突然降りだした雨の中帰宅する二人
マリナ「やっと着いたわ」
刹那「雨に降られるとは」
マリナ「濡れちゃったわね」
刹那(濡れた服が張り付いてマリナのツインドライヴが強調されている……
ゴクリ……これも……ガンダムだ!!)
ゴクリ……これも……ガンダムだ!!)
ピカッ!!ドグワッシャーン!!!!
マリナ「キャッ」
刹那「雷か……」
部屋の電気が突然消える。
マリナ「何なの、これ?」
刹那「停電だ」
尚も続く雷の轟音。
マリナ「怖い……」
刹那「(マ、マリナが抱きついてくる)俺たちの地方に雷はなかったからな」
マリナ「ねえ、いつ終わるの(←上目づかいで)」
刹那「すぐに終わる(濡れた服から00ガンダムの――――
いや、マリナの体温が伝わって……頼むから終わってくれるな!!時間よ止まれ!!!!)」
いや、マリナの体温が伝わって……頼むから終わってくれるな!!時間よ止まれ!!!!)」
ブシドー「よ、よもや光が無いとこんなに怖いとはな、聞いてないぞ!!(プルプル)」
喪神「ク、クジョウの天気予報は、ま、全く当たらないな(プルプル)」
匙「ロ、ロウソク押入れの中に一本だけありましたよ(プルプル)」
眼鏡「ヴ、ヴェーダの推測によればこの停電は、あ、あと1200秒で回復する(プルプル)」
マリナ「みんな、怖がることなんてないのよ」
喪男達「雷怖いよ~暗いの怖いよ~ウワーーーーーーーーーー-ン(>_<)」
マリナ「大丈夫だから、すぐにやむからね(>_<)\(゜゜)ヨシヨシ」
刹那「……マ、マリナ実は俺も」
マリナ「あら、直ったわ」
刹那「―――――――――――」
刹那「マリリン、風邪をひいてしまったようだ・・・げほっげほっ!」
マリナ「大変!すぐに病人食を作るわ!」
刹那「ああ、頼む・・・
(風呂上がりベランダで二時間座禅した甲斐があった…!これであーんイベントが…)」
(風呂上がりベランダで二時間座禅した甲斐があった…!これであーんイベントが…)」
マリリン「できたわ刹那!」
ブシド「私たちにまかせたまえ!はいあーん」
ビリー「あーん」
サジ「あーん」
刹那「光が・・・広がっていく・・・」
全員「「「いただきました!」」」
喪神「ふーお腹いっぱいだねぇ」
匙「マリナさん、和食も上手くなりましたね」
眼鏡「栄養バランスも完璧だ」
刹那「(何故こいつらは当たり前のようにマリナの手料理を…)マリリン、おいしかっ…」
ブシドー「実に美味だったぞ!マリナ!!」
刹那「マ、マリリンを呼び捨てにした!?」
マリナ「ありがとうブシドー」
刹那「マリリンもっ!?」
刹那「変態仮面!貴様そんな口のきき方してもいいと思ってるのか!
マリリンはアザディスタンの皇女だぞ!」
マリリンはアザディスタンの皇女だぞ!」
ブシドー「私にとって姫とはガンダムだけだ!」
マリナ「刹那、私は皇女とは名ばかりで国のために何も出来なかった…
それに今は在野の身、敬語なんて、いいのよ」
それに今は在野の身、敬語なんて、いいのよ」
ビリー「あ、食後のお茶貰えるかい?マリナ」
匙「僕にも下さい」
眼鏡「僕にも。刹那・F・セイエイにもいれてやるといい」
マリナ「はいはい、ちょっと待っててくださいね」
ブシドー「温めで頼む。猫舌の私は我慢弱いのだ」
マリナ「ふふ、わかってます」
刹那「どういうことだ、謎の預言者!お前の言葉は一週間後に必ず実現する筈だ」
預言者?「その通りだよ刹那・F・セイエイ」
刹那「お前はマリナを俺の運命の人だと言った。しかしこれでは…」
預言者?「『ブシドーとマリナが夫婦のようだ』?」
刹那「?!」
預言者?「こんな言葉を知っているかい、刹那。」
刹那「なんだっ!」
預言者?「予告詐欺」
刹那「お、お前がガンダムであるものかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
(泣きながら走り去る)」
(泣きながら走り去る)」
預言者?「次回、喪男排除作戦。刹那の怒りが仮面を切る…」
ブシドー「おーい、ケーキを買って来たぞ。皆で食べよう」
マリナ「まあ!ありがとうございます。じゃあお茶の用意をしないと…」
ビリー「僕も手伝うよ。えーと、ティーカップはどこだったかな」
サジ「あ、僕がお皿を出すよ」
ティエリア「布巾をくれ。テーブルを拭いておこう」
刹那「(俺も何かやらないと…そうだ!)
