
ピーガガガ・・・キュイン
録音「おー写った」
ハロ「キョウノディナーハビーフシチュー。オイシソウ、オイシソウ」
録音「相変わらずアニューさんの料理はレパートリーが豊富だな。あーあ、ライル顎の所に米粒付けてら」
ハロ「アニューガツマンデ、ジブンデタベタ。ライル、マッカッカ、マッカッカ」
録音「うひゃひゃ、照れてる照れてる」
ハロ「アッ、コンドハアニューガオチコンデル」
録音「運動の話にでもなったか?」
ハロ「ライル、アワテテハゲマシテル」
録音「ほお・・・キスで誤魔化さない辺りあの暴れん棒も落ち着いたか」
ハロ「イイフンイキ、イイフンイキ」
録音「あらら、デザートですか」
ハロ「・・・・・」
録音「・・・・・さて、そろそろやってられなくなってきたな」
ハロ「ロックオン、イイモノガアル、イイモノガアル」
録音「うん?・・・おお、ワイン。しかも結構な年代物じゃないか」
ハロ「タマニハオトコドウシ、シミジミトノム」
録音「はは、そりゃ良いや」
トクトクトク・・・
ライル「アニュー・・・ナデナデ」
アニュー「ライル・・・ギュッ」
―――ぼんっ!
ライル「・・・何だ今の音?」
アニュー「『ぼんっ』て・・・あ!ライル大変、ハロから煙が!」
ライル「え、ってうおお何事だ!?」
ガポッ(開ける)
録音「げほげほ・・・あ~ひでえ目に遭った・・・
まさかこぼした所がピンポイントにバッテリーとはなぁ・・・って、あ」
まさかこぼした所がピンポイントにバッテリーとはなぁ・・・って、あ」
ライル「・・・・・・」
アニュー「・・・えっと」
録音「お、お邪魔だったかな・・・あははは・・・」
ライル「・・・やあ兄さん、見ないと思ったらこんな所に居たのか(ゴゴゴゴゴゴゴ」
録音「え、えーっとライル?ライルー?」
ライル「そうだよな。兄さんだっていい年した大人なんだからな、個室の一つも欲しくなるよな(ヒョイ」
録音「いやあのこれにはいろいろとふかいりゆうがあったりなかったりしてっていうかどこにつれてくんだー」
ライル「ふう、全く兄さんは・・・」
アニュー「あの、ライル・・・お兄さんどこに置いて来たの?」
ライル「キッチンの床下収納スペース」
アニュー「・・・あ、あははは・・・」
ライル「さて、んな事よりハロをどうにかしないとな。アニュー、ハロの中身はどうだった?」
アニュー「うん、ワインが掛かってショートしただけだから、
乾かしてバッテリーを取り替えれば大丈夫だと思うわ」
乾かしてバッテリーを取り替えれば大丈夫だと思うわ」
ライル「そっか、じゃあ先にそっちをどうにかしないとな」
アニュー「ええ」
録音「・・・おーい、ライルー。アニューさーん。俺が悪かったってばー。寒いよー。
暗いよー。怖いよー。野菜庫はガンプラ置き場じゃないんだぞー・・・」
暗いよー。怖いよー。野菜庫はガンプラ置き場じゃないんだぞー・・・」
一方その頃…
刹那「ロックオーーーーーン!!」
マリナ「どうしたの、刹那?」
刹那「なんとなく叫ばなければならない気がした」
フェルト「なんとなく手紙を書かなきゃいけないような気がした」
眼鏡「なんとなく仇討ちに燃えなきゃいけないような気がした」
アニュー「これでよしっと、ハロは治ったわ」
ハロ「イキカエッタ、イキカエッタ、アリガトウ、アリガトウ」
コロンコロンコロン
アニュー「うふふ、よかった」
ライル「ふ~一時はどうなる事かと思ったぜ」
アニュー「不器用な私にも取り柄はあるのね」
ライル「アニューは不器用なんかじゃない、ちょっと
ほんのちょっと時空をねじ曲げる力があるだけだよ。
俺はそんなアニューを愛してる」
ほんのちょっと時空をねじ曲げる力があるだけだよ。
俺はそんなアニューを愛してる」
アニュー「…ライル…」
ライル「アニュー……」ギュ
アニュー<◎◎>「ん!?なんだこれは、空気嫁ではないか!
