これが めがねの サガか……編

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haputea

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眼鏡「う、う~ん・・・・・・はっ!(ガバッ」


眼鏡「こ、ここはどこだ?なんだか、風景がとても平面的な・・・」

セラフィム「ようやう目覚めたか、ですぅ」

眼鏡「セラフィムさん!?」

セラフィム「アーデさんが失言なんてするもんだから、神の逆鱗に触れたみたいですぅ」

眼鏡「ということはここは」

セラフィム「何者かが作り出したゲームの二次元空間に飛ばされてしまったようです」

眼鏡「

セラフィム「早くなんとかして家に戻らないとですぅ・・・ってアーデさん、どうしたですか?」

眼鏡「帰らん!帰らんと言った!」

セラフィム「はあ!?」






眼鏡「再び辿りつけた!二次元の園!なんという僥倖!」

セラフィム「このアホが!」(背中合わせで頭を後ろにガツン)

眼鏡「いたッ!何をするんだセラフィムさん!」

セラフィム「ここは嫁たちがいる空間でも婿達がいる空間でもないです!」

眼鏡「まさか」

セラフィム「そうよ、そのまさかよです。」

眼鏡「RPGの世界・・?」

セラフィム「取りあえず脱出するまでモンスターに倒されちゃ最悪です。装備整えにいきましょう」






めがね
Lv1
むしょく

HP12
MP21

E ひのきのぼう
E カーディガン
E呪 セラフィムさん
E インテリめがね






―宿屋兼武器屋―

セラフィム「初期の町は簡単なマップですぐに辿りつけてよかったです」

眼鏡「色々あるな。ふむ、これはなかなか」つブシドーの仮面(攻撃7・防御10)

セラフィム「これなんかどうですか?」つイオリアの杖(攻撃8)

眼鏡「なかなかいいな。だが、ちょっとその前に初期装備の確認をしよう。」


眼鏡「一応僕は初期装備が眼鏡(防御3)とピンクカーデ(防御1)か」

セラフィム「・・・・・」

眼鏡「どうした?」

セラフィム「あの・・・言いにくいんですけど、ステータス確認したら私の初期装備が・・・・」

眼鏡「遠慮せずに早く言え」

セラフィム「えっと・・・私の初期装備、・・・・・・・・・・・・・アーデ(防御100・攻撃力50)になってますぅ」

眼鏡「え!!??」






眼鏡「とりあえず、ゲームの世界だとすると…脱出するにはクリアーでもしないとならないのか?」

セラフィム「ゲームや映画ではありがちな設定です。だから有り得ると思うですぅ」

眼鏡「……というか、何が目的なんだ?この、ゲームは。姫を取り戻すのか?スターを集めるのか?」

セラフィム「とりあえずそれも含めて情報収集するですぅ」

眼鏡「そうだな…おーい、そこの人」

村人「プトレマイオス村にようこそ!」

眼鏡「……そこの人」

村人「プトレマイオス村にようこそ!」

セラフィム「ん~これしか言えないスクリプトみたいです」

眼鏡「やはりここはゲームの世界、か……やれやれ」






眼鏡「ゼエゼエ…よ、ようやく終わった…。
   村中を駆け回り全員から話を聞くという行為がこれ程重労働だったとは…」

セラフィム「得た情報をまとめるとこうですぅ。
      悪い魔王にこの国のお妃さまがさらわれ、王様が駄目になってしまって困っている、という訳ですぅ」

眼鏡「…なぜお妃? 普通お姫様ではないのか?
   ……まぁいい。為すべき事は大体分かった。仲間を集めて魔王を倒しに行くぞ!」

セラフィム「それなら、宿屋へ行くですぅ!」

眼鏡「あぁ、定石だな。最近の流行に沿えば、明るい美少女主人と豊満な酒場の女将がいるはずだ。
   エロゲ分はそこで満たさせてもらおう。フフフ…」

セラフィム「アーデさん、目が輝き過ぎですぅ。と、そんなこんで到着ですぅ」

眼鏡「では…いざ!」ガチャ

リント&良男「いらっしゃ~い!」

眼鏡「

リント「ご宿泊ですか? ロイヤルルームが一部屋空いておりますが…」

良男「暑い中大変だったでしょう。何か飲みますか?」

セラフィム「それじゃ、オレンジジュース…」

眼鏡「待て待て待て! 違うだろ!
   それはルイス・ハレヴィとスメラギ・李・ノリエガが来る事くらいは予測していたがな、これは斜め上過ぎるだろう! どういう事だ、これは!?」

