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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉

登録日:2026/10/01 Wed 22:40:00
更新日:2026/10/01 Thu 23:22:12NEW!
所要時間:約 20 分で読めます



内緒の内緒 誰にも内緒!

見滝原の女の子にだけ伝わる 秘密の噂

夕暮れ坂の帰り道 あるいは冷たい雨の夜

光と闇の境目に 小さな電話機を見つけたら

それが トカゲさん電話 です

……でも知ってる?

トカゲさんの正体って

実は……






そう  悪魔 よ


「さあ、物語をつづけましょう。」
「ごきげんよう、悪魔様。」
「あの日の約束を果たそう、あなたの望みと違えても。」


それでは今宵の


夢の幕開け


▽タグ一覧
2026年 4DX Dolby Cinema IMAX この、悪魔め! またしても何も知らない美樹さやかさん まどマギ アニプレックス アニメ アニメック ギミック項目 シャフト トカゲ ハノカゲ ファンサービスの嵐 ラストは賛否両論 ワルプルギスの夜 傑作or問題作 円環の理 劇団イヌカレー 助けてマルグリート 名前を呼んで! 呪い 哲学 坂本真綾の本気 契約 希望 延期 意志 愛 敵も味方も変な奴 斎藤千和の本気 新房昭之 映画 梶浦由記 涙腺崩壊 特殊レイアウト項目 祈り 神BGM 神作 神作画 神映画 神話 絶望 蒼樹うめ 虚淵玄 虚淵玄の本気 豪華声優陣 運命 集大成 難産 難解 電話 願い 魔女 魔法少女 魔法少女まどか☆マギカ 魔獣


世界は 彼女を

赦さない


出典: 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ワルプルギスの廻天 映画.com
アクセス日: 2026年9月24日 https://eiga.com/movie/94928/photo/
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project


「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ <ワルプルギスの廻天>」とは、2026年8月28日に公開された、劇場用長編アニメーション映画である。
まどマギシリーズ本編作品としては、約13年ぶりの完全新作であり、前作「叛逆の物語」の続編にあたる。





基本情報


種類 内容
総監督 新房昭之
監督 宮本幸裕
脚本 虚淵玄
音楽 梶浦由記
制作 シャフト
配給 アニメック
公開日 2026年8月28日
上映時間 120分


概要


概要

まどかへの想い募るあまり、悪魔なった暁美ほむらが、世界のカキカエを実行した前作から13年ぶりとなる完全新作。シリーズ初となるIMAX版も同日公開されている。
2021年4月25日に開催された「『魔法少女まどか☆マギカ』Anniversary Stage」にて制作発表され、2023年9月10日の特報にて2024年冬公開だと明かされたものの、度重なる延期の末ついに2026年8月にまで伸びてしまったとんだ難産映画である。

「もうやめて!Wiki篭りのソウルジェムは真っ黒よ!」

大ヒットを記念に9月18日からDolby Cinema版が公開され、10月3日からはMX4D・4DX版も公開予定となっている。

あらすじ

長文につき、次章にすぐ遷移したい人は右下のスキップボタンの押下推奨。



とある地方都市・見滝原市に住む鹿目まどかは、
少し引っ込み思案な、どこにでもいる女子中学生。
だが“魔法少女”となって魔女と戦う少女たちの存在を知り、
その戦いに巻き込まれていく。

魔法少女たちが傷つき倒れていく姿を悲観した彼女は、
キュゥべえに「すべての魔女を生まれる前に消し去りたい」と願う。
かくして、まどかは「円環の理」と呼ばれる超常的概念と化し、
その力によって、世界は魔女が存在しないものとして作り変えられた。

暁美ほむらは、まどかの最後の意志を胸に抱き、
魔女の代わりにはびこるようになった「魔獣」たちと戦い続けることを誓う。
円環の理に導かれる日を夢見て、戦い続ける――。
ほむらは魔法少女としての日常をすごしていた。

ナイトメアとの戦いの日々だが、仲間たちとの楽しい毎日。
しかし、日常の綻びに違和感を覚え始め、ついには決定的な事実に思い至る。
それは、この世界にはいないはずの“鹿目まどか”が存在すること。
ここは魔女と化しつつある自分が、まどかとの日常を
もう一度取り戻すために捏造した世界、偽りの空間だったのだ。

