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お兄ちゃん・・・なんだか身体が熱いよぉ・・・ まとめWiki

井上の受難

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kazehiki1

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だれでも歓迎! 編集
Tips 《井上の受難》

―――数日前、学校

兄「はぁ? ストーカー?」
葵「そうなのよ!私今朝話しかけられちゃって…!」
兄「お前みたいなのをストーキングするなんてまた物好きな…」
葵「いや、ストーキングされてるのは私じゃなくて… って今のどういう意味よ…!?」
兄「い、いや…気にするな! で、誰がストーキングされてるって?」
葵「それがね…なんと井上先生なのよ…!」
兄「なん…だと… そのストーカー終わったな…」
槍田「なになに!? 誰がストーカーだって?」
島田「俺も聞いたぞww 〇〇、犯罪行為は感心しないなぁ…」
皐「え!? 〇〇くんってストーカーだったの!?」
遥「ダメよ〇〇くん… ストーカーは卑劣で軽蔑すべき行為なのよ…」
兄「俺じゃねぇよ! お前ら何聞いてたんだよ!」
葵「最近この近辺に井上先生のストーカーがいるのよ…」
島田「ええっ!? 井上先生の!? …そのストーカーも可哀相に…」
槍田「死んだな…」
皐「ちょっとアンタら!同情する相手が違うでしょうが!」
槍田「いや…だってなぁ…?」
兄「おう… 井上先生なら独力で排除できるだろう…」
皐「ひっど~い! 井上先生だって女性なんだよ!? ストーカー被害になんかあったら怯えるに決まってるじゃん!」
槍田「チッ…フェミニストが…」ボソッ
遥「槍田くん…今何か聞き捨てならない発言をしなかったかしら?」
槍田「い、いえッ!何も!」
遥「そう… 言動には気を付けた方が良いわよ…」
槍田「は、ハイッ! 以後気をつけますッ!」

兄「で、そのストーカーってのはどんな奴だ?」
葵「それがねぇ…何かストーカーっぽくないのよ…」
兄「どういう事だよww」
葵「ん~、全然そうは見えないっていうか… 健康的な感じの若いお兄さんでさぁ…」
兄「はぁ…」
皐「葵の勘違いなんじゃないの?」
島田「甘いぞ二人とも 人は見かけによらないって言うしな…!」
遥「何だか妙に説得力があるような…」
葵「井上先生について色々聞かれたのよ… 何時頃に来て何時頃帰るとか、ご飯は何食べてるかとか…」
兄「はぁ…そいつはまたマニアックだな…」
皐「そんなこと聞いてどうするのかしら…?」
槍田「きっと同じモン食べておっ勃ててるんだぜ…」
皐「いいっ!? 変態じゃんそれ…」
遥「ともかく井上先生本人に知らせた方が良いわね…」
葵「うん、そうだね… お節介かもしれないけどその方が良いよね…」

―――

井上「何ぃ? ストーカーだぁ?」
葵「そ、そうなんです… 私先生の事しつこく聞かれて…」
遥「余計なお世話かとは思いますが一応お知らせしようと思いまして…」
井上「ああ、その通りだ まったく余計なお世話だね」
葵「……」
兄「…先生、こいつらはこいつらなりに心配してまして…」
井上「それはいいが、私がそんなストーカーごときでダメージを受けると思うか?」
兄「いえ、全く思いません 逆にストーカーに同情しています」
井上「フン、はっきり言いやがる…」
葵「ちょっと〇〇!さすがに失礼よ!」
兄「事実だろうがww 井上先生なら相手が3人ぐらいでも30秒で殲滅できるだろww」
井上「いや、相手が素人なら20秒だな…」
葵「……」
兄「…さすが先生…」
井上「ま、そういうわけだ 私は大丈夫だからお前らは余計な事に首つっこむな」
兄「はぁ…」
井上「葵、今後そいつを見かけても30メートル以内に近付くなよ 変な病気が移るぞ」
葵「は、はい… わかりました…」
井上「さ、そういうわけだ… 私はそろそろ仕事に戻るぞ お前らも帰った帰った!」シッシッ
遥「はい… どうも失礼しました…」
葵「失礼しました」ペコッ
兄「したぁ~」ガラガラ バタン
井上「行ったか… まったくあいつら…」ギシッ
井上「ふぅ…」スパー
?「おやおや井上先生、校内での喫煙はいけませんな?」
井上「む… 榊原先生…」
榊原「これ今日の書類です …すみませんね、さっきの話立ち聞きするつもりではなかったのですが…」
井上「どうも… 別に聞かれて困るような話ではありませんし、気にしないでください」
榊原「生徒を巻き込まない為とはいえ強がりはいけませんな… 速水先生か檜山先生に相談なされば何とかなると思いますよ? 何なら私も相談に乗りますが」
井上「け、結構です! それに私、強がってなんかいませんし…!」
榊原「…もう少し素直になればお相手もすぐ見つかるでしょうに…」ボソッ
井上「ぶっ! よ、余計なお世話です!」
榊原「ははは…聞こえていましたか…いや失敬 それでは私はこれにて失礼しますよ」
井上「さっさと出てってください!」
榊原「フフ… それでは」バタン
井上「だーもう! どいつもこいつも…!」

