一日目荒熊家編

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haputea

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刹マリwith喪男、愛の巣の隣の部屋

電波「ねえマリー、中々眺めのいい部屋だね」

ソーマ(何故大佐はこんなヤツと一緒に住むことを命じたのだ!?)

電波「ねえマリー、テレビの位置はここでいいかな?」

ソーマ(科学者共はヤツが私の脳量子波の影響を受けなくなった原因を知りたいらしいが……)

電波「ねえマリー、冬物はクローゼットの奥にしまっておくよ」

ソーマ(だからといって、こんなヤツと一緒に住む必要は無い筈。
    新たな超兵の出現は考えられない。同胞は既にヤツが殺した。コイツも私が――)

電波「ねえマリー、この下着類は何処にしまえば」

ソーマ「貴様!さっきからうるさいぞ!!」

電波「マリー、このブラ――」

ソーマ「何度言ったら分かる!私はマリーという名ではない」

電波「いや、君の名前はマリーだ。マリー・パーファシーだ。そしてCの75という胸のサイズではなかった」

ソーマ「貴様~~~~~」

電波「マリー、間違ったサイズのブラは重大な発育障害を――」

ソーマ「パッドを入れてるから問題ない!!」

電波「マ、マリー……マリーはこんな娘じゃ(涙)違う人格が……」

ソーマ「あ、頭が…………」

息子「中尉、新たな食器を買って参りました……貴様!中尉に何をした!!」



マリナ「隣の部屋、騒がしいわね」

刹那「今日引っ越して来たらしい。先程蕎麦を貰った」

マリナ「どうして?お知り合いだったの?」

刹那「一応……ヤツもガンダムだ。
   そして昔の日本には引っ越し時には蕎麦を配る風習があったらしい」

マリナ「そう、なら今晩はお蕎麦ね☆」



ブシドー「蕎麦か、私が蕎麦アレルギーでなかったことを幸運に思うよ」

喪神「引っ越し蕎麦とは、風流だね~」

匙「僕、生わさび買ってきますよ」

眼鏡「ヴェーダの推奨によれば、蕎麦の薬味は胡麻とネギだ。
   わさびは必要ない。鼻にツンとくる。」


刹那(あぁ、今日も……平和だ(涙))






アレルヤ「マリー、今日の夕飯は大間のマグロのお刺身だよ」

アンドレイ「ソーマはマグロ?貴様!中尉を侮辱するな!!!」

アレルヤ「何言ってんの?マリーはマリーであってソーマじゃないよ」

アンドレイ「ん?中尉がマグロと言うからには、それなりの関係があったのか!?」

アレルヤ「マリーは昔から可愛いよ。もちろん今でも可愛いよ」

アンドレイ「そんな…こんな真性の電波でストーカー体質の男に中尉が…」

ソーマ「貴様らまとめて始末してやるーっ!!」


バキュンバキュンバキュン


マリナ「あら、お隣から銃声が」

刹那「いつもの喧嘩だからほっとけばいいよ」






電波「マリー!マリーの実家から小包が届いたよ」

ソーマ「マリーって呼ぶな!
     …ん?大佐から…?これは…鮭…」

アンドレイ「父さんめ…荒熊が鮭って…お父さんギャグのつもりか!?」

電波「イクラも入ってるから今夜は鮭の親子丼だね」

アンドレイ「親子丼だと!?貴様…中尉と父さんを一度に…!」

電波「ねぇマリー、この人は何でよくわからない怒り方をするんだい?」

ソーマ「私はマリーではないが少尉はちょっと…電話だ
    もしもし?」

セルゲイ「ピーリス中尉、小包は届いたか?」

ソーマ「はい、大佐!今夜、親子丼で頂こうと思います」

アンドレイ「そんな…ちゅ、中尉が私と父さんを一度に…まだ心の準備が…」

電波「マリーが頂くのは僕ときみのお父さんの親子丼だよ^^」

アンドレイ「父さんの息子ヅラをするなE-57!父さんの息子は私だけだ!」

ソーマ「待て!スミルノフ大佐は私のお父さんだ!」


セルゲイ「わ、私を取り合うのはやめるんだ、みんな」



マリナ「お隣さんの喧嘩はいつもややこしいわね刹…
    そういえばブシドーさんと旅行に行ってるんだったわ」

匙「マリナさん!カレー焦げてますよ!」

マリナ「あ!いけない!」

ビリー「刹那くんが出かけてから彼女はぼんやりしてるようだねぇ」

眼鏡「しかしこれで刹那が帰ってきたら2人の絆がより深まるはずだ
   あとは刹那次第だ」

ビリー「僕たちはそばで見守ることしかできないからね」

眼鏡「ああ、僕たちに出来るのは半径30cm以内で2人を応援することだけだ」






刹那「眼鏡ぇぇぇぇぇぇ!!!!密着し過ぎだ離れろぉぉぉぉぉ!!!!」

ゴイン☆

ブシド「聖地を乱すようなマネはこの私が許さん!」

刹那「目…目から火花が……っ」






ピンポーン

マリナ「こんにちは、はじめまして、私隣に住んでいるマリナ・イスマイールです」

電波「こんにちは。あ、ご挨拶が遅れました。
   先日引っ越してきました、アレルヤ・ハプティズムです」

マリナ「ご丁寧にどうも。頂いたお蕎麦美味しかったです。これ、お返しの筑前煮です」

電波「あ、すいません、かえって気を使わせちゃったみたいで」

ソーマ「何だこれは~~~~~~~~!?」

マリナ「あら?」

電波「マリー!?」

ソーマ「貴様か!?私のクローゼットの中身を全て入れ替えたのは!?」

電波「マリー!?どうしたんだ?」

マリナ「?」

ソーマ「どうもこうもない!!私のクローゼットの中身を別の服に変えたな!!」

マリナ「まあ、かわいい」

電波「マリー!!お客さんが来てるのに失礼じゃないか」

ソーマ「あ、これは失礼。私はソーマ・」

電波「うちの家内のマリー・パーファ……マリー・ハプティズムです」

マリナ「あら、奥様でしたか。はじめまして、私は隣のマリナ・イスマイールです」

ソーマ「私の名前はマリーではなく、こいつの奥様などではない!!」

マリナ「あらあら、照れてるのね(はぁと)」

ソーマ「あ、頭が……、それよりこの服はなんだ!?こんな服着られるか!!」

電波「ゴスロリだよマリー。マリーに似合うと思って買ってきたんだ」

ソーマ「こんなヒラヒラした服など私の好みではない!!」バシッ

電波「マ、マリー(涙)」

ガチャ

子熊「中尉!父さ、いやアンドレイ大佐から宅急便が届きました」

ソーマ「何?大佐からか?  ガサゴソ  なんだ……これは?」


荒熊『先日東京に立ち寄った際に、お前に似合いそうな服を見つけたので送る。
   三世紀前の日本のハイスクールの制服らしい。私はセーラー服なるものが気に入ったが、
   一応ブレザータイプのモノも一緒に送る。気に入ってくれると嬉しい。

 PS もしよかったらこれを着た写真を送って欲しい パパより 愛を込めて』


マリナ「まあ、素敵な服ね☆」

電波「マリー!!きっと似合うよ!!スグに着てみよう!!!!」

ソーマ「あ、頭が―――――――――――――」



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