五日目1~200

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刹那「凄いんだな、あんた」

ブシドー「スペシャルな男と呼んでくれたまえ!」

マリナ「書道家はペンネームを持つのでしょう?どんな名前?」

ブシドー「Mr.ショドーだ」

刹那「…………」




刹那 ガンダム検定 神

ブシドー ガンダム検定 変


ブシドー「私の勝ちだな、少年!」

刹那「負けた気がしないんだが……」




匙「ブシドー、日本語検定をするよ。次の言葉を使って文を作ってね」

ブシドー「承知」

匙「あながち」

ブシドー「少年、君はケツのあながちいさいな!」

刹那「貴様って奴はーーっ!」




刹那「む~寒い…仕事行きたくない…」

マリナ「刹那!刹那朝よ!お仕事に行かないと!」

刹那「…寒い…寒くて死んでしまうだ…」

マリナ「…コホン!…起きてあ・な・た」

刹那「…!!おはようマリリン!今日も清々しい朝だ。顔を洗ってくる」

マリナ「ふぅ…。次はブシドーね」

ブシドー「…もう離さないぞガンダム…んちゅー…むにゃ~」

マリナ「あら?朝からガンダムの特番やってるわ」

ブシドー「…!!お早うマリナ。お早うと言った!」


ビリー「相変わらずだねぇ」

匙「あ~寒いなぁ。…でもバイト行かないと…」

眼鏡「では僕は眠る。おやすみ」

マリナ「おやすみなさいティエリア」




セツニャ「俺が…腹ぺこだ。グー」

マリナ「はい、どうぞ」

ハムドー「腹が減った。腹が減った、と言った!」

ブシドー「食べるがよい。自然に感謝すべし」

マリリス「ご飯……くれるの?」

刹那「……ポンポン」

マリナ「さ、次は貴方達ですよ。召し上がれ」

ブシドー「いただこう」

刹那「いただきます」

パクパクパク

刹那「あ!それは俺の卵焼き!」

ブシドー「いただこう、と言った!」

刹那「俺の卵焼き!俺の卵焼き!!俺の卵焼き!!!」

ブシドー「聞く耳持たん!」

マリナ「刹那、又焼いてあげるから…ね?」

刹那「……うん。ありがとう…」

ブシドー「やれやれ、ごちそうさまだ!」


ブシドー「では、行ってくる」

刹那「マリリン、行ってくるよ」

マリナ「いってらっしゃい。今日も一日がんばりましょうね」

刹那「マリリン……その……」

マリナ「ふふ、わかってるわ。いってらっしゃい…あなた。チュッ」

刹那「俺が企業戦士だあああああ!!!」

マリナ「ふふ、頑張ってね」

セツニャ「にゃー」

マリナ「あら?貴方もお出かけ?いってらっしゃいナデナデ」

セツニャ「にゃーゴロゴロ……スタスタ」

マリナ「皆行った事だし…洗濯物でも干しましょ」


匙「………行ってきます」

ポニテ「……僕も行ってくる」

眼鏡「おう…行ってこい…さて、二度寝するか……」

マンションプトレマイオスは今日も平和である。




ティエリア「マリナが刹那を「あなた」呼びだと……
       99.997%の確立で刹那の夢だと思われる」

リジェネ「すごいやキャプテン!」




刹那「ロックオンがこの歌が俺とマリリンのようだと言っていたが…
   どれどれ…………おお!確かに俺とマリリンだな」

~演奏終了~

刹那「さて、出かけてくるか」


マリナ「あら刹那。角材なんて持ってどこに行くの?」

刹那「ロックオンの家。角材が欲しいと言ってたから、これをあげようかと」

