15日目101~200

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刹那「マリリンに和服を着せたら凄く似合うだろうなぁ……」

リボンズ『お殿様、お戯れを~~とかね』

ポンデ獅子『チラッと覗かせるうなじや、乱れた和服はたまんねぇな!』

リボ獅子『この変態さんめ☆』

刹那「貴様ら…失せろっ!」

マリナ「えっ……ビクッ」

刹那「あ……」

マリナ「………ごめ…んね…ポロポロ」

刹那「マリリン……違うんだ、マリリ~~ン!!」



眼鏡「……刹那はどうしたんだ?白目で体育座りなんかして…」

匙「さぁ……」



ポニテ「しゅ、修羅場の臭いがするねぇ」

ブシドー「これが私の望む道…修羅場の道だ!!」

ポニテ「…お、穏やかじゃないねぇ…」



刹那「………ブツブツ」



匙「どうしよう…さっきからずっと独り言を…」

ポニテ「うーん…声を掛けづらいねぇ…マリナさんはどこか行っちゃったし…」

ブシドー「…駄目だ、屋上にもいなかった…」

眼鏡「こんな時僕等が力になれないとは…ああ、ヴェーダ…僕は…」



刹那「………ブツブツ」

マリナ「あ、あの…刹那…」

刹那「!マ…マリ……リン……俺は……」

マリナ「さっきはごめんね。急に声を張り上げるからからびっくりしちゃって…
   いろいろあって疲れてたのよね…?でも…もう一人で悩まないで…だって私達…」

刹那「…いや、謝るのは俺の方だ…俺が…その…」

マリナ「いいのよ刹那。もういいの……」ギュッ

刹那「マリリン…いや、マリナ……」ギュッ



匙・ポニ「「ウワアァァン…!よかった…よかったよおおお!!」」ヒシッ

ブシドー「うむ。雨降って地固まる、か…これにて一件落着!」

眼鏡「……よかった…本当に…しかしマリナは今までどこに?」

ソーマ「私が匿っていた」

眼鏡「君か。だが、先程邪魔した時には来ていないと…」

ソーマ「姉様の気を落ち着かせるのに時間が必要だったのでな。
   全く!姉様の前でなければぶん殴ってやりたいところだ!全く…!」グスッ



マリナ「刹那……」

刹那「マリナ……」

ポンデ獅子『…どうした!?これ以上無いチャンスじゃねえか…何故この女の唇を奪わねえ?
     皆の前だから怖気づいてんのか?』

刹那「…黙れ…黙れ黙れ黙れーー!貴様を駆逐するーー!!」

マリナ「ど、どうしたの刹那!?落ち着いて…!」

匙・ポニ・眼・ソ「「「「わー!やめろーー!!」」」」

ブシドー「うむ、今は悩め少年…何時の日か己の邪心に……」



夜。刹那の胸に顔を埋めながら横になるマリリン。
刹那は彼女の頭をなでなでしている。

刹那「マリリン…昼は本当にごめん」

マリナ「ううん…何かあったんでしょ?でなければあんな事言わないもの……
    私は刹那を信じているから…刹那も私を信じて……」

刹那「マリナ……(かと言って、ポンデ獅子の事を言ってもなぁ…前、一緒に夢には見たけど……」

マリナ「どうしたの?」

刹那「いや……何でもないよ。大丈夫」

マリナ「そう……言えないの?」

刹那「そういう訳じゃないよ」

マリナ「好きな人の心を読めないほど鈍感じゃないわ。
    私に心配をかけさせたくないから言えないの?それとも…」

刹那「……俺は決してマリナを裏切らない。約束する」

マリナ「分かったわ……私、あなたを信じるわ。
    (……せめて、私が安心させてあげたい……)
    ……ねぇ、刹那」

刹那「何?」

マリナ「私を……抱

ドタンバタン

眼鏡「何をするかっ!」

匙「よく聞こえないんだよ!」

ポニテ「君だけよく分かるなんて不公平じゃないか!」

