刹那「…いよいよ明日だな」
ラッセ「あぁ。腕がなるぜ」
リボンズ「フフッ、まさに運命だよ」
ブシドー「…ムムム!我がスサノオは下旬。遅れをとるとは一生の不覚!」
アニュー「あ、あの…今から店先に並ばれても困るんですけど?」
模型子「お昼過ぎには並べますし、予約者の方々には優先して出しますから」
ブシドー「…そ、そうか。流石に0時から販売はせんか。またもや不覚!」
ラッセ「有給まで取ったんだがなぁ、焦りすぎちまったか」
リボンズ「僕もだよ。運命とは残酷だね」
刹那(…しまった!会社があるんだ…俺はガンダムにはなれない…)
アニュー「予約しているのはブシドーさん、ラッセさん、リボンズかしら?」
模型子「あ、はい。この辺りはあまりガンプラは広まってないみたいですね」
アニュー「…今度店長にガンプライベントでも提案してみようかしら」
模型子「ポニテさんも凄くお上手ですし、良いと思います!」
アニュー「ありがと。後で計画でも立ててみましょ」
模型子「お手伝いしてもいいですか?」
アニュー「ふふ、勿論よ」
リリリリ
アニュー「もしもし、模型店ラグランです…はい、予約ですか?はい、大丈夫です。ではお待ちしています」
模型子「知っている人ですか?」
アニュー「あ、うん。マリナさんだったわ。刹那くんが会社だから代わりに自分が…って」
模型子「まさに内助の功ですね」
眼鏡「良かったのか?」
マリナ「刹那は毎日頑張っているから…私も何かしてあげたくてね」
眼鏡「……お刹那に過ぎたる物が二つあるな。
マリナ・イスマイールに純粋種だ」
マリナ・イスマイールに純粋種だ」
アレハン「明日はえんじぇぅのOガンダムのメーカー出荷日だという」
アレハン「いつも仕事を頑張っているリボンズにプレゼントだな。月末にはヒリングに。フフフ」
リボンズ「明日が楽しみだよ。僕は四つ予約したのさ」
リジェネ「四つ?パチ組み用に改造用、予備とあと一つはなんだい?」
リボンズ「勿論鑑賞用さ」
リボンズ「ラッセ君、瞬着取ってよ」パチンパチン
ラッセ「ほらよ」つ
リボンズ「ありがとう」チュー
ブシドー「む、刃の切れ味が落ちた。早速替えねば」
ラッセ「ふぅ~完成だぜ。俺のOガンダム」
リボンズ「なかなかやるね。でも、僕も負けてないよ?」
ラッセ「へへっ、やるじゃねぇかよリボンズ…いや、ボン坊」
リボンズ「…ボ、ボン坊…?フッ、なかなかいいセンスじゃないか。嬉しいよラッセ君」
マリナ「可愛いあだ名ね、ボンちゃん」
リボンズ「フフッ、気に入ったよ」
ブシドー「ガンプラだけなら誰にも負けん!負けんと言った!」
ラッセ製Oガン、リボンズ製Oガン
ブシドー「…グヌヌ!負けていられん……せ、接着を…うぉっ!?接着剤が褌にコボれた!」
留美「ボンちゃんといえば独眼竜梵天丸ですわね」
ネーナ「また懐かしい漫画を……」
留美「黙りなさい、小娘!ユッキーは最高ですのよ!」
ネーナ「でもあれ、既婚でさんじ……」
留美「ギロッ」
ネーナ「ごめんなさい」
留美「全く……あんな筋肉達磨とリボンズ様を一緒にするなんて…万死に値しますわ!」
ネーナ「アタシは優しいし、結構好きですけどね~」
刹那「…エクシア…Oガンダム…」カタカタ
イオリア「セイエイ君、ブレゼンの資料はまだなのかね?」
刹那「…もう少しです」カタカタ
イオリア「さて私は曹丕を組むとするかな」
刹那「………」カタカタ
イオリア「…おや、パテを切らしてしまったか。これは参った」
刹那「……」カタカタ
イオリア「仕事はこれくらいにして模型店に行こうか、セイエイ君」
刹那「…しゃ、社長…お供します…」
イオリア「うんうん」
ブシドー、お前の出番は18日のスサノオが本番だろ!