みんなが座る所を粘着テープでコロコロするあれで綺麗にしとく!」
みんなが座る所を粘着テープでコロコロするあれで綺麗にしとく!」
マリナ「部屋が散らかってきたから、そろそろ掃除しないといけないわね」
刹那「マリリンは休んでて、たまには俺たちが掃除するから!
そうだ、フェルトの部屋にでも遊びに行ってなよ」
そうだ、フェルトの部屋にでも遊びに行ってなよ」
マリナ「そう?じゃあ、お言葉に甘えて」
刹那「お前ら、人の部屋に居座ってるんだから掃除ぐらいしろ!」
ブシドー「何!ガンダムが現れただと、至急現場に向かう」
ビリー「グラハム、僕も行くよ!」
刹那「おいっ、お前ら!というかグラハムって誰だよ
匙はどこにいったんだ!?」
匙はどこにいったんだ!?」
ティエリア「元カノにメール送るとかいってさっき出て行ったぞ
私も急用ができたので失礼する」
私も急用ができたので失礼する」
刹那「変わってない… あの頃から、何一つ…!」
刹那(くっ、昨日は奴等に邪魔されたが今度こそマリナを抱きしめる!)
マリナ「刹那……」
刹那(今だ!……何!)
マリナ「うん……(ゴロン)」
刹那(逆方向に向き直った!? これでは自然に抱きしめられないではないか!)
喪神「……クジョウ……Zzz(スメラギプリント抱き枕を抱きしめながら)」
匙「Zzz……ルイス(指輪を握りしめながら)」
ブシドー「まるで眠り姫だ……むにゃむにゃ(ガンプラに囲まれながら)」
眼鏡「……(無言でエロゲ)」
刹那「俺は……ガンダムになれないorz」
ブシドー「抱きしめたいなぁ! ガンダム!(急に叫び自らを抱きしめる)」
刹那「お前等(喪男)に集まって貰ったのは他でもない、今度のミッションについてだ」
全員「????」
刹那「今度の連休に俺はマリナと共に“ふ た り だ け で”出かける事にした」
ティエリア「しかしそれでは君達に何かしらの危害が及んだ場合対処が遅れることとなってしまうぞ!」
刹那「ないから!ここ経済特区東京だからないから!世界で一番ぬるく平和な国だから!」
ブシド「備えあれば憂い無し、先達の言葉は敬わねばならんぞ」
刹那「…ふ、ふふふ…もうその手にはのらんぞ…いいか?今回付いてきたら…」
全員「もうおやつに“せっさん堂”のミルクプリン買ってやらないからな!」
全員「!!!!そんな横暴な!!!!」
刹那「いいか、二度は言わん…もし邪魔をするようならば…駆逐する」
全員「…り、了解した」
ビリー「ふむ、どうやら彼は本気のようだねぇ」
サジ「結構気を遣ってたんだけどなぁ、刹那って意外と独占欲強いのかな?」
ブシド「まぁ仕方あるまい、本人がああ言っているのだし、今回は我らも休暇としゃれ込むとしよう」
ビリー「いいね、この頃あの二人を邪ポートするのに忙しくて僕らプライベートも何も無かったしね」
サジ「たまには親睦兼ねてみんなで出かけてみますか?」
ビリー「しかし連休は目の前だよ?今から予定立ててもどこも混んでそうだよね」
ティエリア「心配ご無用だ」
サジ「ティエリア?」
ティエリア「今、ヴェーダから指示が来た、俺たちはこの連休“群馬サファリパーク”に行くぞ!」
サジ「…富士の方じゃなくて?」
ブシド「普通は有名処を選ぶと思うのだが…してその心は?」
ティエリア「答えは簡単な事だ、今回刹那は二人きりになりたいと言っていた、
だったら俺たちとバッタリ出くわすのも可哀想というもの
よって俺たちが刹那達が行きそうにも無いところを選べばいいと言う訳だ」
だったら俺たちとバッタリ出くわすのも可哀想というもの