マリナ「そう、いってらっしゃい。もうすぐ晩御飯だから早く帰って来てね」

刹那「ああ。いってきます」


沙慈「ねぇ、これ誰のCD?」

ティエリア「刹那がロックオンから借りたと言ってたが」

ビリー「よりによって『強く儚い者たち』を貸すなんて、命知らずだねぇ」

ブシドー「そんな事より腹が空いたぞ!マリナ、夕飯にしようではないか」

マリナ「刹那が帰ってくるまで待ってね」




刹那「録音の奴…いつか殺す…すっかり遅くなったな……ん?誰かいるのか?」

マリナ「駄目よ、刹那が帰ってくるわ…」

???「関係ないな!こうする事で奴も一人前の男になるのだ!」

刹那「ん……?」

マリナ「あ…そんな乱暴に…やめて下さい!」

???「あのプラトニック餓鬼にはこれくらいしないとなあ!」

刹那「この声……まさか」

アリー「そのまさかだよ!」

刹那「あんたって人はぁぁぁあああっ!!!」



刹那「全く…油断も隙もない……マリリン…大丈夫か?」

マリナ「ええ…なんとも…ないわ」

刹那「……何か隠してないか?……まさか…」

マリナ「その……ごめん…なさい……」

刹那「まさか、アイツに犯ら

マリナ「つ エロ本」

刹那「うぉわぁぁぁあああ!!!???」

マリナ「その…さっきの人がね…『エロ本を机の上に置かれてこそ、一人前の男だ』って…あなたの机やベッドを乱暴に…」

刹那「………(汗ダラダラ」

マリナ「刹那…お姉さん好きなのね……うん…私、頑張るから…じ、じゃ…ご飯作るね」

刹那「……いつか存在を消滅させてやる…」



ブシドー「フム、随分面白い見世物であった」

ポニテ「ティエリアでしょ?分かりやすい所に移し替えたのは。よく分かったねぇ」

匙「刹那が隠してる所を見てたの?」

眼鏡「エロゲマイスターはエロ本マイスターを知る、それだけだ」




そ こ の 三 輪 車 ! 停 ま り な さ い !




ジニン「ハイウェイを三輪車などで走行しようとは…いくらなんでも勝手が過ぎる!」

ブシドー「免許があると言った!」つワンマンアーミー

ジニン「だからそういう問題ではなくて……!?ちょ、これ!?ワンマンアーミー?
   運転免許証ですらないではないか!貴様…本官を馬鹿にしているのか!?」

ブシドー「運転免許は所持していないと言った。だが…そんな道理、私の無理でこじ開ける!」

ジニン(ピクピク)「貴様あぁぁ…!!」(カチャ;y=ー)

アラッカ「ちょっ隊長!短気はいけません!隊長!」




ジェジャン「彼、前にも署に来たよね?今回のみならず
     いろいろと周辺住民から苦情が来てるんだよね…」

刹那・マリナ「本当に申 し 訳 ご ざ い ま せ ん!」(ペコペコ)

ジェジャン「詳しくは言えんが、上が事を大きくしたくないようなのでね。
     今回は釈放するが…今後この様な事が無いようにね?」




マリナ「ブシドー!みんな心配したのよ!あなたって人は…!」

ブシドー「マリナ、面目ない…迷惑を掛けたと言った!」(ギュウ)

マリナ「ちょっ‥ちょっと!?」

刹那「お、お前何してんだ!マリリンから放れろよコノヤロー!!」

マリナ「ちょっとよしなさい二人とも!少しは場所を考えて!」

刹那「何で…俺まで…」(´・ω・`)ショボーン


ビリー「おじさんのコネでなんとか出してもらえたけど… 
   いつまで彼をかばえるかねえ…」(アイタタ…)