ブシドー「静かにしないか!少年に気付……か……れ………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

刹那「……何をしている、貴様ら?」

眼鏡「……総員撤収!」

刹那「逃がすかー!」

ドタバタドタバタ



マリナ「もぉ……皆タイミングが悪いんだから……
    ……わ、私、とんでもない事を言いそうに………///」



ブシドー「………」


刹那「ん?どうかしたのか?」

ブシドー「む、少年か。実は雨を見ていた…」

刹那「雨?」

ブシドー「昔からいうではないか。『雨も滴る良い男』と」

刹那「…いや、初耳だ」

ブシドー「ならば少年は一つ賢くなったというわけだな」

刹那「………」



マリナ「あら?刹那たちは何処へ行ったのかしら?」

眼鏡「さっきまで居た筈だが?…ん?」

マリナ「外から声が…?」


ブシドー「フハハハ!さあ雨よ!その滴で私たちを濡らしてみせろ!」ビチャビチャ

刹那「もっとだ!もっと降れ!もっと俺たちを水浸しにしてくれ~!」ビシャビシャ

ポニテ「服が身体に張り付く感触が堪らないねぇ!アハハ!」バシャバシャ

匙「はぁ~!早くこの濡れた服を脱ぎ捨てたいよ!」ビショビショ



マリナ「…あ、あぁ…」フラフラ~

眼鏡「マリリン!?しっかりするんだ!」



マリナ「『雨』じゃなくて『水』よ…もう」フキフキ

刹那「……すまない」グッショリ

マリナ「ふふ…落ち込んでる刹那って、何だか犬みたい」

刹那「い…犬!?」



眼鏡「本編やせっ様はネコっぽいのにな。まったく、従順に調教されたものだな(フキフキ)」

刹那「ちょ、調教!? (マリリンが俺を(はぷてぃ!)したり(はぷてぃ!)言って(はぷてぃ)踏ん☆¥×♂&♀)ブッシャァァァァ」

マリリン「キャア、刹那! 大変、このタオルを鼻に詰めて…!」

刹那「マ、マリリン、それ詰めるのはキツフガフガ」

眼鏡「おや、至近距離で出されたものだから、マリナもややテンパってるようだな(フキフキ)」

匙「君、わざとだろ…(フキフキ)」



ブシドー「……む、あの三人は早々に引き上げたか…気合が足らんと言った!」

ミレイナ「……あの~つかぬ事を聞くですぅ。そこでいったい…」

フェルト「見ちゃ駄目。行きましょ……」

ブシドー「フフフ…見たか!あまりの漢振りに驚いたか行ってしまったわ…照れずともよい…ハハハハハ!」



刹那「そういえばブシドーの奴まだ戻らないな…」

匙「さあ?それよりブシドーに乗せられたせいで風邪ひいちゃったよ…ズズ」

ポニテ「は、ハクション…!なんであんな事したんだろうねぇ…」

眼鏡「……冷静に考えれば分かるものだろ。奴に毒され過ぎだ」

マリナ「まあまあ、そんな事言わないの。そろそろご飯の支度をするから呼んでくるわ」



ライル「ちょ、ちょっと待てアニュー!そのバケツいっぱいの水を何に使う気だ!?」

アニュー「水が滴ればいい男に見えるって聞いたの」

ライル「そこまでだ、そこまでだよアニュー…」


アニュー「き、きゃっ!」

ライル「危ねぇっ!」

ドシーン

アニュー「いたた……ライル?」

ライル「

バケツに犬神家のように頭を逆さに突っ込んでいるライル。
雨に濡れた子犬のようにこ刻みに震えていた。

アニュー「ライルーーー!!!」


ニール「マジで危ない嬢ちゃんだな、オイ」



ライル「ば、バケツが抜けない!?」

アニュー「こんなのをどこかで見たような…?」

ニール「ああ、SFCの」

ライル「どうでもいいから早く助けてくれ!」

アニュー「大丈夫よ、どう動けばいいか私が指示するから」

ライル(それが一番怖いんだよ!)