魔法少女たちは、その秘密を知りつつ利用しようとしていた
キュゥべえの企みを打ち砕くべく共闘する。
だがそれは、ほむらが魔女と化し、
まどかは円環の理として世界から遊離した存在であることを、
認めるのに他ならなかった。
それゆえに最後の瞬間、ほむらはまどかを失わないために、
神にも等しいまどかを貶める「悪魔」となり、自ら世界を作り変える。

見滝原の女の子たちのあいだで、最近、とあるうわさ話が囁かれていた。
“トカゲさん電話”が、願いを叶えてくれる――この世の呪いと戦うことを引き換えに。
その頃、“ソウルジェムを持たない少女”が
魔獣狩りを行うという、異常事態が連続して起きていた。
ほむらは、そんな風景を悠然と眺め、この世界に君臨する悪魔として、
すべてをほしいままにしていた。――はずだった。

そんな歪んだ日常を終わらせる存在が、突如として現れる。
すべての魔女の始まりの場所――名塚底根(なづかそこつね)、
かつてほむらを苦しめた複数の魔女の集合体――ワルプルギスの夜、
そして、円環の理を求める魔法少女がふたり。
少女たちは言う。「暁美ほむらを許さない」と。

円環の理を失った世界で、魔法少女たちの運命が、再び廻り始める。

出典:「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ <ワルプルギスの廻天>」公式サイト, アクセス日: 2026年9月26日, https://www.madoka-magica.com/wr/#intro



登場人物


主人公

  鹿目まどか  

CV: 悠木碧

「あの…わたし『鹿目まどか』って言います」

ご存知ピンクの女神。今作でも能動的に物語に関わるのは終盤から。
かつて全ての魔法少女を救うために「円環の理」と呼ばれる神にも等しい存在となった魔法少女。だが前作で悪魔ほむらに引き裂かれ、人としての記憶だけを持つ状態に改変されている。
現在は、母のアメリカ出張に伴う海外生活から、3年ぶりに見滝原に戻ってきたばかりという設定。

噴水で寝っ転がりながら水浸し状態のワスに近づかれ急に歯茎をガン見されるわ、自宅に不法侵入されてた挙句即興社交ダンスをさせられるわと散々振り回される彼女ではあるが、狼狽えながらも健気に自己紹介して対話を諦めない真摯な姿勢はTV版から変わらず。こういう献身が誰からも愛される要因なのだろう。

「ほむらちゃん、わたし……みんなを助けに行かなきゃ」

  暁美ほむら  


「あなたの骨を分けてくださいな」

ご存知自称悪魔と化したほむほむ。前作同様、彼女が主体となって物語は進行する。
前作でボロ雑巾になるまでこき使ったキュゥべえを相棒に、普通の中学生としてのまどかを守る見滝原という名の銀の庭と、魔獣退治とグリーフキューブ回収を行いつつソウルジェムを発生させないトカゲさん電話という名の、独自の魔法少女人材派遣システムの運営に勤しむ。

具体的には、冒頭のトカゲさん電話の噂を広めた状態で精神的に不安定な状態の少女のもとにトカゲさん電話ボックスを召喚。願いをダシに電話をかけた相手に一時的に魔力を貸し与え、即席魔法少女として魔獣を撃破させ、キューブも回収。魔獣退治後は少女の記憶を奪って夢オチEND*1、という流れ。

円環の理をはじめ、誰か一人に責務を押し付けることを良しとしない信条を持つ一方、トカゲさん電話の運営・応対はほむら一人で切り盛りするワンオペ体制な上に魔女にまつわる一連の顛末は誰にも明かしておらず、良しとしないはずの抱え込みを自分でやってしまっているというのは、皮肉にも自分の憧れであるまどかと似ているとも言える。

本作では前作にも増して多種多様な衣装を装っており、全部でなんと4種類"以上"。(なぜ"以上"なのかは本編を観てのお楽しみ。)特に、岩本里奈氏がデザインしたアジト服は悪魔的にかわいいと大好評。アジトに着いたらわざわざ着替えてるあたり本人もよっぽどお気に召しているのだろう