―書店にて―

ポニテ「うわぁ~この娘いいおっぱいしてるよ!穏やかじゃないねぇ。…うはぁ!こっちの娘も…」

ブシドー「やはり電ホはイマイチだな、色気を感じん。…今月もHJとモデグラを慰めとするか」




マリナ「皆、今頃は仕事かぁ…ティエリアは寝てるけど」

セツニャ「ニャー。ゴロゴロ」

マリナ「家事は全て私がやってるとは言え…何だか申し訳ないわね」

セツニャ「フニャ?ゴロゴロ」

マリナ「あら?餌?待っててね……はい、どうぞ」

セツニャ「パクパクパク」

マリナ「外に出るのは刹那が嫌がるし…家でも出来る仕事ってないかな…」

ガラッ

眼鏡「あるぞ!」

マリナ「おはよう。ご飯、用意するね」

眼鏡「ああ……家の中でも出来る仕事はある!」

マリナ「なぁに?…はい、できたよ」

眼鏡「感謝する。パクパクパク」

マリナ「それで…?」

眼鏡「モグモグ…エ…ゲ…モグモグ…ボ……ス…モグモグ収……モグモグ録……。モグモグ」

マリナ「もぅ…食べながらだとわからないから、食べ終わってから……教えてね」

眼鏡「コクリ。モグモグ」



刹那「……ん?何か今マリリンの貞操が危険な気が……ま、良いか」

匙「刹那!ボーッとしてないで手伝ってよ!」

ラッセ「こォら!サボってると給料減らすぞ!」

刹那「……ごめんなさい」




刹那「ただいま~。ってマリリンはもう寝てるよな。」

???「あぁっ!刹那。もぅ、刹那って大胆ね。」

刹那「!!これはマリリンの声?だがこれは一体……。」

眼鏡「驚いたか刹那。」

刹那「眼鏡!なんなんだあれは?」

眼鏡「今度出す新作のエロゲだ。マリナに声優をやってもらった。」

刹那「何っ!?マリリンによくも変なことをしたなっ!ブッコロ…」

眼鏡「落ち着け刹那。マリナには五十音と少々の単語を言ってもらっただけだ。
   後は編集ですべて賄っている。」

刹那「変なこと言わせていないな?」

眼鏡「『刹那』、『好き』くらいだな。ところでこのエロゲ裏サイトで販売しようかと思うのだが。」

刹那「するな!絶対にするなっ!」

眼鏡「良いのかそれで。マリナが家計を助けようと必死に働いたのを無駄にするのか君は?」

刹那「ぐぅ。」

眼鏡「30万。」

刹那「え?」

眼鏡「初期出荷100枚分の値段だ。世に出るのが嫌なら君が買い取れ。」

刹那「ま、マリリンのためなら仕方ない。買うっ!」

眼鏡「まいどあり。フッ、これが人間か…。」

刹那「こ、これでマリリンが守れる。ヒャッホォゥー。」

眼鏡「(…君は愚かだ。それは試作品。映像はおろか声はそれだけしか入っていない。)」


次の日

刹那「ティエリアァァァ!!!このゲーム、これしか入っていないじゃないか!!!」

眼鏡「ほう…?お前はそれをプレイしたのか……」

刹那「う……っ」

眼鏡「愛するマリナを、下卑たエロゲに使った俺を非難したお前が…な……」

刹那「その……ごめんなさい…」

眼鏡「ふっ……もっと聞きたいとは思わないか?」

刹那「………?」

眼鏡「想像してみろ…マリナの声でエロゲをやっている様子をな」

刹那「…………やり……たい……作って…くれないか……ティエリア…」

眼鏡「ふっ……任せておくのだな」

ガシッ

眼鏡「まぁ、安心しろ。お前のだけ特別にマリナの声で、後のは違う声に差し替えておくからな」

刹那「あり…がとう…」


セツニャ「全く、男ってのは救えないニャ」




リジェ「ねえ、リボンズ。」

リボ「なんだいリジェネ?」

リジェ「あの子の給料がそのまま眼鏡に流れて、

眼鏡が女の人に食費として納める…。結局何も変わらないよね?」