ヒリング「そして、25日にはアタシのガラッゾ!」
リヴァイヴ「更に8月には僕のアニューのガッデス!」
リボンズ「とりを飾る僕のリボーンズガンダムは9月発売。フフフ、ついにイノベイターの機体が集結するよ…!」
アニュー「ご購入の際は是非うちの店をご贔屓に♪
デヴァイン「…私は悲しみに震えている…エンプラス発売可の能性の薄さに…」
リジェネ「何だよ、リボンズ…ズルイよ。僕だって髭の生えたMSとかで暴れたかったよ…」
赤「トランザム…」
ブリング「(オロオロ)…空気が…重い…」

イオリア「セイエイ君!もう一軒!もう一軒行こ!」
刹那「流石社長~!分かっれる!次はろんな店れすか~?」
イオリア「古くからの模型店でね、スケールモデル中心だか掘り出し物もあるぞ!」
刹那「HGガンダム!?」
イオリア「あるかもしれんぞ~!積み上げられた山からお宝を探す。これも模型の楽しみだ!」
刹那「フハハ!社長~ガンプラ買いすぎれもう持れまへん~!」
イオリア「まらまら~!背中に背負っていくのら~!ワハハハ!」
刹那「うぅ~ん、ガンプラに酔ってひまっは…」
イオリア「うぅむ…眠くなってきた…」
刹那「ほほでれましょう(ここで寝ましょう)zzz…」
イオリア「zzz…」
マリナ「……刹那、遅いな…」
眼鏡「まだ帰ってないのか?」
マリナ「えぇ…連絡も無くて…最近はしっかりしてるから大丈夫だと思うけど…」
眼鏡「ん、食べないのか?御飯が冷めるぞ」
マリナ「でも、今日は二人で食べたいし…」
眼鏡「そうか…あまり無理するなよ」
マリナ「……まだかな…御飯、完全に冷めちゃった…」
マリナ「……もしかして何かあったんじゃ……ピポパ」
ジニン『もしもし』
マリナ「あ…夜分に申し訳ありません」
ジニン『いえいえ。市民を守るのが本官の仕事ですから。どうかしましたか?』
マリナ「では、今夜事故とかありませんでしたか?喧嘩とか……」
ジニン『いいえ。今夜は平和ですよ……探し人ですか?』
マリナ「あ…いえ…お気になさらず。お仕事、頑張って下さい」
マリナ「帰ってこない…どうしたの、ソラン……?グスグス
私……一人になってしまうの…?そんなの嫌……もう嫌……グスグス」
私……一人になってしまうの…?そんなの嫌……もう嫌……グスグス」
刹那「…zzzz…」
刹那…刹那…ソラン…ソラン…。
ピキィーンッ!
刹那「はっ!呼んでいる…マリリンが俺を…こうしてはいられない! 社長、イオリア社長!」
イオリア「zzzz…人類は…目覚めなければならない…のだから…ハッ!……むっ、ここは…」
刹那「社長。我々はガンプラに酔って路上で眠ってしまったようです。
時間も時間でマリリ…マリナ・イズマイールが心配と思います。
申し訳ありませんが、私はここで失礼させて頂きたいのですが…」
時間も時間でマリリ…マリナ・イズマイールが心配と思います。
申し訳ありませんが、私はここで失礼させて頂きたいのですが…」
イオリア「…そうか。随分とつき合わせてしまったな。
路上で眠てしまうほど酔わせてすまなかった。
今すく帰宅するがいい。今の君ならばトランザムで量子化できるからな」
路上で眠てしまうほど酔わせてすまなかった。
今すく帰宅するがいい。今の君ならばトランザムで量子化できるからな」
刹那「ありがとうございます。では、失礼します…トランザムッ!!(ぴゅん!」
イオリア「…さて、私はタクシーでも拾うとするか…ガンプラの山も私の方で預かろう。
…純粋種といえども、これをもって帰れば戦争は免れまい…」
…純粋種といえども、これをもって帰れば戦争は免れまい…」
刹那「す、すっかり夜が明けてしまった……」
ガチャ
ガチャ
刹那「マリリン、激怒してるだろうなぁ……」
ガラ
ガラ
刹那「すわ、かかって……ん?」
マリナ「すぅ…すぅ……」
刹那「……はぁ……ん、涙の…跡?」
マリナ「ソラン…私を…一人に……ポロポロ」