よって俺たちが刹那達が行きそうにも無いところを選べばいいと言う訳だ」
ブシド「なるほど、考えたな、して何故群馬サファリパークなのだ?」
ティエリア「ふ…若い(?)男女が連休を使って行楽に行く所なぞネズミの国や他テーマパークがセオリー
ましてや刹那のような相手の手も握ったことも無いような男が選ぶ場所なんぞ雑誌の受け売りが精々だ」
ましてや刹那のような相手の手も握ったことも無いような男が選ぶ場所なんぞ雑誌の受け売りが精々だ」
ビリー&サジ「あ~僕にもなんか身に覚えが…」
ティエリア「2ヶ月前から発行されていたその手の雑誌全てを調べたが、
サファリパークは載っていなかった
よって現時点で刹那が選択する可能性が最も低い場所となる
更に有名な富士の方を回避することでより一層遭遇率が下がるという寸法だ」
サファリパークは載っていなかった
よって現時点で刹那が選択する可能性が最も低い場所となる
更に有名な富士の方を回避することでより一層遭遇率が下がるという寸法だ」
ブシド「ふ、やるな、流石ガンダムマイスターだ」
ビリー「抜かりがないね、で?成功確率は?」
ティエリア「ふふ…およそ99.9999%だ、そして既にチケットも手配済みだ!」
サジ「凄い、完璧だね!」
ブシド「うむ、早くホワイトタイガーに会いたいものだ」
刹那「マ、マリナ…その今度の連休の事なんだが…」
マリナ「連休?みんなでお出かけするの?」
刹那「……みんなじゃない……
その、皆用事があると行っていたので今回は俺と…マリナの二人で…」
その、皆用事があると行っていたので今回は俺と…マリナの二人で…」
マリナ「まぁ、そうなの?」
刹那「……嫌か?」
マリナ「嫌な分けないじゃない、うれしいわ、刹那」
刹那「そ、そうか!よかった!」
マリナ「所でどこに行くの?ネズミの国?ヒーローの国?」
刹那「いや、今回は重要なミッショ…デ、デートだからな、邪魔者が入らない所にした
(下手に有名処にしてあいつ等と鉢合わせなんて冗談じゃないからな!)
少し遠いが車でドライブでも楽しみながら行こう」
(下手に有名処にしてあいつ等と鉢合わせなんて冗談じゃないからな!)
少し遠いが車でドライブでも楽しみながら行こう」
マリナ「まぁ、どこかしら?」
刹那「サファリパークだ、それも群馬の方の」
マリナ「サファリパークって?」
刹那「放し飼いの野生動物が見れる所で白い色の虎と写真も撮れるらしいんだ」
マリナ「まぁ!本当?凄いわ刹那!そうしたら一緒に写真取りましょうね♪お弁当も作らなくちゃ
早く当日にならないかしら、とても楽しみね刹那♪」
早く当日にならないかしら、とても楽しみね刹那♪」
刹那「…ああ…マリナ…俺も…だ(落涙)」
刹那「マリリン、たまには二人っきりでどこかに行かないか?二人っきりで!」
マリナ「良いわね。刹那とデートなんて久しぶりね!」
刹那(マリリンがデートって言った!!!がんだぁぁぁぁむ!)
刹那「よし!じゃあ今からさっそくどこかに出かけよう!どこに行く?」
マリナ「あ、ごめんなさい。今日はスメラギさんとビリーさんとお食事に行くのよ。
スメラギさんがどうしても誰か一緒じゃないと嫌なんですって。
ビリーさんがスメラギさんは恥ずかしがってるって言ってたわ。かわいいわね。」
スメラギさんがどうしても誰か一緒じゃないと嫌なんですって。
ビリーさんがスメラギさんは恥ずかしがってるって言ってたわ。かわいいわね。」
刹那(クソ!あとでポニテもいでやる!童貞をこじらせて死ね!)