リボ「いや、変わるよ。眼鏡君の株がね。」



眼鏡「今月の食費だ。使ってくれ。」

マリナ「まぁ、ありがとう。ティエリアはちゃんと納めてくれるわね。ところで刹那は?」

刹那「うっ!……後で渡す。(…言えない。エロゲに使ったなんて。)」




クリス「マリナさんのところって、6人家族なんでしょ?
    家事や家計のやりくりは大変じゃないの?」

マリナ「大変なところもあるけど、それ以上に
    みんなと一緒の生活は楽しいから苦にはならないわ
    それに家計はティエリアのエロゲで随分助かっているし」

クリス「え、え?エロ…ゲ?どういう事?」

マリナ「ティエリアはね、うちでエロゲを制作しているの
    そのエロゲの売上金の一部を食費として入れてくれてるのよ」

クリス「…へー、そうなんだ…
   (エロゲが生活を支えてるの!?稼ぎ手が5人もいてエロゲって!)」




マリナ「そういえばエロゲって何でできてるのかしら?
    毎週金曜日に届くティエリア宛てのダンボールに材料とかが入ってるかもしれないけど、
    絶対開けちゃ駄目ってみんなが言うし…」


ティエリア「エロゲとは、エンターテイメント&ロマンス&芸術の略だ」

マリナ「エロゲって素敵ね」

刹那「おい眼鏡!マリリンに変な事を吹き込むな!!」

ティエリア「では本来のエロゲとは何だ」

刹那「それは…」

マリナ「刹那、ティエリアの言うエロゲは本来のエロゲじゃないの?」ジッ

刹那「……いや、何でもない。ティエリアが言ったのが本来のエロゲだ
  (あんな純粋な目をしたマリリンに本当の事は教えられない!!)」




マリナ「あら?何かしら、これ……刹那のかしら…」

ブシドー「ふむ、それは所謂エロゲだな。ちなみに刹那のものだ」

マリナ「これが……エロゲ…やってみましょ」

4時間後

刹那「……あれ?ティエリアから貰ったマリリン声のエロゲがないぞ?」

ブシドー「それならマリナが拾って、今プレイしているぞ」




刹那「ブシドー、貴様ぁぁぁぁあああああああ!!!!」

ブシドー「何をする!私には止める義務も権利もなグフェハァ!!!!」

ドタドタドタガラッ

刹那「マリリン!違うんだ、そこれはその………」

マリナ「あら、刹那。ちょうどいいところに来てくれたね」

刹那「な、な、な、なにが?」

マリナ「これ、どうやってセットしたらいいのかしら?ブシドーも知らないし、匙やビリーさんは仕事だし、ティエリアは寝てるし…」

刹那「……は、はぁ~~…マ、マリリン。それは…」

マリナ「エロゲ、でしょ?一回やってみたかったの!ね、ね、一緒にやらない?」

刹那「おま、おま、お前は何を言っている!?」

マリナ「私…初めてだから色々教えてほしかったんだけど……迷惑?」


刹那選択

ニア マリリンとプレイする
   断固、阻止する。




アズナブル「にゃーにゃー♪」

リジェネ「リボンズ、アズナブルがエロゲを咥えてきたよ」

リボンズ「フフッ♪アズナブルは賢いな」

リジェネ「アザディスタンの姫君のエロゲ、今まで放置していたくせにどういった心境の変化なんだい?」

リボンズ「フフッ♪わかってるくせに。こういうものは最も効果的なタイミングで使わないとね♪」



マリリンとプレイする

刹那「…で、でもマリナがあんなにキラキラした瞳で俺を…俺 を 頼 っ て (ここ重要!)いるんだぞ…
    右手が、この右手が勝手にセットアップ開始しようとしているんだ…(涙目)
    左手がかろうじて抑えはいるが…それも時間の問題…どうすればいい…ガンダムぅぅぅぅ!(超涙目)」