刹那「………」
マリリンの涙を指で掬いとる刹那。
肌に触れられたからか、目を覚ました。
マリナ「むにゃ……あさごは……ん!?」
刹那「あ、あの……ただいま……」
マリナ「………」
気まずい空気が場を支配する。
刹那「あの……昨日は……その…ご、ごめ…」
マリリンは謝ろうとする刹那の胸に飛び込む。
顔を埋め、服を引っ張り、体はかすかに震えていた。
マリナ「……った…」
刹那「え?」
マリナ「よかった…無事に帰ってきてくれて……
私、刹那に何かあったんじゃないかと思って…
よかった…本当によかった……」
啜り泣くマリリンを優しく抱きしめる。
まだ風呂にも入っていなかったのだろうか、かすかに女の匂いがする髪を撫で付ける。
刹那「ごめんなさい…心配かけて……」
マリナ「ううん、刹那が無事なら私……」
刹那「遅くなる時はこれからはきちんと連絡するよ…」
マリナ「うん……お帰りなさい、ソラン」
刹那「ただいま、マリナ」
リボンズ「……ちっ、しゅらばになるかと思ったんだけどね」
リジェネ「僕は雨降って地固まると思うけどね」
リボンズ「勿論じゃあないか…僕はそれが楽しみなんだよ…後で何か仕入れてあげるとしよう」
眼鏡「これは…!」
ポニテ「いつになくシリアスなムードだねぇ…」
匙「とりあえず今は寝たふりしようか…ブシドーは?」
眼鏡「陽が昇らぬうちに農作業に出たようだな…」
眼・匙・ポ「「「よかった…ほんっとっーーによかった!!」」」
チュン チュン チチチ…
ブシドー「は、はくしょーーい!!ズズ…風邪か?私とした事が…大分陽が昇って来た…そろそろ朝食の時間だな」

マリナ「ハラハラ…」
刹那「く…一点が遠い……」
セツニャ「おれがFWなら11人抜きしてるニャ!監督は俺をよぶニャ」
マリリス「セツニャくんはまだ未成年だからむりだよ」
セツニャ「無念だニャ……だけど、きっといつかウズベキスタン代表になってみせるニャ!」
マリリス「その意気だよ」
セツニャ「ワールドカップの決勝にマリリスを連れていく。約束する」
マリリス「セツニャくん…ありがとう」
マリナ「ふふ、何を話してるのかしらね」
刹那「たわいない事じゃないかな」
ブシドー「むう・・・塗料がなくなった!!塗料がなくなったと言ったッ!!」
(ビクッ)匙・眼鏡・刹那「「「・・・・・・」」」
ブシドー「カタギリは不在か、ならば呼ぶ価値も無し!」
刹那(それはさすがにひどいんじゃ・・・)
匙(そういえばいないなクソポニ)
眼鏡(ここにいないのなら、あそこにいるだろう・・・)
匙・眼鏡・刹那「「「ん?」」」
ブシドー「いざ参らん!模型屋へ!」
グイッ 刹那「ちょっと待て、どうして『塗料がなくなった』が」
眼鏡「ポニテがいないにつながる」
ブシドー「なぜか知らぬが、こう言うとカタギリは塗料を買いにいってくれるのだ」
刹那(ブシドーに使われてるポニテ・・・哀れ・・・でもどうして?)
匙・眼鏡(模型子に会うためか!))
スッ 匙「僕が買いに行ってあげるよ(ニタア)」
ブシドー「かたじけない、コレと・・・コレを5個ずつ所望するッ!」
匙「わかった、いってくるよ(ニッコリ)」
―模型店―
匙「(キョロキョロ)ポニテはいないか・・・塗料は・・・コレだな、買ってさっさと帰ろう」
模型子「何かお探しですか?」
匙「(この娘!)ええ、城プラで何かないかな・・・と」
模型子「それでしたら・・・そちらの棚です!」
匙「こんなに!あれもいいなあ、これもよさそうだなあ」
模型子「ええ、こちらはですね・・・」
ポニテ「せ、先客がいる!(ササッ)あれ、どうして僕隠れたんだろう?」
~一時間経過~
ポニテ「まだいる・・・僕は・・・いつまで待てば・・・もう帰ろう(トボトボ)」
ガラッ 匙「ああー久し振りに来ると楽し・・・」
ヒュッ スポッ
匙「フリスクッ!(バタッ)どうしてそこに・・・」
匙・???(どうしてそこにいるんだ/の!!)