そんなこんなで悪魔生活を満喫していた彼女であったが、まどかに接触するワスと戦闘になった最中、さらに2人の魔女っ子の襲撃に遭い敗北。三日天下ここ極まれり
……果たして彼女は、まどかを守り切れるのだろうか? その結末は是非、劇場で確かめてもらいたい。

「私は一人だけに背負わせたり絶対にしない」

魔法少女

  美樹さやか  


「ずっと前、一度はあいつの正体を掴んだことがあるような……」

ご存知まどかの幼馴染にして親友、そして(元)円環の鞄持ち。
性格は前作中盤までの達観したものではなく、TV版同様不器用で繊細な等身大のさやかに戻っている。前作最終盤で見せたほむらへの憤りがそのまま地続きになっていると考えれば自然だろう。

カンの鋭さは相変わらずで、仲間たちの持つまどかの記憶への違和感や魔女っ子達が仲間になった経緯を不自然さにいち早く気づいて共有するも、どうにも納得してくれない。加えて、自分自身に関する記憶も、何者かに記憶を改ざんされているかのように思い出せない状態となっている。
さらに、中盤ほむらと協力して事の真相に迫る場面では、ほむらにポケモン都合の良い道具のような杜撰な扱いをされるなど、本作屈指の苦労人。13年経ってもやはり安定のさやかさんでした……
とはいえ、等身大の14歳らしい苦悩や葛藤を乗り越えた先には、シリーズ屈指のさやカッコいい彼女も拝めるので、ファンは必見。

新衣装のインパクトは他メンツに比べても凄まじく、なんとミイラのように顔面を包帯グルグル巻き。流石に登校中は普通に外しているので、ケガしている訳ではない。ケガしても本人の固有魔法ですぐ治せるが。

「どういうこと? なんであたしに、この文字が……読めるの!?」

  佐倉杏子  

CV: 野中藍

「そこまで開き直るってのも気に食わねぇな 傷の舐め合いみたいで」

ご存知イケメン食いしん坊。現在はミキハウスさやかの家に居候しながら見滝原中学に通っている。学校生活でも魔法少女の仕事中でも、相変わらずいつもポッキーやドーナツを食べている。
魔女っ子達の中では、水上喫茶店で交流を深めた丁香と仲良くなる。

新衣装はマントに沢山のフリルが付いて少女らしさが増した。

安定した衣食住に加えさやかという隣人を得た結果か、過去作の刺々しい性格からは丸くなって能天気な様子も増えたものの、そのイケメンっぷりは変わらない。中盤のあのシーンは応援上映で叫びたくなること間違いなし。

「今のあたしは、一人ぼっちじゃないんでねぇ!」

  巴マミ  


「素敵!眺めてるだけで幸せになれるわ♪」

ご存知おっぱいお姉さん。
大好きななぎさと散歩の最中、遊園地"クマワルランド"を見つけ、そこでクマの着ぐるみを被っていたセルマからチケットを譲り受け遊ぶことに。
なぎさがセルマとメリーゴーランドやティーカップで大はしゃぎする中、自身もランドグッズをどっさり買い漁るほどにドハマリしていて大変ご満悦の様子。
何気にクマカチューシャまで付けている。かわいい。

その他にもスイーツパラダイスで大量のケーキをパシャパシャ写真撮るなど、今までリーダー格として後輩を守るべく我慢してきた反動か、年相応に人生謳歌する場面が多数。ようやくマミさんも肩の力が抜けて何よりである。誰だ「噛じられる側からついに噛じる側に回れた」とか言ってるのは

前作で大ハッスルした分出番は控えめだが、もちろん決めるところはバッチリ決めるので、お楽しみに。

「少し、いいかしら!?」

  百江なぎさ  

「せっかくだから友達になってやるのです」

前作で大人しめだったが、今回は終始大ハッスルの幼女。
毎日マミさんに甘えられる幸せな人生を送れるようになり、素の性格を抑圧せずに済むようになった結果か、本来の無邪気さや豪胆さが全面に打ち出されている。なぎさちゃん→なぎささん