ニール「口に出さなきゃ伝わらないぞ」



アニュー「そっちじゃないわ」ガンガン

ライル「ひ、響くからやめてくれ!」テクテク

アニュー「そこの梯を昇って」

ライル「梯?あぁ、これか……」

アニュー「あ、そっちは違……」

ヒュウウウウ

ライル「おわー!?」

ニール「ん?」

ブスッ



ピンポーン

マリナ「あら、誰かしら?」

ポニテ「あ、マリナ、僕が出るよ」

タッタッタ、ガチャ

ポニテ「はいはーい、どなたでs…ギャー!」

匙「今のポニテの悲鳴!?」

ブシドー「カタギリ! 気を失っている…。貴様、何者だ!」

??「……」

刹那「顔を包帯まみれにして、さては強盗か? マリリンに危害を加えに来たなら駆ち…」

??「ま、待ってくれ、刹那!」

刹那「? その声、ライルか?」

ライル「あぁ、ポニテがいきなり倒れたもんだから、言葉を失っちまったよ…」

刹那「そりゃ、そんな包帯まみれじゃ…ていうか何で頭頂部にデュナメスのシールドが刺さってるんだ?」

アニュー「あ、あの、事の発端は私で…」

ライル「いいんだ、アニュー。んな事より刹那、ブシドー! 兄さんを助けてくれ!」



アニュー「…という訳でして」

マリナ「成程。それでライルさんはあんな大怪我をして、ニールさんは…」

ハロ「ロックオン! ロックオン! カラダノハンブングッシャリ!」

ニール「う、ぐぁ…魂が抜け出そうだ…」

ライル「うぅ…兄さん、ゴメン、ゴメンよ!」

アニュー「ライルの方は私が応急処置をしましたけど、ガンプラとなると力が及ばなくて。
     私、販売専門で知識しかないから…」

匙(あの包帯巻き付けただけにしか見えないのが応急処置? てか、応急処置で済ましていいレベルなの、あれ?」

ライル「頼む、刹那! 後でいくらでも殴られるから、兄さんを直してくれ!」

ニール「刹那、ライルを怒らないでくれ、今回は油断してた俺も悪い…」

刹那「ロックオン…分かった、俺に任せろ!」

録音『ありがとう、刹那!』

マリナ「刹那、素敵よ!」

刹那「え、ホント、マリリン!」

匙「いいから始めなって。そしてライルは病院池」



ブシドー「少年、頼まれたはいいが、ここまで損壊してると、補修するのは不可能だぞ」

刹那「そうだな。やっぱり移し変えるしかないか。ボディは俺が用意するとして、あいつの協力が…」


眼鏡「話は聞かせてもらってる! そしてボディも用意させてもらった!」

刹那「おわっ! 驚かすな!」

マリナ「あら、ティエリア、今までどこへ? 用意って?」

眼鏡「実は次世代のガンプラ開発を名目に、父上と一緒にロックオンへのプレゼントの新しいガンプラを作成していてね。
   それが先程完成したのです。早速役立てるとは行幸だ」

刹那「な、何だそれ! ロックオンたちに俺が頼まれた事だぞ! 俺の見せ場取るなよ! マリリンに良いとこさせろよ!」

匙「そのまま黙ってれば株上がったのに…」

ブシドー「小さい、小さいぞ、少年!」

マリナ(ふふっ、でもお友達のために頑張ろうとしていた、貴方は十分かっこよかったわよ、刹那)



ライル「ハァ、兄さん、大丈夫かな。アニューも帰っちまったし、心細いな…。
    しかし、この病院、治療がペンチでシールド引っこ抜いて、薬塗って病室に送るだけってどうなんだよ。
    『あんたの生命力も半端ないから』とか言って(コンコン)あ、はーい」

刹那「あー、ライル、俺だ…」

ライル「刹那!? 兄さんは!?」

眼鏡「安心しろ、無事だ。今ここに連れて来てる」

ニール「よ、よう、お前こそ大丈夫か?」

ライル「兄さん! 良かった…。ありがとな、お前ら! 入ってくれよ!」

刹那「あ、あぁ」ガチャ

ライル「皆、兄さ…ゲェー! なな何だよ、その人間サイズのガンプラ!」

刹那「何って、その…デュナメス」ゴリゴリ

ライル「名前訊いてんじゃねぇ! 何だ、そのデカさ!」

眼鏡「イオリア社長と共に開発した次世代ガンプラの試験作、1/10ガンダムデュナメスだ!
   ホビーショーとかだと人間サイズのが展示してあるだろ。あれを組み立てで再現できるんだ」ゴリゴリ

ライル「こんなもん組み立てる根気のある奴いねぇよ! てかさっきから何でゴリゴリ押してんだ!?」

刹那「どうも、重心高過ぎて稼働が犠牲になったみたいで…」ゴリゴリ

ニール「殆んど体が動かないんだわ」ゴリゴリ

眼鏡「正直欠陥品だったな、さ、ロックオン、ここに座って」

ライル「んなモン、兄さんの体に使うなよ! 信じて任せてみりゃこれかよ!」

眼鏡「つべこべ言うな。元々は君の過失だろ。では我々はお暇しよう」

刹那「じゃ、じゃあ、お大事にな。兄弟水入らずでハハハ」バタン

ライル「おいコラ…ハァ、兄さん、大丈夫なのか」

ニール「あぁ。元々の体は後日用意してくれるそうだからな。それにこの体も悪くないぜ」

ライル「何でだよ?」

ニール「だって久しぶりじゃないか。お前と同じ目線に立って話すのは、さ」

ライル「…そうだな、たまには悪くないな」

ニール「だろ?」



眼鏡(どうだ。やはりあのボディを使ったのは間違いじゃなかっただろ)

刹那(いいのかなぁ? 組み上げてる時は楽しかったけどさ)

マリナ(だ、大丈夫よ。二人とも幸せそうだし)

ブシドー(あぁ、私もこの手で組み上げ、ガンダムやフラッグやスサノオをこの腕で抱き締めて幸せになりたい!)