ポニテ「ただいま…」
マリナ「あら、おかえりなさい。……何かあった?」
ポニテ「ん、ああ、いやなんでもないさ。少し野暮用でね…うん」
刹那「ティエリア、ポニテの奴…」
眼鏡「ああ。全く分かりやすい男だな」
ブシドー「それはそうと沙慈はどうしたと言った!私は我慢弱い…!」
匙「た、ただいま…あ、ブシドー…はい、これ…」つ塗料
ブシドー「う、うむ御苦労。しかし…」
ポニテ「どうしたんだい!?その顔…」
マリナ「まあ…いったいどうしたの?いま傷薬持ってくるわ…」
匙「うん、ちょっとそこでネコに襲われて……ハハ」
刹那「ティエリア…」
眼鏡「わかっている。何故そうなったかは知らんが」
刹那「喧嘩か……」
マリナ「喧嘩する程仲が良い、って言うわね」
刹那「………(って事は俺とマリリンはまだそこまでの仲じゃない!?」
ずーん
ずーん
マリナ「せ、刹那…大丈夫?スリスリ」
刹那「俺は…ガンダムになれない……」
刹那(喧嘩をすればもっと仲良くなれるんだろうか…マリリンと喧嘩…くっ!」
ティエリア「君は勘違いしている」
沙慈「喧嘩すれば仲良くなれるわけじゃないよ」
ビリー「喧嘩しないにこした事はないんじゃないかな」
刹那「人の心を読むな!」
三人「「「いや、声に出てたから!」」」
刹那「……と言う訳なんだ。マリリンは大抵の事は許してくれる…俺は(ry」
アレルヤ「へ、へぇ…贅沢な悩みだね。でも僕は匙君の気持ち少しわかるなぁ…マリーといい雰囲気になるといつもソーマ・ピーリスが…」
ライル「あーわかるぜ…アニューもあれで結構怒りっぽいしな…この前なんかちょっとおっぱいの話しただけでよ…」
刹・アレ「………(バカだ。バカがいる…」
イアン「おいおい、何を話してるのかと思えば…若いなお前らもwワシもいまだにささいなことで喧嘩なんかしょっちゅうよ
大体昔から夫婦喧嘩は犬も食わないって言ってだなあ……」
大体昔から夫婦喧嘩は犬も食わないって言ってだなあ……」
刹那(犯罪…)
アレルヤ(犯罪ですよ…)
ライル(エロ親父…)
イアン「な、何だよその目は…!」
イオリア「フフ…イアン君もまだまだ若いな。わしにはもう遠すぎてはっきりとは思い出せんわい…」
何時の間にか匙とルイスは寄り戻したみたいだけど、
どこまでいってんだ?お刹那よりは進んでるんだろうか?
匙「ど、どどど【はぷてぃ】ちゃうわ!!!!!!!!」
アニュー「ねえ模子ちゃん?」
模型子「はい、何ですか先輩?」
アニュー「ポニテさんのことなんだけど、この際あなたから告白しちゃえばいいじゃない。ほら、あの人優柔不断そうだし
そこをスメラギさんにつけ込まれてるんじゃ…好きなんでしょ!?ポニテさんの事……」
そこをスメラギさんにつけ込まれてるんじゃ…好きなんでしょ!?ポニテさんの事……」
模型子「はい…好きですよ…でも…」
ブシドー「話は聞かせてもらったぞ愛弟子よ。よし、ここは一つ私が奴に……」
模型子「やめて下さい!いくら師匠でも…それは……許してください…私も勇気がないのは分かってます…
でも、ポニテさんの気持ちを聞くのが怖くて…私…あの人の替わりは嫌なんです…!」
でも、ポニテさんの気持ちを聞くのが怖くて…私…あの人の替わりは嫌なんです…!」
アニュー「……ごめんね」
模型子「いえ、いいんです。ポニテさんの気持ちが聞けるまで私、待ちますから!」
ブシドー「すまん。いらぬ世話であったな…(カタギリ…貴様何時まで…!」
スメラギ「こんにちはー」
アニュー「スメラギさん!?」
模型子「どうして…ここに…」
スメラギ「やぁーねぇー、そんなに固くならないでよ。これ、頼まれたんだけど?」つメモ
アニュー「あ、はい!すぐに用意します…えーと……」
スメラギ「…ねぇ」
模型子「…何ですか?」
スメラギ「この間のことは悪かったわ…個人的にむしゃくしゃしててつい…その、ごめんね…」
模型子「…いいんです。そんな事…それより私…」
スメラギ「ん、何?」
模型子「私、負けませんから。必ずポニテさんの事振り向かせてみせますから!」
スメラギ「な、何を言い出すかと思えば…ば、バッカじゃないの!?そんなに欲しけりゃあんたにあげるわよあんなモノ!」