刹那「よし、じゃあ明日はどうだ?映画にでも行こうか!」
マリナ「あ・・ごめんなさい。明日は沙慈くんと世界の筑前炊きフェアに行くのよ。
イタリア風とかインド風とか色々あるんですって。
沙慈くんの筑前炊きへの情熱はまさしく愛だってブシドーが褒めてたわ。」
イタリア風とかインド風とか色々あるんですって。
沙慈くんの筑前炊きへの情熱はまさしく愛だってブシドーが褒めてたわ。」
刹那(クソ!焦げちゃえよ、筑前炊き!ヘンタイ仮面もキモいセリフマリリンに吐いてんじゃねーぞ!)
刹那「明後日は大丈夫だろう?よし、朝からちょと遠出するか!」
マリナ「その日はティエリアさんとお買い物に行く約束をしているのよ・・。
ピンクのカーディガンを10枚新調するとかで、見立てて欲しいんですって。
ヴェーダの指示通りの素材や編み方の物を探すのは結構大変みたい。」
ピンクのカーディガンを10枚新調するとかで、見立てて欲しいんですって。
ヴェーダの指示通りの素材や編み方の物を探すのは結構大変みたい。」
刹那(クソ!こだわってんじゃねーよ!一人でユニ○ロに行け!)
刹那「マリリン!その次の日は?!その次の日は大丈夫だよな!?」
ブシドー「喜べマリナ!その日はその日はZガンダムのBDメモリアルボックスⅠがkonozamaから届くぞ!
鑑賞会を開くので用意を頼む!ガンダムちらし寿司とザクハンバーグを忘れるな!
会いたかった・・・会いたかったぞZガンダム!」
鑑賞会を開くので用意を頼む!ガンダムちらし寿司とザクハンバーグを忘れるな!
会いたかった・・・会いたかったぞZガンダム!」
刹那「この世界に、神なんていない・・・orz」
アレルヤ「あれ?刹那どうしたのその目の下の隈、あの日の僕よりも酷いよ?」
刹那「……だ…」
アレルヤ「え?なに?」
刹那「……眠れないんだ…眠れないんだよ…」
アレルヤ「刹那?」
刹那「マリナの顔が…アップが…寝息が…でも…頭の上から視線が…
マリナの…マリナの寝返りが…でも足下から探るようなの気配が…
マリナの…マリナの寝言が…でも隣から聞き耳立てて……う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
マリナの…マリナの寝返りが…でも足下から探るようなの気配が…
マリナの…マリナの寝言が…でも隣から聞き耳立てて……う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
アレルヤ「ちょっ、せ、刹那!?どうしたの刹那?刹那!!刹那ぁぁぁぁ!!!????」
居間
ティエリア「…そうか、そんな事が…」
アレルヤ「うん…あんな刹那見たの始めててどうしようかと思ったよ
とりあえず近所迷惑になるから鳩尾一発入れたけど…」
とりあえず近所迷惑になるから鳩尾一発入れたけど…」
ティエリア「…もしかしたら…我らのサポートだけでは足りないのかもしれないな…」
アレルヤ「どうする?僕も君達と行動を共にしたほうがいいのかな?」
ティエリア「そうあれば心強いが…実は少し問題があってな…」
アレルヤ「どうしたの?マリーなら僕の心に住み着いてるから心配ないよ?」
ティエリア「…それはどうでもよろしい
そうではなく……お前を寝かせるためのベッドを入れると
どうしても上手く部屋に入りきらないんだ」
そうではなく……お前を寝かせるためのベッドを入れると