良男「あぁ、その人たちは前にこの村で宿屋経営をしていたそうなのですが…」

リント「女将がしょっちゅう店の酒全部飲み干すものだから、潰れてしまったようです。だから、代わりに我々が…」

眼鏡「彼女らしい…まったく彼女らしすぎる……ははは、失望感に押し潰されそうだ……orz」

セラフィム「ところで、お二人はどうしてそんなに受け答えスムーズなんですか?」

リント「私達、というより貴方たちの知り合いにはリアルでの人格を模したAIが搭載されてあるのですよ」

良男「因みに私の兄弟は全国の酒場で頑張っています。あぁ、後彼らも」

イノベ「トランザム(どうぞ、オレンジジュースです)」

セラフィム「おぉー、無駄に力が入ってるですぅ」ズズゥー



良男「成程、仲間を探してるのですか」

眼鏡「あぁ、誰か良い人材はいないか?」

リント「といっても、優秀な人たちは出払ってますからねぇ。今いるのは彼らくらいで…」

眼鏡・セラフィム「何か嫌な予感が…」

ポニテ「ウゥ…クジョウ、僕を置いてくなんて…」

匙「ルイス、一体どこへ…」

武士道「腹が減ったと言った! 主人、飯を!」

眼鏡「やはり君たちか…」






眼鏡「君たち、名前は…いや言わなくていいか。何を泣いている?」

ポニテ「グスッ、行き付けにしていた酒場のママが突然店を畳んでいなくなっちゃったんだ…あんなに貢いだのに…!」

匙「それで、ここで働いてた僕の彼女もその人に付いていっちゃったようなんだ。また会おうとは約束したんだけど…」

眼鏡(何だか一昔前の彼らのような設定だな)

セラフィム(きっと制作時期が古かったからですぅ。必要なら最新版にアップロードするそうですぅ)

眼鏡(いや、とりあえずは必要ない……ん? セラフィムさん、それ誰が言って
(「うわーん、クジョウ~!」「ハァ、ルイス…」)
   …うるさいな、君らは。そんなに会いたいなら探しに行け」

匙ポニ『え、勧誘?』

眼鏡「誘ったつもりは…まぁいい、とりあえずステータス確認させろ、どれ…」

ポニテ あそびにん Lv1
さじ あそびにん Lv1

眼鏡「…見事に使えないな」

セラフィム「酒場で飲んだくれてる野郎なんてこんなモンですぅ」

眼鏡「という訳で君たちには用はない。さっさと消え失せてスライムの前で遊び呆けているがいい」

匙ポニ『ちょ、辛辣過ぎね!?』

眼鏡「…その点ブシドー、君は期待出来そうだ。君は戦士か? それともバトルマスターか?」

武士道「…ワンマンアーミー」

眼鏡「何?」

武士道「ワンマンアーミーと言った!」

ブシドー ワンマンアーミー Lv57

眼鏡「こんな職業があったのか」

セラフィム「しかも強いですぅ!」

眼鏡「これなら文句ない。ブシドー、僕の仲間に…」

武士道「断固拒否する!」

眼鏡「! 何故だ!?」

武士道「何故なら私は既にこの二人に雇われてるからだ!」

匙「…だってさ~。どうする~?」

ポニテ「僕ら仲間にしなきゃブシドー付かないよ~w」

眼鏡「くっ…ご主人、もっとマシな人材はいないのか!?」

良男「この間までここらで1、2の実力者、ライル(かりうど Lv32)とアレルヤ(ぶどうか lv36)がいたのですが…」

セラフィム「ですぅが?」

良男「ライルは村を焼き討ちされ恋人も失い復讐の旅へ、アレルヤは結婚して旅行に行ったけど、行き先で石にされたそうです」

眼鏡「別の勇者の物語が進行しているだと…!?」

セラフィム「てか、ご主人、事情通過ぎですぅ」

匙ポニ『で、どうする?』

眼鏡「…仕方ないな」

匙ポニ『ヨッシャ!』

武士道「ご主人、飯!」

テテテーン匙、ポニテ、ブシドーが仲間になった!