模型子「あげるって…!ポニテさんは物なんかじゃありません!もう許せない…絶対負けませんから!」
スメラギ「下手に出れば…小娘の分際でナメた口聞くじゃないの……上等だわ…!」
ブシドー「あいや待たれよご両人!少し頭を冷やされよ…それはそうとクジョウ殿…その歳で『つんでれ』は頂けぬかと」
スメラギ「な///アンタにだけは言われたくないわよ、変体仮面!そろって私を小馬鹿にしてぇーー!!」
ブシドー「ハハハハ…かまをかけてみたつもりが図星であったか!然らば!」
スメラギ「待ちなさいよこのお面野郎ーー!」
アニュー「待ってくださいスメラギさーん!お品物をー!」
模型子「はぁ…言っちゃった…はは、腰が抜けちゃって立てないや……」
スメラギ「ハァハァ…逃げられた…!まったくビリーもなんであんな奴と……あたし、何してんだろ…カッコ悪…」
スメラギ「ビリーはねっ、おっぱいさえあればいいのよっ、おっきなおっぱいっ
あげるわよ、こんなおっぱい!」
あげるわよ、こんなおっぱい!」
ポニテ「いくらなんでも飲み過ぎだよ…」
匙「ギリギリ…フられちゃえよポニテ」
眼鏡「…フッ、サポートのし甲斐があるというものだ」
刹那「俺も手伝おう。…俺が、サポーターだ」
スメラギ「………#」グビグビ…
ルイス「………#」ボリボリ…
ルイス「………#」ボリボリ…
小熊「な、何かあの二人最近機嫌悪くないですか?」
リント「弱りましたね。店の二枚看板があれでは…」
コーラ「ハーイお二人さん!何があったか聞かないが、あんまり眉間にしわ寄せてちゃいいオンナが台無しだぜ!?
客商売なんだからスマイルスマ…」
客商売なんだからスマイルスマ…」
スメ・ルイ「「うるさい!黙ってろ炭酸!!」」バキッ!!
コーラ「何で俺ーー!はぷッ!」
カティ「貴様らよくも人の亭主に…そこに直れ。修正してやる…!」
ワーワー!ギャーギャー!!
リント「へあぁ…!胃が痛くなってきました…この場は任せましたよ…」
小熊「え!?ちょっ店長…!」
ポニテ「え…都合により本日休業します…?せっかく久しぶりにきたのに残念だねぇ…帰ろうか」
匙「うん…そうだね…どうしたんだろ?」
スメラギさんは実際はビリーより五歳も下な訳なんだが
模型子もアッキーナの髪型をしたモブキャラだから年齢は分からないよ
もしかしたらポニテより年上だったりして
模型子「………」
アニュー「だ、大丈夫よ…流石にそれは…多分…」
ミレイナ「アッキーナと同い年だと思うですぅ!」
イアン「ほぅ、若いなw」
リンダ「…ゴホン!」
イアン「ひっ、ひぃいぃ~!許してくれぇ~!」
ポニテ「ババァ、結婚してくれ!」
ブシドー「何だ、いきなり」
ポニテ「いや…何か『降り』てきたんだよ」
ブシドー「そうか。しかし、女史にババァは禁句だぞ」
ポニテ「分かってるよ……君が珍しいね?」
ブシドー「おばあ様、と呼ばなくてはならん」
ポニテ「いつものブシドーで安心したよ」
お刹那「相手が年上だろうと年下だろうと好きになったら関係ない。
ただその人の心を一すじに愛するんだ。それが恋愛というものじゃないのかポニテ」
ただその人の心を一すじに愛するんだ。それが恋愛というものじゃないのかポニテ」
ポニテ「刹那・・ヘタレだと思ってたのにいつの間にか成長してたんだね」
お刹那「俺は今もヘタレだ。だがマリリンを愛する気持ちに迷いは無い」
ブシドー「男の道は一本道。一本道と言った!キラキラキラ」
ポニテ「ああ!刹那とブシドーの「真っすぐな瞳」が心に刺さる気がするっ」
ネタマンガばりに瞳からキラキラ星を出してるブシドーを幻視したw
刹那は金目でなおかつ金色の粉がきらきらしている訳ですね
アレハン「金目で金粉がバースト!? 私とお近づきになろう、ニューえんじぇう~!」
刹那「俺に触れるなぁ! 気色悪いオッサンが!」
リボンズ「ムッ、…元祖エンジェルはこの僕、リボンズ・アルマークだよ」
リヴァイヴ「……普段あんな扱い方しておきながら…リボンズってツンデレなんですか?」
リジェネ「ツンデレツンデレ」
イオリア「…うちの会社はそんなに知名度が低いのかね…」
