紅龍「今年のクリスマスもそろそろ終わりですね
皆さんは幸せなクリスマスを過ごせたんでしょうか…」
ガチャ
留美「紅龍メリークリスマス!」パーンパーンパーン(クラッカー3連発)
ネーナ「お嬢様、もう一丁!」つ巨大クラッカー
留美「そーれっ!」ドカーン
ネーナ「うわー綺麗ー!!さっすが特注のクラッカーだけありますね♪」
留美「ウフフ♪きらびやかな紙吹雪が舞うこの様…まるで雪のようですわ
ホワイトクリスマスを紅龍にプレゼントします」
ホワイトクリスマスを紅龍にプレゼントします」
ネーナ「せっかくのクリスマスなのに紅龍さんったら一人でワイン飲んでるんだもん
これで少しはクリスマスらしい気分になったでしょ?」
これで少しはクリスマスらしい気分になったでしょ?」
留美「では私たちは帰りますわ。おやすみなさい、紅龍」
ネーナ「バイバーイ。留美サンタとネーナサンタでしたー♪」
バタン
紅龍「……お客様も一段落して、そろそろ店じまいだから
一人でゆっくりワインを飲んでクリスマスの夜を過ごしていたのに…
もう掃除も済ませたから後は帰って寝るだけだったのに…
何これ、紙吹雪まみれじゃないですか…後片付けくらいして下さいよ、いやマジで…
え、サンタとか言った?サタンの間違いじゃない?」
一人でゆっくりワインを飲んでクリスマスの夜を過ごしていたのに…
もう掃除も済ませたから後は帰って寝るだけだったのに…
何これ、紙吹雪まみれじゃないですか…後片付けくらいして下さいよ、いやマジで…
え、サンタとか言った?サタンの間違いじゃない?」
アニュー「メリークリスマス、マスター」
紅龍「マスターは止めて下さい…貴女も邪魔をしにきたんですか?」
アニュー「サンタは幸せを運ぶのがお仕事です。私も手伝います」
紅龍「しかし…既に上がった貴女に手伝わせる訳には…」
アニュー「私が好きでやるのです……あの人が終わるのを待っているだけなのですが」
紅龍「あの人……ああ。では、箒をお願いします。ちり取りは私が」
アニュー「はい、かしこまりました」
ライル「ハクション!ブルブル…せっかくのクリスマスだってのによぉ…」
ハロ「ガンバレ,ガンバレ」
ライル「まぁ…彼女もいないし…いいか。もうすぐ終わるしな」
ハロ「イイコトアルヨ、イイコトアルヨ」
ライル「はは、ありがとうな。ハロ……ハクション!」
アニュー「……これでおしまいですね」
紅龍「本当に助かりました…あ、紅茶を入れます。待っていて下さい」
アニュー「わぁ、ありがとうございます。ゴク」
紅龍「待ち人…その紙袋の中はさしずめ…」
アニュー「ふふ、サンタの袋の中は受け取る当人以外は誰も見られませんよ」
紅龍「それもそうですね…その当人が終わるまで居て貰って構いません。御礼代わりです」
アニュー「紅茶だけでなく……本当にありがとうございます」
ライル「は~寒ぃ、寒ぃ…」
ハロ「アタタカイ、アタタカイ」
ライル「そりゃ、お前は鞄の中に詰まってるからな…ん、カフェレッドラ…開いてるのか?」
ハロ「イップク、イップク」
ライル「そうだな。ちーと寄ってくか…こんばんわー」