貴様、生身の人間では飽き足らず空気で暴れん棒しているのか?」
貴様、生身の人間では飽き足らず空気で暴れん棒しているのか?」
ライル「あ、アニュー???(畜生、前の宅急便しまわなかったのか兄さん!」
アニュー「……あ、今私ぼうっとして…空気嫁があるって電波が…
なに!何よこれ?やっぱり貴方空気嫁の方が良いのねっ
お兄ちゃん、私、私空気に負けたわぁぁぁぁぁ!」
なに!何よこれ?やっぱり貴方空気嫁の方が良いのねっ
お兄ちゃん、私、私空気に負けたわぁぁぁぁぁ!」
ライル「待ってくれ、誤解だ、誤解なんだアニューーーーーッ」
リヴァイブ「ふふふ」
アレルヤ「なんだか誰かに勝った様な気がする」
リヴァイヴ「あーあ、何でアニューはあんな男がいいんだか…」
録音inデュナメス「確かにライルはちょっと迂闊なところがあるが、悪い奴じゃないぞ」
リヴァイヴ「悪い奴だよ!アニューは僕が蝶よ花よと可愛がっていた大切な妹だ!
そのアニューが三十路のおっさんに取られたんだぞ!?」
そのアニューが三十路のおっさんに取られたんだぞ!?」
録音inデュナメス「愛に年齢差は無いだろ。刹那とマリナを見てみろ、8歳差だぞ?」
リヴァイヴ「そーゆー問題じゃない!僕のアニューが人のモノになったのが嫌なんだ!!」
録音inデュナメス「ハァ…あのな、お前も兄貴なら妹の幸せを願ってやれよ」
リヴァイヴ「願いたいけど…やっぱり嫌なんだよ…
頭ではあいつの側にいるのがアニューの幸せだって事は僕にも分かってる…
でも…どうしても感情が追い付かないんだよ…」
頭ではあいつの側にいるのがアニューの幸せだって事は僕にも分かってる…
でも…どうしても感情が追い付かないんだよ…」
録音inデュナメス「…まあ、いつも一緒だった妹が自分から離れるのは寂しいだろうな」
リヴァイヴ「………そっか。寂しかったんだな、僕は………」
リヴァイヴ「………そっか。寂しかったんだな、僕は………」
録音inデュナメス「今は寂しくても、それは時間が解決してくれるさ。だから…元気だせよ、お兄ちゃん!!」
リヴァイヴ「ちょ、あんたにお兄ちゃんって言われたくないから!」
録音inデュナメス「はははっ、それもそうか」
リヴァイヴ「………色々愚痴って悪かったな……ありがとう」
録音inデュナメス「気にすんなって。俺は昔はみんなの兄貴だったからな」
リヴァイヴ「………今でも十分みんなの兄貴だと思うけど(小声)」
録音inデュナメス「ん?何か言ったか?」
リヴァイヴ「さあ、気のせいじゃない?」
ヒリング「リヴァイヴがガンプラ相手に愚痴ってる……頭に春が来てるよね」
ブリング「余程疲れているんだろうなぁ…可哀想に…」
デヴァイン「むしろ憑かれているんじゃないか?」

ブシドー「よし、シャドーボクシングだ!」
ポニテ「電気の紐に打つべし、打つべし!」
ブシドー「今なら長谷川にも勝つる!!」
ポニテ「僕は栗生をブッ倒してくるよ!!」
匙「2人がボロボロになって帰ってきたんだけど…」
眼鏡「知らん」
デヴァイン「ええい、軟弱者め!ケアレスミスが多すぎる」
ブリング「…ごめん」
デヴァイン「足と内蔵は一緒に取れとあれほど…」
ヒリング「デヴァインもここの流通経路と出荷額が間違ってるよ~。まったく駄目ねぇ」
デヴァイン「ぐぬぬ…私もまだまだということか…」
リヴァイブ「僕も今年から狙ってみようかな」
ヒリング「あれ?リヴァイブも赤髪コンビと同じでまだだっけ?ヘヘーン。アタシはもう持ってるよ」
ブリング「…学力でヒリングに負けるなんて」
リヴァイブ「やはり得意分野だと力の入りが違うか」
刹那「お前らはさっきから人の家のキッチンで何をしている。そしてこの解体されたイカの山は何だ?」
ブリング「…知らないのか?」
デヴァイン「世間知らずにもほどがあるな。これだから人間は…」
リヴァイブ「まったく呆れるね。こんな奴らにはやはりアニューは任せられないな」
刹那「だから何の話だそれは!」
ヒリング「んもぅ!函館イカマイスター認定試験に決まってるじゃない!!」
刹那「そんな珍妙な資格など知るかーーーー!!!」