―――

兄「なぁ、帰りどっか寄ってかねぇ?」
島田「お、いいね~ ゲーセンとかどうよ」
槍田「ねー皐ちゃんたちも一緒に行こうよ~」
皐「いいわよ~! ね、葵と遥も行こうよ!」
葵「いいわよ 今日は暇だし」
遥「ふふ、それなら私も行こうかしら…」
ワイワイガヤガヤ…
ドンッ!
兄「あいてっ」
?「おっと、ごめんよ…」
兄「あ、いえ… こちらこそすみません…」
?「君たちここの生徒さんかい? ちょっと聞きたい事があるんだけど、いいかな?」
兄「はぁ…」
葵「あーっ!!」
兄「うおっ!? なんだよいきなり…」
葵「こ、コイツよ!例のストーカー!」
槍田「ええっ!?マジで!?」
島田「遂に学校まで乗り込んでくるとは…!」
皐「いやぁ~!変態~っ!」
遥「う~ん… でも確かにストーカーには見えないわね… パッと見健康的なサーファーって感じだし…」
皐「あ、ホントだ… よく見ると結構カッコイイかも…! 今時アロハシャツはダサいけど…」
?「おいおい君たち、言いたい放題言ってくれるねぇ! ハッハッハ…!」
兄「なんだコイツ… ストーカーのくせにやけに爽やかだ…」
?「人聞き悪いなぁ、別に怪しい物じゃないよ 俺はカズヒコっていうモンだ!ヘンリーGと呼んでくれてもいいぞ!」キラーン
兄「あ、怪しい…」
葵「…ねぇ、ヘンリーGってなに…?」
兄「知らん…テイパーにでも聞け…」
葵「…??」

井上「はぁ~、ダメだ…仕事にならん… 今日は早く帰って寝よ… ん?」
井上「あれは…!〇〇たちが不審者に絡まれてる…!? クソッ、あれ程関わるなと言ったのに… 待ってろお前ら、今行くぞッ…!」ダダダダッ

葵「こ、これ以上井上先生に関わるのはやめてください!はっきり言って迷惑です!」
遥「ストーカー行為は犯罪ですよ…?」
皐「そーよそーよ!女の敵~っ!」
カズヒコ「いや、君たちにそんなこと言われても… てか俺はストーカーじゃねぇし…」
井上「こらぁぁぁぁ!!私の教え子から離れろこの変態野郎ぉぉぉぉ!!」ドドドドド…!
島田「い、井上先生…!?」
葵「せ、先生! 来ちゃダメぇぇぇぇぇっ!!」
カズヒコ「お、よう菊子」ヒョイ
井上「げぇっっ!!?」カキーン
槍田「へ?菊子?」
葵「井上先生って菊子っていうんだ…」
兄「こんなにも合わねぇ名前は初めてだ…」
島田「てか二人は知り合いだったのか…?」
井上「か…和彦兄さん…!?」
和彦「おう、久しぶりだな我が妹よ!」
葵「な…」
「「「なんだってーー!!?」」」

