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えーる【登録タグ:2021年 VOCALOID thus 初音ミク 殿堂入り
作詞:thus
作曲:thus
編曲:thus
唄:初音ミク

曲紹介

 どうも、迷子を導くthusです。
 この度は…って書き始めると、何か悪い事でもしたの哉って誤解されて了うかもしれないので、止めておきます…という文章は自己矛盾しています。…そんなことは扨知らず。
 この曲はピアプロさんのパズルゲーム公募その2に応募した曲ですが、落選した今となっては余り関連はありませんね。結構好きな曲なので、寧ろ「落選しろ」とか思っていたという、何とも本末転倒な構え。
 丸4箇月続いた無休の曲作りも病院送りにならず無事済みました(轢き逃げに遭いかけるというXレアイベントに遭遇しましたが)。今日はのらりと爽健美茶を飲み乍ら于を書いています。然し油断をすると直ぐに締め切りが間近に迫って大変な事になるので、事は早めに済ませた方が良いなと噛み締めた次第です。
 あそうだ。「投コメ怪文書P」というタグについて一寸書いておきましょう。「シグレ」で初めてタグが付いたのですが、其以後の動画には粗必ずそのタグが付き、且つ投コメに言及するコメントも明らかに増え、更に当タグが過去曲にも伝染し始めていたので、私の名前のタグと纏める事にしました。二つ名として、有難く拝受致します。
 曲を投稿し始めた2013年当時の第一目標は実は「P名を貰う事」でした。「P名取得頑張って!」と同期に言われた物です。P名を貰う為、意図的に色々仕掛けたのですが、その幾どは続かず自然消滅し、数少ない残った仕掛けが「動画タイトルに『…のつもり』と付ける」ことだったので「付くとしたら『つもりP』とか付くのだろうか」とか薄っすら思っていました。時は流れ、P名取得何てすっかり考えもしなくなって数年、別に仕掛け狙った訳でもない投コメを元に「投コメ怪文書P」という名を頂いたのでした。本当に仕掛けた訳ではなく、私の自然な表現であり、会話もまあ大体こんな感じです。二つ名いうのは、自分の意図しない自分の自然な所からぽっと出て来るんだなと思いました(実際、似た話を幾つか聞いた事があったので…)。「P名取得頑張って!」と嘗て言ってくれた同期とはもう音信不通でお互い何処にいるやら分かりません。私が知る最後の情報では、くも膜下出血になったと聞きました。…あ、同期は無事生きてます。くも膜下エピソードはその本人から直接聞いたので。「搬送中、頭から血を流し乍ら、何度も同じ質問を数時間繰り返していたらしい。覚えてないけど」って言ってました。ご心配なく。
 (若しか、此を読んでくれてるでしょうか)
  • いつも通り、投コメが長すぎる。「轢き逃げに遭いかけるというXレアイベント」については「『±0』」の投コメを参照。
    • また、「投コメ怪文書P」というP名を投コメでついに認めている。
  • いつも通り、難解な歌詞で構成された爽快なポップソング。
  • イラスト・動画もthus氏が手掛ける。
  • わずか2週間足らずで自身初の殿堂入りを達成。

歌詞

(動画概要欄より転載、ルビ追加)

横たわり既に 目覚めは(ろう)して
朽ち果てた家屋 壊れた肖像
影形すらも見慣れぬ身辺
見知らぬ誰かが (ただ)に棲む そっと

変わり映えしないお化けのようにか
貴方は容姿を(とど)めてました
睡眠麻痺から 狼狽(うろた)う僕を
迷子と手に取り 共に行く

見えない 消えない (いぐるみ) 絡まった
茨の針と刺す苦み
立てない 芽が無い この程度が重なって
僕はこんなに脆いかなって

(ただ) 生まれ居ることを (さん)寿(ことほ)
間に抱き上ぐ 三日月のよう
「私はいつでも見守るよ」
「そう、戻れぬ君を(たす)けれるように」

ほら
言葉を通した 温もりが (ただ)
(くさび)を融かせば (きし)りを落として
「非力をどうか厭わないでいて」
「君は私より凄くなるから」

狭間を発ったは いつからだったか
夢で旅続け 隣 保って
手を引き続けた目先の線から
案内されずと前を見ていた

千里の道 見て 彼方(かなた)を次第にか
透明と感じ (はた)見守って
向こう見ず越して 路 外されば
身動きも取れぬ悪場に遭う

しがない 性ない (しがらみ)に心が
(よみ)を読みして壊れそう
尊い (いとけな)い 役 演じ切る末に
(ひび)果つ前に奈落で逢った

今 生き延びたことを (さん)寿(ことほ)
やおらに包んで (きず)を嘆いた
「君が生きていて 良かったよ」
「さあ (つか)れたろうから 添い寝ましょうか」

心に入れ()む 子守唄
いつか眠れぬ夜中が泣き止むように
「変われぬことを 厭わないでいて」
「君はそのままで凄くなれるから」

(ひとえ)の道 万里で狭まっていて
近づく幅は一人だけ
離せない手が 躊躇(ためら)いに指繋いで
髪引く僕を 見透かし()いた

「ほら」
「私の鼓動を鑑みて」
「そして君の祝福で数え満たした」
「途切れる痛みを忘れぬようにさ」
「今だけできる サヨナラをしよう、」

(また) 生き続くことを (さん)言祝(ことほ)
(たくま)初目(ういめ)の面影 残して
「私はここから見送るよ」
「もう、君は私より凄いから」

その言葉で沁み入る 愛情が今
指の一先 震え伝わった
「最後に言うよ 忘れないでいて」
『君は私より凄いから』

「さあ この手を離して お行きなさい、」

「私はここから見守ってるから」
『君は私より凄いから』

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最終更新:2023年12月12日 17:31