刹那「社長!そんなことよりガンプラを組みましょう!さあ!」
イオリア「バッカモーン!!……む、Hi-νは明後日か、私好みに作り上げてみせようぞ」
刹那「…買い物に付き合えば俺の分も買ってくれるかもしれない」(…社長、お供します)
イオリア「………」
イオリア「せっちゃんよ。パチンパチン」
刹那「何ですか、社長?パチンパチン」
イオリア「マリナ女史とまだ結婚式は挙げんのかね?パチンパチン」
刹那「ブッ!! パチン、ブシャー」
イオリア「同衾しており、両想いなのだろう?結婚しない理由は無いではないか。ゴリゴリ」
刹那「痛っつ……は、はぁ…金銭的な問題もありますので…パチンパチン」
イオリア「祝言代わりに給料を上げてもいいぞ…ゴリゴリ」
眼鏡「ぬっ!社長…中々やる!」
眼鏡「本編限りの話だが、実のところ死人は生き返ってないそうだ」
ブシドー「どういう事だ?」
眼鏡「僕やリジェネは元々はイノベイトで、残念ながら人とは違う構造ももっている。
よって肉体が死亡に相当するダメージを負っても、すぐに完全なる死を迎える訳ではないのだ。
自分や他のイノベイトの身体を調べた訳ではないのだが、ヴェータによると脳にバックアップのチップがあるらしい」
よって肉体が死亡に相当するダメージを負っても、すぐに完全なる死を迎える訳ではないのだ。
自分や他のイノベイトの身体を調べた訳ではないのだが、ヴェータによると脳にバックアップのチップがあるらしい」
ポニテ「そこにバーストによる過剰なGN粒子が散布された事によって、
ヴェータに遠距離リンク出来るぐらいに通信のやりとりが可能になった訳か」
ヴェータに遠距離リンク出来るぐらいに通信のやりとりが可能になった訳か」
眼鏡「まず、リボンズにリンクの断絶をされてないリジェネが入りこみ、
リボンズのヴェータにリンクする権利を剥奪し、僕のアク禁を解除した。
そこに僕も乗っかってヴェータに入り込んで一部になったというのが真相だ」
リボンズのヴェータにリンクする権利を剥奪し、僕のアク禁を解除した。
そこに僕も乗っかってヴェータに入り込んで一部になったというのが真相だ」
匙「でも、ルイスの場合は?ラッセさんだって限界が来て死んじゃったんじゃ…」
眼鏡「人が一瞬脳波を停止したぐらいで完全に死亡する訳ではない。
心臓もしかりだ。GN粒子の侵食進行がストップすれば、細胞が活発化して生命を再生するだろう。
バースト効果により周囲の人々の心も聞こえるし、ルイスの場合は何より君がいた。
バースト中は精神的支えになって、一時的に生命の活発化を起こっても不思議ではない。
ラッセにしても、心とは裏腹に身体がついてこれなくなっただけゆえ、
精神力がある内に自らの生命力で戻って来ただけだ。彼は誰よりも鍛えていたしな」
心臓もしかりだ。GN粒子の侵食進行がストップすれば、細胞が活発化して生命を再生するだろう。
バースト効果により周囲の人々の心も聞こえるし、ルイスの場合は何より君がいた。
バースト中は精神的支えになって、一時的に生命の活発化を起こっても不思議ではない。
ラッセにしても、心とは裏腹に身体がついてこれなくなっただけゆえ、
精神力がある内に自らの生命力で戻って来ただけだ。彼は誰よりも鍛えていたしな」
刹那「……ここでは冗談抜きで蘇生機能まであったら、どうすればいいんだ…?」
眼鏡「ポニテの蘇生にも使え。彼は残機があるのですぐに死なないが」
マリナ「何だか難しい話ね…ふぁ…」
刹那「マリリンが寝るから俺も寝る……」
眼鏡「この馬鹿ップルさんめ☆」
マリナ「刹那…さっきの話、難しかったから何か面白い話して……(ギュ」
刹那「そ、そうだなぁ……じゃ、こないだ社長とガンプラを買いに行った時の話だけど……」
マリナ「ふふ、イオリアさんと随分仲が良いのね」
刹那「最初は怖そうだったけど、実は気の良い爺ちゃんだったよ」
マリナ「余り仲良くなりすぎると……私、嫉妬しちゃうな」
刹那「マ、マリリン?」
マリナ「私の事も忘れないでね…(ギュ」
刹那「有り得ない事だ(何かいつもと様子が違うな……」
マリナ「……キス…して…お休みの……」
刹那「ブシャー……キ……ス……?」