リボンズ「仕方ないなぁ…リジェネ」

リジェネ「了解」


――――プツン――――

マリナ「やだ、停電!?雷もないしどうしたのかしら」

刹那「!!さ、さあどうしたのかなぁはははは(天よ!奇跡をありがとう!)」




断固、阻止する

刹那「……マ、マリリン、一緒には出来ないよ…や、やめよう……ね?」

マリナ「でも、エロゲってやってみたいの…ティエリアの話だと、素晴らしい物のようだし……」

刹那「い、いや…あれは…うん…その……」

マリナ「ね、プレイが駄目ならせめて意味だけでも教えて……本来のエロゲって何?」

刹那「う…あ…」

マリナ「ジーーッ」

刹那「エ……エロゲって言うのは…性

セツニャ「フニャー!!」

マリリン「セツニャ、どうしたの?……って、もうこんな時間!?早くご飯をつくらなきゃ!」

タタタタタタ

刹那「………ふぅぁ~…た、助かったぁ……」

セツニャ「俺も役にたつニャ?」

刹那「そ、そうだな…た、助かったよ……って、又喋ってる!?」

セツニャ「気にしニャいで。スタスタスタ」


刹那「ティエリア、お前じゃないよな…俺のエロゲを分かりやすい所に移し替えたのは…」

眼鏡「いきなりなんだ?まだ眠いんだ……寝かせろ」

刹那「俺は秘密の場所に隠したはずなのに何故かマリリンに見つかっていたんだぞ!」

眼鏡「そんな事より、ご飯出来たみたいだぞ?行かなくていいのか?」

刹那「くっ……!…食べてくる(証拠も無いしな…」

眼鏡「……まさかマリナが機械音痴だったとはね…残念、残念……ぐー……」




ブシドーにとってのエロゲってガンダムvsガンダムとかw?

ブシドー「ガンダムとガンダムが激しくぶつかり合い、己の愛を主張し合う・・・
     ふつくしい・・・・」ハァハァ

刹那「誰かガンガンを如何わしい目でプレイているあの男を頬り出せ」

ポニテ「やだ」

匙「無理」

眼鏡「御免被る」

ブシドー「さぁ、さらけ出すといい!その全てを!!」

<サテライトキャノン、イッケー!
<アーッ!