匙(仮に稼働したとしても、人間大の人形が一人で動くって完全にホラーだよね)

クリス「あんたたち、病室の外で何やってんの?」


ポニテ「う~ん…あれ、僕は一体…あ、そうだ! 皆、怪しい包帯男が…誰もいない!? ちょ、皆、僕を一人にしないでくれよ! 怖いから!」



後日談

ニール「ん。面会時間も終わりか、又来るぜ」

ライル「あぁ、心配かけてすまないな」

バタン

ニール「随分暗いなぁ……ライト点けねーのかよ?
    ……こんな時は……ここだ、ここ。ポチットナ」

目がピカー

ニール「おー、見える見える」ガシャンガシャン



爺さん「歳をとると小便が近くなってかなんわい……おっ?」

……シャン

爺さん「空音かの?遂にボケt……」

…ガシャン……ガ…ン

爺さん「………気の…せいじゃない……」

ガシャン…ガシャン
クルッ ピカー

爺さん「ぎぇぇええええええ!!!!!プラモが歩いてるー!?」バタン

ニール「マジで!?怖ぇーーー!」

ガシャガシャガシャガシャ

子供「ぎゃー!デッかいデュナメスが走ってるよぉー!」

若者「パネェ、マジパネェよ!!」


次の日

ナース「ライルさん、お熱を…」

ライル「おっ。……何かクマが出来てんな、大丈夫か?」

ナース「あ…実は昨日動く巨大プラモデルが出まして…大騒ぎしてたんです。
    以前の動くガンプラといい…この病院、何かに憑かれてるのかなぁ…あ、ごめんなさい!」