マリナ「ヒリングさん、イカはイカが?……なんちゃって、テヘ」

刹那「うーんうーん…マリリンがイカとはこれイカにーっ!?」
マリナ「刹那ったらこんなにうなされて…何の夢を見てるのかしら?」ナデナデ
ブシドー「駄洒落がいまいち冴えておらんな。イカんぞ青年」
刹那「うぅ~ん…イイカゲンにしろブシドー…」
リボンズ「イカ…、イカと言えば触手…、触手で捕縛…
マリリンに捕縛される刹那…、イカのように絡みついて暴れても離さない…
そして広がる刹那から出るイカの匂い…。フフフ…」
マリリンに捕縛される刹那…、イカのように絡みついて暴れても離さない…
そして広がる刹那から出るイカの匂い…。フフフ…」
リジェネ「リボンズがまた変な妄想して鼻血出してる」
ティエリア「今刹那がうなされながら鼻血出してたんだぞ!いい加減にしろ!」


刹那「大変だ!太陽の塔がブシドーに!」
眼鏡「こっちではくい○おれ人形がブシドーの顔になっている」
匙「グ○コのランナーがブシドーになってるよ!?」
ポニ「どうしよう…○頓堀から甦ったカー○ルおじさんがブシドーに…」
マリナ「あら、か○道楽の看板がブシドーになってるわ。ちょっと可愛いかもw」
刹那「くっ、ブシドーめ…マリリンが望むなら、俺はづぼ○やのフグになってみせる!」
眼匙ポ「「「やめたほうがいい」よ」」
ブシドー「うむ、浪速を満喫した!満喫したといった!」
マリナ「すやすや…」
刹那「マリリーン。。ってもう寝たのか? かわいい寝顔…ボタボタ」
眼鏡「ああ。今日マリナが洗ったばかりのシーツに早速血が…」
サジ「健全な血だからいいんじゃない??」
さて、ホワイトデーですがお刹那は何かお返しをするのでしょうか
刹那「おおおおお俺をプレゼントする!!!!」
刹那「マリリンにホワイトデーのお返しをしたい」
匙「……………それで?」
刹那「何をあげればいいのか分からん。教えてくれ!」
匙「死ね」
バキ ドカ ベキ
刹那「はぁ……何をあげたら良いんだろうか……」
眼鏡「(フフフ……悩んでいるな…悩め、悩むんだ。
そして、それを乗り越えた時お前はステップを一つ昇る事になる」
そして、それを乗り越えた時お前はステップを一つ昇る事になる」
刹那「んんん~~。ピッカリコ。そうだ!」
眼鏡「(おぉっ!」
マリナ「あら?お返し?」
刹那「うん。チョコレート美味しかったし…嬉しかったから…」
マリナ「私が好きであげてるから気にしなくても良かったのに……でも、ありがとう。ニコニコ」
刹那「お、俺も好きであげてるんだよ」
マリナ「それもそうよね、ふふ……あら、ガンプラ?」
刹那「RX-78-02のMGだよ」
マリナ「あーる……?」
刹那「ガンダムの凄い細かいプラモ」
眼鏡「(あの馬鹿は何をやってるんだ!」
マリナ「あの……刹那……きゃっ」
マリリンを抱きしめ、撫でる刹那。
マリナ「……刹那…ギュッ」
刹那「俺は何をあげて良いか分からなかったんだ…
で、マリリンが嬉しい事は俺も嬉しい。だから…きっと俺が嬉しい事は…マリリンも嬉しいんじゃないか、って……
自惚れ、独りよがりかも知れないけど……俺は…俺にはそれしか……
でも、ガンプラなんて貰っても嬉しくないよね…ごめん……」
で、マリリンが嬉しい事は俺も嬉しい。だから…きっと俺が嬉しい事は…マリリンも嬉しいんじゃないか、って……
自惚れ、独りよがりかも知れないけど……俺は…俺にはそれしか……
でも、ガンプラなんて貰っても嬉しくないよね…ごめん……」
マリナ「ううん。とても嬉しいわ」
刹那「気を使わなくても良いんだよ……」
マリナ「本心よ。あなたが私の事をそこまで考えてくれた事がとても嬉しいの。
だから、何を貰っても私は嬉しいのよ。ありがとう、素敵なお返しを……」
だから、何を貰っても私は嬉しいのよ。ありがとう、素敵なお返しを……」
刹那「マリリン……ありがとう……君は……優しい女(ひと)だね…」
マリナ「刹那が優しいから私も優しくなるの…人は鏡のようなものなのよ…」
刹那「マリナ……」
マリナ「ソラン、もう少しこうしていていいかしら…その後は一緒にガンダム、作りましょ?」