常時天真爛漫で
「楽しいことにしか興味ないのです!」
「考えるのはめんどくさいから楽しくないのです~」
と豪語する快楽主義者。
実際面倒くさくなくて楽しければ何でもOKな様子で、まどかの魔法少女服に酷似した衣装を着たクマのぬいぐるみに向かって満面の笑みでボールをぶん投げてはしゃいでいた。
ただし、最後に映されたクマの着ぐるみに向かってトマトをぶつけるゲームでは、面倒くさくもないけど、楽しくもないという理由でトマトを捨てて退出した。

マミと共に入場したクマワルランドで出会ったセルマとアトラクションで大はしゃぎ。2人は大のマブダチになる。

「そんな娯楽は三流以下なのです!」

魔女っ子

  紫丁香  

CV: 若山詩音

「私たちには希望と絶望があった、それすらも忘れて普通の人間と価値観を共有するなんてをするなんて」

ほむらによって改変された円環の理を元に戻すべく、ほむらを襲った魔女っ子の一人。
緑色のパイナップルヘアに眼鏡をかけている。

見た目の印象通り真面目な性格で、奇天烈な行動をするワスや子供っぽくすぐ遊びに走りがちなセルマにはいつも手を焼いている模様。特に前者に対する評価は
「やっぱ頭おかしいわ、アイツ!」
とド直球である。
一見正反対な人物像に見えるが、実直な部分や魔法少女以外と交流を広げることに否定的な面が共通しているからか、杏子とは馬が合う模様。

生真面目だが決して薄情ではなく、夜の水上喫茶店の輝くステンドグラスの美しさに感動する少女らしい一面も。

「綺麗……」

  セルマ・テレーゼ  


「みんなのためにイエッサー!」

丁香と同じく、ほむらを襲撃した魔女っ子の一人。
オレンジ色のカール巻きツインテールな幼げな印象を残す少女。制服はカーディガン着用。

明るく活発な性格で「誰かの役に立つ」ことを信条としており、友達になりたいと話してくれたマミに大急ぎでポップコーンを持ってきてあげる様子などからもうかがえる。
なぎさとは精神年齢や性格が似ているからか、クマワルランドで特に仲良くなり、スイーツパラダイスで再会した際も豪華なパフェを運んできてあげる程大好きな模様。
一方、まどかに対しては割と雑にお冷を出すなど、若干当たりが強い様子が垣間見える?

彼女のセリフから察するに、このクマワルランドのオーナーはセルマ本人。中学生が運営する遊園地なんて普通では考えられないが……?
ちなみに、このクマワルランド……遠目から全体像をよく見ると?

また、彼女は魔法少女の中では珍しくキュゥべえに好意的。アジトにキュゥべえが侵入した際も
「あ、キュゥべえ!久しぶり~♪」
と非常に上機嫌。*2
果たして彼女がここまでキュゥべえに肩入れする理由は……?

「セルマは誰かの役に立つのがどぁい⤴好きだからね!」

  名前のない上級生 / ワス  


「あなたこそは、私(わたくし)のマルグリート」

「あなたの『愛』はなんて無様で茶番なの?」

本作最大のキーパーソンにして、超おもしれー女

特徴として、顔と胸がほむらに酷似しておる。カールがかった紫のロングヘアに紅い瞳が光るのが印象的。黒いボーダーカチューシャやレギンスも着用。
テイザービジュアル時は本当にクローンほむらレベルでそっくりさんだったが、明らかに似ているものの、別人であることも明確にわかる現在の決定稿に落ち着いた。

一方性格はほむらと正反対で、極めて陽気で積極的。ほむら同様(初対面のはずの)まどかが大好きであり、彼女を"マルグリート"と呼んで頻繁に絡んで行く。当然ほむらからは目の敵にされており、
「鹿目さん、あの女に近づいてはダメよ」
と釘差す始末。(……前作で"まどか"呼びしてたのに苗字呼びに後退しているこの娘のヘタレも大概である)