めがね
さじ
ぽにお
ぶしと


ブシドー「何故私だけ変な名前なのだ!?」

眼鏡「仕様だ。ガマンしろ」






???「フフフ……勇者達め、ここまで来られるものなら来てみなよ」

マリナ姫「あ…あの……そろそろ帰りたいのですけど……」

???「ボクの野望を成就させるには君が必要不可欠なのさ。残念だけどまだまだ帰せないよ」

マリナ姫「………グスン」

???「その表情、堪らないねぇ!フフフ………ハハハ……ハーッハハハハ」


匙・ポニテ「グデーン」

眼鏡「えぇぃ!雑魚にすら苦戦するとは!しかも……」

武士道「弱きものを斬る刀は持たん!」

眼鏡「こいつ、全然役に立たないじゃないか!!」

セラフィム「アーデさん、ファイトですぅ!」

ピロリ~ン♪

めがねのHPMPがぜんかいした!






マリナ姫「野望、とは・・・一体なんですか・・・?」

???「ふふふ・・・君をさらえばお刹那君が助けに来るだろう?
     全ては僕の萌えの為に!!」

マリナ姫「せつな・・・?あ、あなた!私の息子に何をしたのですか!」

(仮面ズルっ)リボンズ「 へっ? 」

マリナ姫「ひどい!子供を巻き込むなんて!人質はわたくし一人で十分でしょう!」

リボンズ「え えーと」

リボンズ「この国の王様って」

マリナ姫「わたくしの夫は、わたくしと瓜二つで有名なマリオ・イスマイール王ですわ。」


リボンズ「






一方その頃の現実世界


マリナ「お昼ごはんですよ~」

刹那「はあーい。」トタトタ

刹那「・・・あれ?ティエリアとセラフィムさんは?」

マリナ「あら。さっきまでPCの前で遊んでいたのに・・・」

ポニテ「2人で漫画喫茶とかネットカフェにでもいったんじゃないかい?」

匙「せっかく新メニューの筑前煮入りコロッケ作ったのになぁ」

ブシドー「いただきます!いただきますといった!」






眼鏡「ゼエハア…ようやく王都までたどり着いたな。時間も体力も随分消費した…」

セラフィム「でも、Lvかなり上がったですぅ。ほら!」めがね Lv17

眼鏡「ここに着く直前あんな事があったからな…」


匙『見て! 町だ…て、門の前に何か…』

??『グル?』

ポニテ『ヒェ~! ドドドドラゴン! 何でこんなとこにぃ!?』

武士道『おぉ…! その眼、その気、只者ではない…闘いたいなぁ、竜よ!』

ドラゴン『アンギャー!』

眼鏡『おい、こんなのに喧嘩吹っ掛けるnギャー!』


武士道「私は今日この闘いをついぞ忘れん…」

眼鏡「巻き込まれて死ぬかと思った…」

匙「死ーん」
ポニテ「死ーん」

セラフィム「実際死んじゃってるですぅ。教会行きますか?」

眼鏡「いや、めんどいから後にしよう。まずは王様の所に行って軍資金とお宝ふんだくるぞ」

武士道「うむ、行くとしよう」ズルズル

セラフィム「…棺桶が勝手に付いてくるの便利だけど不気味ですぅ」


兵士「よくぞお越し下さいました。王の間はこの奥です。どうぞ」

武士道「アザディス城か。中々立派な城だな」

眼鏡「…いよいよ対面だが、なぁミレイナ」

セラフィム「はいですぅ」

眼鏡「王様の正体分かってきたんだが、どうしよう?」

セラフィム「あぁ~そういうの分かると急に冷めちゃいますよね」

眼鏡「あぁ…どうせ出てくるのは…」

刹那「遅ーぞ! てめぇら! 最初の村からここまで来るのにどんだけかかってんだ! すぐ隣りだろうがぁ!」

眼セラ『あぁ~、やっぱり…』

刹那「え? 何でがっかりしてんの?」

眼鏡「だってなぁ…読みやすいんだよ。妃や姫キャラ等マリナくらいだろ。その相手ならお前だけじゃないか。しかも…」

セラフィム「半端なく似合わないからガッカリ度倍増ですぅ。何ですか、その付けヒゲ」

武士道「うむ、本人の威厳がなさすぎて情けなさを上げているな。とても一国一城の王には見えん」

刹那「おいコラァ! 俺今回王様だぞ! 何でここまで貶められにゃならんのだ!」

眼セラ『キャラだから』

刹那「うぅ…ぐすっ、マリリ~ン!」






マリオ「こら!駄目じゃないか、私のふりをしては!」

刹那「ち、父上!!すみません!」

眼鏡「え?え?あ、あの?」

マリオ「不肖の息子が申し訳ありません。私が真の王、マリオ・イスマイールです」

眼鏡「マ、マ?」

マリナ「マリナと瓜二つな事で有名なんですよ。たまに間違えられたりします」

眼鏡「






マリ王「分かりました。資金と装備はこちらで用意させてもらいます。我が妻の事はよろしくお願いします」

眼鏡「は、はい…(そうか、お刹マリではないのか…)」

刹那「は、母をよろしく頼むぞ(何か納得いかない納得いかない納得いかない……)」


マリナ女王「あ、あの~魔王さん?」

???「はいー? 何か用かい?ボリボリ」

マリナ女王「どうかなされたんですか? 急にやる気がなくなってしまったみたいで…」

???「そーかい? あーそうだ、仕様でまだ解放できないけど、勇者来たら帰っていーよボリボリ」

マリナ女王「は、はぁ…」


セラフィム(むぅ、これはまずい。皆やる気が削がれてるですぅ。仕方ない(ピポパ)…あ、私ですぅ。かくかくしかじかな訳でよろしくですぅ)

