木刀青年 - ここだけヒーロー訓練校の掲示板@ ウィキ

もう大丈夫だよ、敵は薙ぎ払います

概要

名前：破隠 衝(はがくれ しょう)
身長：176cm
年齢：17歳
性別：男性

イグナイト【撃刀千戟(げきとうせんげき)】

黒い木刀型のイグナイト

折れず曲がらず、ただただ途轍もなく硬い。

単一能力(アビリティ)【衝撃の多重化】

衝撃を与えた箇所にもう一度衝撃を重ねる

更に二度目、三度目と重なるほど威力も上がっていく。普段はラグ無しで衝撃を重ねているが時間差も可能で、戦闘では汎用性がある能力。現在は五重が限界。

性格

見た目はクールだが中身は天然

天然が入っているサッパリとした性格のためか少々ノンデリな所があり、中性口調(だよ、だね)と丁寧口調(です、ます)の混ざった独特な話し方をする。ヒーローに成ろうと思った理由は二つあり、一つはイグナイトとアビリティが戦闘向けだった事、一つはそれが正しいと思ったからである。

備考

生まれてすぐに実の親に捨てられ、物心ついた時には名前が無いまま小規模なヴィラン組織の雑用係としてこき使われていた。そんな中、後に養父となるヒーローがヴィラン組織を摘発しその縁から一家に引き取られるが、数年後の彼の誕生日(引き取られた日)に一家は自分を除いてヴィランに殺され証拠隠滅のため家は目の前で爆破された。……しかし、嘘偽りなく彼はそのヴィランを恨んでいない。仲が悪かったわけでも許したわけでも決してないが、物心ついた時から生きる残る為に、諦観に近い達観した視点を持って世の中の諸行無常、塞翁が馬を考えた彼はいつもはあまり変わらない表情を苦笑いに変えながら「間が悪かったんだよ、仕方がないです」と言った。

彼という人物、性格、その本質とは？

彼の本質とは極限まで削ぎ落とされた、もしくは成長する機会を失った個人である。

──自主性が無いわけではない。

──感情が無いわけではない。

ただ何処まで行っても

希薄で、
　　　　　透明で、

　　　　　　　　　模倣でしかなかった。

彼の自己を形成する要素は数少ない義理の父と母と兄と妹との時間、会話の経験だけである。
それもほぼ受け身で話され続けられたものでしかなく、故にその本性はコピー用紙一枚だけで事足りるほどに薄っぺらく。

天然に見えるのも、ノンデリに見えるのも、サッパリした性格に見えるのも、ただただそう見えるだけ、そう見せかけるだけのペラペラの紙人形(ヒトガタ)でしかないのである。

恨んでいない？

最初から恨む“機能”が無かっただけだ。

諦観に近い達観？

世の中諸行無常？

人生、塞翁が馬？

それ以外の“答え”を知らないだけだ。

それ以外の“答え”を聞けば簡単に意見を翻す風見鶏だ。

それ以外の“答え”を自分で見つけられないただの無知蒙昧だ。

殊更、対人におけるコミュニケーション能力は劣悪を極める。会話が出来ないわけでない。
ただただ、相手と話が噛み合わない。

近年、個人の性格や趣味趣向とイグナイト及びアビリティには相関関係があるかもしれない、という話はよく知られている。例えば火災現場でイグナイトを発現した人間のアビリティの多くは水や氷を生成・操作する物である可能性が高いという。例えば長年続く名門の家系では同一の形状や性質のイグナイトやアビリティが受け継がれているという。この事から意識的・無意識的を問わず自己の認識、願望、理想を汲み取り、読み取り、写し取り、それを形にした物、する物がイグナイトとアビリティなのではないか、と。

もし仮に、この俗説を真とするならば。
衝撃を“多重化”させるというアビリティを発現させた場合の所有者の願望とは……さて

能力

掃除、特に断捨離は得意。