以下ワス先輩の奇行抜粋
  • 階段状の噴水に仰向け水浸しで寝っ転がりながら登場
  • 唐突にまどかに「マルグリート」とか呼びかけながら当然のように接近
  • 抜き打ち歯茎チェック
  • あくまで潜入目的のはずなのに当然のように普通に登校、しかも見滝原中生徒たちから大人気であり大評判
  • 鹿目家不法侵入
  • 「まあ…まぁまぁまぁまぁまぁっ!」
  • 即興社交ダンス
  • カチコミに来た悪魔の歯茎もチェック
  • 噴水やアジトの階段上など、何かとすぐ逆さまになる。おかげでロングヘアも真っ逆さまに垂れ垂れ(スカートは反重力)
  • その他言動が一々芝居がかっており、やかましい
……これでもほんの一部である。

そんな変人と呼ばざるを得ない彼女ではあるが、誰にでもにこやかな笑顔で接する慈愛深さや、持ち前のオーラから湧き出す圧倒的なカリスマ性はまるで太陽のようであり、名前さえ不明にもかかわらず、他の生徒たちに本心から慕われている。
なんやかんや精神的に一番成熟している点も、魔女っ子達のリーダー格に収まっている所以なのだろう。

「同じ人を愛した者同士として あなたにはほとほと幻滅しましたわ」

まどかの記憶を戻し、円環の理に還そうとした時、食い止めにやって来たほむらと交戦。
まどかを愛する者として、全ての魔法少女を救うという彼女の意志を否定し貶め我が物にしたほむらの行為のことは、度し難いにも程がある大罪だと糾弾。悪魔ほむらの放つ大量の質量攻撃も軽やかにいなす。ほむらが丁香やセルマの援軍に気を取られている隙に彼女の片翼を断ち切ってほとんど完封勝利。しかも劇中の彼女の様子を見る限りこれでも決して本気は出していない。

果たして彼女は一体何者なのか、そして彼女の名前は……?

なお、"ワス"という名前はあくまで設定上の通称のようで、劇中この名前で呼ばれることは一度もない。*3

「ごきげんよう、悪魔様。次に会う時は、その罪を悔い改めることになるでしょう……」

その他

  キュゥべえ  

「いつまでこんなことを続けるんだい?」

ご存知( ◕ ω ◕ )。現在は悪魔のパシリ。一応、ボロ雑巾と化していた前作よりはマトモな待遇で済んでいる模様。
独自の魔法少女システムでソウルジェム発生を未然に防ぐほむらのやり方は、希望から絶望への相転移エネルギー回収を目論むコイツにとっても不都合。当然不満を募らせており、願いをダシに魔法少女にしておきながら、願いを叶えてあげない詐欺まがいのやり方だと非難。

ど の 口 で 言 う の や ら

そんな中、ほむらの襲撃に成功した魔女っ子達のアジトへの潜入が成功し……?

「これは興味深い!」

  少女A  

「アッあのっ! もしもし、……トカゲさん、ですか?」

冒頭に登場したいじめられっ子の少女。茶髪のポニーテールに温和な表情の気弱で優しそうなタイプ。
加えて、マミさんに次ぐレベルでご立派なモノをお持ち。制服の上からは余り目立っていないが、魔法少女服だとはち切れんばかりの膨らみを披露してくれる。担当声優や通話中のつっかえた声も合わせて、芋ジャージのあの娘を思い浮かべた人は数知れず。

リバイバル上映や、公式のトカゲさん電話キャンペーンで公開された冒頭映像のメインを飾っていたため、さぞ本作の主役格として物語を引っ張る役になるかと思いきや……まさかのモブ。固有の名前すら与えられず「少女A」で放ったらかしである。

「名前を呼んで……」
「私が誰か教えて……!」

同級生らしき3人組にカバンを放り投げられ、電子機器やバレエの教科書もボロボロにされた挙句、バレリーナとしての彼女を馬鹿にする態度で立ち去られるという陰湿ないじめの被害者。
当然精神に応えていたのか、ビルの頂上から飛び降り自殺を図ろうとする瞬間にトカゲさん電話が出現し、契約。ソウルジェムを持たない即席魔法少女として魔獣と戦うことになる。誰が呼んだかタイミーちゃん
眼鏡をかけ、旧衣装のほむらに似た装いで、TV版ラストでほむらが用いていたような小型の弓矢をぶっ放しながら、スーパーハイテンションで魔獣達を一網打尽にする。
……格好といい武器といい、創造主の趣味趣向が全開である。こんな風に毎日女の子に自分好みの衣装を着せて眺めているとは実に羨ま……けしからん。この、悪魔め!