どうしても上手く部屋に入りきらないんだ」
アレルヤ「そんなの簡単じゃない」
ティエリア「何だと?」
アレルヤ「刹那をサポートするのが僕たちの使命なんだからマリナ姫には和室に寝て貰って
日替わりローテーションで僕たちが刹那と一緒に寝ればいいんだよ」
日替わりローテーションで僕たちが刹那と一緒に寝ればいいんだよ」
ティエリア「なるほど…しかしお前のその発想、変わってないな、ふっ」
アレルヤ「えへへ、そうかな?」
隣室
刹那「……マリナ……俺は……俺は……だったらまだ1人の方がマシだ…(寝言)」
刹那「う…ううう……はっ!」
マリナ「あら、刹那起きたの?」
刹那「マリナ…ここは…」
マリナ「刹那ったら町中で倒れたってアレルヤさんが連れてきてくれたのよ」
刹那「…そう言えば途中から記憶が…そうか…夢か…よ、よかった…(涙目)」
マリナ「…刹那ったら疲れているのね…あまり無理しないでね、貴方に何かあったら私…」
刹那「マ、マリナ……っ(こ、このシチュエーション…っ行ける!)」
マリナ「なに?刹那」
刹那「マリナ…お、俺は…」
ブシド「さあ!準備は出来た!行くぞマリナ!」
マリナ「あらもうそんな時間?」
刹那「…え?」
マリナ「ごめんなさいね刹那、私これからお布団買いに行くの」
刹那「……布団……?」
マリナ「ええ、ティエリアが急に私専用のお布団買いに行くって言うから
今からニ○リに行こうってみんなで言ってたの」
今からニ○リに行こうってみんなで言ってたの」
ブシド「うむ、そういう事だ、早く支度をしないと置いていくぞ」
マリナ「あらあら大変、ちょっと着替えてくるわね、玄関で待っててちょうだいね」
ブシド「了解した」
刹那「…マリナ…俺は…?」
マリナ「ケホケホッ・・・」
ポニテ「風邪かい?穏やかじゃないねぇ・・」
マリナ「大丈夫です。少し熱っぽいくらいで・・」
匙「ダメですよ、マリナさん!ああ・・ガンダム馬鹿なんかと一緒にいるから・・
僕おかゆ作ってきますから休んでてください!」
僕おかゆ作ってきますから休んでてください!」
ポニテ「僕のスメラギおっぱい湯たんぽを貸してあげるよ、さあここに寝て」
眼鏡「ヴェーダに体調の情報を入力して最も適した薬を弾き出してこよう。
血圧と体温を計ってみてくれ。全くマリナがこんなになるまで気付かないなんて、
刹那・F・セイエイはガンダ喪マイスターにふさわしくない!」
血圧と体温を計ってみてくれ。全くマリナがこんなになるまで気付かないなんて、
刹那・F・セイエイはガンダ喪マイスターにふさわしくない!」
ブシドー「神社に行って札を買ってくるとしよう。人呼んで、グラハム祈願!」
刹那「うわあああ!マリリンは無事かあああ!
喪毒にやられて重体という暗号通信が送られてきたからトランザムを使って戻ってきたぞ!」
喪毒にやられて重体という暗号通信が送られてきたからトランザムを使って戻ってきたぞ!」
喪男達「シーーッ!今はもう寝てるよ!」
刹那(ううぅ・・マリリン・・
かわいそうに、こんな喪男どもに囲まれてよっぽど無理をしていたんだ・・・)
かわいそうに、こんな喪男どもに囲まれてよっぽど無理をしていたんだ・・・)
マリナ「うーん・・・刹那・・・」
刹那「マリリン大丈夫か!何かして欲しいことはあるか?」
マリナ「刹那の剥いたリンゴが食べたい・・・(ポッ)」
刹那「おっ・・そ、そうか!わかったよマリリン!