ブシドー「む、攻撃が弾かれ…っ!?柔肌を晒すとは、ハレンチだぞガンダム!!」←アレックス


刹那「……………」じーっ

ティエリア「なにが言いたい」

刹那「…『俺は僕は私は』」

ティエリア「ま、待て!それ以上何も言うな!ブシドーに聞こえる!!」


ブシドー「私の目の前で着替えだと!?色仕掛けとは卑怯な…ハァハァ」←ストライク





マリナ「ティエリアはあれから何も言ってくれないな…私、だめだったのかな…」

セツニャ「ニャー。ゴロゴロ」

マリナ「そうだ、パソコンが有れば家でも何かできるかも……」

セツニャ「フニャ?」

マリナ「でも、今家には無いのよね…思い切って買っちゃおうかしら…」

セツニャ「……グー…」

マリナ「セツニャはどう思う?」

セツニャ「猫の俺に聞くニャよ……グー…」

マリナ「ん…じゃ、お、思い切って……」


ブシドー「ただいまである!」

刹那「ただいま帰ったよー、マリリーン!」

マリナ「あら、お帰りなさい」

ブシドー「今日の晩御飯は……む?」

刹那「マリリン、何これ?」

マリナ「うふふ、パソコン。へそくりから思い切って買っちゃった…」

刹那「パ、パソコン!?なんで又!?」

眼鏡「察しろ。マリナは自分だけ何もしないのは…と思って、家でも仕事が出来るようにパソコンを買ったんだ」

刹那「なにも、ってそんな…別にマリリンが無理する必要は……」

マリナ「いいのよ。皆、頑張っているのに私だけ家に居る訳にはいかないじゃない…私、がんばるよ」

ブシドー「これぞ内助の功なり!刹那、禁止させるのは無粋だぞ」

刹那「ん…わかった……マリリン、頑張ってね。嫌になったらやめても良いから…」

眼鏡「お前は脱ニートしたばかりの若者の母親か……」

マリナ「ふふ、任せて。じゃ、御飯にしましょ」



ポニテ「ただいま…」

匙「ただいま……」

眼鏡「おかえり。飯、そろそろ出来るぞ」




マリナ「パソコンを買ったはいいのだけど、せっとあっぷ、っていうのかしら。
    全くわからないのよね…」

刹那「す、すまない…俺も機械は苦手で…」

ブシドー「……私もだ」

匙「僕も…パソコンは使えるけど、セットアップともなると…ゴメン」

ポニテ「それでも…ティエリアなら…ティエリアならなんとかしてくれる!!」

ガラッ

眼鏡「今からエロゲやるから邪魔はするなよ。邪魔をしたら………だからな?」

ピシャ

ポニテ「……」

刹那「と、とりあえず皆で頑張るか…」

匙「ピッカリコ。いや、刹那。悪いけど僕はもう寝るよ…マリナと頑張ってくれ」

ポニテ「匙、お前…何…ああ、成る程………僕も寝る。これ以上付き合ってられないからな」

刹那「お、お前ら……なんて冷たい奴らなんだ…」

マリナ「………(手を祈りのように組みながらウルウル」

ポニテ「う……っ…す、すまないが…本当に無理なんだ…」

ブシドー「無理でもやるのだよ!無理でも!友人とはそういうものだ」

匙「(し、しまった!た、頼むから空気読んでくれ!!)」

ブシドー「私は手伝……ぬ?」

ハムドー「眠い。眠いと言った!」

ブシドー「むっ……私も遠慮させてもらおうか…むぅ…」

ポニテ「(ナイスアシストだ!グッ=b)」

ハムドー「(グッ=b)」


おやすみーー

刹那「……仕方ない…マリリン、二人で頑張ろうか」

マリナ「ええ…でも、私。刹那と一緒なら頑張れる気がするわ」

刹那「俺もだよ。じゃ、そこの説明書を……」



眼鏡「調子は……と、寝てしまったのか。どれどれ………全然出来てないな…」

マリナ「すぅ……すぅ……」

刹那「くー…くー…」

眼鏡「やれやれ、仕方ないからセットアップしておいてやるか。その前に……」

パシャリ

眼鏡「マリナの寝顔、ゲットだぜ!………やるか。カタカタ」




マリナ「ティエリア、パソコンでちょっと聞きたい事があるんだけど…」

眼鏡「ん……何だ?」

マリナ「だぶるくりっく、って何?」

眼鏡「そこからかよ!?」



眼鏡「良い機会なので、皆にもパソコンの使い方について学んでもらう」

ポニテ「講師は僕と眼鏡と匙だ」

刹那「………」

ブシドー「……」

マリナ「よろしくお願いします。ペコリ」

まうす、って何だ?くりっく、って何だ?そもそもパソコンって何だ?
という質問が飛び交い、講師陣は目眩を覚えたとかいないとか。




マリリン「カチ………カチ」

眼鏡「遅い!もっと間をおかずに二回押さなきゃ駄目だ」

マリナ「カチ…カチ」

眼鏡「もっと早く!」

マリリン「カチカチ」

眼鏡「二回押すあいだにマウスを動かしちゃ駄目だ!」

マリリン「む…難しいわティエリア!」

刹那「ティエリアもっと丁寧にマリリンに教えてあげてくれ」

眼鏡(これ以上どうしろと…)


ポニテ「だからこうだよ(マリリンの手に自分の手を重ねてダブルクリック)」

マリナ「あ、なるほど。このタイミングね。」

刹那「ちょ、ポニオおおおおおおおおおおお!!何どさくさに紛れて
   マリリンの手握ってんだあああ?!」

匙「マリナさん一人でやってみて!」

マリナ「(カチ・・カチ)あれ?」

匙「こうですってば(マリリンの手に自分の手を重ねてダブルクリック)」

刹那「ちょ、匙なんでお前までえええ!!!?」

マリナ「わかってはいるんだけど・・(カチ・・カチ)あれ?」

眼鏡「マリナ体で覚えるといい(マリリンの手に自分の手を重ねてダブルクリック)」

マリナ「んと・・(カチ・・カチ)あれれ?」

刹那(!!!俺が延々マリリンの手を握ってダブルクリックし続ければ
   万事オーケーじゃね?!!)