ピカッ

眼鏡「うん? 今光が…」

マリ王「…刹那よ。お前に言っておかねばならない事がある」

刹那「何でしょう、父上?」

マリ王「…実はお前は私達の子供ではない」

刹眼『な、何だってー!?』

マリ王「お前はかつて滅びた隣国、クルジスの王家の血を引いておるのだ」

刹那「そ、そんな…」

眼鏡「何だ、この急展開は…」



??「元気出して下さい、母様」

???「あれ、僕たち以外に人いたっけ…て、女王が二人ぃ! 君は一体…」

小マリナ「はじめまして、私、アザディス王国の王女、マリナ・イスマイール…小マリナって呼ばれています」

???「コマリナ…確かに困った顔…じゃなくて、王家の子供は一人と聞いてたけど?」

小マリナ「それは私と刹那が…」


マリ王「血の繋がらない兄弟ということになるな」


刹那???「(・∀・)」


???「フハハハハ、勇者、そして王子よ! いつでも来るがいい! 叩きのめしてくれるぅ!」


刹那「よっしゃあ! 姉がいた覚えはいまいちないけど、とにかくよっしゃあ! では行くぞ、お前ら!」

眼鏡「行くって何だ!? 付いて来る気か!」

刹那「当たり前だ。安心しろ、これでも戦士としてはそれなりに強いし、馬車もつけるから問題ないだろ!」

眼鏡「ちょ、待…ブシドー!」

武士道「…確かにそれなりに鍛えてるようだし、問題ないだろう」

眼鏡「王様!」

マリ王「可愛い子には旅をさせろといいますし(ニコッ」

刹那「サンキュー、父上。では行くぞ!」

眼鏡「あぁ~!」

セラフィム「計画通りですぅ」

テテテーン刹那が仲間に入った






せつな
Lv1
ぼうこくのおうじ

HP20
MP10

E えーけー47らいふる
E おなべのフタ
E きぞくのふく
E あかいマフラー
E おうじょのあい






パカラパカラ

匙「何か僕らが死んでる間に話進んじゃったね」

ポニテ「ねぇ…」

刹那「我が国を守る守護竜ダブルオー。あいつに乗れば魔王の所までひとっ飛びだったんだ……なのに、何でお前らが倒してんだ!」

眼鏡「喧嘩売ったのはこいつだ」

武士道「むぅ、済まなかったと思ってるから、代わりを用意した」

マスラオ「ブモー!(馬のくせにやるわね)」

エクシア「ヒヒーン!(そちらこそ只者ではないわ)」

刹那「こんな混成牛馬車なぞに乗りたくなかったわ!」

セラフィム「速いんだから文句言うなですぅ」

その後、眼鏡たちは様々な場所を訪れ、魔王の刺客との激戦を勝ち抜いていった。その最中で匙は僧侶、ポニテは魔法使いに転職し、パーティーは力を強め魔王の居城に迫っていった。そして…

匙「ついにここまで来たね」