マリナ「そう。『お休みなさい』って……」
刹那「え、と……お、おでこに……?」
マリナ「どこでも良いのよ…」
刹那「どどどどこでも!?」
マリナ「ん……」
目を閉じるマリリン。
マリリンの肩を抱く刹那。
マリリンの肩を抱く刹那。
刹那「……ゴクリ……お、おやすみなさい……」
何とかほっぺにキスをすると、そのまま鼻血を噴出して倒れた。
ベッドの白いシーツが血に染まる。が、瞬時に白地に戻る。
只<オレガトキヲトメタ…チマミレニサセルワケニハイカナイカラネ
ベッドの白いシーツが血に染まる。が、瞬時に白地に戻る。
只<オレガトキヲトメタ…チマミレニサセルワケニハイカナイカラネ
マリナ「……ちょっとやりすぎたかしら……ゴソゴソ」
マリリンは胸元から小さな本を取り出した。
表紙には『男をオトせる女の子の仕草百選 蒼月昇著』と描かれていた。
表紙には『男をオトせる女の子の仕草百選 蒼月昇著』と描かれていた。
マリナ「やっぱり……いつも通りの私が一番よね、刹那」
刹那の唇に優しくキスをすると、そのまま胸に顔を埋めながら眠りに落ちた。
幸せな、夢を見ながら。
幸せな、夢を見ながら。
リボンズ「感謝してほしいね、刹那・F・セイエイ。マリリンがあの本を持っているのは僕のおかげなんだから」
刹那「ありがとうございました!!」
匙「ねぇ。そろそろ誰か突っ込もうよ。あのDIOートマトンについて」
ポニテ「いやいや、星の白金の方かもしれないよ」
眼鏡「時間を止めたと見せかけて、時間を吹き飛ばしてたりしてな。ボスの方か、それともの殺人鬼の方か」
刹那「アイツら、何の話をしてるんだ?」
ブシドー「むぅ、分からん。私はガンダムと日本文化以外の知識はさっぱりだ」
マリナ「時を一分だけ戻せるんじゃないかしら。そしたら鼻血を出す前に袋で受け止められるわ」
眼鏡「漢の世界か……成る程、それなら納得もゆくな」
ポニテ「良い漢だったね」
匙「リンゴォートマトン…何か美味しそうだなぁ」
マリナ「(ぴっかりこ)今日はリンゴカレーにしましょ」
眼鏡「甘口で頼む」
刹那「マリリンが知らない世界に行ってしまったよ……」
ブシドー「マリナは意外と漫画を嗜むようだぞ」
刹那「………俺も読もうかな」
ブシドー「なんと!人に流されるというのか?少年、自分を持て!」
刹那「お前はだぁってろ!」
リボンズ「………」
リジェネ「どうしたのさリボンズ?難しい顔して…」
リボンズ「ありえない…確かに只を配備したのは僕だ。だがあんな機能、ましてや時間を操作するなど…」
リジェネ「……確かに非常識だよね(驚くどころか楽しんでる彼らも…」
リボンズ「!……イオリア…シュヘンベルグ……」
イオリア「君は、変わらなければならないのだから……マリナさんと、共に…」
ガンダムお台場に立つ
ポニテ「お台場かぁ~ナウいよね」
ブシドー「うむ、確かにナウいな。ナウいと言った!」
刹那「な、なうい???」
マリナ「あら懐かしいわね。ナウいだなんて」
刹那「………」
匙「ジェネレーションギャップを感じるなぁ」
マリナ「そういえばこないだチョベリバな新聞勧誘が来たわわ」
ブシドー「ほう」
マリナ「もうMK5って感じよ、あれは」
ポニテ「マリナさんがそこまで言うんだ。よっぽどだったんだろうね」
マリナ「話もつまらなくてね…マジホワイトキックよ」
刹那「マリリン、帰ってきてぇ~~~~!!!」
匙「まるで薩摩弁か土佐訛りか東北弁を聞いているみたいだ……」
眼鏡「というか、僕達は何語を喋っているんだ?」
匙「……メタ発言は止めようよ…」
クジョウ「マジ私ってイケてるみたいな~?」
模型子「あ、あの、どうかしたんですか?」
クジョウ「チョーMMみたいな~」
ポニテ「ルーズソックスもあれば最高だね、クジョウ」
クジョウ「ねえビリー、ヒーコー飲みたいんだけど~?」
ポニテ「あ、今淹れるよ。砂糖は一つだったね」
模型子「…ヒーコー?…ルーズソックスとか、歴史の教科書でしか見たことありません」
クジョウ「…ウグッ!?」
リボンズ「ガンダム、台場に立つ、か…ふふ、ふふふふふふふふ」
リジェネ「874がリボンズ壊した」