でもお胸の方は悪魔様の完パイ……
???「黙りなさい!」バンバンバンバン

バス停留所で夢から覚めた後は、枕として置いていかれたクソデカいトカゲさんの尻尾をぷにぷにして遊んでいた。かわいい。


「こんなにも胸が高鳴る……今ならどんなことだって!」

志筑仁美


「それでも叶えたいほどの願い事って、あると思いますか?」

まどかとさやかの親友。
一緒に登校していた2人にトカゲさん電話の噂を話す。
最後の方では恋人と仲良く登校している様子が映る。

鹿目タツヤ


「ねーちゃ!どったの?」

ご存知まどかの弟の3歳児にしてシリーズの癒し。
ほむらとワスの姉妹喧嘩戦闘シーン後の鹿目家にて、受話器を抱えっぱなしの姉を心配していた。
パパとママは後ろ姿のみの出演で、残念ながらセリフ無し。

中沢

ほむらがワスの名前を探るために生徒名簿を漁ってる際に彼の名簿が登場。早乙女先生共々、残念ながらセリフは無し。
なんとフルネームが記載されている……が、風に煽られる上に逆向きで映るため非常に読みづらく、鑑賞したファンの間でも、結局彼の名前は特定できていない。
名前のない同級生





スタッフ


種類 内容
原作 Magica Quartet
総監督 新房昭之
脚本 虚淵玄
キャラクター原案 蒼樹うめ
監督 宮本幸裕
キャラクターデザイン/総作画監督 谷口淳一郎
総作画監督 山村洋貴
異空間設計 劇団イヌカレー
絵コンテ/ビジュアル・コンセプトデザイン 古川知宏
ビジュアル・コンセプトデザイン 川田和樹
色彩設計 日比野仁
美術 内藤健/草森秀一
磔台美術 梅沢和木
美術設定 大原誠仁
撮影監督 会津孝幸
編集 松原理恵
音楽 梶浦由記
音響監督 鶴岡陽太
アニメーション制作 シャフト
配給 ANIMEC




メディアミックス・グッズ


主題歌

「彼方」
歌:FictionJunction*4
作詞・作曲・編曲:梶浦由記

「祝福」をテーマとし、互いを大切に想い合う二人の心情を綴ったた壮大な歌。単に本作やまどマギシリーズの内容を説明したものではなく、「これからも続くあらゆる"二人"の未来」を描いた普遍的な歌詞に仕上がっている。*5
梶浦氏本人にとっても、子供の頃から「いつかこんな歌が作れたらいいなあ」と感じていた思い入れ深い一曲であり*6、エンドロールでは涙腺崩壊待ったなし。

漫画版

長年まどマギシリーズのコミカライズを務めてきたハノカゲ先生の全編描き下ろしによる漫画版1巻が、9月18日よりまんがタイムきららフォワードレーベルにて発売中。*7
2026年9月現在では1巻のみのため、まだ序盤しか描かれていないものの、美麗で愛嬌のある絵柄を楽しめることに加え、劇中で何が起こったのかわかりやすい作画構成になっているため、既に鑑賞済みの方も復習用にもおすすめ。

グッズ・ノベルティ

本作は多種多様な劇場販売グッズが展開されており、いずれも非常に出来が良く、好評。特に、特装版パンフレットや、魔女図鑑風ハードカバーノートは大人気商品となった。

パンフレットにはTVシリーズ第10話を再現した表紙が施されており、通常時は横たわるメガネほむらだけが写った絵になっているが、特装カバーをかけると、隣にワルプルギスの夜との戦闘後の瀕死のまどかが写る仕掛けになっている。さらに良く見ると悪魔の翼も浮かび上がり……?