ライル「いやいや……(巨大プラモ?まさかな…」



眼鏡「ちょっと秋葉まで散歩に行ってくる」

マリナ「あ、私も行っていいかしら?興味があるのよ、秋葉原」

眼鏡「ん、あぁ。構わないが」


―秋葉原―

マリナ「…昼間なのに混んでるわね」

眼鏡「あぁ。アキバだからな」

マリナ「…変わった服を着てる人がいるわ。あれがこすぷれ?」

眼鏡「いや、あれはただの服装に無頓着な人間だ」

マリナ「そう、見分けるのは難しいわ。……あら?あれは…?」


??「司馬懿よ、今宵も朝まで12人の妹たちと戯れようぞ!手ほどき頼む!」

???「はは。今宵も女心を学びに学びましょうぞ陛下」


マリナ「あれはこすぷれね。…でも、暑くないのかしら?」

眼鏡「………」


????「IDで資金も貯まったし、エロゲ三昧だ!フォンドゥヴァオゥ!!」


マリナ「…あの人、お仕事はいいのかしら?軍服を着てるけどこすぷれ衣装よね」

眼鏡「………(な、何故今日は変な客がこんなに…)」



マリナ「あら?人だかりが…」


オタクA「スゲー、魏延のコスプレだよ」

オタクB「でも兜が何か違うし、魏延は羽織も着てないぞ」

オタクC「無双6の予想図じゃね?」

オタクB「あ、なるほどー」

ブシドー「ええぃ、オタク風情が私の行く道を阻むな!」

オタクD「……にしてもよく出来てるなぁ、この仮面。相当やるな、お主?」

ブシドー「これはコスプレではなく自前だっ!」

ギャーギャー



眼鏡「……さ、めいどかふぇにでも行こうか」

マリナ「そ、そうね……」



眼鏡「マリナさんも一緒なら執事カフェの方がいいか…」

マリナ「まあ、秋葉原では執事も売っているのね。私は実家でしか見た事なかったけど」

眼鏡「……スタバはどうですか?(マリナさんは本物の姫だからなあ…)」



刹那「…無性に眼鏡を殴り飛ばしたい…」



──とあるメイドカフェ

ブシドー「暑い、暑いと言った!アイス珈琲を所望する!」

メイド?「お帰りなさいませ。ご主人様ー……え、はわわ…!?なんでここに… 」

ブシドー「む、これは奇遇だな…まあそうあせらずともよい。普通に客として接してくれ」

メイド?「はい、すみません師しょ…」

ブシドー「それを言うな。ここではただの客だ…それよりここで働いてる事を奴は知らぬのか?」

メイド?「あはは…つい…あ、でもポニテさんには絶対ナイショですよ!」

ブシドー「…構わんが…理由を知りたいと言った」

メイド?「…それは……」チラッ↓


オタク甲「あの野郎…!俺達のメイ子ちゃんに……!」

オタク乙「でもよ。あの仮面外人かなり強そうだぜ……」

オタク丙「それに今師匠って言いかけなかったか!?まさか…」

オタク甲「言うな…もう何も言うな……」



ポニテ「えっ!…今日は別のバイトで休み!?」

アニュー「ええ…ごめんなさい。あの娘いろいろバイト掛け持ってるみたいで…」

ポニテ「僕には言えない事なのかい…?いやいや…なにを想像してるんだ…!バカバカ!僕のバカ!」ポカスカ!

アニュー「(話すなって言われたけど……」



マリナ「ありがとう、ティエリア。今日はとても楽しかったわ(微笑む」

眼鏡「いつも世話になっているからな。これくらいは当然な事だ」

マリナ「さ、帰りましょ(手を引っ張る」

眼鏡「あ、あぁ……(刹那に見られたら滅殺されるな…しかし、何故今日は変な奴が……?」

マリナ「そういえば今日は23日よね…セールやってるはずだから、晩御飯買って帰りましょ」

眼鏡「(23……2…3…にぃ…さん……あぁ、そうか」



マリナ「刹那、今日ねティエリアさんに面白い所へつれていってもらったのよ」

刹那「ん、むぐむぐ(脳量子派-ティエリアこの野郎-)」

ポニテ「へえ~穏やかじゃないねえ」むぐむぐ

匙「ティエリアはめいどきっさに通いてんの?」むぐむぐ

眼鏡「この桃という果物は美味しいのだが、汁気が多くて(脳量子派-お前が思ってる様な事は何も無い!-)」

マリナ「さすがに経済特区ね、執事やメイドがあんなに安く売ってるだなんて」

刹那、ポ、匙、眼鏡「「「「????」」」」

マリナ「実家では、執事もメイドも住込みか同じ敷地内に家があるの。
    後は料理人さんや侍女、侍従に使用人がもっといたのだけれど
    ここでは秋葉原に行けば皆そろうのね」

眼鏡「いや、マリナさん、あれは一日だけ、いや時間だけの執事なんです」

マリナ「まあ、便利なのね」

眼鏡「そ、そうですね…」

ポニテ「何か…」

匙「壮大に間違ってる」

ブシドー「本物の姫だからな、ええぃ!桃というのはどうしてこう汁気が、羽織がぐちゃぐちゃになった!」

眼鏡「刹那、お前はマリナさんと結婚するという事がどういう事かわかってるのか?」

刹那「どういう事って…」

眼鏡「姫様に掃除洗濯やらせてこの身分違いが!」

刹那「はっ!orz」

マリナ「あら、家事を自分でやるのもいいものよ」


姫様の普通【敷地が東京23区くらいは余裕であり、森や平原が広がっている。
      玄関から車で10分はかかるでかいお屋敷。
      やっと家に着いたと思ったら使用人の家だった。
      また車で10分、途中で鹿を見る。
      やっと到着、使用人がずらっと「お帰りなさいませ」】
友達が来た時に出した、滅多に食べられないごちそうとして
つ カップラーメン



刹那「マリナ…すまない。俺が至らぬせいでこんな暮らしを…」

マリナ「いいえ。あなたと一緒なら私はどこでも着いて行きます」

刹那「マリナ……」

マリナ「ソラン…冷えます。一緒に毛布に包まりましょう」

刹那「あぁ……暖かい…(マリナを後ろから抱きしめる」

マリナ「あなたの体温を直に感じられる…こんな嬉しい事はないわ…(刹那の腕に顔を埋め、腕を握る」



リボンズ「貧しくても幸せに暮らしそうだよね」

リジェネ「まるで山内一豊と千代だね」



その二人は誰?

眼鏡「ヴェダれ」


刹那「ピピピ……」<◎><◎>


刹那「貧乳の妻とフケ顔の夫だと!?ティエリア、どういう事だ!?」

眼鏡「いかん。アンサイクロVedaのままにしていたか」



眼鏡「――と、言う訳だ」

刹那「千代というのは夫が貧乏な時から良く支えてきた賢妻なのか」

眼鏡「さらに機転も効く。理想的だな。20世紀のニホンの国語の教科書にも載っていたらしいぞ」

刹那「なるほどな……待て、この一豊って奴…妻に尻に敷かれている気がするんだが……」

眼鏡「何だ?お前、自分が亭主関白だとでも思っていたのか?」

匙「HAHAHA、へそがコーヒーを沸かすぜ!」

ポニテ「向き合わなきゃ、現実と」


匙「お前も現実と向き合ってどっちかに絞れよ。でないと、一生喪神だよ」

武士道「私としては、今のままのカタギリのほうが頼れるがな」



匙「有名なエピソードとしては、貧乏だった新婚時代、千代は持参金を持たされていたんだけど、どんなに暮らしが苦しい時も
  それを生活費には使わず、一豊に立派な馬を買うために使い、一豊はそれで男を上げたのだそうだよ」