ブシドー「874? 確かスポーツジムの店員だったか? 近くにいるなら挨拶に行かねば!」
ポニテ「ちょっと待ったグラハム。874違いだよ! あ~、行っちゃった…」
刹那「そう言えば、あいつら最近見ないな」
シャル「豚インフルが流行っていたからお休み中なんだ。そろそろ再開するから、来てくれると嬉しい」
フォン「あげゃげゃ!オンナ連れはお安くしとくぜ?」
シャル「フォン!」
刹那「汗を流すマリリン…シャツが透けるマリリン…汗の匂いがするマリリ……ブシャァァァァァァァ」
眼鏡「やれやれ、輸血輸血。ポニテ、出番だぞ」
只<シボリカストイウヤツヨ!(グサ
ポニテ「ぼぼぼくの血が無くなるじゃないかかかか」
匙「安心しろ、骨は拾ってやるからさ」
リボンズ「フフ、なかなか面白いねこの三人も」
リジェネ「最近スメラギ・李・ノリエガがやたらちょっかいを出してくるみたいだね。でもおかしいよね?彼女にはせっ様が…」
リボンズ「確かに彼女は別の平行世界を行き来していた稀有な存在だよね
ただ何らかの条件が重なって別の彼女が存在し始めた…のかな?せっ様の存在は感じるし
彼女との関係は続いてるようだけど、そのせっ様ですら違う時間軸のせっ様なのかもしれないね」
ただ何らかの条件が重なって別の彼女が存在し始めた…のかな?せっ様の存在は感じるし
彼女との関係は続いてるようだけど、そのせっ様ですら違う時間軸のせっ様なのかもしれないね」
リジェネ「なんだか頭がこんがらがってきたよ…とりあえずあちらとはまた別の存在になったということ?」
リボンズ「そうだね。つまりはこの三人の関係、どう転ぶかわからないということさ…答えは誰にもわからない」
リジェネ「ふーん。でもさ、よくよく考えたら深く考えるだけバカらしいね」
リボンズ「そのとおりさ」
ヒリング「………」
リジェネ「どうしたのさヒリング?不機嫌そうな顔して…」
ヒリング「知 ら な い !!」ミつバタン!
リジェネ「…何か言った僕たち?」
リボンズ「……さあ?」
ヒリング「……(何さ…!赤の他人の観察ばかりして、アタシの事なんか見向きもしない…リボンズなんか……!」
アニュー「はい、これ私の奢り。でもどうしたの?珍しいわねあなたが一人でいるなんて」
ヒリング「あ、ありがと…ちょっとね…(はぁ勢いで出て来ちゃったけど…あたしあんまり外の事って分かんないのよね…」
ミレイナ「この間読ませてもらったお話とても面白かったですぅ!あれなら今度こそ入選間違い無しですぅ!」
フェルト「そ、そうかな。あまり自信ないけど…」
ヒリング「(へえ、あの娘小説家志望なんだ。そういえばリボンズも…」
ネーナ「ねーお嬢様ぁー。いつになったら私のデビュー許可してくれるんですかー」
留美「お黙り。あんた画力はともかくネームが色々とやヴァ過ぎなのよ!まずは社会勉強を……」
ヒリング「(あ、あの二人ウチの常連じゃないのさ…しっかし二人ともあの性格でよく持つわね……無駄に胸デカイし…」
匙「だからこの前のは誤解だって!あの時は偶々…」
ルイス「言い訳なんか聞きたくない…!それにいつまで刹那の家に居候してる訳!?もしかして私と一緒に暮らすの嫌なの……?」
匙「わーわー!ちょっ、ちょっと場所を変えて話そう!?だから、ね?」
ヒリング「(あーあの娘もそういえば…最近来ないのはそういう事か。しかし男の方完全に尻に敷かれてんじゃん…でも…」
マリナ「…それでね…最近社長さんとの付き合いで帰りが遅くて……」
ソーマ「でもそれは昇進につながるチャンスかもしれませんよ?はぁ…ウチのも…」
ヒリング「(あの二人も何気に苦労してんのね…あたしって…」
アニュー「…どうしたの?ちょっと待ってて。もうすぐあがりだから」
ヒリング「あ、あたしもう行くわ…ごちそうさま…」
アニュー「どうしたのかしら…」
ヒリング「あたし…もしかしてリボンズに依存しすぎ?」
リボンズ「君らしくないな」
ヒリング「……見てたの?」
リボンズ「さあ、帰ろう」
ヒリング「その、ごめんリボンズ」
リボンズ「何の事かな?それより今度二人で映画でも観に行くかい?」
ヒリング「うん!」
リボンズ「(ふう…世話の焼ける…だが悪くない傾向だね」