ポニテ「魔王の城、流石に体が震えてくるね…」

武士道「私もだ…武者震いが止まらない!」

刹那「母上、姉上、待っていてくれ!」

セラフィム「行きましょう、アーデさん」

眼鏡「あぁ、行くぞ、皆! 突げ…」

『ティエリア! ミレイナ!』

刹那「な、何だ! 天から母上の声が!?」

眼鏡「この声は…!」

セラフィム「マリナさん!」

『いつまでゲームやってるの! もう晩御飯よ!』

セラフィム「アワワ…行くです、アーデさん」

眼鏡「え?」

刹那「どこへ行く気だ、おい!」

セラフィム「だいじょぶですぅ、前の町でセーブは済んでるですぅ!」

刹那「セーブって何だ、おい戻ってこーい!」



ミレイナ「ぷはぁ!」

眼鏡「あ、あれ、戻れた?」

マリナ「もう皆を待たせて、早く来なさいね」

眼鏡「あぁ、すまない…さて、ミレイナ」

ミレイナ「ギクッ」

眼鏡「クリアしなくても出られたじゃないか。何故あんな嘘をついた?」

ミレイナ「…だって、アーデさん、最近この家の人のこと監視するばっかで、私と遊んでくれないですぅ。寂しかったのに…ずっと相手にされなくて」

眼鏡「そうか…」スッ

ミレイナ(うっ…叩かれる…!(ポン)ヘ…?」

眼鏡「済まなかったな、ミレイナ」ナデナデ

ミレイナ「アーデさん、くすぐったいですぅ!」

眼鏡「僕は自分が楽しむのを優先する余りに刹那やマリナ、個人の感情を無視していたようだ…こんな身近な気持ちに気付けないほどな…済まなかった」

ミレイナ「…いえ、私もごめんなさいですぅ!」

眼鏡「ではこれで手打ちだ。さぁ、ご飯にしよう」

ミレイナ「はいですぅ!」






????「クリアまでには至らなかったか……だが、大切なことには気づいてくれたようだ。今回はこれで良しとしようかの。よいサンプルデータも取れたことだしの。ふふふ」


????「来ないな…この間ついそこまで来ていたような気がしたのに?」

小マリナ「母様、ご飯炊けました」

マリナ「ありがとう、魔王さんそろそろできますよ~」

????「あ、はーい」


刹那「おい、あいつらどこ行った! そして俺たちは何故この町で立ち往生して出られないんだぁ!」

武士道「退屈だ……王子とでも死合うか」

匙「なあ、ポニテ、僕ら何で旅に出たんだっけ?」

ポニテ「う~ん…何でだっけ? 忘れちゃった」



現実世界

刹那「ふぅ、食べた食べた、やっぱりマリリンのご飯は最高…うん? これはあいつらがやってたゲームか。
   ……ちょっとやってみるか」

→ はじめから

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