刹那「うん…そうしようか、マリナ…ギュッ」
眼鏡「……やれやれ。見てるこっちが暑くなってくるな」
眼鏡「で、お前らは何をしている」
匙「ルイスにホワイトデーのプレゼントを」
ポニテ「クジョウにホワイトデーのプレゼントを」
眼鏡「バレンタインには相手から貰ったのか?」
匙ポ『(無視)いやー、喜ぶ顔が今から楽しみだな!』
ブシドー「ぬ、カタギリと匙が見当たらないがどうした?」
眼鏡「気にするな。決死隊に志願したようなものだ」
眼鏡「ブシドーはホワイトデーには何かしないのか」
ブシドー「無論、聖なる白き祈りをささげるこの日にはRX-78-2を私も組み立てる」
眼鏡「予想通りだな」
ブシドー「青年とマリリンと一緒に組み立てようかと思ったが、それも野暮かと思ってな。
自室に引っ込むと・・・おいティエリア?どうしたんだ慌てて窓際まで駆けて行って・・・」
自室に引っ込むと・・・おいティエリア?どうしたんだ慌てて窓際まで駆けて行って・・・」
刹那「マリリン、雪だ・・・」
マリナ「まあ、今日は雨の天気予報だったのに」
刹那「ホワイトクリスマスならぬ、本当のホワイトデーだな」
マリナ「うふふ、きっと神様が、私達にサービスしてくれたのね・・・」
刹那「ああ、そうだな・・・」
録音inデュナメス「家の中が桃色過ぎたんで避難してきた」
刹那「だからって何故うちに来る・・・」
マリナ「ゆっくりして行って下さいね。ニコニコ」
刹那「まあ、喪男二人が消えたんだしカッコイイ方のロックオンなら構わんが」
録音inデュナメス「悪いな、もう少ししたら戻るから」
刹那「ああ、ライルとアニューにもよろしくな」
録音inデュナメス「ああ、言う事もあったからついでに伝えておく」
刹那「言う事?なんだ?」
録音inデュナメス「もう少し揺れの少ないベッドを買うように」
刹那「!?」
マリナ「?」
ヒリング「リボンズー、指示通りリヴァイヴは押入れに入れておいたよー」
リボンズ「ご苦労様。ちゃんと当身で気絶させるのも忘れなかったかい?」
ヒリング「へへー、ばっちり」
リボンズ「最中に金目なんか使われたら流石にライルもへこむだろうからね」
リジェネ「珍しく優しいね、リボンズ」
リボンズ「ふふ、後で落ち込むリヴァイヴも面白そうだ」
リジェネ「相変わらず惚れ惚れするような鬼畜だね、リボンズ」
リボンズ「光栄の極みだよ」
刹那「お前はホワイトデーに思うところはないのか?」
眼鏡「今日はエア彼女達とイベントたちまくりだ。問題ない」
刹那「お前もう革新しちゃったんだな、後光が見えるようだ」
眼鏡「ありがとう、褒め言葉だ」
録音inデュナメス「俺はカッコイイほうのロックオンか?」
刹那「そうだ、ライルはカッコワルい方のロックオンだ」
録音inデュナメス「弟よ…」
録音inデュナメス「刹那…流石に『カッコ悪い方』は止めてやってくれないか?弟だって頑張っているんだ」
刹那「…そうだな、すまない。ではあっちは『ガンダムじゃない方』で」
録音inデュナメス「へっ?」
刹那「で、こっちは『ガンダムな方』のロックオン」
録音inデュナメス(なんだか余計傷つけてしまいそうだな)
刹那「しかし『ガンダムじゃないロックオン』は俺が背中を狙い撃とうとしているんだ。
どうにかならないか?『ガンダムな方のロックオン』」
どうにかならないか?『ガンダムな方のロックオン』」
録音inデュナメス「う~む、俺も出来るだけ説得してみるよ」
リボンズ「最近」
リジェネ「ガンプラに」
ブリング&デヴァイン×108「相談事を持ちかける奴が多いな」
ヒリング「流行ってんの?」
リヴァイブ「…………」押し入れの中で昏倒中
刹那「『ガンダムなロックオン』デュナメスもかっこいいガンダムの名前だな」
録音inデュナメス「もう四年前の旧型だぜ?」
刹那「ケルディムは最先端のガンダムだが、中の人はガンダムじゃな…」
録音inデュナメス「わかったから皆まで言うな!」
刹那「顔は良くても暴れん棒じゃ…」
録音inデュナメス「あーあーあー聞こえない、聞こえない!