ちょっとトランザムを使って00で青森までリンゴを買いに行ってくる!5分で戻るからな!(照)」
ちょっとトランザムを使って00で青森までリンゴを買いに行ってくる!5分で戻るからな!(照)」
匙「やられちゃえよ、ガンダ喪」
ポニテ「穏やかじゃないねえ・・」
眼鏡「お万死!」
ブシドー「堪忍袋の緒が切れた!許さんぞ!ガンダ喪!!」
????「他人にすがらないと満足に会話一つ出来ないとはな……」
刹那「お、お前はっ!?」
匙「こ、このほとばしるリア充オーラは!?」
喪神「き、君はあの時僕のクジョウを拐った男!!」
武士「ここで会ったが百年目だガンダム!! 我、常在戦場の心得あり!!」
マリナ「あら、刹那が二人?」
眼鏡「彼は危険な存在だ!!」
刹那「マリナ……」
マリナ「刹那……」
刹那(……まずい、緊張して喋れない)
マリナ(……どうしたのかしら刹那、真っ赤になって……まさか)
ピトッ
刹那「!」
マリナ「やっぱり熱があるみたいね、きちんと体調管理しなきゃいけないわよ」
刹那「ガ……ガンダムだ」
喪神「穏やか……じゃ……ないねぇ!!!」
匙「そんなこと四年前にルイスにやってもらったさ
くやしくなんかないんだ!」
くやしくなんかないんだ!」
ブシドー「そのシチュをよしとする!」
眼鏡「これが……お約束!」
刹那「マリリン、ペットを飼わないか?」
マリナ「でも…うちにはペットを飼う余裕はないわ
だってブシドーさんが通販で日本刀やら鎧やらを買って
ビリーさんが長野から高級ワイン、鹿児島から焼酎をお取り寄せして
サジ君がフリスクを箱買いして
ティエリアさんが可愛い女の子のイラストが描かれた
ゲームを大量に買っていたから…
それらを置く場所で部屋が埋まってしまったから
ペットを飼うとしても場所がないのよ
だってブシドーさんが通販で日本刀やら鎧やらを買って
ビリーさんが長野から高級ワイン、鹿児島から焼酎をお取り寄せして
サジ君がフリスクを箱買いして
ティエリアさんが可愛い女の子のイラストが描かれた
ゲームを大量に買っていたから…
それらを置く場所で部屋が埋まってしまったから
ペットを飼うとしても場所がないのよ
それに…刹那がペットばかりを構うと寂しいし///」
刹那「マ…マリリン…///
(この幸せがいつまでも続きますように!!)」
(この幸せがいつまでも続きますように!!)」
スメラギ「そんな二人に丁度いいのがあるわよ。」
マリア「え?!」
刹那「本当か?」(ミス・スメラギの勧めなら間違いない!)
スメラギ「大型だからキャンキャン吼えないし
何でも言うこと聞くようしつけてあるし
自前のリードが頭についてるから散歩も楽!
多分あれなら刹那が夢中になる事もないんじゃないかしら。
私が2年間飼ってたやつだけど、良かったら試しにどう?」
何でも言うこと聞くようしつけてあるし
自前のリードが頭についてるから散歩も楽!
多分あれなら刹那が夢中になる事もないんじゃないかしら。
私が2年間飼ってたやつだけど、良かったら試しにどう?」
マリア「まぁ!よろしいのですか?」
刹那「やっぱり(今以上に)世話とか
大変そうだし止めておこう、マリリン…」
大変そうだし止めておこう、マリリン…」
マリナ「今日の夕飯は栗ご飯ですよ~」
匙「栗ご飯・・・」ニヤニヤ
ビリー「栗、ご飯・・・」ニヤニヤ
ティエリア「クリ、ごはん・・・」ニヤニヤ
刹那「出てけよ!お前ら即刻出てけよ!!しちゃうよ?武力で介入しちゃうよ!?」
ブシドー「敢えて言わせてもらおう!美味であると!!」
マリナ「よかった。刹那達も早く食べないと冷めちゃうわよ?」
刹那「マリリンと二人きりの生活だったのにorz」
喪神「穏やかじゃないねぇ(股間に葉っぱ一枚)」
刹那「なんだと……なんだその格好は!」
匙「好きな人が傍に居るだけでいいじゃない(もちろん葉っぱ一枚)」
ブシドー「そう、今日の私達は阿修羅すら凌駕する!
(仮面と葉っぱ一枚、限りなく変態に近い何か)」
(仮面と葉っぱ一枚、限りなく変態に近い何か)」
眼鏡「そう、だからこそ!」
四天喪王「「「「YATTA! YATTA!」」」」
刹那「何だ!?」
四天喪王「「「「YATTA! YATTA! YATTA! YATTA!」」」」
喪神「手を繋げない」
四天喪王「「「「YATTA! YATTA!」」」」
匙「抱き締められない」
ブシドー「傍に居るだけでラッキーだ!」
眼鏡「共に歩めるラッキーだ!」
四天喪王「「「「YATTA! YATTA!」」」」
刹那「……YATTA! YATTA!」
全員「「「「「YATTA! YATTA! YATTA! YATTA!」」」」」
マリナ「ふふっ、皆楽しそうね。」
ブシドー「マリナは刹那のどんなところが好きなんだ?」
マリナ「えーと……」
刹那「マ、マリリン!?いろいろあるだろ!?