刹那「よし!マリリン、俺が・・・」

ブシドー「失礼!(マリリンの手に自分の手を重ねてダブルクリック)」

刹那「貴様!今俺がマリリンにダブルクリックを教えてやろうとしてたんだぞ!」

ブシドー「失礼だと言った!」

マリリン「(カチカチッ)あ!出来た!出来たわ、刹那!!やったあ!」

刹那「・・・・・あ、うん・・・。良かったね、マリリン・・・・orz」





マリナ「やった、やった!初めて一人で起動できたわ!見て見て!」

眼鏡「ふぅ…後はマリナ次第で何とかなるだろう。僕はエロゲに戻るぞ」

マリナ「ティエリア、本当にありがとうニコニコ」

刹那「……マリリンの笑顔…俺も欲しい…」

ブシドー「ならば頑張るのだな!因みに私はミカタイプで60文字/分に到達したぞ!」

刹那「くっ!負けてられるか!」

マリナ「刹那、どいて!パソコン使えない!」

刹那「!!!!!」



刹那「マリナに邪魔って言われたマリナに邪魔って言われたマリナに邪魔って……」

マリリス「元気だして…」



マリナ「ぐーぐる、だったかしら…ティエリアが入れてくれた検索えんぢんは…」

ブシドー「マリナ、私も寝る。あまり遅くなりすぎない事だな」

マリナ「分かったわ……言葉を調べられるのね…そうだ、エロゲを調べてみようかな」




マリナ「エ…ロ……ゲ、と。検索ボタンをポチッとな」

ズラッ

マリナ「……あら?」


次の日

マリナ「刹那…おはよう」

刹那「マリリン…どうしたの?そんなに膨れて……」

マリナ「昨日、エロゲを調べたの」

刹那「そう、それはよかっブーーーーッ!!!!」

セツニャ「ギニャ!?」

刹那「おま、おま、おま、お前は何を言っている!?」

マリナ「刹那……酷いよ…」

刹那「ダラダラダラダラ」

マリナ「嘘をつくなんて……」

刹那「……へ?う、嘘?」

マリナ「そうよ!ティエリアの言う通りの意味だったよ!」

刹那「え?え?ティエリアの?え?」

マリナ「もう!私が分からないと思って適当な事言うんだから!ぷーーーっ」

刹那「????と、とりあえずごめん、マリリン……」



リボンズ「まだまだ…彼らにはプラトニッてもらわないとね」

リジェネ「でも…リボンズ…どうやったの?」

リボンズ「何、簡単な事だよ。WWWにちょっと干渉して、
    マリナの検索結果のページとリンク先を一時的に書き換えただけさ」

リジェネ「流石リボンズ……」



刹那「だからごめんって……」

マリナ「ぷーーーーっ」




マリナ「えーと、このサイトにしようかしら。『エロゲーとは…」

マリナ「……」

マリナ「(真っ赤)」

マリナ「ティ、ティ、ティエリアー!」

眼鏡「何だ騒騒しい。わからないことがあったらポニテにでも…」

マリナ「エ、エロゲ(小声)について調べてみたんだけど…ここに書いてあることは本当なの?」

ティエリア「!!!…いや…そんな事はない。
      EROG(エロゲ)とはExceedingly-Regular-Original-Gameの略で
      絵画、音楽、文学を合わせたれっきとした芸術作品だ。
      それにそこに書いてあるのはエロゲーであってエロゲではないだろう」

マリナ「え?そ、そうだったの…。早とちりしてごめんなさい。
    てっきり知らずに卑猥な言葉を喋らされてるものだとばかり…」

眼鏡「ああ、誤解が解けて何よりだ(とっさの言い訳にしては上手くいったな)」

マリナ「じゃあこんどティエリアのお勧めのエロゲを貸して。
    せっかくパソコンを買ったんだしやってみたいわ」

眼鏡「…え?」

マリナ「じゃあ楽しみにしておくわ。おやすみなさい、ティエリア」

眼鏡「ちょ………どうしよう……」



匙「ティエリア……はい、これ使いなよ」

眼鏡「……これは!? 僕があげた筑前煮ゲー(修正パッチなし)か!」



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