ブシドー「ふうむ、なんという大和撫子の鑑」

ポニテ「今で言ったらマリナが刹那の為に(本物の)ガンダムを一機ポンと買ってあげるようなものか?」

マリナ「ムリだわ…アザディスタンの国家予算ではガンダムを買えるような余裕はないもの
  …ごめんなさい、刹那。私に甲斐性がないばっかりに…ぐすん」

匙「あーあ、ほらポニテのせいで泣いちゃった」

ポニテ「ご、ごめんよ、そんなつもりじゃ…オロオロ」

眼鏡「マリナ、泣くな。ガンダムや馬がなくとも君は刹那を幸せに出来る」

マリナ「本当?どうすればいいのかしら」

眼鏡「…ボソボソ…」



マリナ「刹那、ちょっとこっちに来て」

刹那「マリリン!なんだい?」

マリナ「刹那は私のガンダム王子よ(ほっぺにチュウ)」

刹那「!!! …お、俺が!俺だけが!ガンダム王子だ!! シュポ----------」

ポニテ「刹那、耳と鼻と頭のてっぺんから蒸気を吹き出してるぞ」

匙「新しいパターンだな。今回は鼻血はナシか」

刹那「アンド ブシュ------------」

眼鏡「やっぱり鼻血も吹くのか」

マリナ「きゃーーー、ごめんなさい、刹那。こんなつもりじゃなかったの」

ブシドー「マリナ、謝ることはない。流した鼻血の分だけ刹那は幸せなのだ。
  この鼻血はお前が刹那を幸せにした証なのだ」

ポニテ「グラハ…じゃないブシドー、何かっこいいこと言ってんだよ。掃除手伝ってくれよ」

匙「鼻血が幸せ…ってかっこいいかぁ?」



ネーナ「にぃにぃ!」

留美「お兄様」

アニュー「兄さん」


眼鏡「……むぅ、どれもイマイチ乗らんな…もっと妹らしく言えんのか?」

ネーナ「殺すわよ、糞眼鏡☆」



刹那「妹か…俺は一人っ子だったからな…」

マフラーをグイグイ

刹那「ん?」

マリナ「お兄ちゃん、ご飯食べよ?(微笑む」

刹那「………ブシャァァァァァァァァァ」

バタン

眼鏡「むぅ…お姉さんキャラの『お兄ちゃん』か…新しいな」

アニュー「私だって相応のお姉さんなんだけど」

眼鏡「ん?ドジッ娘はお呼びでないぞ」

アニュー「ドジッ娘じゃないわ!ただ、ちょっとだけ、無意識においたしちゃうだけで…」

眼鏡「(それをドジッ娘というのだ」



クジョウ「なによ!私だって妹キャラやメイドだってできるのよ!」


マネキン「………」フルフル

クジョウ「どうしたのマネキン?そんな、梅干しを食べたような顔して?」

マネキン「…い、いや…なん…でも…ない…」フルフル



ライル「兄さん」

録音inデュナメス「なんだいきなり?」

ライル「言ってみただけさ」


アニュー「お兄さん」

録音inデュナメス「え?」

リヴァイブ「お兄さん」

リボンズ「兄さん」
リジェネ「お兄さん」

ヒリング「お兄ちゃん」
ブリング「兄さん」
デヴァイン「兄さん」


録音inデュナメス「な、なんなんだお前ら?」


リボンズ「今日はにいさんの日だからね」

リジェネ「手近なにいさんを呼んでみたのさ」

アニュー「私達、お兄さんとかいないから」

イノベイド×10.000「「「「「「「「「「「「「「ニイサン、ニイサン、ニイサン、ニイサン、ニイサン」」」」」」」」」」」」」」」


録音inデュナメス「うわああああ!」

ハロ「ニイサン、ニイサン」



リヴァイヴ「…あ、アニュー…僕は…僕は……」



大使がそわそわしながらこちらを覗きこんでいます。

リボンズ「向こう行って金のエンジェルでも探してなよ」



大使「もう見つけたよ!しかも三つね!」

リボンズ「嘘っ!?」

大使「えんじぇぅ、私の黄金パワーを見くびってはいけないよ」



リボンズ「銀のエンジェルも見つけないと許さないよ」

大使「え~銀~」

リボンズ「文句言ってると刹那にセブンソードで特攻させるよ」

刹那「俺を引き合いに出すな」

リボンズ「ともかくエンゼルは金と銀そろってなきゃだめなの!」

大使「えんじぅ~…」

リボンズ「早く探しに行った行った」