ターバンが似合うターバン王子とか癖毛が可愛くてナデナデしたいとか!!」
ターバンが似合うターバン王子とか癖毛が可愛くてナデナデしたいとか!!」
マリナ「そうそう、刹那が4年前に送ってくれたあのメール
あれに心を打たれたのよね。私、泣いちゃったもの」
あれに心を打たれたのよね。私、泣いちゃったもの」
ビリー「おや?どんな内容かな。是非とも知りたいね」
サジ「マリナさんがそう言うくらいだから素敵なんだろうね」
ティエリア「知ってるぞ。確か…」
刹那「うわあああやめろ!!つーか、何で知ってるんだ!!」
ティエリア「ヴェーダに不可能は無い」
ブシドー「ほう、素晴らしい。で、肝心の内容は?」
刹那「やめてやめてそこには触れないでくださいお願いします!!!」
刹那(俺はマリナを抱き締める!
喪男達など関係無い! 己の意思で!)
喪男達など関係無い! 己の意思で!)
刹那(しかし2日も夜更かししてしまったから非常に眠い)
マリナ「おやすみなさい、刹那」
刹那「おやすみ、マリナ(マリナが寝入った時こそ!)」
30分後
刹那「……マリナ……ムニャムニャ(熟睡)」
マリナ「あらあら、可愛い寝顔ね……」
ギュ!
マリナ「どんな夢を見てるのかしら」
刹那「……マリナ……俺は……」
マリナ「……(赤面)」
喪神「僕だってクジョウが……」
匙「僕にだってルイスが……」
ブシドー「乙女座の私をガンダムの存在が満たしてくれる」
眼鏡「……(CG回収中)」
刹那「マ、マリナ、どうしたんだその格好は!」
マリナ「私、寝るときはネグリジェなの。でも刹那はこの格好見るの、初めてじゃないはずだけど」
刹那「初めて、ではないが、あの時は暗かったし、その、目のやり場に…」
マリナ「あらティエリア、それは私のものと色違いね」
刹那「ティエリア、その格好は…」
眼鏡「ピンクのネグリジェはヴェーダが推奨する最も優れた寝間着だ。
ソレスタルビーイングの全構成員に支給されている筈だが」
ソレスタルビーイングの全構成員に支給されている筈だが」
ビリー「おや、これは奇遇だねぇ。僕も最近、ネグリジェ派なんだよ。
まぁ、クジョウ君の忘れ物なんだけどね」
まぁ、クジョウ君の忘れ物なんだけどね」
沙慈「じゃ、じゃあ僕も姉さんの遺したネグリジェを…」
仮面「フッ…私はこれまで、寝るときは仮面以外身に付けない信念を曲げずにいたが、
ここは敢えて空気を読んでネグリジェと洒落込もうか!もうKYとは呼ばせんぞ、ガンダム!!」
ここは敢えて空気を読んでネグリジェと洒落込もうか!もうKYとは呼ばせんぞ、ガンダム!!」
刹那「歪み過ぎだろ、世界…」
マリナ「いらっしゃいませ~!あ、刹那!やっと来てくれたのね!」
刹那「マリリン、何度も言うが、マリリンみたいな女性がアルバイトなんてしてはいけないんだ!
別に生活には困っていないんだからやめてくれ!
どんなヘンタイ喪男どもがマリリン目当てに押し寄せてくるかと思うと俺は心配で・・・」
別に生活には困っていないんだからやめてくれ!
どんなヘンタイ喪男どもがマリリン目当てに押し寄せてくるかと思うと俺は心配で・・・」
ブシドー「マリナ!乙女座定食を頼む!」
マリナ「かしこまりました~。ブシドー、いつもありがとうございます。」
刹那「マリリン、俺の話を・・・って、貴様!何常連になってやがる!」
匙「あ、マリナさん、今日は僕も乙女座定食を!