(ガンプラになってまで胃が痛くなるとは思わなかったぜ)」
(ガンプラになってまで胃が痛くなるとは思わなかったぜ)」
刹那「そうそう昔はガンダム・マイスターになるには容姿は関係なかったんだな」
録音inデュナメス「今日のお前は爆弾発言ばかりだぞ、どうしたんだ?」
刹那「何故だろう、そう言ってみたい気分なんだ」
リボンズ「く、僕が一番ガンダムをうまく扱えるんだ!ギリギリギリ」
ライル「兄さんよ」
録音inデュナメス「どうした弟よ」
ライル「兄さんはみんなから信頼されていて羨ましいですねー」イジイジ
録音inデュナメス「ああ…ついに恐れていた事が…」
ライル「どうせ俺なんて、カッコ悪くてガンダムじゃなくて
顔が良いだけが取り柄の男ですよー」ウジウジ
顔が良いだけが取り柄の男ですよー」ウジウジ
録音inデュナメス「………そういう事を自分で言うからダメなんじゃないかな」
リボンズ「何を隠そう、アニューを裏で操ってライルとくっつけたのはこの僕なんですよ」
録音「な、なんだってー!」
リボンズ『ねぇライル、私のことどう思ってるの?』
録音「そ、そのセリフはライルがリターナーさんと付き合おうと決心した時の…!という事はマジなのか」
リボンズ「ふ…アニューの天然とライルの無惨の組み合わせは見ていて愉快だからね」
リジェネ「小姑みたいな兄というオプションもいい味出してるね」
ビリー「神様仏様リボンズ様!どうか僕とクジョウをくっつけてください!!」ズササー
録音「スライディング土下座だと!?こいつ、ただもんじゃねえぞ!」
リボンズ「…君は君のままが一番だよ、喪神様」
ビリー「ちっくしょおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
リント「コーラサワー君、先月はよく頑張ったので特別ボーナスです」
コーラ「イヤッフー!大佐の愛がこもったチョコのおかげだな!!」
カティ「愛はこもってないぞ」
リント「明日からはマネキン君が頑張ってくれると期待してますよ」
カティ「………は?」
マリナ「今日はありがとう、刹那。素敵なお店のディナー…本当に嬉しかったわ」
刹那「いや、俺は普段からもマリリンに沢山貰ってるし」
マリナ「ふふ、私に出来るのはごちそうを作る事くらいだし」
刹那「ごちそうもだが…そうじゃない!」
マリナ「え?」
刹那「あ、あっ、あ…(ブシュッ)愛情をだ!」
マリナ「刹那…(フキフキ)」
刹那「俺はなかなか愛情をカタチで表せないから…!今日くらいは(ブシュッ)表したいんだ!」
マリナ「刹那…(フキフキ)、馬鹿ね、ずっと側に居てくれるだけで私は幸せだから…(ギュッ)」
刹那「!!(ブシュッ)」
マリナ「いいのよソ…刹那」
刹那「(マリリンの胸があた、当た…密着してるううう!)ブシャアアアアアア!!」
マリナ「刹那」
刹那「ふぁい」
マリナ「くすっ。鼻血出すところも大好きよ。家に着いたら体きれいにしてあげるわ」
刹那「ふぇっ…?(マリリンが俺の躯をき…れ…い………にヒッ!?)」ブシャアアアアアアシャアアアアアア!!