リジェネ「さすが鬼畜さに定評があるリボンズだね」

リボンズ「ふふ、褒め言葉だよ」



刹那にひざ枕してもらうマリリン。

マリナ「すぅ……」

刹那「ナデナデ」

マリナ「ん………ふふ。刹那、大好きよ」

両手で首を引き寄せ、唇を重ねる。

刹那「俺もだよ……」

マリリンの体を抱き起こし、肩口を掴んでそのまま服を――



眼鏡「起きろ。白い春を見る準備をするぞ」

刹那「ハッ!?ゆ、夢?寝て?いたのか??」

匙「何よだれを垂らしてるんだよ。きったない」

刹那「悪かったな(フキフキ」

マリナ「はい、クリスさんから頂いた桃よ」

ブシドー「うむ、頂こう」

ポニテ「そろそろスイカの季節だねぇ」

マリナ「ふふ、買っておきますね」

全員「いただきます」

眼鏡「そういえば七夕が近いな」

匙「笹買ってこなきゃね」



匙「さて、とそろそろ出かけるね」

マリナ「あら、ルイスちゃんとデート?」

匙「あ、はい。今日は同伴なんですけどね。急にゴメンなさいマリナさん
 晩御飯は外で食べてきます。」

マリナ「そんな、いいのよ。ルイスちゃんによろしくね」

刹那「お前ら付き合ってるのにまだ通ってるのか?
  男なら仕事辞めて俺と一緒に暮らそうぐらい…第一あいつお嬢様だろ!?」

匙「君にだけは言われたくないよ…じゃあ行ってくるね」

眼鏡「さて、僕もイアンの家に行ってくる。セラフィムさんと夏の祭典の打ち合わせをしなければならないのでな
  今夜は徹夜になるかも知れない」

マリナ「あらそうなの…でも、出来上がったら私に一番に見せてね!楽しみにしているわ」

刹那「マリリンは見ちゃらめぇーー!絶対に駄目!!」

眼鏡「フッ…何も【はぷてぃ】な作品とは限らんぞ。行ってくる」

マリナ「じゃあ今日は四人で…あらどうしたの二人とも…それに…」

ポニテ「やぁごめんね。今日は会社の同僚と飲みに行く約束をしててね…
   悪いけど今日は遅くなるよ。…彼も連れてね」

グラハム「すまない。一度は断ったのだが……」

刹那「ちょおま…仮面……」

グラハム「あえて言おう!今日の私はグラハム・エーカーであると!…では行ってくる」

ポニテ「ま、まあ細かい事はいずれ話すよ…行ってきます」

マリナ「ふふ、行ってらっしゃい……めずらしいわねこんな事…晩御飯何がいいかしら?」

刹那「………(マリリンと二人きり…マリリンと二人きり…マリリンと(ry」

マリナ「…どうしたの刹那?…そうねえ…簡単なので悪いけどオムライスでいい?」

刹那「!あ、うんうん!オムライス食べたい食べたい!」コクコク

マリナ「クスクス…刹那ったら子供みたいよ…今作るわね…」



マリナ「さ、できたわ…食べましょ刹那…」

刹那「………(おかしい…あまりにもうまく行き過ぎている…これは…」

マリナ「…どうしたの刹那?お腹、減ってなかった?」

刹那「!あ、ああああ…ご、ごめん。ちょっと考え事を…」

マリナ「フフ、おかしな刹那…さ、召し上がれ」

刹那「い、いただきます…」



刹那「ふぅ…ごちそうさまマリリン(…考えすぎか」

マリナ「ごちそうさまでした。どう、おいしかった?」

刹那「ああ、とても…マリリンの作ったものならなんでも…」

マリナ「…お上手ね…あら、顔にご飯つぶ付いてるわ…」つパクッ

刹那「マ、マママママリリン!?(いかん…抑えろ…抑えろ俺!!」

マリナ「ご、ごめんなさい…その、つい……///」

刹那「……マリリン」

マリナ「……刹那」


刹那「………///」モジモジ…

マリナ「………///」ソワソワ…


──隣の部屋

ライル「オイオイ…二人ともかれこれ30分くらいあのまんまだぜ……」

ハレルヤ「かぁー煮え切らねぇな!強引に押し倒してズギュウウウン!しちまえよズギュウウウン!って」

マリー「ちょ、ちょっといい加減やめなさいよ二人とも…覗き見なんて…」オドオド…

録音「そうだぜお前ら。特にライル…この前ひどい目に遭わされたのにまだ懲りてないのか?」