付け合せはいつも通り筑前炊きにしてください!」
付け合せはいつも通り筑前炊きにしてください!」
マリナ「はいはい。沙慈君の筑前炊きの方が本当は美味しいのだけど。
毎日食べても飽きないなんて、沙慈君は本当に筑前炊きを愛しているのね。」
毎日食べても飽きないなんて、沙慈君は本当に筑前炊きを愛しているのね。」
刹那「ううぅ、マリリン、俺の話を・・・って、コイツも常連か!」
ポニテ「マリナー、卵焼きと熱燗!」
マリナ「ビリーさん、今日もスメラギさんに断られたの?
今度私から誘ってみるから、今日はこれで最後よ?まだお昼なのに!」
今度私から誘ってみるから、今日はこれで最後よ?まだお昼なのに!」
刹那(・・・・・)
眼鏡「僕はトランザム丼を。紅しょうがはきちんと3倍で頼む。」
マリナ「この前はごめんなさい。
紅しょうがが直前で切れてしまって少し足りないまま出してしまったのだけど、
ティエリアの目は誤魔化せないわよね。」
紅しょうがが直前で切れてしまって少し足りないまま出してしまったのだけど、
ティエリアの目は誤魔化せないわよね。」
刹那「マリリン!俺より先にこの喪男どもが通いつめてるなんておかしいじゃないか!
やはり今日限りここをやめて・・・」
やはり今日限りここをやめて・・・」
マリナ「刹那は、ヒロイン定食で良いかしら?
その・・1日1食限定で、私が刹那のためにだけ作るって決めてる定食なんだけど・・(照)」
その・・1日1食限定で、私が刹那のためにだけ作るって決めてる定食なんだけど・・(照)」
刹那「そ、そうか、1日1食で俺だけのためなんだな?じゃあそれを!ご飯大盛り!(照)」
店主「この人がバイトに来るようになってから毎日こんな変な喪男達ばっかり来るようになって、
他のお客が寄り付かないよーー(涙)!」
他のお客が寄り付かないよーー(涙)!」
マリナ「みんなただいまー」
全員「「「「おかえり~」」」」
マリナ「今日はコロッケもらってきたわよ♪」
全員「「「「いただきまーす!」」」」
マリナ「ふふ、今日のはね、私が作ったのよ~」
全員「「「「旨いっス!」」」」
マリナ「みんな凄い食欲ね~」
刹那「ふぅ、今日もマリナを不貞の輩から守る事が出来た、俺はガンダムだ、
ただいま~ご飯は?」
ただいま~ご飯は?」
マリナ「あ、あら?刹那…ごめんなさい、もうお米もコロッケも…」
全員「「「「ごちそうさまでした!マリナの作ったコロッケ最高!」」」」
マリナ「えっと、後は袋ラーメンくらいしかないの、ゴメンね刹那」
刹那「…マリナ…俺は…お前が作ってくれるなら何でもいい…けど…手作りコロッケ…(涙目)」
とある日の夕方、マリリンが帰ってくると…
刹那「俺は宇宙だと思う(真剣)」
ビリー「白…ピンク…いや、ブルー…かな…(赤面)」
ティエ「何を言う。あの中には希望が入っているはずだ」
ブシド「はっはっはっまったくもって君たちは未熟だな。男の夢に決まっているだろう」
匙 「なんで…なんでこんなに真剣に…(ため息)」
ガチャッ
マリナ「ただいま~あら、みんなどうしたの集まって。楽しそうねウフフ」
刹那「お帰りマリリン」
マリナ「何のお話してたの?今日のおかず?」
刹那「いや。マリリンのスカートの中には何が入っているのかと…あべしっ!!」
ティエ「…なんでもない、気にしないでくれ」
マリナ「と…年頃の男の子だもの、そういうことに興味持つわよね…(汗)」
ブシド「なんでもないと言った!」
刹那「しかしこのままじゃいつまでも議論に決着がつかない。
本人もいることだしここは確認する必要が…ひでぶっ!!」
本人もいることだしここは確認する必要が…ひでぶっ!!」
匙・ビリー「ゴルァーーーー!!!」