マリナ「刹那?刹那っ!?誰か、誰かああ!」
マリナ「はい、刹那。お風呂が沸いたからこっちに来て?」
刹那「はひ!!!!!!」
マリナ「ふふ、まるで子供の頃を思い出すわね」
刹那「……そうだね」
マリナ「お父さんやお母さんと一緒にお風呂に入って…あの頃は楽しかったな……」
刹那「マリリン……うっ…」
マリナ「でも。私は今が一番楽しいわ。刹那が側に居てくれるもの……」
刹那「………」
ぷかぁ
マリナ「刹那!?刹那ーーーー!!!!!!!!」
眼鏡「やれやれ。水着で入るマリリンもマリリンだが、刹那もいい加減慣れて欲しいな。
折角のマリリンの告白を聞けていないじゃないか、君は」
折角のマリリンの告白を聞けていないじゃないか、君は」
眼鏡「しかも風呂は血の池地獄だ」
ポン、ザー、ゴシゴシ風呂を洗って湯を入れ替える。
眼鏡「ふふ、我ながらナイスフォロー」
アニュー「ライル、お昼ご飯は何が食べたい?」
ライル「アニューが作ってくれるなら何でもいいよ」
アニュー「それじゃあ……芋ヨウカンにしようかな」
ライル「芋ヨウカン!?」
アニュー「うん。サツマイモと寒天と砂糖があれば簡単に出来るのよ」
ライル「へぇーそうなんだー…」
アニュー「あっ、そうだ!たくさん作って皆さんにもお裾分けしよっと♪
ライル、サツマイモの皮を剥くのを手伝ってくれる?」
ライル「……よっしゃ、任せとけ!!なんぼでも剥いてやらぁ!!」
アニュー「ありがとう、美味しい芋ヨウカンを作ろうね」
ライル「ああ!(腹が減ってるけど、アニューの手作り芋ヨウカンの為なら我慢できるさ)」
マリナ「何でもいい、って言うのが一番困るのよね……」
ソーマ「それでいて、嫌いな物を出したら文句を言われますからね…だったら何でも、なんて言うなよと!」
アニュー「でも『きみの作る料理は何でも美味しいから、何でもいいよ』とも取れますよね」
ソーマ「それもそうか……」
マリナ「まぁ、私は美味しく食べて貰えたらそれでいいのよね」
アニュー「それが一番ですね」
マリナ「ようかん食べない?刹那」
刹那「和菓子をもってくるマリリンもいいなぁ~~ボタボタ」
眼鏡「ぜひ着物をきて峠の茶店でおだんごを運んできてほしいものだ」
リボンズ「よくわかってる!」
リヴァイヴ「トランザムで更にアニューへの愛が加速する!フハハハ!」
ライル「なぁアニュー?なに飲む?酒、ジュース?あ、コーヒーか?」
アニュー「うぅ~ん、コーヒーにするわ」
リヴァイヴ「僕はオレンジジュース!果汁100%のものを」
ライル「………」
アニュー「ライルはなに頼むの?」
ライル「あ~…ジャーマンポテトとポテトピザかな」
リヴァイヴ「僕はイカめし」
アニュー「………」
マリナ「うーんうーん…」
刹那「どうしたんだ、マリリン」
マリナ「あのね、ずっと気になってる事があって
ずっと聞きたかったんだけどね…」
ずっと聞きたかったんだけどね…」
刹那「?」
マリナ「トランザムの時に『トランザム!』と言うのは
ご飯の時に『いただきます』と言うようなものなの?」
ご飯の時に『いただきます』と言うようなものなの?」
刹那「!?……それはちが………わないかも………」
眼鏡「ゲッターロボもゲッタァァァァァァビィィィィィィィィィィィム!!!!!って叫ぶだろう?
ガンダムでもドモンや東方不敗は技の名前を叫んでいる」
ガンダムでもドモンや東方不敗は技の名前を叫んでいる」
マリナ「そうね」
眼鏡「つまりはそういう事だ」
ポニテ「…フフ、フフフ…」
スメラギ「な、なによビリー。気色悪いわね…」
ポニテ「君、僕を酔わせて買い物したね?カードの請求額が凄いことになってるよ…」
スメラギ「し、知らないわよ。そんなの!」
ポニテ「…もう君は信用できない。…僕には模型子ちゃんしかいないんだ…」
模型子「ふぅ、結局再登場なし。ってか堕ちたのかも。…モブの宿命かな…」