ライル「……そんな事言って…この前は兄さんだって覗いてたろ!?
   それにひでえよな皆。俺残して逃げちゃうんだもんなあ……」

録音「う、それを言うな…とにかく、俺は知らないからな…」

ハレルヤ「固ぇ事言うなよ録音。ちょっと見守らせてもらってるだけだっての!」



アニュー「こんばんはー!ライル来てますかー!」

ライル「!わ…バカ…!」

ハレルヤ「…いきなり耳元でデカイ声出すんじゃねぇよバカ女ぁ!」

アニュー「!何よ…失礼ね!何度呼んでも返事がないから聞こえるように呼んであげたんじゃない!」

ワーワー! ギャーギャー!

マリー「ちょ、ちょっと皆…!落ち着いて……」

録音「あーもーわかったからお前ら暴れんなよ……」

ガチャ! バターン!!

刹那・マリナ「「

ライル「はは、こんばんわ……」

ハレルヤ「よ、よお。こ、これは別に覗いてた訳じゃねぇんだぜ…たまたま…」

ゴゴゴゴゴゴ…

マリナ「#……あなた達…!」



マリー「ごめんなさい!姉様…本当にごめんなさい!」ペコペコ

マリナ「もう…! 知 ら な い !!」プンプン!

ライル「ず、ずびばぜんでじだ…」バタ…

ハレルヤ「づ、づえ゛え゛…ごのおでざばが…」プスプス…

刹那<◎><◎>「

アニュー「……固まってるわ…完全に…」

録音「あーあー言わんこっちゃねえ……しかしマリナさん…あんなに強かったのか…!?」



リジェネ「…まさか彼女があれほど…ねえリボンズ……」

リボンズ「ふつくしい…ふつくしいよマリリン…闘う君も素敵だ…ボタボタ」

リジェネ「こんどは格闘美女萌えかい?」

リボンズ「チャイナドレスにお団子ヘアー…黒髪の彼女にはよく似合いそうだね…」

リジェネ「少し高飛車な感じに『大したことの無い男だわ…』なんて言わせてみたいね…フフフ」

リボンズ「よくわかっているじゃないかハハハ、こやつめ!」

リジェネ「ハハハ!……でも、そんなのいたような?」

リボンズ「えっ?…気のせいだよ。僕がそんな逸材を見落とすと思うかい?」



留美「へっ…へっくしッ!」

ネーナ「どしたアルかお嬢様」

留美「……バカにしてんの貴方!?」

ネーナ「すいません…何となく」



ヒリング「くっ、まずいわ! リボンズがどんどん変態的なカプ厨になっていく! 何とかしないと…」

ブリング「トランザム(別に好きにさせればいいと思うがな。実害はないし)」

デヴァイン「トランザム(そもそも、自分だってアンルイ厨していただろうに)」

ブリング「トランザム(成り済まし等、手段を選ばないやり方でカプを成就させようとしていたな)」

デヴァイン「トランザム(あれはあれで危険だった。またアレが再発したら面倒だな)」

ブリング「トランザム(人の振り見て我が振り治してもらいたいものだ…)」

デヴァイン「トランザム(全くだ)」

ヒリング「何言ってんのか、よく分かんないのに、何故か腹立つわね、こいつら…」



刹那「マリリンと二人きり…なのに、ブシドーがテーブルの上に置いていった仮面に見られてる気がして落ち着けない」



お刹那マイスターマリナ

刹那がマリリンの御主人様とな

マリナ「御主人様、御命令を……えっ…分かり…ました……精一杯務めさせていただきます……」


リボンズ「あー、やっぱり鼻血を噴いたか」

むしろマリリンがお刹那さんの達人、ご主人

刹那(マ…マリリンから命令…! いかん! 抑えろ…)

マリナ「う~ん、そうね…。刹那、命令です。一緒にお買い物に行きましょ」

刹那「え?…あ、あぁ、了解(嬉しいような…拍子抜けなような…)」





セツニャ「御主人様のマイスターは俺一匹だけだニャ!」

刹那「いたたた!痛いから引っ掻くな!」

マリリス(パパ『が』マイスターじゃなくて、パパ『の』マイスターって意味じゃないのかな…)


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