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写真は項目作成者による撮影

あえてこのシーンが表紙に選ばれた理由は本作を観ればきっとわかるはず。
なお、特装版と通常版の違いは上記のカバーの有無のみであり、本文の内容は全く同じなので、特装版を持っている人がわざわざ通常版を買う必要はない。知らずに両方買ってソウルジェムを濁らせた人も多数……

グッズ第2弾として登場した魔女図鑑ノートは、丈夫なハードカバーに魔女図鑑表紙の繊細な箔押し加工が施された非常に高品質なA5ノート。中身は全て白紙。もったいなくて使えないという声も多数。絵師なら自作魔女図鑑も可能だが、腕に自信がない人はお絵かき上手の友達に頼んだり、あるいはコミケやサイン会に赴いた際、大好きな作家や役者のサインを書いてもらうのに使ってもいいだろう。
税込み4400円と決して安い商品ではないものの、まどマギファンなら手に持っておいて損はない逸品である。もっとも、人気商品故に在庫が爆速で飛んでいくため入手は困難を極めるが




余談


  • 初回入場特典で、蒼樹うめ先生直々のイラストとサインに加え、監督の新房昭之、脚本の虚淵玄のサインまで書かれた超豪華な色紙が配布されたが、その大きさがおよそ映画の入場特典とは思えないほどデカい。*8カバンに収まりきらない、もしくはカバンを持ってこなかったせいで、クソデカ色紙を抱えながら電車に乗る羽目になったというファンも多数発生する事態に 加えてIMAX版ではA3ポスターまで配布されていたため、クソデカ色紙とポスターを抱えたまま電車に乗る羽目に……



写真は項目作成者による撮影

  • 2026年6月21日に大阪で開催された「ちゃやまち推しフェスティバル2026」の本作のミニステージに、「名探偵プリキュア!」がまさかのコラボ。公式曰く、
    「今回のコラボは、『名探偵プリキュア!』が、『困っている人を助けたい』という想いを胸に、探偵として活躍していくキュアアンサー達の物語で、『まどか☆マギカ』の鹿目まどかたちと同じく”変身してがんばる”お友達だから」という理由でコラボに至ったらしい……*9幸いイベントは魔女が発生することもなく平和に終了したようだが、プリキュアを視聴する子をもつ親御さんには、どうかお子さんがインキュベーターの勧誘を受けることのないよう大切に見守ってあげてほしいものである。
    そういや向こうにも令和の暁美ほむらとか呼ばれてた子がいたような……

  • 9月30日まで、公式サイトにて本編冒頭映像を視聴できる「トカゲさん電話キャンペーン」が実施されており、期間中冒頭映像を約5分間無料で鑑賞できる……*10のだが、同時にアクセスできる人は一人のみという正気の沙汰ではない縛りのせいで予想待ち時間が6桁分になることもザラ。ほむほむコールセンターワンオペの末路





これは、私と 追記 が交わした「約束」

これは、私の 修正 への「執着」

 奇跡に叛逆してでも 
 鹿冥(め)ま殿(ど)かを運命から取り戻す! 



危険と責任を引き受け、この世の呪いと戦える方は……\☎ガチャン!/

最終更新:2026年10月01日 23:22

*1 最終的に契約したことも忘れるため正確には夢オチですらない

*2 丁香は「どうやって入り込んだ!」と声を荒げ、ワスに至っても「その厄介極まりない狡猾さが味方につくなら百人力」と、性格面の評価は否定的

*3 まどかからは単に「先輩」、ほむらからは「あの女」呼ばわり、もしくは「名前のない上級生」

*4 担当ボーカルは鈴木瑛美子(EMIKO)、LIN(リノ)O LEIA(レイア)、貝田由里子(YURIKO KAIDA)の3人

*5 参考:"梶浦由記が語る、『まどか☆マギカ』新作映画主題歌、答え合わせにならないつくり方", Rolling Stone Japan, アクセス日: 2026年9月29日,

*6 参考:https://twitter.com/Fion0806/status/2094646660102271124, アクセス日:2026年9月29日

*7 参照:"劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉 第1巻", まんがタイムきららWeb, https://www.dokidokivisual.com/comics/13593/, アクセス日: 2026年9月29日

*8 幅24cm

*9 "マジでなぜ?なぜ?WHY? 『名探偵プリキュア!』と『魔法少女まどか☆マギカ』まさかのダンス映像公開で理由発表", オリコンニュース, https://www.oricon.co.jp/news/2462838/full/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&ref_cd=jstw003, アクセス日: 2026年9月30日

*10 内容は「叛逆の物語」リバイバル上映終了後のおまけ映像と同一