和彦「ハッハッハ!そいつは迷惑かけちまったなぁ!」
井上「ホントだよ…一体何考えてんだか…!」
和彦「いやぁスマンスマン!」
葵「でも何であんな事聞いたんですか? ご飯は何食べてるとか…」
和彦「ああそれはね、菊子がちゃんと飯食ってるか心配だったんだよ コイツ昔っから家事とかできなくてさぁ~ww」
兄「ああ…そんな感じしますね…」
井上「余計な事ばっかり言うな! てか何しに来たのよ!兄さん瀬戸内の方にいたんじゃないの!?」
和彦「いやぁ最近こっちに越してきたのさぁ 今は海の家と山ん中のコテージを経営してるよ」
井上「…またそんなことやって…」
皐「へぇー!スゴイですねー! なんかワイルドでカッコイイ~!」
和彦「ははは、八割方趣味でやってるんだけどね そうだ、君たち良かったら一度遊びにおいでよ!今はシーズンオフだけど特別に歓迎するよ?」
皐「ホントですかぁ~!? 行きます行きますぅ!」
兄「…さっきまで変態呼ばわりしてた奴だとは思えんな…」
槍田「女ってわかんねぇ…」
和彦「おう菊子、そういえば親父とお袋が早く結婚しろってよ~」
井上「なっ!? 私は結婚なんかしないって言ったでしょ!? てか何で今言うのよ今!!」
和彦「おお怖… そんなんだから嫁の貰い手が無ぇんだよ… 少しはこの子を見習ってもう少し女らしくしたらどうだ?」
遥「まぁ、そんなこと…v」
井上「じゃかぁしい!!余計なお世話だ!」
兄「確かに井上先生はもう少ししおらしくした方が良いかと…」
槍田「そうそう、せっかく美人なのに勿体ない…」
井上「お前らぁ…余計なお世話だって言ってんだろ…?」ピクピク
兄「あい…すみませんでした…」
和彦「ったく、いい歳こいて大人げ無ぇなぁ… お前ももうにじゅう」
井上「だからやめろってばぁぁぁ!? それ以上言ったらコロス~~!!」ギュムムムム…
和彦「ム…ムグ…」
皐「にじゅう…いくつ?」
槍田「クソッ、肝心な所が聞こえなかったぜ…!」
井上「だぁぁぁ!お前ら今日はもう帰れ!! 私ぁこのバカ兄貴とゆっくり話し合わなきゃならんからなぁぁぁッ!!」ギロッ ゴゴゴゴゴ…
槍田「は、はひぃ~!失礼しましたぁ~ッ!」
葵「そ、それじゃ私たち失礼しま~す!」バタバタバタ…バタン

島田「はぁ…はぁ…マジで殺される所だった…」
兄「それにしても井上先生にお兄さんがいたとはな…」
葵「うん、良い人そうだったね… あー、私失礼な事しちゃったなぁ…」
皐「あ、それじゃあさ、今度直接謝りに行こうよ!」
兄「お前は別の事が目的だろうが…」
皐「あ、バレた?ww」
遥「いずれにせよこれで一件落着って感じかしらね」

―――

井上「ったく…いつも一言多いんだから…」
和彦「ブハッ! ハァハァ… お前少しは手加減しろよ…死ぬところだったぞ…」
井上「チッ… 死ねばよかったのに…」
和彦「お前ww せっかく会いに来たのにそれはないだろww」
井上「来るなら来るって言ってよ… おかげでヒヤヒヤしてたんだから…」
和彦「悪い悪い、怖がらせちまったな… ごめんな、菊子」ナデナデ
井上「なっ!そうじゃなくて私は教え子たちが襲われないかと…!」
和彦「そうかそうか… …あんまり強がんなよ?たまには他人に頼ってもいいんだからな?」ナデナデ
井上「む… そんなことわかってるよ…」
和彦「よしよし、良い子だ… さぁ妹よ!遠慮せずにお兄ちゃんの腕の中に飛び込んで来てもいいんだぜ!」バッ
井上「…だからって調子に乗るなぁぁぁ!!」バキィッ!
和彦「おごふっ…!v」
井上「このバカ兄貴!私は帰るわよ!」ツカツカツカ…
和彦「やれやれ…まったく素直じゃねーんだから…」クスッ


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